生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

チケットケース(封筒)の話

 

タイトルのチケットケースは、カバンの中身などの記事で自他共に語ってるような普段づかいのファイル?ケースではありません。

別名チケット封筒……プレイガイドのロゴなどが入っている、チケット買った時にもらえる紙のあれです。

※ケースと紛らわしいので、ここからは『チケット封筒』と呼びます。文中にケースと出てきたら、チケットを入れるファイルのことだと思って下さい

 

さて、舞台オタクはだいたいチケットケースを持ってる人が多いと思うんですが、みなさんはケースにチケットを仕舞う際、チケットを剥き出しのままで入れてますか?

勝手なイメージですが、剥き出しで入れるタイプの人は大体チケットは自宅で管理していて、その日のぶんだけ持ち歩く人が多い気がします。

私は基本的に忘れっぽいのと、イレギュラーの出張が多い仕事(急に仕事先から現場に行く羽目になったりする)なのもあり、全部の手持ちチケットをケースにまとめて、普段使いのショルダーに入れて常に持ち歩く主義です。なので、剥き出しではなく公演ごとにチケット封筒に入れて管理したい派です。

1公演ごとに(同行者がいて全てのチケを自分が当日まで管理する場合は同公演連番まとめて)チケット封筒に入れ、全ての封筒の同じ場所に公演名と公演日時を記入してパッと外から見ていつの何のチケットかわかるようにしています。そして当日になったらその日の公演ぶんのチケットを封筒から出しケースの一番取り出しやすくなっている部分に挟んでいました。

マチソワの場合は朝はマチネのみ封筒から出し、ソワレ分はマチネが終わるまでは封筒には入れたまま、マチネのチケットと一緒に挟んでます。マチネが終わった時点でマチネの半券は封筒に仕舞い、ソワレのチケットを封筒から出します。

 

ここで最近の愚痴なんですが。

私だけかもしれないんですけど、最近コンビニでチケット発券しに行くとチケット封筒くれない事めっちゃ多くないですか?

地方在住だからコンビニがテキトーなのかなって思ってたら、東京で発券したチケットでも何度かありました。単に私の運が悪いだけですか?それにしては、ここ2〜3年で急激に増えた印象なんだよなあ。

「申し訳ありませんただいま封筒切らしておりまして」って言われた事一回や二回じゃない。そうでなくてもこちらから言わないと当然の様にチケットをナマで渡そうとする、複数公演分20枚くらいまとめて発券してても封筒一枚しかくれない、複数くれって言うとイヤな顔されるなんてザラ。良くて「封筒いりますか?」と聞かれる。

私もコンビニバイト経験あるから、コンビニだけを悪く言いたいわけではないです。これ読んで、たかが封筒の事でこいつケチだなって思う人もいるでしょうし、まあコンビニ側からしたらたいしたマージンもらえないサービスでタダで配る備品なんて、なるべくケチりたい気持ちはわかる。

けど、自宅配送でも封筒に入ってないの最近は普通ですよね。印刷された用紙のまま、まるごと送られてくる。

客側からしたら高額なチケット買ってるんだからそこはちゃんとしよう?コンビニに文句はないけどプレイガイドにはあります。てか、コンビニにだってプレイガイド側が余るほど押し付ければ切らさないでしょうに。用途不明の多額の手数料に取ってるくせになんでたかが封筒をケチるんじゃ。

大昔、ぴあの実店舗が当たり前に街中にホイホイあった頃は1公演1枚封筒くれるのなんて常識だったんだけどなあ…。ババアの懐古。

 

と、まあ愚痴はこれくらいにしておいて。

 

封筒くれるくれない問題の是非はさておき、物理的に公演数分貰えないことがほぼ当たり前となっている今、剥き出しのチケットは増えゆくばかりです。私の様に最初にきちんと整理しておかないとグダグダになってしまうタイプの人間は非常に困る。

あと、封筒をくれてもプレイガイドごとに微妙にサイズが違うのも面倒じゃないですか?

