生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

他の舞台を見ている間に推しの新仕事が決まっている世界

ワー!

推しの新しい現場が確定しました。来年四月下旬から五月上旬だってよ!

オタクの予定埋まるの早ええ〜〜!しんど!

別俳優本命の友達とも言ってたんですが、あまりに先の現場が先に決まると却って空白時期になんの仕事ぶっこまれるのか戦々恐々としてしまうから勘弁して欲しい。

ってかその時期完全にGW潰してきてますよね。GWというと二次元オタクには外せない祭典の一つが被ってるんだけどどうなるんだろう…なるべく早めに日程詳細出してねク●エくん…。

 

インフルで楽日を手放すという悲しい思い出もありましたが、初演がほんとにほんとに大好きな舞台だったので心底嬉しいです!今んとこ主演しか出演者としてクレジットされてないけど他のメンツも出来るだけ変わらないでほしいな〜!大好きな座組なので!

 

しかし、第三弾決まったからはっきり言うけど、第二弾の推しの使い方は本当にひどかったなと思います。

声の出演って言われた時点で正直かなり「えええええwww」ってなったんだけど、まあスケ合わなかったんだろうなとは思ったし(実際蓋をあけたら某王国ミュとまるかぶりだった)、その辺は脚本演出で可能な限り出番を絞って前回の入道さんみたいな感じで天の声っぽく喋るのかなって、せめてシルエットとかで出てくるのかなって思ってたんですけども、いざ始まったらめっちゃ偽だんながいて失笑しました。いやこれは…ちょっと…。

ツイッターで収録の画像あげてた時に楽譜置いてあったので(すげえ楽譜読める状態の画像上げてていいのかコレwって思った)えっ歌うんだ?と思ってちょっとビックリしたけど、ハモりまであってマジかよって思った。

最初は大分演出に引いてしまったんだけど、途中から逆にだんだん面白くなってきましたね!何が一番笑ったってどう見ても代役が女性だったことですね。推しの体格からして仕方ないんだけど、そうか似た背格好は女性しかいなかったんだな…って思うとジワジワ面白かった、推しくんごめんな。

あとアテレコの不自然さをごまかす為か病弱度がアップしてて、初演の若だんなは原作好き視点としてはわりと元気過ぎるというかちょっと解釈違いだったんだけど(推しが美しいしお芝居として面白かったからそれはそれで別に良い)前回よりちゃんと死にそうな若だんなだった。

あと見所としてはお雛ちゃんの歌唱力がすごい…彼女が歌い出すと急にDズニー映画が始まった。

一番泣いてしまったのは終演アナウンス。最初はははあ開演終演も若だんななのね〜って思いながら聞いてたら後半の兄弟のやりとりにやられた。二人とも良かったねえって、あそこで泣かせにくるのずるくないですか……でも本当に良かった。

短編×2本だったせいもあるのか、山場が少なくて一作目に比べてちょっと盛り上がりに欠ける舞台だったけど、お話としてはどちらもとても良かったし、特に各話のメインの俳優さんの演技が素晴らしくて総括としては心温まるとても良いお芝居でしたし、やっぱりこのミュージカルが好きだなあって思った。

それだけにエアー若だんなの件本当もうちょっとどうにか出来なかったの!?って気持ちが最後まで残ったけど。推しがああいう風な出演の仕方するって、なんか推しが他の出演者に対して失礼なことしてるみたいで厨としてもあんま気分よくないよな〜と。いかにも接待舞台感がすごいじゃないですか。まあ実際そうなんだろうなって思うけど!

 

冒頭ではしゃいでるけど、正直第三弾はあるだろうと思ったし推しの主演続投もあるだろうなって第二弾の時点でまあわかってたよね!って感じですね。

だって推しくんを続けて使うつもりがないなら第二弾でキャス変するよね普通に。一度変更してしまうと呼び戻すのにどっちにも遺恨が残るだろうからなんか次作まで手放さない為の苦肉の策って感じがしたし、なんなら2、3抱き合わせてのオファーだったのでは…?と思わずにはいられない。推しくん側も第二弾のあの仕事無条件に受けるとは思えないんだよなあ。

そんな大人の事情はさておき、エアーじゃない若だんなが戻ってきての第三弾は素直に楽しみです。今回は関西にも来てくれるってことで今度こそ通うぞ〜!時期的にインフルエンザも終わってるしね!(泣)

