生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

ハローハローハッピー2018

あけましておめでとうございます!!!

あけました!2018年!!イエー!!

 

 

旧年中はこのような、自己満足に思うところを垂れ流しているだけのおたくのブログにお付き合いいただきありがとうございました。

今年も推しくんと私と時々元推しをどうぞよろしくお願いいたします。

 

推しくんとともに2017年を見送り、推しくんとともに2018年を迎えました。

推しと同じ空間で年越し出来るの最高だな!!!しかも目の前1メートルとかで仲良し俳優さんたちとわちゃわちゃ楽しそうにしてるところを年明け早々に見れてほんと幸せだった。

 

そういやなぜかイベント前に推しのマネさんと顔を合わせてしまい(普通にロビーにいらした)、動向の親友以外で昨年最後に挨拶した人間が推しのマネージャーというなかなかにジワることになった。しかも今回連番した友が推し事フレンズエントリで書いた親友ちゃんで、まさに私の2017年を表してる大晦日でした。

 

ステフェスくんについては、一作を全く未履修かつ生で見たのは推し出てる二作だけだったこと、そうでなくとも4作品合同ライブ(しかもうち一作はガチめのミュージカル)ということで、楽しくないとは思わないけどどういうテンションで見れば良いんだ…?と若干戸惑いもあったんだけど、蓋を開けてみればほんとーーーに楽しいライブイベントでした。

知らない作品も生で見てない作品もめっちゃ楽しかったし沸いた!見たくなった〜!推し関連作品は言わずもがな、めちゃめちゃに盛り上がった。推しの二作はもちろんとして、キンプリはやっぱりすごいな。なんかキラキラ感が突出しているというか…プリズムの煌めきを感じる…アニメの方でも思ったんだけど、なんだろうな、おたくな自分が許された気がして泣くような場面じゃないところでなんか泣けるんだよねキンプリ。

 

早着替えがんばる推しくん、引率の先生がいなくなった(よそ陣営のガチ先生になってた)ことでブレーキがなくなるむつごにハラハラする推しくん、帰らない客に教育的指導しに出てくる推しくん、相変わらずで大好きでした。今年も大好きです。

 

親友ちゃんと、今年はマジでゆるおたになる!具体的には一つの公演にアホみたいに連ステすんのやめる、関西公演がある時は余程のことがない限り東京に二回以上行かない!!と誓いを立てあったんだけど、もうすでに松ステのチケットわりと手元にある時点で、その誓いは…。大丈夫これは去年の遺産なので!!

あと親友ちゃんとは、今年はまた推し共演連番したいよねー!と言い合ったけどこればっかりは推したち次第だからな〜!w

 

 

フォロワーさんが、推しツイッター貯金を計画してたので私もこれなら楽しく貯金出来そう!と査定を考えました。

 

基本料金
  宣伝ツイート 10円
  通常ツイート 50円
  画像付き +50円(1枚につき)

 

加算
  自撮り +50円

  フワッとした加工 +50円
  顔がかわいい(好み) +100円
  ツイートかわいい +50円
  一人称「わたくし」 1回+10円
  好きな俳優との2ショ以上 +100円
  好きな俳優へのリプ +100円

 

私信(と私が勝手に判断したもの) +200円

ブログ更新 500円

 

私のテンションによるボーナス  時価

 

推しくんほぼ毎日ツイートするからかなり厳しめに値段設定考えたのに元旦からいきなり1000円近く持っていかれて早速破綻しそうです。年末にはグアムに聖地巡礼いけるくらいには溜まりそう!パスポート持ってねえけどな。

ちょっと査定見直ししないといけない…いやでも呟かない日もあるからな…とわりと真剣に悩み中です。

 

2018年もこんな感じでくだらないことばっか考えて過ごしそうな予感がひしひしとするなと思いつつ、元旦の夜は更けて行くのでした。

 

 

 

 