仕方ないので茶封筒とかに入れて管理してたわけですけど、味気ないし、そもそもあのチケット封筒ってサイズもちょうどよく出し入れしやすいからこそのチケット専用封筒なんですよね。別に絶対タダでよこせ!ってわけじゃないんですよ、なんなら2枚目からは有料でいいから「あの」チケット専用封筒が欲しいんです。

それで、最近暇があればああいうチケット用の封筒と同じサイズ・作りの封筒がないかと検索してたんですが、これがなかなかない。あってもギフト用とかでちょっと高い。有料でいいと言っても、さすがに毎回使い捨てにするものに1枚数十円〜はなあ、と。

こちらが求めてるのは、洋封筒の様に横開きで、長形40くらいの横に細長いサイズの安い封筒なんだけどこの条件に合うものがまあなかなか見つからない。

 

ちなみにちょっと遡れなくて引用出来ないんですが、以前封筒に関するエントリを書かれてらっしゃる方をグループで見掛けました。そこで紹介されてるギフト封筒は私も何度か購入してます。

maruai.co.jp

これのギフト券用横タイプのやつですね。人にチケットを渡すためだけならこれで十分だと思います。品質のわりに値段もお安めですし。

 

 

まあ、安いと言っても上記も自分用の使い捨てには高い。何せ数が……多いので……。

そこでふと、これ持ってるやつ解体して型紙取って自分で作ればいいのでは、と気付きました。同じ事やってる人いるかなって調べてみたら普通にテンプレ公開してる人とかもいて、あっデスヨネ!!と。

 

いざ試作し始めたら楽しくなって、色々試行錯誤しました。

完全自分用だから、既存の封筒解体してサイズ測ったものを自分に一番使いやすいサイズに調整。一部のプレイガイドでもらえるタイプの封筒は最近買った無印のチケットケースからはみ出すのがちょっとアレだったんですが、サイズ調整を繰り返してピッタリおさまるサイズのテンプレートを完成させました。

 

ひとつテンプレート作っておくとめっちゃ便利です。印刷して組み立てるのがちょっと面倒だけど。

公演ごとに違うフリー素材の背景なんかを使って小洒落たチケット封筒にしつつ、フタ部分に公演名・会場名・日時を最初から印刷しておくことによって、パッと見で何のチケットかわかり、さらに開封しなくてもいつのものかがわかる。

 

完全自分用だから、私的利用の範囲内で公式のロゴや絵も使ったり出来ます。公式のロゴが入ってる封筒ってだけでも何となくテンションが上がりませんか?

また、人にチケットを譲る時は、普段よりちょっと丈夫な紙で作れば良い感じに(人にあげる場合は公式のロゴや絵は使っちゃダメですよ)。

 

そんなこんなで、最近は新しいチケットを発券したり受け取ったら、その公演用の封筒デザインを考えて封筒を作るのがちょっとした楽しみになってます、という話。

 

 

追記:そういえばあまりにも独りよがりなブログしか書いてないので、ブログ説明的な記事をアタマに作りました。あんまり説明になってない。

おめでとうとおつかれさま

推しの主演ミュージカルの楽を見届けて来ました。

千穐楽のカテコ挨拶で出て来た瞬間、推し始めてから今まで一度も見た事がないような晴れやかな顔で出て来た推しにびっくりして、笑いながら泣いてしまった。

基本、カテコでも例え役でなく素に戻っても、ネタ以外で「客前の役者である」という感覚を崩すことがない人だから、あんな憑き物が落ちたような表情を舞台上でするなんて、あんなに心底自分の「終わった!!」という感情を爆発させる事なんてないと思ってた。悪ふざけしてる時以外で、初めて見た年相応の顔かもしれない。

地元大阪での主演舞台が初めて、と言ったのもびっくりした。ほんとだ、大阪では一度もなかった。そうか、初めてか…。地方楽は色々言われるけど、今回はほんとに大阪で良かったなと思う。大千穐楽が地元だったのは感無量だったろうな。

