生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

2019推し以外の舞台

こんにちはわたしです!

12月ですね…………えっもう12月!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?(椅子から転げ落ちる絵文字)

 

毎年この茶番やってますけど、いや茶番じゃなくてマジなんですよね…元々カレンダー関係ない仕事をしている上にかなりバリバリで本出す側の同人活動をやっているオタクだったので一般人に比べるとかなり1年過ぎるの早いなって感じで生き続けてましたが、ここ数年は加齢に加えて固定の推しがいるのでほんっっっっと早い!!

そもそも遠征が日常の地方民オタク、現場のための手配がギリギリには出来なかったり、この界隈チケ発が遅くても2ヶ月〜下手すると半年前に終わってたりするので(av●xお前のことだぞ)この支払い控えの発券はいつで…このチケの当日はいつで…あっ再来月の交通の手配しなくちゃ…とかやってたらいつの間にか2ヶ月3ヶ月…そして1年経ってるんですよねえ大袈裟でなく…。 

 

そんなこんなで今年ももう終わりに近づいてます。松ステ以降の今月の推しの登壇現場は諸事情でおやすみしたのとステフェスは普通に外れたので、板の上の推しは先日の松千穐楽で納めでした。が、今年はなんと〜〜ド年末にカレイベがあるんですよ!!憧れのカレイベ!!推しに直接「良いお年を」って伝えられる嬉しさ〜!!憧れの接触推し納め!!

 

そんなこんなで推し事納めはまだなのですが、今年の総括その1ということで、今年観た推しくん以外の舞台の話でもしようかなという回です。

 

 

ミュージカル刀剣乱舞〜三百年の子守唄〜 再演

えっこれ今年だっけ!?ってめちゃくちゃビックリした。

サービス開始前からのゆるい審神者なのと、界隈で一番仲良しの親友が刀ミュの女なので毎回チケ全面協力&地元公演でスケジュールが合えば連番って感じで、生観劇数回LVか配信も含めると全作観てます。前回のみほとせが好きだったので再演も出来たら一回は行きたいって言ってて、幸い地元が取れたので行ってきました。大筋が変わるわけではないけど結構初演と解釈が変わってたなあと思います。今回の方が私には物語がスルッと入ってきやすかった気がする。初演見た時は石切丸の気持ちがいまいちよくわかんなくて、わりと見ててイライラしたんですよね。でも再演はすごく彼に寄り添えた。ほぼ同じ脚本なのに不思議だなあ。あと、村正がヒトっぽくなったなと思いました。なんだろう、彼の苦悩がよりわかりやすいお芝居になってた…まあそれはおそらく葵咲への布石だったのかなとのちに思うわけですが。

物吉貞宗は原作のうちの本丸で推し刀というかローテーション近侍のうちの一振りなのですが、死ぬ時は物吉くんに「よく生きられましたね」って言われながら死にたいと思います。

 

舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE

大げさでなく、黒子のバスケは私の人生の一部と言っても過言ではない作品のひとつで、全てのコンテンツで「終わり」を見届けてきたのですが、ついに舞台も終わってしまいました。今回本当に死ぬほどチケット取れなくて、私自身段々オタクとしての気持ちと活動が推しくんを追うことに寄ってたのもあって、あまりに取れなさすぎてもういいよ…って思い始めてたのですが、なんとか最後に一般で1公演取れてシリーズ全作品生で観ることが叶いました。

私は火神と黒子のコンビ(オブラートに包んだ表現)がめちゃくちゃ好きで思い入れが強い故に、ステが決まった時、けんしょー先生が黒子くんを演じること個人的には反対派でした。絶対にいやだ!とまでは言わないけど、私は2.5次元歓迎派だったからこそ舞台では舞台の「新たな火神と黒子」の関係性を築いて欲しかったんですよね。

でも今では、黒子くんは一人しかいないし彼で良かったって思います。そして最後になってご本人も同じ事に悩んでくださってたと知って本当に嬉しかった。

ずっとずっと黒子くんを大切に演じてくれて、ありがとうございました。

 

MANKAI STAGE『A3!』SPRING2019

推しが出ないので私はLVでいいかな〜〜と思いながら友達のチケ取りを延々手伝っていてあらためて取れなさに震えたりしていたのだけど、ありがたくもフォロワーさんに1公演譲ってもらえて生観劇出来た。エーステは本当に観たあとの多幸感がすごいんだよね…。色んな2.5もそうじゃない作品もそれこそ数え切れないほど観てきたけど、観劇後の多幸感という意味では右に出るものはいないってレベルで幸せになれる。

ただ多幸感がすごすぎてあまり細かいところを覚えられないので、やっぱ推しが出てたら複数回は観たいと思う作品だなって思いましたチケ取れないけど…。

ちなみに夏単は普通に取れなくてLVで観たんですけどあれも生で1公演は観たかったな〜!秋は1公演は観ます!

 

舞台『家族のはなし PARTⅠ』

今年全く同タイトルの界隈若手俳優の出てる舞台があったのでまあまあ紛らわしいんだけど『PARTⅠ』とついてるオリジナル舞台の方です。色々あって今は完全な茶の間だけど二十数年来応援している別界隈の推しこと某くさなぎくんが地元で主演のロングランやるっていうので、数公演チケット取って仕事帰りに気軽にフラフラと通いました。都民は普段からこういう観劇スタイルが出来るんだな〜と改めて羨ましさを新たにしたり。前回チケット取ってた「道」は結局推しの現場と被って手放したので数年ぶりのくさなぎくんの舞台だったんですが、出演者の層がというだけでなく色んな意味で慣れた推しくんの現場と違って面白かったな〜。何より客席があまりにも動物園で…すごかった…。松とかエーステとかよくマナー学級会開かれてるけど、オタクのマナーの悪さなんて観劇慣れしてないパンピのそれには敵わないですよ!(敵われても困るが)お話は、特にめちゃくちゃ感動するわけでもなければめちゃくちゃ面白いわけでもないんだけど、それは決してdisではなくて、なんかその感じが「良い」と思える不思議な作品だった。くさなぎくんのお芝居やっぱり大好きだなあって思った。
あと久々に見た小西真奈美ちゃんがはちゃめちゃに可愛かった…天使…でも結構いいトシのはずだよねおいくつだっけ…と思ったら41でビビリ倒した。
PARTⅡやってくれるのかな〜

 

舞台「銀牙 -流れ星銀-」〜絆編〜

今年推し出演外の舞台の中で、配信やLVで観たものを含めてもダントツに良かった!原作のオタクBBAとしても本当原作へのリスペクトがすごくてめちゃくちゃ感動したし、俳優たちの熱演も最高でみんなかわいくて続編あったら絶対行きたい〜!ほんと最高だった…!

