生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

死神と旅した9月・前編

丸々一ヶ月続いた推しくんの舞台がとうとう大千秋楽を迎えました。

 

作品としても座組としても本当に大好きになった舞台だったこと、一ヶ月間あちこち付いて回った思い入れもあり、最後は本当にしぬほど寂しくてめっちゃめちゃ号泣してしまった。いやだ…終わらないで…;;

でも来月また別の舞台があるからね、わかっています…舞台俳優オタクの宿命ですよね。生放送でもはよ合流したいって言ってたしね。そうやって推しくんはロスロス言いながらも結局すぐサクッと次の舞台へ切り替えちゃうタイプなので、情緒不安定なおたく、わりと取り残されがち。私はまだまだ沢登くんも徳永くんも祖国様も引きずり続けてるんですけど!?

まあ、それくらいの情緒でなきゃあの仕事量こなせないよね〜わかる〜。

 

ってことで前回予告した通り、せっかくあちこち旅公演に着いて回ったので劇場雑感も含めたまったり旅行記みたいなのを綴ろうと思います。

そういえば色々計画してて思ったんですが、地方遠征と言っても今回よく考えると結局東北以外は全部東京より近くて。こうしてあちこちへの遠征を計画してると、利便性に騙されてるけど東京って実はめちゃめちゃ遠いんだなあと改めて実感しました。

お金を出せば2時間とちょっとでビュンッて行けるし、夜中に長時間バスに揺られる覚悟があれば往復1万以下〜高い時期でも15000円くらいでほぼ日帰り同然のスケジュールで丸一日行ってこれる東京。しかも俳優に限らずとも長年おたくをしてると「東京だけで何かを開催」っていう仕打ちにはホント嫌な意味で慣れすぎているのもあり、もうあまり遠い感覚がないんですが。

まあ普通に遠いんだったなあ、と。

その東京にしょっちゅう行くのが当たり前の趣味って、改めて気が狂ってるなあと思います。

 

めっちゃ長くなるので二回に分けます!そもそも東北遠征、まだ終わってないですしね!(これ岩手のホテルで書いてる)いやー明日飛行機飛ぶのかな〜〜!!^^最後まで波乱かよ!推しくんちゃんと東京帰れた?

そんなわけで、おヒマな方お付き合いいただければ幸いです。

 

 

■東京公演■

まず初日の感想はこちら! 

korilakku.hatenablog.com

 

東京はもう1日、お誕生日公演にも行ってました。

korilakku.hatenablog.com

  

あうるすぽっと初めて行ったけど、池袋と思えないくらい静かで落ち着いた場所にあって驚きました。サンシャイン通りから5分ほど歩いただけであんなに雰囲気変わるんだなあ。

好きな感じの劇場だったけど、劇場のサイズのわりには客席が遠め。最前でもわりとステージから距離があった上にステージが奥まっていたので、役者との距離もちょっと遠かった。あとやっぱ前方フラットなので、座高低いマンは最前以外なら少し後ろの方が見やすいなっていう印象。

開場は30分前なんですがロビーは1時間前から開けてくれて、ラウンジちゃんと営業してくれてるのよかったな。カフェオレ美味しかったです。

 

先にも書きましたが、今回この舞台で地方公演ツアーがあることが発表された時、とにかくこんなこと最初で最後だろうから出来る限り全国ついて回りたい!って真っ先に思って。そうなると暇でも富豪でもないおたくには取捨選択が必要なわけで、東京は今回は多ステは最初から諦めました。珍しく諦められるおたくになった!でも初日と誕生日だけは死んでも行く!って思ってたので初動で取れてよかった。まあ実際始まったら思ってた以上にすごくすごくよくて、東京もっと観たかったなあ…って思ったんですけど、そもそも東京公演自体がわりと短かったこと、9月の終わりまで何度も見るので潔く諦め。

 

そんな東京遠征でしたが、このブログをいつも読んでくださってる方はご存知の通り誕生日公演は台風に巻き込まれなかなかに大変でした。事の顛末は別記事(上記のお誕生日公演記事)に書いてますのでここでは割愛。

 

korilakku.hatenablog.com

前夜はこんな感じでした。

 

のっけからなかなかの大波乱でしたが、無事誕生日公演も見届けられて良かったです。

今回行きたいのがどちらも平日だったので、行き帰り高速バス。しかもソワレのみの初日は行きは昼行バスで行ったのでもうほぼ観劇だけして帰ってくるスケジュールです。

実はこちらも事故渋滞でバスが遅れ気味というトラブルがあったんですが、関西東京間の昼の高速バスは東名江田で途中下車してあざみ野駅から田園都市線に乗るというショートカット裏技があるため、よほどでない限り遅刻することはありません。(ただし江田での判断を見誤らないこと)ちなみに逆方向だと京都深草でバス下車して京阪藤森から京阪電車がこれにあたります。テストに出るよ!