思えば、アニメの主演声優も、他人が命を吹き込んだキャラクターのトレースではなく自分で命を吹き込んだキャラの再構築も、初めての経験なのだった。

なんでも出来るみたいに思ってた推しくんだけど、私みたいな弱いにわかおたくでもまだまだ推しの「初めて」を共有出来ることがあったんだなと実感する。

壁にぶつかってたのも、試行錯誤したのも知ってる、頑張って来たのもちゃんと見てたけど、それでもどっかで私の中で彼は役者としては完璧超人で、最後には飄々とこちらの心配も期待も乗り越えていくから、私はただそれを「推しはいつもすごいなあ」というクソみたいな語彙力で受け止めるだけ、それが推しくんだと思ってた。

でも、あんな顔するんだなあ。

十年この世界にいて、若手俳優と呼ばれる界隈ではもうベテラン扱いの推しくんだけど、まだまだ発展途上の若者なんだな、と当たり前のことを実感して、なんだかじんわりと感じ入っている。

奇しくも、心配は応援じゃないのか?って話題がちょっと上がってたけど、私は少しくらい心配させてくれる方が、ああプレッシャーがすごかったんだなとか、めちゃめちゃしんどかったんだなとか、そういう所が少しくらい見える方が安心するし、愛おしさも増すと思う。

心配するから、それを乗り越えてまたひとつ成長した推しを、改めて「推してて良かった」と思える。

推しも私も、生きてるって感じる。(笑)

まあそれでも、最後には余裕で乗り越えてしまう推しくんがやっぱり好きだけどね。

推し始めてから今までで、今日ほど推してて良かったと思ったことはない。

素晴らしい舞台だったけど、今はまだ、ただただおめでとうとおつかれさまという言葉しか出てこないので、舞台の感想はまた気が向いたら…

消極的同担拒否の話

同担拒否も様々だなと色々なエントリを見て感じます。

特に大きく分けると、積極的同担拒否と消極的同担拒否に別れるんじゃないかなと。

 

この場合の「積極的」とは決して現場で同厨を攻撃するとか、ネットで声高に同担の悪口を言うとか、晒すとか叩くとかそういう意味ではありません。(そういう人たちももちろん含まれますが)リアコなどの理由で、自分から故意に同担を避けているタイプの人ですね。

一方の消極的同担拒否は、同担というだけで嫌う理由は一切ないし、むしろ同じ俳優を応援している人たちの存在そのものは嬉しいけど、交流持ちたくない苦手なタイプを消去法していくと結果的にほぼ同担が残らないタイプ。私はこっちです。

 

同担の友達がいらないかと言われると、別にいらなくはないんです。自然と知り合う機会があり、仲良く出来そうな人ならしたいと思います。そういう意味では同担拒否ではないです。

でもこの世界、どうしても苦手なタイプのオタが複数種類いて、そういう人たちを避けていこうとするとめんどくさくて「もう同担拒否でええわ」となってしまうんですよね…。

あと別エントリでも書きましたが、スタンスの近い他担の友人が複数いるので同担の友達わざわざ特にいらないなってのもあります。皆お互いにゆるいDDの現場スキーなので互いの推しがいない舞台でも連番することあるし、互いの推し萌え話を語り合い聞き合う事も出来るので、特に同担の友達を必死で作る理由がない。

 

 

どういう消去法になるかということで私が個人的に拒否したいタイプの同担を列挙しますが、別に批判するつもりもないし人間的にどうこうとかでなく、ただ単に「私の応援スタンスと相入れないから関わりたくない人種」というだけの話です。むしろ私の方の心が狭いのが原因のものもあります。

応援スタンスは人それぞれかと思います。推しに迷惑さえかけなければファンは多ければ多い程よいですし、特にそこはあんまり気にしないでください。

 

●リアコ

私自身は全くリアコではないので嫉妬とかライバル心とかではないです。単純に価値観が相入れないから話が合わない。私は他人の恋を応援したいわけでもない。

 

●やたらとマウント取りたがる人

古参だったり見た目だったり年齢だったり認知だったり公演回数だったり、とにかく同担に限らず当然の様に他人にマウント取ろうとする女とは一切関わりたくない。

 