 

 

そうそうタイトルなんですが、そんな推しの新しい仕事が解禁になっていたその頃、私はドラマシティで『四月は君の嘘』の千秋楽を見ていました。

 

ぶっちゃけ私は原作とどうしても相容れなくて、いや絵はすごく好きだし、表現とか、展開そのものはすごく良いと思うんですけど、ヒロインの性格がどうしても好きになれなかったのと最終的なオチにどうしても納得出来なかったんですよね。

そう、私はハピエン厨。

そんなあれですが、好きな俳優くんたちが出ていたのと、演出の伊勢さんが好きだったのでやっぱり見ておこうかなと思ってチケ取りました。あと生演奏を使う演出というのに興味があって。ピアノ経験者でクラシック好きなので。

それに、まあオチを知っているので内容的に「舞台なら受け入れられるかも」と思ったのもあります。お芝居って、心の叫びの演技みたいなのにわりと良くも悪くも引き摺られるじゃないですか。そういうところうまくハマれば原作と和解出来るかなっていう期待もありつつ。

 

結論から言いますと、原作と和解は出来なかったけどお芝居はめちゃくちゃ良かったです。和解出来ないというか、納得はいかない、でもこれはこれでこういう話なんだ、彼らの人生なんだ、という説得力はちゃんとあったというか。

何と言っても有馬くんですね。この舞台の感想書いてる方みんな言ってますが、彼の演技がとにかくすごかった。憑依でもなく、役を緻密に構築するタイプでもなく、魂を削って演技をする。あんざいくんはとても良い役者ですね。ずっと板の上にいて欲しい人。

あそこには、確かに有馬公生の人生があった。

中学生なんだよなあ。中学生でこんな重いものを背負って、彼は前を向きはしたけど、この先どう生きていくんだろうと思うと大人のオバチャンとしては悲しい気持ちになってしまう。そこが本当に原作が苦手な部分で、やっぱり和解は出来なかったけど、でも芝居の説得力で「彼はきっと大丈夫」と思わされる勢いがあった。素晴らしいお芝居だった。

まあ原作知ってながら彼らが中学生だっていうのは中盤の渡が人生設計を話すシーンで「高校サッカーで大活躍!」的なことを言った時に「高校…?アッこいつらまだ中学生だ!」ってビックリしたんですけど。w

渡亮太くんは本当にいい子ですね…!中学生であんなに人間出来てていいのか?ってくらい。しかし私は彼の演技をこれまで本人とかけ離れたタイプの役しか見たことがなかった為、わりと普段生放送とかで見ている素のご本人に近いタイプのキャラで、なんとなくモゾモゾしました。別に演技がダメとかでは全然ないし、渡くんとしてはめっちゃ良かったんだけど、ちょいちょい本人に見えてしまって現実に引き戻されるというか…w あまり素のキャラに近い役も考えものなのかな。作品によるとは思うんですが。

全11巻、アニメ二十二話分のお話を2時間にまとめてるのでちょっと駆け足な印象は受けました。個人的に音楽室でただ二人で過ごすシーンとかがとても好きだったので(ああいう静かな時間を通じて愛を育んでいった二人だったと思うので)そこすっ飛ばされまくってるのはちょっと残念だったんですけど、そこは生演奏と心情描写のリンクの説得力でうまくカバーしてたなって思いますね。

あとピアノの方の「演技力」が素晴らしかった。復帰して間もない頃の拙い演奏、ヒューマンメトロノームの無機質な演奏、怒りに任せた不快な演奏、愛を知って優しさと悲しみに溢れる演奏、の演じ分けがすごかったなあと。ピアノ弾きとしてもとても感動しました。ああいう楽器の演技を交えた舞台ってぜひまた見てみたいです。

 

残念だなって思ったのは、広報がいまいちだった印象。そもそもこの世界、人気原作の2.5でも、女性人気が高いわけではなくかつ女性出演者がいる舞台ってぶっちゃけあまり好まれない傾向があると思うんですよ。それも踏まえてもっと積極的に広報して欲しかったなあと。

本当に良い舞台だったのに、地方楽とは言え、千秋楽で後方席が埋まってないのは寂しかったよ。

とても良いお芝居を見せていただいただけに、そこがとても残念。

 

 

今週末は推しくんの主演舞台です〜東京公演行けなかったので楽しみ!