最初に舞台化発表された時は嘘でしょwwwwwってなったもののビジュアル出た時点で「思ってたよりマジで取り組んでいる…これは色物舞台ではない…」と震えたんですが、期待以上でした。もうみんな正しく動きが「犬」なんだよね。稽古から本番中に骨格が変な風に固まったって言ってる人もいて、みんな腰痛めてない?と心配になったりもした。

私の原作の推し犬(と書いて漢[おとこ]と読む)はジョンさんと赤目さんなんですけど、どちらもキャスティング時点で解釈が合う〜!!っていうかこれここで言ってもアレなんですけど、舞台化発表された時点で私「赤目さん出来そうな若手俳優なんてあらやんくらいしかいなくない?」って言ってたんですよマジで。ドンピシャで持ってくる!?キャスティングが天才。

ジョンさんも赤目さんも最高だったけど、舞台だと甲斐の三兄弟がめちゃくちゃ可愛くて…!

古い作品で幽白のような女子人気が高かったわけでもないので、やはり作品のクオリティに対していまいち振るわなかった印象なんですけど、観た人はみんな絶賛してるので配信とかあればぜひ見てほしい…

個人的に、黒ステが終わってしまった今推しくんが関わってない作品中一番続編楽しみにしてると言っても過言ではないので続いて欲しいのじゃ!いや推しくんが関わってくれても全然いいですけど…合うキャラがいるかはさておき。だって推しくんが出てくれたら合法的に通えるからさ〜(合法的に通えるとは)

 

KYOTO SAMURAI BOYS〜起〜

以前もチラッと語りましたが、地元でネルケくんがやってる実験的常設企画。発表された時から気になりつつプレビューには行く機会がなかったんですけど、ネルケハで募集してた本公演ゲネ&杮落としイベントに当たったのでノコノコ行ってハマりました。

特にファンサ厨でなくても生活に疲れた女なら推しではない(=責任も病みも伴わない)イケメンのファンサをただただ無心に浴びたい気分の時ってあるじゃないですか(そうか?)。そんな時、3800円で気軽に浴びれるイケメン軍団の爆裂ファンサという名の合法シャブです。

勿論それだけでなく、小さい小屋ながら実験的な技術をたくさん使っててテーマパーク内のショーとか好きな人は絶対楽しいよ!演出がヒプステの植木さんなんですが、ヒプステで最新技術みたいに言われてた演出、実はちょいちょい「これサムボで見た!」という進研ゼミ状態だった。

本公演になって知らん間に「〜起〜」とかついてたのと、予定では1年間の企画らしいので多分3ヶ月おきに起承転結ってやるのかなと予想してるんだけどどう?だとすると年明けから演目変わりそうなんですよ…年内にもう一回くらい行きたい…。23から新曲披露だしどっかでなんとか予定押し込めないかな…!

 

THE BAMBI SHOW 3rd STAGE

話題のザワにエピゼロから関わってると思ったらいつのまにかLDH所属になってた増本さんのライフワーク的コントプレイ舞台。2ndに推しくんが出てて今でも心に強く残ってる作品だし、3rdは推しくんの身内枠のあさてぃがゲスト主演だしチケットとりました。

前回と同じく一応シリアスめの大筋みたいなものがあって、それ以外も含めて全てのコントの登場人物がどこかで繋がってるというのがあとでわかる設定はほんと秀逸。クソくだらないコントの登場人物が実はめちゃくちゃ重い設定だったり。でも今回はシリアスな大筋も「家族の愛」みたいなのがテーマだったんで、全体的にホッコリした作品だったなあ…と思ったら推しくんも同じこと言ってて笑った。俺の時もっとドシリアスだったのに!とちょっと不満そうでw そうよね前作は推しくんもオタクも情緒めちゃくちゃになったもんね…wでもだからこそ今でも刺さって抜けない棘みたいな作品なんだよね。

前作の2ndが冒頭でいきなり推しが死んで「死んだそのあとの話=死後の世界での彼の人生」がストーリーのメインだったのに対して、3rdでは死んだおじさんの霊たちが自分らのお墓の前で会話するコントで「天国も地獄も実際には存在せえへん」的なセリフが出てくるのめちゃくちゃ震えた。2ndの出演者が多いことやゲスト主演枠が推しくんの身内なのもあって正直ちょっと沢登くん(前作の推しのメイン役)の片鱗くらい感じられたらいいなっていう気持ちもあったんですけど、それどころか存在自体を、前作の物語そのものを全否定されるのすごくないですか!?しかもそのセリフのやばさは2ndを観てる人しかわかんないんという。あれ絶対意味あって入れたセリフだと思うんだよね…すごい…。

推し以外のために遠征するのはなかなか難しいんですけど、円盤にならない作品なんで次があったらまた観たいです。

 

 ※ ※ ※

 

あれ…こんだけしか観てないっけ…?

まあLVや配信も含めるとなんだかんだ年間勿論もっといっぱい観てるんですけども。

というか逆に言えばこれ以外は生で足運んだの全部推しの出た舞台だったんだと思うと、今年もよくはたらきました…という気持ち。推しくんがね。笑

 

さて冒頭でも書きましたが年内はカレイベを残すのみです。それもあってステフェスあんまり必死じゃなかったんですけどね!だってなんか一対一の接触で推し納め出来るならそれが一番じゃないですか。まあこれが12月前半とかならさすがになんとかしてステフェス行けないか頑張ったかもですけど、そもそもただでさえ当たらないのに推しが二次先行からの後出しで、挙句一般発売が鬼滅と被ってるとか推しくんのオタクに正攻法で来させるつもりないじゃん。

2年間行ったけど正直色々あって老体にはわりしんどい現場なので、二次全滅して譲渡も異種交換か高額転売ばっかで今年はもうLVでいいや〜と思ったらスッと気が楽になりました。

 

来年の目標は「ゆるおたになる」なので良い布石だ!