●行き過ぎた認知厨

結果的に認知されて嬉しい気持ちならわかるけど、それを目的としちゃってる人とは合わない。

 

●出入り待ちする人

●高額積んで転売屋からチケ買う人

別にルールとかマナーとか正義感振りかざすつもりはなくて、やりたい人は勝手にやればいいんじゃないと思うけど、ただ単純に自分は絶対にやらないのでやってる人とは価値観が合わない。

 

●茶の間

個人的には推しに直接リプ送りまくったり、推しのオタクを声高にアピッてさえなければ、円盤やライビュにお金払う茶の間は全然良いと思うんです。金一切落とさないのにファン自称するのは言語道断ですけど。現場に足を運べるかどうかってお金の問題だけでもないし、フレンズによっておうちの環境は違うから!

ただ私が行ける範囲で現場には行く方なので、行かない同担とはチケ協力も出来ない、リアルタイムで語り合えない、で仲良くなる意味があんまない。

 

●舞台の内容や、推しの演じるキャラなどの解釈があまりにも合わない人

もともと二次元オタの考察厨なのもあって好きな舞台は語りたいタイプで、わりとこれが合わないとしんどい。別に私の解釈が正しいと言うつもりはないけど、「そういう考え方もあるね〜」レベルを超越したあまりにも解釈違いな人とは会話したくない。

 

推しのグッズ厨

ただ単に私がグッズ厨だから競合がめんどくさい。交換出来ないし、こっちが一番欲しいランブロとか引かれたらやっぱり良い気しないし。

 

●敬語使えない若い子

若くても良い子はいるしそもそも趣味友なのに過剰に年上を敬えとまでは思わないんですが、良い悪いの話ではなくどうしても世代差による感覚の違いみたいなもので、いきなり呼びタメする人とか生理的に無理なんです。あと推しより明らかに年下なのに推しにタメ語きいてる人も無理。

 

 

……ほら!ね!ほとんど残らないんですよ!

「そこそこ現場には足を運ぶけどリアコじゃなくて認知も積極的には求めておらず、他人にマウント取ることなく、追っかけ行為や転売チケ購入もしない、当たり前に礼儀正しい、推しや舞台やキャラに対する考え方の合う、でもランダムグッズは積極的に集めてない同厨」

ってそりゃあ探せばいるかもしれないけど、そんな私にとってだけ都合の良い人をわざわざ探すめんどくささを考えたら、推しくんを好きでいてくれる他担の友達で十分じゃん!wという。

 

相手がどういう人か初動でわかんないから、結果的に地雷を引く可能性を考えると最初からもう同担拒否のフリをしてる方が楽とか結局そういう感じなんですよね。

現場で同担に話しかけるとかすごいメンタル強いなって思う。苦手なタイプの人だったらその後の付き合いが苦痛過ぎないですか…。

趣味でしんどい思い極力したくない。それならぼっちの方が全然良い。

だから若手俳優がよくやる、無理やり同担同士を交流させる系イベントは本当戦慄します。推しとはふれあいたい気持ちはあっても、それ以上に同担とのふれあいが精神的にキツすぎて…。

 

他担の友達と連番したあと飲み食いしながら語り合ったりするの本当楽しいから、酒酌み交わして推しへの萌えを語り合える様な同担友がいるといいなあという気持ちはある。一人でも同担の連れがいたら上記みたいなイベントにも参加しやすいしね。他担の友達は推しくんのことも好きだけど、もちろん本人の本命が別にいるので現場が重なったりすると誘えないし。

でも見ての通りの私自身の心の狭さもある上に、やっぱ若手俳優好きの中ではかなりババアな方なのもあって、なかなか今更同担友達作るのは難しいだろうな〜と思ってるのです。

(実際は同担拒否というより友達募集中であるというオチ)

他の舞台を見ている間に推しの新仕事が決まっている世界

ワー!

推しの新しい現場が確定しました。来年四月下旬から五月上旬だってよ!

