生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

認知とアイドルとお題箱返信

■認知についてのアンケート

こちらのアンケートに回答させて頂きました〜。

 

konamon.hatenadiary.com

 

私の認知についての考えは過去エントリにあるのでまあ気が向いたら読んでくださいって感じなんですけど。

 

何度も書いてるんですが、基本私は認知を積極的には求めてない人間です。推しと私は俳優とそのおたく、それ以上でも以下でもない関係なので。ただまあ、絶対死んでも認知されたくない!!ってわけではないし、ファンサには沸くし推しの顔を近くで見たいし推しと話はしたいおたくなので、普通に接触には「行けたら行く」スタンスでした(必死ではない)。

驚いたのは、推しほどの人気者は仮に顔を覚えたとしてもこっちから「覚えてくれてますか!?」って必死に聞いたりしない限りは認知って曖昧にしとくもんだと思ってたんですよね。だから推しからはっきり認知アピールされた時、幻滅とかでは全くないんだけど「推しは思ってたよりも人間だった…!」という謎の感動は覚えたのでした。なんかもっと神格みたいなイメージだったので(?)。

ファンに対してどうこうとかではなく、「よく顔を出してくれる感じの悪くない常連」に対して「よく来てくれてるのちゃんと知ってますよ!」って伝える事は客商売としては全く正しい判断だと思うので、そう考えたら納得は行くのですけどね。

 

 

今週のお題「私のアイドル」

上記のシェアとお題箱返信でも書くか〜と開いたら、はてブのお題が「私のアイドル」でおっと思いました。

 

私のアイドルは言わずと知れた推しくんです。でも、彼が職業カテゴリとしての「アイドル」かというと違いますよね。彼の職業は「俳優」であります。

でもじゃあ、アイドルの定義ってなんだろう?

今回のはてブのお題としての「アイドル」は、説明を見るに身近な人でもなんでもあなたにとっての広義のアイドル、ということらしいので、まあ推しくん即答です。あと2次元の方のチョロちゃんかな…!円盤3巻のジャケはまじでアイドルだった可愛すぎたありがとうございます。

 

話がそれた。

アイドルってなんだろう?年齢ではないと思う。2016年に消えてしまった私のアイドルは年齢でいうならみんな最高にオッサンだけど、私が勝手にアイドル呼ばわりしているわけでもなくちゃんと世間一般から最後まで「アイドルグループ」の認識であった。というか、某事務所は事務所の成り立ちからして所属してるメンバーは一応は全員アイドルだよね。

若手俳優、俳優と言いつつアイドルみたいな仕事もめっちゃ多い。ぶっちゃけ「俳優」って言うなら本来は演技だけやっとけって話で…。参加しておいてなんだけど、アイドル紛いの仕事や接触が多すぎるよね。

各種円盤のリリイベなんかは、映画の舞台挨拶とかと同じ様なもんだから俳優の仕事に入れていいと思う。個人のファンミイベントも、頻繁でなければアリでしょう。写真集やそのリリイベもギリOKだけど、接触のために何冊も買わせるシステムは「俳優の仕事」としてはどうなのだろう…?ましてやカレンダーのリリースイベントとか初めて聞いた時は本気で意味わかんない文化だなって思った。カレンダーのリリイベってなんやねん。カレンダーだよ???行くけど。

しまいには自分の写真集でも何でもない、数ページ掲載されてるだけの雑誌のお渡し会とか、嬉々として参加しておいてなんだけどぶっちゃけ完全に俳優の仕事ではないなと思う。推し本人はファンとの触れ合いの場はやり過ぎず適度に差し込みたい派って感じですし、別に批判するわけではなくてそれ自体はやるのは全然構わないしむしろファンとしては会える機会を積極的に作ってくれるのは嬉しいです。ただ「俳優」の仕事かって言われると…ンン?

推しに限らないけど、もはや若手俳優ってアイドルとどう違うのみたいな感じではある。あっ芝居以外で歌って踊らないからアイドルじゃないのか?でも歌って踊る人もいるよな。

 

じゃあ、アイドルの定義とは……?

ここはみんな大好きウィキペディア先生に聞くしかねえ。

 

アイドルとは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を意味する英語(idol)に由来し、文化に応じて様々に定義される語である。

日本の芸能界における「アイドル」とは、成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物を指す。

 

ん?待ってほしい。

 

成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物

 

……普通に推しくんじゃない?