ショウマストゴーオン、とは限らない〜おそ松さんonSTAGE3

こんにちは私です。

 

尼崎通いが終わり絶賛体調崩して寝込んでましたが元気です。(盛大な矛盾)あと某鬼のなんたらのチケあまりに取れなさすぎて心が死んでますが元気ry某年越しのフェスに一次先行終わった段階でぶっこまれてキレ倒してますけどry

いやマジでぶっ●すぞavex(伏せない)

 

 

 

そんなわけで始まってました、おそ松さんオンステージ3。

色々あるけどまあたのしい!!!

なんだかんだ言って推しのオタクとしての私にとって原点であり、初期ほどの情熱はなくなったものの原作はずっと大好きなアニメであり、なので実家のような故郷のような安心感があるんですよね。

 

大きい方のライブの解禁もあり、コンテンツとしてはまだまだ盛り上がってるしそもそも特にラストと明言されてるわけではないけど、初演からの松ステのファンとしては少なくともSIX MENS SHOW TIMEのカタチとしてはそろそろ難しいかな…今回でラストかなあ…と思いながら通ってます。

そう思う理由はまあ色々あるんですけど…一番は、松ステが始まってからこれまでの3年間で時代が大きく変わったことかな。松ステは「そもそもがオタクしか見てないようなアニメを原作とした2.5次元の舞台」というかなり限定された摂取環境だから許されていたであろうネタのカタマリみたいな作品です。でも、そういうものにまで難癖を付ける人たちの声が、ここ1〜2年で昔に比べて圧倒的に大きくなりました。それ自体が悪いこととは思いません、女性の権利は昔に比べてよくなったと思うし。でもいろんな芸人さんがライブでしか出さない、不特定多数が視聴するテレビでやったわけでもないのに不謹慎だとか差別的だとかで頭を下げてネタを封印したりしてる世の中で、松ステのやってる下ネタ満載のナンセンスギャグってやっぱり昭和の感覚の延長なので、正直そろそろ限界かなと思うところがある。つまらないという意味ではなく、私は好きなんですけど…。

そしてイベント程度の日数ならともかく、あのメイン12人全員のスケジュールを「一定期間の舞台」という形で拘束するのはいい加減難しいだろうこと。

あとはまあ…主催のエryの最近の金のかき集め方がマジで末期感あるな…っていう…。なんか目の前の現金に必死な商売してるんですよね、あからさまに。天下のエry様のはずなんだけど経営心配してしまうレベル。これは推しの関わる別コンテンツでも感じてたことですが…

 

と、まあそんな色々あって背水の陣みたいな気持ちで挑んだ現場ですけど、内容が内容なので始まれば普通に楽しいです。

でも2日目のマチネがある意味一番楽しかったな〜!www

 

2日目マチネ、知ってる人もいるかと思いますが、私の推しのオタクとしての数年だけでなく、さらにその前も含んだ長い長い観劇人生でも経験したことのない、初めての事件がありました。

松ステはだいたいいつも(細かいアドリブはさておき)一部のコント等の脚本が2パターン用意されており、それを回がわりで交互にやります。今回はゲネには入れなかったけど、前回ゲネ見た感じゲネは初回と同じ本をやるので、初日見た時点ではどこが回がわりなのか客にはわかんないんですよね。

そして過去2回必ず回がわりだったいわゆるアバンタイトルにあたるOP前コントが今回はなかった。

そんな感じなので、初日ソワレの初回公演を観た翌日の2日目マチネ、どこが回がわりかなあ〜とワクワクしながら開演。

今回はなんと、OP自体が2パターンでした。

松ステ2のOPと同じ君子危うくが始まってびっくり。初日はとにかく夢中で内容はっきり覚えてないまでも、あれ?確かに昨日ははなまるぴっぴだったよな…!?もしかしてOP自体回がわり?と大興奮…も、次の瞬間なんか違和感。

違和感の正体にはすぐ気付いた。背景のセットが真っ白いんです。つまり、マッピング投影が一切ない。

最初は曲が違うから今回は君子の方はこういう感じなのかな…?と思ったけど、出演者の名前がここで出ないのはおかしいのと、一松が登場する時にいつもマッピングに映るでっかいネコの動きにリアクションする(尻尾にじゃれたり驚いたり)んですが若干戸惑いながらもその動きを「してる」んですよ。背景が真っ白なのに、ネコチャンがいるはずのリアクションをしているの。この時点で、ああこれやっぱマッピング投影出来てないな、事故だなーと気付きました。

更にそれを裏付けたのが、そのあとコント群が始まる前に壮大な音楽のあとに松野家のセットに「おそ松さんの一年」っていう総合サブタイみたいなのが初日は出たんですが、これが出なかったので、あっこれ完全に投影ミスってんなと。

でもそのあと、普通〜〜に初日と同じ正月コントが始まったんですよね。なので最初は、あ、たいしたことないのかな?すぐ治るのかな?と思った。一発目のコントは喜劇ノリの松野家ネタでマッピング使わないので、その間に調整できる程度なんだろうなーとそのときは思いました。

コント中はそんな感じでしばらく忘れてたんですが、コント終わり近くでお父さんが長男の繰り出した技を跳ね返すシーンがあって、ここで確かに初日にあったはずのそのエフェクトが出なかったんですよね。それで再びあれ?今日は調子悪いな?撮影入る日じゃなくて良かったね〜と思いつつ…

と、次のF6の節分コントが入りのSEだけ入ったあとなかなか始まらない。ここでいよいよあれっ今日これやばいんじゃないかなと思い始める。……と、本来ならF6が板付きで照明が上がるはずなのに、何故か客電ごと場内が明るくなる。流石に初日を知らない人でもおかしいことに薄々気付いてざわつく観客。

そこになんと、ヒョコヒョコと推しが1人で出て来ました。(笑)ダブルミーニング推し。推しが演じる推しキャラのチョロ松くん、が一人で出てきて、0番で頭を下げる。

あーこれ中止かな…と思ったら。

 

「すみませんちょっと諸事情で…申し訳ないんですが、30分だけ時間をください!!!!!」

 