オタクの予定埋まるの早ええ〜〜!しんど!

別俳優本命の友達とも言ってたんですが、あまりに先の現場が先に決まると却って空白時期になんの仕事ぶっこまれるのか戦々恐々としてしまうから勘弁して欲しい。

ってかその時期完全にGW潰してきてますよね。GWというと二次元オタクには外せない祭典の一つが被ってるんだけどどうなるんだろう…なるべく早めに日程詳細出してねク●エくん…。

 

インフルで楽日を手放すという悲しい思い出もありましたが、初演がほんとにほんとに大好きな舞台だったので心底嬉しいです!今んとこ主演しか出演者としてクレジットされてないけど他のメンツも出来るだけ変わらないでほしいな〜!大好きな座組なので!

 

しかし、第三弾決まったからはっきり言うけど、第二弾の推しの使い方は本当にひどかったなと思います。

声の出演って言われた時点で正直かなり「えええええwww」ってなったんだけど、まあスケ合わなかったんだろうなとは思ったし(実際蓋をあけたら某王国ミュとまるかぶりだった)、その辺は脚本演出で可能な限り出番を絞って前回の入道さんみたいな感じで天の声っぽく喋るのかなって、せめてシルエットとかで出てくるのかなって思ってたんですけども、いざ始まったらめっちゃ偽だんながいて失笑しました。いやこれは…ちょっと…。

ツイッターで収録の画像あげてた時に楽譜置いてあったので(すげえ楽譜読める状態の画像上げてていいのかコレwって思った)えっ歌うんだ?と思ってちょっとビックリしたけど、ハモりまであってマジかよって思った。

最初は大分演出に引いてしまったんだけど、途中から逆にだんだん面白くなってきましたね!何が一番笑ったってどう見ても代役が女性だったことですね。推しの体格からして仕方ないんだけど、そうか似た背格好は女性しかいなかったんだな…って思うとジワジワ面白かった、推しくんごめんな。

あとアテレコの不自然さをごまかす為か病弱度がアップしてて、初演の若だんなは原作好き視点としてはわりと元気過ぎるというかちょっと解釈違いだったんだけど(推しが美しいしお芝居として面白かったからそれはそれで別に良い)前回よりちゃんと死にそうな若だんなだった。

あと見所としてはお雛ちゃんの歌唱力がすごい…彼女が歌い出すと急にDズニー映画が始まった。

一番泣いてしまったのは終演アナウンス。最初はははあ開演終演も若だんななのね〜って思いながら聞いてたら後半の兄弟のやりとりにやられた。二人とも良かったねえって、あそこで泣かせにくるのずるくないですか……でも本当に良かった。

短編×2本だったせいもあるのか、山場が少なくて一作目に比べてちょっと盛り上がりに欠ける舞台だったけど、お話としてはどちらもとても良かったし、特に各話のメインの俳優さんの演技が素晴らしくて総括としては心温まるとても良いお芝居でしたし、やっぱりこのミュージカルが好きだなあって思った。

それだけにエアー若だんなの件本当もうちょっとどうにか出来なかったの!?って気持ちが最後まで残ったけど。推しがああいう風な出演の仕方するって、なんか推しが他の出演者に対して失礼なことしてるみたいで厨としてもあんま気分よくないよな〜と。いかにも接待舞台感がすごいじゃないですか。まあ実際そうなんだろうなって思うけど!

 

冒頭ではしゃいでるけど、正直第三弾はあるだろうと思ったし推しの主演続投もあるだろうなって第二弾の時点でまあわかってたよね!って感じですね。

だって推しくんを続けて使うつもりがないなら第二弾でキャス変するよね普通に。一度変更してしまうと呼び戻すのにどっちにも遺恨が残るだろうからなんか次作まで手放さない為の苦肉の策って感じがしたし、なんなら2、3抱き合わせてのオファーだったのでは…?と思わずにはいられない。推しくん側も第二弾のあの仕事無条件に受けるとは思えないんだよなあ。