余談。

発言は個人の自由だし言いたいことは概ね同意だし批判ってつもりはないけど、推しのフルネーム出して意見されたからには同担としてちょっと思うところあったので…

人気のてんごしか行かない人だらけ問題に関しては、別に全然推しくんに限ったことじゃなくてもっとずっと顕著な人もいるし、まだ推しくんはそういう人種がわりとわかりやすくミーハーなファン層で、一部のもっと極端な人気作品のあたりだと人気作しか行かないのにめちゃくちゃ知った口聞く人だらけですし、その点推しくんはマシな方じゃないかなあと思う。だから良いという話でもないけど…

そもそもそういう人たちは私は推しくんのおたくだと思ってないです。それに趣味にどれだけ金かけるかは人それぞれなんだから言っても行かない人は行かないし、結局そういったミーハー層をいかに「役者としての自分のおたく」に取り込めるかってのは本人の実力や営業努力であって、おたくがどうこう言うことではないと私は思ってます。あくまで個人の意見です。

推しぴっぴしゅきぴっぴ550日

もうなんか早速タイトルにテンションが付いていけなくて食あたり起こしそうです。

 

いわゆるリアコっぽい記念日アプリで、推しくんに恋した日♥(訳:某ステの情報解禁日)からの日数を計算したら、本日は私が推しくんに恋して550日目♥らしいです。ってかもうそんなに経ってたのか……なんかずっとニワカな気持ちでいたので(まあ押しくんの芸歴からするとくそニワカなんですけど)、そろそろふんどしを締め直していかないといけないな、って思ったところです(?)。

厳密には推しくんと出会った(訳:推しくんのことを知った)のはもっと何年も前だし、逆に本気で恋に落ちた(訳:推せる!推そう!と思った)のはもっと後なんですが、このアプリの0日目に設定した日が私が彼をはっきりと「好意的に観察対象に入れよう」と決意してフォローした日なので、まあガチ恋でない私的に「恋した日」っていうとこれが近いのかなって。日付がはっきりしててわかりやすいってのもありますが!

ちなみに記念すべき500日目は特に推し事もなく、普通に残業でした。推しくんは顔の怪我は治りましたよ〜と言いつつノーメイクの自撮りを全く上げてくれなくて絶対にウソつけって思って珍しくちょっと病んでた時期ですね!

 

 

さて、そんな全然記念日でもなんでもない550日目に、流行ってるし推しくんしゅきしゅきエントリ私も書きたい〜!って思ったものの

●ババアなのでネタでも推しぴしゅきぴ〜!みたいなテンションになれない

●そもそも普段から小出しにわりと推しくんの好きなところは書いてる

●改めてきちんと考え始めると哲学になる

みたいな感じで、結果具体的に推しくんのここが好き!っていうエントリを書こうとすると、なんか黒背景にピンスポでゲンドウポーズになりながら「ふむ…推しくんの好きなところですか…。そうですね、例えば彼は……」と語り出しそうな感じのテンションになってしまう。

つまり、面白くない!

 

と言っても推しくんの好きな所をハイテンションに語るのが無理かというとそういうわけでもなくて、このブログでもたまに書いてるけど、顔が好き!!とかサイン可愛い!!とかのピンポイントだとたまに「好き〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」って突然針がふりきれる事があるので、そういう時に書くとテンションが高くなります。

 あと基本推しくんを形作る何もかもが好きなので、実際に好きなところを挙げて行くとマジでキリがない。まあとりあえず、特に好きな順に要素に分けて語っていこうかなと思います。

 

 

『容姿』

顔の話をすると、またかよ!!!もう飽きた!!!って思いますよね、わかります。私もそう思います。

なので顔について事細かに語るのはやめておきますが、まず何が好きってやっぱり550日経ってもダントツで顔面が好きです。なんなら顔面だけは550日より前から好きでしたからね。顔ファンだと罵ってくれて結構!!!