えええwwwwwうそでしょwwwwwww

チョロ松くんがあれがそれしてまして…みたいな雑な説明(になってない)をした後「まあここにこうして僕が一人で説明に出てくるということは、やはり僕が一番常識人……」と言いかけたところで長男が「俺もいるよー!!」と飛び出して来て「機材トラブルです!!」「あっ言っちゃうんだ」「というわけで僕たちに30分時間をください!!」「そのくだりさっきやったよ」みたいな漫才を繰り広げた挙句「30分後に、もう一度頭からやり直します!なのでさっき見た!と思ってもちゃんと笑って下さい!」って言ってなんかわちゃわちゃして去って行きました。www

そしてグダグダな雰囲気のまま始まる30分休憩……www

いや、そんなことある!?wwwww

すごい貴重な体験だったし、完全イレギュラーアドリブの速度漫才観れたのめちゃめちゃ得したし別に元々マチソワ予定で急いでるわけでもないし、で別に全然私はむしろラッキーなやつだったから良いんですけど、いや、でもそんなことある!?wwwwww

 

舞台の世界って、基本ショウマストゴーオンが合言葉じゃないですか。何があっても芝居は止められない、問題があれば板の上にいる人たちがなんとかする、そういう世界。これは元々演劇好きだから前から知ってた理念だけど、A3でも散々出て来た概念で。それすらどうしても無理な場合はむしろ、普通は中止になると思う。同じ大きな機材トラブルの記憶だと確か髑髏城の月でステアラがトラブル?で中止になった回があったと記憶してるけど、あれは開演前に中止が発表されてましたよね。

 

でも松ステに限っては、ショウマストゴーオンではなかった。w

あとで考えたら、もう頭から明らかにトラブッてたんだよ。(笑)OPで止めろよ!www 普通に「これ出来るんじゃない?」で途中までやった挙句に「ごめんやっぱ無理だわ!このあとのコントからはちゃめちゃにマッピング使うんだったわ!!ちょっと直すから客はそこで待っててくれよな!!」って、ほんとそんなことある!?www(3回目)

 

たぶんこれがシリアスなお芝居ならこうは行かなかったかも知れない。でも松ステならまあこういうこともあるかなーと思っちゃうんだよなあ。wいや、ダメなんだけど!金取ってる以上あってはならないトラブルなんだけどね!?これが原因で最後まで見られなかった人もいるだろうし(マチネとはいえ実際途中退席結構いた)。でもなんか、松ステなら仕方ないな〜みたいなゆる〜い空気が客席にもあって、誰一人怒ってなくて、みんななんだよこれwwwって笑ってて、そして30分の休憩の間にトイレ行ったり外でお菓子食べたり席でお喋りしたり仮眠したり自由にし始めて、ああこれ松の現場だなあ〜と思いました。w

20分ほど経った頃にマッピングのテスト投影が始まって(客入れたままwww)成功するたびに拍手と歓声が起こり始めて、なんかズレたりしたら「頑張って!」ってマッピング応援上映みたいになってたのも面白かったな!w

最終的にたぶん40分くらいかかったんだけど、長男が出てきて3分後に始めます!って言って普通に1からやり直し。ちゃんとOPからマッピングがありました。(笑)

チョロ松くんが盛大に滑って「…今のは無かったことに」って言うところまでがワンパッケージのネタがあったんだけど、これさすがに同じこと2回やったせいで結構ウケた上に拍手まで起こっちゃってチョロ松くんが苦笑いで咄嗟に「今日はなんだか調子がいいな!」って言ったの笑った。この流れのせいか、だんだんそこで普通に拍手起こるようになってしまったんだけどwこういう本来の脚本無視した流れが出来てきちゃうのも松ステならではだなあ。

 

とにかくほんと貴重な体験をしました!

まあ2度とないに越したことないんだけど、なかなかあの30分強をあの日のあの回を観た観客だけが共有した感じ、不思議で面白かったです。

ちなみにたぶんこの影響でソワレも10分ちょい押しました。今回の松ステ、休憩なしの2時間半でいつもより長めなので何があっても良いようにトイレは済ませておこうね!(?)

 

そんなわけでのろのろブログ書いてたらもう今日は舞浜初日です。今回西東のステージの構造が全然違うのもあって、舞浜もどうなってるかめちゃ楽しみだな〜!

ちんちくりんデカ、略して…

こんにちはわたしです!

 

前回のブログから結構経ってました。ご無沙汰しております。

と言っても前回のはバディの初日の話だったから、推しくんの舞台としてはまだ最新の話なんですけどね。今年は去年の大嘘つきと違って、念頭に言ってた通りわりとまったりしてる印象だなあと11月になってしみじみ思うんですが、私が現場に行った回数は現時点でもう去年より多いんですよね…なんで?

 

前回のブログのあとどうしてたかというと、そのままバディに通い(それはそう)終わった翌週がイタリア旅のファンミで、その数日後推しの出てない舞台を観に東京行き一旦地元に帰って1日仕事してから翌日また東京行って学祭トークショーという、まあいつも通りわりと気が狂ったスケジュールで過ごしておりました。もうほんと推しの舞台がないからって別の舞台の遠征入れるの極力やめたほうがいいなって気付いた…舞台はとても楽しかったんですけど…。推しの舞台がないってことは単発の現場突っ込まれやすいってことなんですよねえ。そりゃそうだ。全通厨じゃないオタクからしたら正直「舞台やってて自分が行ってない期間」が一番平和なんだよな!

そもそも遠征民にとって単発の現場が一番めんどくさくないですか?9割東京でやる上に1日のみ1時間程度の現場のために遠征しなきゃならず、しかも情報自体が舞台よりかなり後出しされる上に某メイト絡みのリリイベとかだと数日前まで当落がわからなかったりしてマジで某メイトはクソ。何がメイトだよ、お前なんかと友達になった覚えねえよ。おっと某メイトの悪口になってしまった。

 

ところで今チケホルにチケットが一枚もないんですよ!本格的に追いかけ始めてから初めてかもしれない……?と言っても現場の予定がないわけではなく、直近の現場が電子チケで、月後半から始まる舞台がいまだに発券開始がきてないからですが。さすがに発券から初日まで半月切るのは遅すぎない…?現場が決まってるのにチケット一枚もないのほんと不安だからやめて欲しいんですよね…あと誰と交換して誰と連番するかとかも一応ちゃんとメモってはいるけど、発券遅すぎると忘却しちゃってほんとにこのメモあってる…?って不安になるのでさっさと受け渡しさせて欲しい!