そんな大人の事情はさておき、エアーじゃない若だんなが戻ってきての第三弾は素直に楽しみです。今回は関西にも来てくれるってことで今度こそ通うぞ〜!時期的にインフルエンザも終わってるしね!(泣)

 

 

そうそうタイトルなんですが、そんな推しの新しい仕事が解禁になっていたその頃、私はドラマシティで『四月は君の嘘』の千秋楽を見ていました。

 

ぶっちゃけ私は原作とどうしても相容れなくて、いや絵はすごく好きだし、表現とか、展開そのものはすごく良いと思うんですけど、ヒロインの性格がどうしても好きになれなかったのと最終的なオチにどうしても納得出来なかったんですよね。

そう、私はハピエン厨。

そんなあれですが、好きな俳優くんたちが出ていたのと、演出の伊勢さんが好きだったのでやっぱり見ておこうかなと思ってチケ取りました。あと生演奏を使う演出というのに興味があって。ピアノ経験者でクラシック好きなので。

それに、まあオチを知っているので内容的に「舞台なら受け入れられるかも」と思ったのもあります。お芝居って、心の叫びの演技みたいなのにわりと良くも悪くも引き摺られるじゃないですか。そういうところうまくハマれば原作と和解出来るかなっていう期待もありつつ。

 

結論から言いますと、原作と和解は出来なかったけどお芝居はめちゃくちゃ良かったです。和解出来ないというか、納得はいかない、でもこれはこれでこういう話なんだ、彼らの人生なんだ、という説得力はちゃんとあったというか。

何と言っても有馬くんですね。この舞台の感想書いてる方みんな言ってますが、彼の演技がとにかくすごかった。憑依でもなく、役を緻密に構築するタイプでもなく、魂を削って演技をする。あんざいくんはとても良い役者ですね。ずっと板の上にいて欲しい人。

あそこには、確かに有馬公生の人生があった。

中学生なんだよなあ。中学生でこんな重いものを背負って、彼は前を向きはしたけど、この先どう生きていくんだろうと思うと大人のオバチャンとしては悲しい気持ちになってしまう。そこが本当に原作が苦手な部分で、やっぱり和解は出来なかったけど、でも芝居の説得力で「彼はきっと大丈夫」と思わされる勢いがあった。素晴らしいお芝居だった。

まあ原作知ってながら彼らが中学生だっていうのは中盤の渡が人生設計を話すシーンで「高校サッカーで大活躍!」的なことを言った時に「高校…?アッこいつらまだ中学生だ!」ってビックリしたんですけど。w

渡亮太くんは本当にいい子ですね…!中学生であんなに人間出来てていいのか?ってくらい。しかし私は彼の演技をこれまで本人とかけ離れたタイプの役しか見たことがなかった為、わりと普段生放送とかで見ている素のご本人に近いタイプのキャラで、なんとなくモゾモゾしました。別に演技がダメとかでは全然ないし、渡くんとしてはめっちゃ良かったんだけど、ちょいちょい本人に見えてしまって現実に引き戻されるというか…w あまり素のキャラに近い役も考えものなのかな。作品によるとは思うんですが。

全11巻、アニメ二十二話分のお話を2時間にまとめてるのでちょっと駆け足な印象は受けました。個人的に音楽室でただ二人で過ごすシーンとかがとても好きだったので(ああいう静かな時間を通じて愛を育んでいった二人だったと思うので)そこすっ飛ばされまくってるのはちょっと残念だったんですけど、そこは生演奏と心情描写のリンクの説得力でうまくカバーしてたなって思いますね。

あとピアノの方の「演技力」が素晴らしかった。復帰して間もない頃の拙い演奏、ヒューマンメトロノームの無機質な演奏、怒りに任せた不快な演奏、愛を知って優しさと悲しみに溢れる演奏、の演じ分けがすごかったなあと。ピアノ弾きとしてもとても感動しました。ああいう楽器の演技を交えた舞台ってぜひまた見てみたいです。

 

残念だなって思ったのは、広報がいまいちだった印象。そもそもこの世界、人気原作の2.5でも、女性人気が高いわけではなくかつ女性出演者がいる舞台ってぶっちゃけあまり好まれない傾向があると思うんですよ。それも踏まえてもっと積極的に広報して欲しかったなあと。

本当に良い舞台だったのに、地方楽とは言え、千秋楽で後方席が埋まってないのは寂しかったよ。

とても良いお芝居を見せていただいただけに、そこがとても残念。

 

 

今週末は推しくんの主演舞台です〜東京公演行けなかったので楽しみ!