どれくらい顔オタかというと、顔に怪我した時にぶっちゃけ推しくんの身の心配よりも先に「顔に傷がついた」という事実がショックすぎてめちゃくちゃ病んだくらいには推しくんの顔を偏愛しております。いやまあそれも俳優としての推しくんの先の仕事を心配する故も勿論あったんですけど…!だって役者が本業と言っても、若手俳優はやっぱりグラビアのお仕事なんかもありますし。

私にとってはマジで平成の至宝なんですよ。もう全てのパーツとバランスが地上に舞い降りた奇跡なんですけど、特にひとつパーツを挙げるとすると目かなあ…。眠いと深くなる綺麗な二重、長い睫毛とカラコンしてると思われるくらい色素の薄い虹彩。放置してると意外と凛々しい眉(でもだいたい前髪に隠れてて目立たない)やすっぴんだとたまに出来てるクマすらも可愛い。

逆に、大きなチャームポイントのひとつなんだろうけど私的にはそんなに好みじゃないのは唇かな。ぷるぷるしてて男と思えないほどピンクで本当に愛らしい唇ですけど、純粋な私の好みはもっと薄い方なので…。でも推しくんの唇だと思うと全然推せますけど!あくまで客観的に見て顔のパーツの中では意外と順位が低い方です。でも推しくんのおたくじゃないお友達で推しくんのお顔が好きって言ってくれる人は大体みんな唇が好きっていうんですよね。それはそれでわかるんですけどね!T崎くんもA牧くんも余裕でキッス出来る唇ですからね!トキエンタテイメントどうなってんだ。

普段はどう見ても年相応の男性にとても見えない顔ですしそこが最大の推しポイントなんですけど、一方で笑ってクシャッと皺が出来た時のああ〜やっぱ童顔のアラサーだな、って感じる瞬間がすごい好きだったりします。何故か愛おしい。二次元でものじゃロリ属性持ちなので、そういうところが惹かれるのかもしれないです。

……事細かに語るのはやめるって最初に書かなかったか?

あと見た目の面でいうと、体型。とにかく昔から背が低めの男性が好きで、160〜高くても170くらいのこじんまりしている肩幅の狭い男の人がめちゃくちゃ好きなんですよね。推しくんはスタイルが良いので単品でパッと見るとそこまで小さい印象は受けないのに、近くに行ったり人と並ぶと「うわっちっさ!!」ってなるところが最高に可愛くて理想。あとあんな見た目で華奢に見えるのに筋肉が結構すごいところ、でもムキムキではないところが最高。私的に理想のタイプの筋肉なので、今以上には鍛えなくていいけど維持は頑張って欲しい。推しくん希望のふとももタッチ会はぜひいつか開催待ってます。

 

 

『演技力』

まあそりゃ役者を役者として推してるんだから、どんなに顔が好きでも演技が好きでなきゃ推しと言い切れるほど推す気にはなれないわけで。

推しくんは基本的には憑依型ではないと思う。かと言って構築型かというとそこも微妙で、自分で原作と座組全体を見たバランスでイメージした「その舞台においての」キャラ像を、力技で引っ張り下ろしてくる感じというか。オーバーソウル型…?

唯一祖国様だけは例外で憑依だなと思います。特にそれを確信したのはバクステで素の姿のまま通ししてた時に、セリフを喋り出した途端にスッと何がか憑いたみたいに祖国そのものになったことですね。他作品のバクステでは感じたことがなかったので、あれは見てゾクッとした。

あと何度か言ってますが泣きの演技が本当にすごい。舞台におけるガチ泣きってわりと賛否ある部分だと思うし、私も決して全面的に肯定するわけではないんですけど、それでも推しくんの泣きの演技はマジで持って行かれてしまう。バンビの時に語ったけど、逆にビックリして呑まれてしまってもらい泣き出来なくなるほどの圧がある。いつでも泣ける、と本人が自信を持って言い切ってるのもすごいけど、車当て逃げされて泣きながら親に電話したとか出られないと思ってたライブに出られると知って涙ぐんだりしてるとこからして、ただ単に涙腺が……?いや、可愛いですけど!!!