 

 

のっけから愚痴で始まりましたが、忘れないうちにエヴリィBUDY!!の感想を書きにきました。

今回のタイトルは毎回違うレイジさん→ショウちゃんへの1度目のあだ名つけの、確かこれ千穐楽かな…?のやつです。私が濁してるのではなく実際にレイジさんが「略して……」までしか言わなくて、ショウちゃんが「略してなんですか!? 略して!! なんですか!?!?」って詰め寄ってたやつですけどこれ略したらアウトすぎるwでもこれ一番好き。かわいいですよねちんちくりんデカ。略してち(規制)

 

まあストーリーは単純明快!勧善懲悪!って感じなので、正直なところ感想は、なるほどね!楽しかった!かっこよかった!!くらいでそんなに深く考えるような話でもないなって。感動もするにはしたんですが、良い意味で予定調和的な話なのでまあ先が読めるし、どうしても劇団の性質上メタ的にあそこでレイジさん死なないの初見でもわかったのでそこでちょっと冷静になってしまったのもあります…w

ショウちゃんがガン泣きしてる撃たれたシーンよりもそのあとの三途の川のやりとりの方がホロッときましたしね。

各々の正義というのがテーマだとは思うんですが、悪の側にもその人なりの正義があるっていうのもまあ、よくあるお約束ですから。ただ「正義と正義がぶつかりあうから争いが生まれる」っていうのはほんとそうで、宗教戦争とかはその際たるものではないですか。結局何を基準に正しいとするかによると思うんです。野生動物だって同族同士殺しあったりするんだから、極論ヒトがヒトを殺すのを悪とすることですらヒトが自分たちの都合で決めた正義でしかないわけだと思うんです。

そんな中で、ショウちゃんは自分の正義をあくまで貫こうとしていて、これがひとつの作品のメインテーマにもなってると思います。これね、この作品やたらと「正義」って単語を連発するからぶっちゃけちょっと安っぽく聞こえてしまうんだけど、サイオンジ博士のいう「信念」に近いものだと思うんですよね。世間的な「何が正義か」ではなく、「自分が正義だと信じているもの」をショウちゃんはまっすぐに見据えてる。それをレイジさんみたいな人から見て「青い、若い」って感じるのも当然なんだけど、実際そこには青さ若さにありがちな揺らぎは一切ないんですよね。なぜなら彼は彼なりに重い過去を背負っていて、彼が頻繁に口にする正義も決して上っ面のそれではなく彼の人生の上にしっかりと根差した「自分なりの正義」だから。

昔のバディのエピソードが大きく絡んでくるのもあってレイジさんのほうが出番が多いし話の中心って感じなんですけど、わかりやすく主人公然としているのはやっぱりショウちゃんのほうで、これはそういう彼の本質ゆえだろうなと思います。

あと、猪突猛進なようで意外に冷静だし育ちが良いのもよく見てるとショウちゃんのほうなの非常に面白いなって思いました。レイジさんはショウちゃんを「若い頃の自分に似てる、カズキには全く似てない」と評価してるけど、それは経験値の低いショウちゃんの若さとまっすぐさ故の無鉄砲でそう見えるだけであって、実際はカズキさんのほうが断然似てると思います(笑)。この二重構造も面白かったし、ここに鯛ちゃんを持ってきたのは本当に上手いなあと。

冗談半分本気半分でライバルと言い合ってる二人ですけど、それは背格好+経験値が高い+本気で動ける俳優という部分でキャラがかぶるのでどうしてもキャスティング的にかち合う部分があるからが大きいんですが、実際のところ似てるようで似てない、似てないようで似てる二人に相応しい配役だったなと思います。

あとこれ初日の感想にもチラッと書いたけどショウちゃんってまっすぐで素直だから人の地雷を平然とドカドカ踏んでいくタイプなので共感性羞恥持ちはわりと初見ウワッ…となって引いてしまったんですが、そういうキャラだとわかって以降はひたすら推しくんの後輩キャラかわいい!!!!!!!!って感じでした。

そうなんだよね〜作中最年少(クガヤマくんはわからんけど敵方なので除外)のガチ後輩新人キャラってもしかして私がオタクになってから初めてではないかな?死神が最年少下っ端役だけどあれは4人芝居だしちょっと特殊な内容なので。

ショウちゃんは本当にわかりやすく新人!!若者!!!って感じで、すごい可愛くて新鮮だったな〜とてもよかった!!!同時にあんな見た目なのにこういう役は案外やってないんだなあってことに改めて驚いたりもしました。内面から滲み出るオッサンくささのせいだろうか…wでもやればとても似合うんだよねえとよくわかった!まああの顔面だしカメレオン俳優だからそりゃやれば出来るだろうって思うんですけど。またかわいい後輩キャラやってほしいな〜見た目が耐えうるうちに!w

 

レビューも最高に楽しくて、もう明日曲配信してほしいんですけどまだパイフロのCD出たばっかなんだよな!うそでしょ!?どうせもうレコーディングしてるんだからさっさと売ってくれよ〜〜〜〜〜

あっそういえば今回はレビュー口パクだったのちょっと驚いた。前は確か生歌だったのでマスミ…とかわりと事故っry ……まあ二人とも生歌ちょっと弱くて(遠回しの表現)ちゃんとレコした歌声はとても良いので、ダンスもあるし良い判断だったのではないかと個人的には思います。

バディは2.5次元にしてはかなりメインキャストが少ない珍しい作品で、しかもメインキャストの平均年齢が30超えてるしオリジナルじゃない2代目キャストは2人しかいないので色々大変だったと思うけど本当に推しくんが楽しそうで良かったな〜!先代大好き古参ファンってことをようやく隠さなくなったのも良いなって思う。いや私みたいなド新規でも知ってる情報ではあるんだけど、忍びが決まって以降はあんまり口に出さなくなってたので…まあ事情は察するけど。

最近はいわゆる王国新規も増えたと思うので(それが悪いわけではないです)劇シャに入るより前からずっと先代好きってことは積極的にアピールしていこうね〜!