芸術の秋、推し事の秋

全週末がみっしり推し事で埋まっている秋がやってきました。

 

スケジュール三度見くらいしましたね。

おかしいな、私は本当にガッツじゃないどころか、なんなら茶の間に近いゆるオタなのに……本当にそうなんですけど、元来流れてる現場好きの血とDD精神があだになってしまっている。

でも今年前半は本当に茶の間だったしめぼしい舞台ってしゃばけくらいしか行ってないし、それも過去のエントリで書いたかなしい出来事により1公演しか見れなかったのですけど、私は今年の前半何をしていたんだ…?と記憶を失った人の様になってたんですけど、そうだ二次元の推しジャンルの劇場版に通いつめてたんでした。舞台挨拶はいっぱい行った…あと超仕事してた。(あと刀ミュとダイステは行った)

 

毎週末埋まってると言っても、最推しくん関連はそのうち半分くらい…?

具体的には最推しくん関連の舞台やイベ、いつのまにか再燃してしまった元推しの主演舞台、最推しくんの交友関連で気にしてるうちに好きになったゆる推しくんの舞台、友人の推しのバーイベ、友人の推しの舞台。

誘われると軽率に行っちゃうし、気になると軽率に行っちゃうし、チケ協力頼まれたら(ほぼガチの友人にしか協力しないのもあるけど)何となく自分のぶんも足して申し込んじゃうのでこんな事になります。

推しくん関連以外は上京する気はないので、多分11月頃からは現場はペースダウンする…と思う…そこでちょっと落ち着いてお金貯めたい…。(でも刀は取れたらぶっ込みたい…全然ペースダウン出来ない!)

 

いやあこんなペースで観劇するの、多分人生で某ジャ●ーズファンタジーKY●toKY●に通ってた時以来です。みんな知ってる?KY●toKY●…………。

あったんですよ、かつて京都でジャ…の常設公演が。ほぼ毎日やってたんですよ。地獄かよ、いろんな意味で。Jオタですら若い子は知らないのではないだろうか。

 

ぶっちゃけKY●toKY●のことなんてもう記憶の彼方だったんですけど、ふと予定を確認しましたらば、この秋の観劇ラッシュの中で一番通うのがよりによって京都劇場だったので、ウッ頭が……って感じでうっかり記憶が掘り起こされました。

そう、京都劇場……元『シアター1200』。かつて、こけら落としからKY●toKY●のロングラン公演をやっていた私にとって思い出の劇場です。色々あったけど若かったし楽しかったなあ。あの頃気に入ってたJr.たちも、やめたりデビューしたり色々です。∞の人たちなんかはほぼデビューから見守ってました。立派になったね。いやあ懐かしい……。

あの頃死ぬほど通った劇場に、まさかン年の時を超えてまた連日通う事になるとは…何とも言えない縁を感じます。

相当いろんな席に座ったはずなんですけど(多分前3列くらいは、ほぼどの席も経験がある気がする)もうほぼ記憶にないです。ってか中改装したりしてんのかな。あの頃のままではないのかも知れない……。刀とかで行きそびれてるから京劇になってから初で、今現在中がどうなってるのか全然知らないんですよね。

足を踏み入れたら色んな思い出が走馬灯の様に浮かんで来そう……こわ……。

 

物心ついた時から生粋のオタクなので、新しいものにハマッた!と思っても過去にハマッていた誰かや何かとどっかでリンクしてしまうことはよくあるのだ……と、某お笑い界の鬼才おじさんと推しくんが並んだキービジュを不思議な気持ちで見て、感慨深く思っています。