遠征慣れしてる人はご存知かと思いますが、知っていて損はないので知らなかった方はぜひ詳しくググってみてください。

 

台風のこと抜きにしてもいつも以上にタイトで東京で遊ぶ時間もほとんどなかったんですけど、でも短い時間の間にフォロワーさんと会ってお茶したりごはんしたりも出来て、初日を見守れて、一緒にお誕生日マチソワ過ごせて、行けた回数は少ないけど幸せな東京公演だったな〜!

 

 

■倉敷公演■

雨の多かった時期でしたが、晴れの国岡山にふさわしくほんとに綺麗な青空の1日でした。暑かったけど良かった!

美観地区で撮った空の写真があまりにも綺麗で、きっとあの日の空もこんな感じだったんだなあ、とラストシーンを思いました。

 

午前中からのんびり鈍行で行ってゆっくり遊ぼうと思ってたんだけど、二度寝して普通に寝坊したので新幹線で夕方近くについた。クソである。でも岡山人の友人の言葉通り、美観地区言うほど面積なかったので朝から行ったらヒマを持て余していた気も。

東京公演から中1日での岡山、そしてそこからさらに中1日での愛知というスケジュールで、せっかくの地方だけど推しくんは楽しむ暇あんのかなあ…と余計な心配もしてたんですが普通にメシ満喫して散歩してたみたいで何よりです。っていうかマジで美観地区思ってたよりめちゃめちゃ狭かったし、推しくんが現地で歩いた場所も入った店も特定する気とか全くなかったのに普通に歩いてて秒で見つけてしまったので、予定通り午前中に倉敷入りしてフラフラしてたら遭遇してた可能性普通にあったなと思ってビビりました。むしろ寝坊して良かったかも知れない。プラベの推しに遭遇したくないマンです。

それはともかく推しくんの食べた白桃のタルト普通に食べたくて行ったら完売してた。あとカフェの斜め前に推しくんの入った蕎麦屋があって、近場ですませすぎやろと思った。

 

ちなみに私はこちらのパフェを食べました。残念ながら白桃の時期はギリ終わってたけどめちゃくちゃ美味しかった〜〜

くらしき桃子-倉敷美観地区でフルーツと出会う-

 

劇場は、良い意味で地方都市の綺麗な劇場って感じで雰囲気良かったです。地元の某ロームシアターに雰囲気似てたかな。

劇場併設の喫茶店の手際が死ぬほど悪くて、ムカついたというよりは「ああこんなに人が来ることがそもそもあんまないんだろうな…」という気持ちになった。あと物販めちゃめちゃ並んでてビックリした。あうるはもう多ステおたくが多かったのか中盤でも物販ガラガラだったから、当たり前だけど今日初めて見る人が多いんだなあとなんだか新鮮な気持ちに。

推しくんのファン(っぽい人)もそれ以外も含めて客層も東京とだいぶ違ったし、地方で舞台の公演やるってこういうことなんだなあってしみじみ思ったりしました。わが町に有名人がやってきた!見に行くべ!みたいな感じの人が多かった。

始まった途端に「ハギー!!」って叫んで、作中でもヘンなとこで突然拍手する謎のオッサンがいたんですけど、のちに愛知のアフトでdisられててめっちゃ笑った。(笑)やっぱ演じてる方も気になったよね!?www ああいう、なんていうか携帯の電源とか前のめりとか以前の話の一般演劇の暗黙の了解的なマナーわかってない人ってどうなっているんだろう…何と間違えてんのかな…歌舞伎…?

ラスト前の暗転で結構な拍手が起こってしまったのも、初見だからどこで終わるのかわからないってのを差し引いても演劇自体を見慣れてない人が多いんだなって印象でした。(なんとなく、原作知らなくてラストっぽく見えても多分まだ続くなってのは演劇慣れしてると初見でも雰囲気でわかるじゃないですか?)