 

 

あと余談の自慢話(?)していいですか?するね!

最速で本当に全く取れなくて死んでたらフォロワーさんが譲って下さったステラ1公演なんですけど;;支払い段階で譲っていただいたモノなので勿論定価ですし本当に偶然(というかフォロワーさんのご利益!)なんだけど、まさかの最前センターで!しかも後出しされたアフトの日ドンピシャだったので拝み倒しました……。

おまけに初日明けてドラマシティで先に観たら、ショウちゃんが最前列の客の前を「すみません、失礼します」って言って掻き分けながら犯人を追いかけるシーンと最前列の前で立ち止まってセリフを言うシーンがあってたいへんだ…………って震えてたんです。

ところが実際ステラボールに行って最前座ったら客席最前列(今回SASB潰しだったのでA列です)から舞台までの距離めちゃくちゃ遠くてwwwwwwwwまあステラの客席って地底なので意識して見下ろさなきゃまず目が合わないほぼ演者の足元ですし、ある程度距離とらないと最前なのに見えないみたいな事態になりそうだからってのもあるとは思うんですが、それにしても遠いwwwww2メートルくらいあるよね!?って感じでした。あと開場前に「ここをキャストの方が通られる演出がございますので最前列の方は荷物を椅子の下に仕舞ってください〜」って注意されるのでやっぱ通るんだな…ってのはわかって緊張したんですが、実際そのシーンになったらステラボールが異常に横に長いため、目の前を推しくんがものすごいスピードで猛ダッシュしていくという演出に変更されており、ドラマシティのように「すみません!」とか客に声をかけてくれることなどは勿論なくただものすごくショウちゃんの風を感じたというシーンになりました。まあそもそも客席と舞台が2メートルくらいあいてるので、あれで客をかきわけて謝りながら移動するままの演出だとめちゃくちゃ不自然に客席に寄って歩くか誰もいない虚無の空間に謝るかの二択になったので、爆走でもまあ…わかるよ…期待してたぶんちょっと寂しかったけど風を感じたのでいいよ…。でもそのあとの立ち止まってセリフ言うシーンの方はさすがにちゃんと立ち止まってたし、しかもその位置ほぼ私の前だったので一瞬とはいえ最高でした……拝む……。某さん本当にありがとうございますいつか恩返ししたい!!

まあそれはそれとして、フラットだしロビー狭いし椅子は腰に悪いし初だと場所わかりにくい上に坂登って行かないとだしあんな客席と距離あるのにステージ自体はドラマシティに比べてかなり狭くて危ないので(足元の全く見えないピースくんの位置どりがちょっと怖かったらしい)やっぱりステラボールはクソだな!って思いました。

褒められるところはトイレの個室の多さだけなんですけど、そのトイレも個室は確かに多いんですがひたすら奥行きが長〜〜〜いだけの上に梅芸などのように誘導する係員がいない&目視でドアがあいているのがわかりやすい工夫が一切されてないので、並んでて奥の方の個室空いてることに気付かない人が多くてせっかくの個室数が生かし切れてないところもクソです!あれせめてSAのトイレみたいにドア空いてたら一目でわかるようなものつけるとかしなよって思います……。ほんと何も考えずに作ったんだなとしか。

でも大楽も席は悪かったけど無事入れたし、大好きな作品になったので私にとってはとても良い思い出の会場となりました。まあ私は思い出補正のない人間なので、出来ればもう2度と行きたくないですけど…。(エーステもあるよ)

 

まだ余韻抜けないって感じなんですけど、ロスというよりは心地よい余韻なんですよねえ。もっと観たかったという気持ちもあるけど、実際通ってちょうど良い回数だったかなとも思ってる。すごく続きがありそうな内容だったし実際そんな感じの後ナレだったんだけど、劇団シャイニングの性質上もう2度とない(万が一あるとしても再演)んだろうな〜って思うと寂しいは寂しいんだけど!!

まあしばらく配信をしゃぶろうと思います。興味のある人はぜひ。

 

 

ちゃんとバディになってからのレイジさんとショウちゃんにもいつか会いたいな〜!!*1

 

*1:ぶっちゃけた話をすると、会いたさのあまりシブで先代の二次創作をあさってみたものの、プリンス様としてはマイナーめの組み合わせな上にバディの二次も先代の映画版をベースにされてるので解釈合うのがなくてスゴスゴと帰ってきました…私はあの2代目舞台のレイジさんとショウちゃんのその後が観たいんだ〜(無理)(知ってる)

推しの映画初主演が決まりま……し……ええ……?

こんにちは私です!!!!!!

 

ここのところ映像づいてた推しくんですが、ドラマの感想を書きあぐねていたらなんと!!!映画初主演が発表されたんですよ!!!!おめでとう!!!おめd

 

 

 

え…………なに………………?(困惑)

 

 

あの、実は私ガチでB級マニアでして、河崎実監督のことはよくよく存じ上げておりますし、いかレスラーとかかにゴールキーパーとか日本以外全部沈没とかもともと大好きなんですよ。マジで。それに加えて「孤独のグルメ」の大ファンで、ドラマ版全シーズン見てます。さらに言うなら海鮮・お寿司は私のガチの大好物です。

そしてこのブログを読んでる人には今更すぎる自己紹介ですが、主演の植田圭輔さんは私の推しでございます。

 

でもさ!?!?!?そのそれぞれの大好物の食い合わせがこんなにも悪い作品、そうそうある!?wwwwwwwwwwwwwwww

お寿司もシュークリームもタピオカミルクティも大好きだけど、普通は全部同時には食べないじゃないですか…

 

私は基本的に推しの仕事に対して貴賎はないので(好みの差はあるけども)形に残る映像仕事も嬉しいし、ましてや大画面で見れる映画、しかも推しの映画初主演なんてめちゃくちゃ嬉しい情報なんですよ。強いて言えば、ガチの恋愛ものだったらちょっと嫌だなあくらい。(それも別にガチ恋ではないので絶対にイヤ!!ってほどではないけど)

 

や、でも、さすがにこう来るとは思わないじゃん!!