いや、おたくの贔屓目とかではなく。というか推しくんに限らず今「若手俳優」と呼ばれる人たち、だいたいこれに当てはまるのでは?確かに舞台とかに上がる以上演技力などの「技術」は求められるものの、主だっては良くも悪くも技術面より「存在そのものの魅力」が重要視される世界だと思う。だって集客してナンボだしね。

そして若手舞台俳優としてはかなり売れている方である推しくんですらまだまだ俳優としては発展途上だし、もっと若手の子たちならなおさら。そういった成長面をファンと共有することも含めてファンサービスの一環としている場合が殆どだと思う。つまりこれは若手俳優にも当てはまる。

 

キャラクター性を全面に打ち出し、歌・ダンス・演技・お笑いなど幅広いジャンルで活動を展開しやすいのが特色である。外見が最も重要視されるモデルとは異なり、容姿が圧倒的である必要はなく親しみやすい存在であることが多い。

 

……推しくんだな。

前半部分なんて、いわゆる2.5次元俳優のあり方そのものじゃないですか。

まあ推しくんの容姿は圧倒的ですけど(主観)、男としての格好良さという面で言えばぶっちゃけそうではないし。美しすぎて破壊力の高すぎる顔面ではあるけど(主観)可愛らしいお顔立ちなので親しみやすいとも言える。

 

一方で、はっきりと目には見えない“華”や“人間的魅力”が強く求められるため、一流のアイドルは手が届きそうで届かない存在となる。

 

推しくん!推しくんだ!!これはもう間違いなく推しくん。

華も人間的魅力もあり、さっきの認知もそうだけど比較的近くまで降りてきてくれるから手が届きそうだし、でも純粋にファンとしてルールを守って応援している人間からするとまず手が届かないはずの存在。

 

というわけで、ウィキペディア先生に聞いてみたところ、推しくんは私にとってのアイドル!っていうの以前に、普通にアイドルだった。というか若手俳優はつまりアイドルであった。

 

なんだ、推しくんアイドルじゃん!可愛い!!知ってた!!

本当は推しくんが私にとっていかにアイドルかっていう話をするつもりだったのにアイドルの定義の話になってしまった

 

 

■箱のお返事

こりらさんこんにちは。こりらさんのお題箱宛に「2次元オタクが実も無いのに軽率に『推し』を連呼していて悶々とする」旨の投書をさせていただきました者です。個人的な愚痴にも等しい投書に対し、親切丁寧なご回答、そして暖かいお言葉を誠にありがとうございました。確かにこりらさんのご指摘通り、私は自分の推し歴がまだまだド新規なことに対するコンプレックスがありました。だからこそ余計に『私はきちんと推しを推してる!』と、ぬるい覚悟で追っかけている訳ではないのを主張したがる、面倒なオタクになっていたかと思います。ですが『推しを推してる目的を、1度ゆっくり見直してみては?』というお言葉をいただけて、冷静になることが出来ました。
ここから先は伏せていただけましたらありがたいですが、(中略)

一方的に寄越した愚痴にここまで優しくお言葉をかけてくださいまして、本当に、ありがとうございました。
これからはこりらさんからいただきましたアドバイスのことを思い出し、人は人、我は我、の精神を保って、スマートにいこうと思います。

 

こんにちは、お返事遅くなりましたが返礼ありがとうございます!

あ、ああ〜例の……!あの件は私も存じ上げており、他人事(というと言葉が悪いですが)ながら一介の若手俳優好きとしてとても心を痛めておりました。そして投稿者さんの推しさんを思う気持ちを拝見して、大げさでなく涙が出ました…;;決して長い年月ではなくても、推しさんと「ファンと俳優」といういささか一方的な関係とは言えそういう風に苦楽をともにしてきた方からすると、本当にヌルい推し方で知った口を聞く人たちにモヤモヤされるのはとてもよくわかります。細かい事情を存じ上げませんでしたのでわりと的はずれのアドバイスではあったかと思うのですが、少しでも気持ちが楽になって頂いたのでしたら幸いです。

 

これからも投稿者さんとその推しさんの末長い幸せをお祈りしております…!