ただこういうの東京や大阪だったらブッこ●すぞって思うんですけど(物騒)、なんとなく「まあ普段お芝居見ない人たちなんだろうな〜見にきてくれてありがとね!次から気をつけてね!」って謎目線ながらもなんか微笑ましい気持ちになるのは、地方公演ならではだなって思います。

 

岡山からよく東京大阪に推し事に出てくる友人がいつも大阪公演後にわりと余裕で帰っていた印象だったので正直余裕ぶっこいてたんですが、倉敷岡山間の移動も含めるとかなりタイムアタックでした…。倉敷駅までめっちゃガンダしたのに、猪との接触で電車が遅れてて最終ののぞみに乗れなかったオチ、悲しすぎた。結局新大阪行きで帰って新大阪からJRでしたね…まあ若干その方が安いっちゃ安いんだけど帰りがめちゃめちゃ遅くなるからさ…あと倉敷ガンダした意味とは…。

 

 

■愛知公演■

比較的近場なので、行きも帰りものんびりこだまでぷらっと。でも何も考えずに帰りの新幹線もぷらっとこだまで取ったら、思ったよりタイムアタックになってめちゃめちゃ焦った。今回こんなんばっかりですね!

あくまで個人的になんですが、往復で諭吉を生贄に出さないと1時間以上かかる地域からを「遠征」と認定しています。ので、片道1時間切るには新幹線しか手段がない名古屋はギリ遠征です。

 

ところで名古屋駅エスカにあるえびどて(http://www.ebidote-shokudo.jp/)が大好きで名古屋を訪れた際は時間があれば必ず行くんですが、なんとこの日ピンポイントで年に三日しかないエスカ全体の休業日でした…かなしい…。

仕方ないので名鉄矢場とんに行ったら、エスカが休みなせいでめっちゃくちゃ混んでて危うく味噌カツ食っててマチネ遅刻するところでした。でもまあ名古屋メシは食った!矢場とんは東京大阪にもあります!知ってる!

 

名古屋の劇場は舞台がめっちゃ近くて、確か五列目とかだったんだけど今回の公演ではあうるの最前の次くらいに演者が近く感じてビックリしたんですが、それは演者側もそうだったらしくアフトでラサールさんが言及されてました。一番最初に「おい阿久津!!」って出てきた瞬間に内心で(近ッ!!)って思ったらしいwww

愛知のお友達が観にきてくださって、短い時間だけど会ってお茶も出来たし嬉しかったです。東京でも観てくださった人何人もいらっしゃって、どうしても舞台って強くはおすすめしにくいんですけど、推しくんのファンってわけではないお友達に推しくんの演技を観てもらえるのほんと幸せだなあと思います。

それに、これは私もそうなんですけど、都民でもない限りは推し以外の舞台とかライブって、観に行ってみたいなとは思っててもよほどじゃないと足を運びにくいじゃないですか。チケット代はともかく推し以外のために遠征費まで払うのはセレブでもなきゃなかなかにハードルが高いというか。だから、今回のように色んな地域に行ってくれると、色んな地域のお友達におすすめしやすくてそれもすごく良かったなあ。

 

帰りに駅で買ったういろう美味しかったです。ういろうは好き嫌いの差が激しいんですが、おもちみたいにみょ〜んと伸びるくらい柔らかくてわりとしっかり甘いやつが好きです。おすすめあったらマシュマロかお題箱にでも情報歓迎しております!

 

■兵庫公演■

出た!阪急中ホール!

去年オーファンズで行ったのでなつかしさ。わりと若手俳優の絡んだ一般演劇よくやってる気がします。関数ドミノもここだった。オーファンズの時はプレをクロークで預けるという仕様でビビッたんですけど今回はちゃんとプレボ設置されてました。w

沿線なので、神戸オリエンタル以上に遠征感はゼロです。なんなら個人的には梅田以外の大阪より便利なので…というわけで旅公演という意味では特筆すべきことはない。

キャスト先行でこの会場のみなぜか2階席で当初キレ倒してたんですが、実際行ってみるとまあ距離はそこそこあるもののめちゃくちゃ観やすかったし、双眼鏡使ったらむしろ一階席よりセットの細かいところまで全部見えてめっちゃ面白かったので、結果オーライだけど1公演くらいは2階席で見れてよかったな!

 

死神から話は外れるんですが、このあたりから推しくんがスキマ産業で色々ぶっこんできてスケジュールも情緒もガッタガタになりました。愛知と兵庫の間にがっつりした接触(ツーショチェキ)ありのイベ2回挟んでるっていう。ほんとはその間にあったよしもとの舞台もめっちゃ行きたかったんですけどさすがにそこまで休みが取れず、てか東京のリリイベすら日帰り必須になってしまったのでせめてぷらっとこだま崎陽軒のしゅうまい弁当を食べながら帰りました。このあたりからかなり情緒不安定になっていた気がする。

 

 

ではでは、今回はこのへんで。

後編の東北シリーズに続きます!