 

<あらすじ>
佃島の寿司屋の一人息子であり天才科学者の雄太は、神社に奉納用のネタを過って隅田川に落としてしまった。すると食材が変異し巨大タコとなって東京に出現。
タコは自衛隊の火器攻撃にびくともせず、都内を破壊しまくる。
更に追い打ちをかけるように巨大イカも出現し、両者の壮絶な激突で東京はパニック状態に。
政府は科学者など識者を総動員し、よりすぐりのメンバーでシーフード怪獣攻撃部隊(seafood monster attack team=SMAT)を結成。
しかしイカ、タコに続いて巨大カニまでも参戦し、このままでは東京は壊滅してしまう。
三大怪獣を国立競技場で海鮮丼にすべく、SMATの決死の作戦が開始される!!
果たして東京の運命やイカに!?

 

もう一行目から若干意味わかんないですからね。「寿司屋の一人息子であり天才科学者」って何!?その時点でもう食い合わせがおかしい!!そこから先が全て狂ってるので、もはやだんだんと寿司屋の息子が天才科学者なことくらい瑣末な問題に感じてくるのがすごい。

食材落としたら巨大化して暴れる隅田川は一体どうなっているのか。東京は怖いところですよ……(?)正直、これが道頓堀川ならなんとなくありえそうな気がしなくもないですけど(コラ)

 

いや、普通にB級映画オタとしてはあらすじ見た時点で面白そう!絶対見る!!って食指が動くやつだし、河崎監督のファンとして本当に新作めちゃくちゃ楽しみだし、しかもグルメ監修が久住先生というこんな内容(失礼)なのにグルメ要素に対する謎のガチさ、絶対好きだし見たさしかないんですよ!

けど、これ、主演が推しなんですよね。

何度見ても。推しが主演。映画初主演。寿司屋の一人息子であり天才科学者の推し。

まさか自分の推しが寿司屋の一人息子の天才科学者で巨大化した海鮮と戦う日が来るなんて思います??これ読んで笑ってるそこのあなたも明日は我が身ですからね!!(そうかな?)

 

あまりに困惑してしまって主演おめでとうと言う言葉が瞬間出てこなかったです。

あと俳優オタ友達どうしって友達の推しにめでたいことがあったら何故かその人を推してる友達におめでとう!っていう文化あるじゃないですか。わかるし私も言っちゃうし言われるとすごく嬉しいけど、よく考えると別に私がめでたいわけではないな!?みたいなアレ。でもマジで今回、身内にもほとんど祝われませんでしたからね。推しの映画初主演なのに。みんなまず情報を見て困惑してしまったんだろうな…

 

でも本当に主演そのものは心からおめでとうって思ってます!!!

映画初主演おめでとう!!!!!!

 

色々言いましたが、最初は大困惑はしたものの今は純粋に楽しみです。それはもう色んな意味で。

 

あとなんかクラウドファンディング募集してたので課金したら、エンドクレジットに名前が乗ることになりました。河崎監督の新作のエンドロールに自分の名前出るんだ……って思うとめちゃくちゃ面白いんですけど、推しが関わってなければまずなかったことなので、なんかそういう意味では出会いに感謝!って感じですね。仕事から帰ったら売り切れちゃってたけど、ちょっと監督とパエリア食べたかったな!(?)

 

 

最後に推しくんのコメントを引用して終わります。

 

最初に台本を読んだときは頭の中にたくさんの「?」が浮かびましたが(笑) 

 

そうだね!!!!私もだよ!!!!!!!!!

 

 

汝、陰鬱なる汚濁の許容よ 〜文ステ/三社鼎立

こんにちはわたしです!

 

※ほぼ原作に沿った2.5にネタバレも何もないんですが、このエントリは舞台文豪ストレイドッグスのネタバレを含みますのでこれから観劇される方はご注意下さい。

 

 

突然ですが、私には二次元のアニメや漫画において、「性癖」と言っていいレベルでめちゃくちゃ好きな設定があります。

それは小柄で細っこくて童顔or綺麗な顔の、見た目だけなら決して腕っ節は強そうに見えないキャラ(男女問わず)がとにかく作中随一のパワータイプで、そしてさらにその小さいパワーキャラがリミッターを外して(あるいは外されて)自我を失いザ・ビーストと化す展開。

だから、初めて文ストのアニメで第21話「双つの黒」を見た時……「汚濁」を見た時、この原作者は天才だなと思った。私は文ストでの最推しキャラは中也ではなかったのだけど、文句なしに一番好きで死ぬほど見返したシーンは中也対ラヴクラフト戦です。何十回見ても飽きることがなかった。そもそもリミッターを外すキーに使うのがあの一節ってところがもう天才じゃないですか!?言葉通りを見ても「リミッター解除の呪文」としてなんら違和感がない上に、元の詩の解釈からしてもおおよそ意味は外れてないんですよ。私は実在の中原某をリアル厨二時代心酔していたのですがそういう意味でも本当最高なんだ……。

 

だから、初演で推しがキャストに決まった時から約二年間、いつか大好きな推しで大好きなシーンを観れる日を楽しみにしてきました。

 

 

本当は何が何でも初日に観たかったけどどうしても都合がつけられず、頭の地方二箇所を干さざるを得なかったのが悔しかった。全通や良席にはそこまでこだわりはないゆるゆるオタだけど、地方だけはなるべく追いかけたいという拘りもあったし、何よりただでさえ初日厨な上にずっと楽しみにしていたシーンがついにキャス変なしで推しくんの演技で観られるのに、最初に観られないのが本当に悔しくて極力情報をシャットアウトした。本来はあんまりネタバレ気にしないマンなので(そもそも2.5は原作予習派だからストーリーはおおよそ知ってることの方が多いし)どうしても初日行けない時なんかはゲネレポ記事とかわりと漁る方なんだけど、今回だけは本当に避けてた。出来れば画像の一枚もなるだけ目に入れたくなかったけど、推しくんの生放送の有料切り替えの蓋絵に普通に差し込まれて「コラーーーーーー!!!wwwww」ってなった。w

まあそんな個人の事情はさておき。

 

いよいよついに迎えたその瞬間。

ゆったりとした仕草で黒手袋を外しながら、アニメと同じトーンで推しの口から溢れる

「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ。更めてわれを目覚ますことなかれ…」

そしてアニメとほぼ同じタイミングで流れる、アニメと同じ劇伴。

たとえでもなんでもなく、本当にブワッと毛穴が逆立った。その時私は、感動でも嬉し涙でもなく、ただ「興奮」で涙が出ることがあるんだと初めて知った。

だって本当に理想の舞台化だった。もちろん舞台で出来ることが限られているので、略されてる部分、変更されている部分はあるんだけど、それを補って余りある理想。

「汚濁」を発動し顔を上げた推しは、私の知っている推しくんではなかった。完全なる狂人の目。これが役者だ、って思った。原作ファンの全力の演出に、原作ファンの役者が全力で応えている。これが、私の好きな「役者」なんだ、って改めて思った。

あとね、どんなにやしきさんの演出と推しの演技力を信頼していても舞台だと絶対に無理だろうなってわかってたのが、あのビーストモードに入った時の刺青???みたいなのなんですけど、そこはもう諦めてたんですけどパンフ画像で補完されてて、いやマジでこの公式は天才か????????ってなったほんとありがとうございます…………できたらブロで欲しかったけど……(L版の紙好きマン)

 あと個人的にペトリウスのくだりの会話、私はすっごい好きなやりとりだし確かにあの二人の関係性を端的に表してるとは思うんだけど、シーンとしては完全に蛇足なのにカットせずにいてくれたことも個人的には脚本に大感謝でした…。もう全方向に感謝。

 本当に、繰り返し見た大好きなシーンを舞台化としての理想の形で推しのお芝居で観られたのであまりにも満足感が強くて、推しくんの出番が少なかったこととか言われなきゃ本気で気づかなかったです。いや初演もわりとそうだったけど、初演の時は出番が少ないことは最初からわかってて、ただ初見は普通に作品が面白かったから終わってから「そういえばあんま出てこなかったな…!」って感じだったんですけど、今回は普通に、えっそんなに出てこなかったっけ???めっちゃ出てた気がするけど……という感じでしたw

 

 

 

そんなわけで、汚濁以外の感想をば。

 

今回の舞台文豪ストレイドッグス、一言でいうなら「シリーズ最強の中屋敷節」という感じでした。私は2.5次元の舞台を観に行ったし、脚本やビジュアルは正しく王道の2.5次元なのに、ものすっっっごく「演劇」を観た!!!!という満足感があった。

汚濁が元々好きすぎるのであまりに語ってしまったけど、舞台作品としてはもう本当に全編面白かったんですよ。ちゃんと(っていうのも他作品に失礼だけど)演劇そのもので、それでいて2.5次元として原作の大事なところはきちんと拾っていて、バトルシーンが多いのもありダレるところもなく、そもそものストーリーが、かつて戦ったライバル同士がさらなる強大な敵を倒すために最終的に手を組むという王道勧善懲悪。

久々にこう見終わったあとにあんま頭使うことなく「おもしろかった〜〜!!!」って連番の友達と言い合える舞台だったな〜と。マジでどっちかが言って同意したとかじゃなく、会場出て二人同時に「いや〜〜文ステ面白かったな〜〜!!」って言ったからねw

初演や黒ステ初期の頃、中屋敷さんは自分のやりたい演劇と2.5でやらなければいけないお約束のバランスを、まだかなり試行錯誤していたように思います。やしきさんは演劇人であるいっぽうで根っからのオタクでもいらっしゃいます。舞台の演出は一種の二次創作だと思うのだけど、オタクとしての視点から見た時、原作を大事にして原作の表現から大きく外れないことに重きを置くのか、それとも自分の作風にごっそり原作を取り込むのか。舞台化というエンタメの表現としては、後者は好き嫌いはありこそすれ、どちらも間違いではないと私は思うんですよ。

そして先だっての黒ステUBでは、今までよりもかなり2.5の文法に寄っていました。(個人の感想です)これは勝手な私の予想ですが、(トンデモ技はありつつも)基本的にリアルなスポーツものの作品である黒バスではそうする方が舞台の上に持って来た時に原作の良さが引き出せるからだと思います。

それを経ての、今回の文ステ。席について舞台を見上げた時目に飛び込んできた、舞台奥に向かって強い傾斜のあるいわゆる「八百屋舞台」は、スポーツものの臨場感を狙った黒ステのセットよりももっとわかりやすくストレートな八百屋で、中屋敷版「半神」を強く思い出させました。(ていうかほぼまんま使いまわしてるのでは…?とすら思った)

そう来たかと思うと同時に、何を見せられるんだろうというワクワク感は、何もわからなかったはずの初演以上。そして三社は、その期待に120%の勢いで答えてくれた舞台だったんですよ。

スポーツものの黒バスと違って、文ステには『異能力』という設定がある。もちろん、生身の人間が生で演じCG等も使えない舞台では、そのまま表現することは出来ない。とはいえ今時の舞台の多くはプロジェクションマッピング技術を取り入れていて、それを駆使すればかなり寄せることは出来ます。けど、それに頼り切るとどうしても安っぽい舞台になってしまう。だってどうがんばってもマッピングは二次元ですからね。それを多様したら「三次元」でやる意味が薄れてしまう。アンサンブルの肉体を全力で使う演出によって異能を表現し、マッピングはあくまでその補完という手法は一作目からですが、そのバランスが今回の作品で完成に近づいた気がしました。

 

あとキャラとしてはラヴクラフトがあまりにも本物でこの人ほんとに人類か????と思いました。デカいし動きが普通ではない(褒めている)…よくこんな人いたな…柿は人材の宝庫か???

そしてなんといってもフランシス……!あの傲慢不遜と無敵感をあんなにも再現出来る人材他にいないでしょ…彼も推しキャラの一人なんですが、ポージングといい本当最高でしたありがとう…なんか最近推しくんが好きすぎてちょっとやばい人みたいになってるけど大好きですwww

乱歩さんは相変わらず可愛かった!しかし出番の少なさを補って余りあるインパクトのクレープおじさんに全部持っていかれるからずるいwwwwww円盤に全クレープおじさん(全クレープおじさん…?)を収録してくれ〜〜!

 

はー名古屋公演短い…おわってしまった…ってなってるけど来週また見るんだった。

次回作もぜひやってほしいけど、一期アニメ分終わったから、あるとしたらどこだろう…個人的にはデッドアップルがいいです。汚濁がまた見たい〜!