長年の努力で培われて来たものもたくさんあるけど、フリやセリフの飲み込みの速さとか、板の上のとっさの対応力なんかは本当に天性のものだなって思う。

あと「演技」というテーマからはちょっと離れるけど、私は本当に推しくんの常に座組を俯瞰で見ているところが特に好きで。いつか演出やって欲しいってファンになったばかりの頃からずっと言ってるんですが、最近本人もそれを意識し始めているようなので(文脈的に私が言ってるから私信〜みたいに取れそうだけど全くそういう意味ではないですw)マジでいつか推しくん演出の舞台を見てみたいなあ、っていうのが夢です。

まあ今ですらカンパニーで一番怖いとか言われるくらいだから、ガチで演出したらそれこそ鬼演出家になりそうだけど!www

 

 

『性格』

性格面だと、妙なところで女っぽいところがめっちゃ好き。

これは別にナヨナヨしてるとかオネエとかそういう意味では全くないです。むしろ推しくんは普段は見た目に反して男らしい性格と評されるし実際そうだと思うのですが、そんな風に男らしい性格がベースにあるからこそ「ああ、女系家族で可愛がられて育ったんだな」というのが如実にわかる女性的な部分がちょいちょい目立って、そういうとことても好きですね。

考え方だったり異性や同性への接し方が時々すごく女性的な部分がある。これ語るとちょっと貶し愛っぽくなっちゃうんですが、私的にはdisではなくて、まあダメな部分だと思うけどそこが好き!って感じ。懐に入れた人への独占欲がめちゃくちゃ強かったり、あざといって言われるのがヤだなんて言う割にはめちゃくちゃ自分の事可愛いと思ってて何故か自分のおたくに謎のマウントかけてくるしw あと可愛がってくれる年上男性への媚び方とか、逆にぶりっこ(死語)系の女優さんに対する露骨な塩っぽさとか。とにかく自分が中心で構われないと嫌なところ、人の好き嫌いが意外とわかりやすいところとかおおいに女性的だなあと思うし、そういうとこすっごい子供っぽくて可愛いですけど、悪く言えばいわゆる「サー姫」体質w

あと一見わかんないけど、実はすごいナルシスト。むつごの次男とかみたいな方向じゃなくて、サラッとしてるけど実際はヒくほど自分大好きだし自分の顔大好きなところ、推しくんの顔面大好き芸人としては推せるところです。

でもそういう女性的な(しかも一般女性だったら痛い女と言われかねない)部分を、あの根っこの男らしさから来る爽やかさだったり面倒見の良さだったりがうまいことバランス取ってて決してネチネチしてないから、人の輪の中心にいつもいるんだなあと思う。得な性格をしている!!!

ファンになりたての頃ってまじで完璧超人に見えていたので、深く知ることによって垣間見えてくる、ぶっちゃけ人としてちょっとどうかと思う部分に最近とても魅力を感じるんですよね。

 

 

トークスキルの高さ』

とにかく頭の回転が早いのでトークがめちゃくちゃ上手い。正直、高校在学中からこの世界に入ったのもあってか語彙力はあまり高くないなって思う時があるんだけど、逆にそこをトーク力でカバーしちゃうのがすごいなと素直に賞賛する。

お笑い追っかけてた時代もあるんですけど昔っからツッコミが好きで、それも演技としての漫才やコント上でのツッコミ役というより(もちろんそれも上手い人は好きですが)アドリブでポンポンと人の発言を拾って突っ込んでいくタイプの人がめちゃくちゃ好きなので、そういう意味で推しくんのトークスキルが最高なところも推せるポイント。ファーストコンタクトが松でなかったらここまでハマッてなかったかもしれないな。

接触にしろひとりトークにしろ、案外興味のある話とそうでない話の差がはっきりしてて食いつき方と流し方が如実なところ、性格面で語った人間関係とも似ていて、そういうとこあるよ〜って感じなんだけどそういう大人気ないところほんと好きだなあ。

 

 

『声』

見た目の印象のわりに声が低い低いとよく言われるけど個人的にはそうかな?って感じで、そこはあんまり違和感を感じたことはなかったです。でも多分これ、ファーストコンタクトがニコ生で初舞台がチョロ松くんだったからだと思う。美咲ちゃんとかみたいにドスを利かせるとマジで低音になるので、確かに初見があれだとビックリするかもしれない。

今年は声優仕事もちょいちょいあり、特に最初から舞台込みの企画モノだから特殊事例とは言えアニメの主演はさすがに驚いたし今だから言うと最初一話目は普通にアニオタの私がウワッどうなんだこれは…って思った。でも今は本当贔屓目抜きでもうハイネ先生は推しくんの声でしか考えられないなあって思う。

演技で張ってる時の低めの声も好きだけど、普段話してる時のちょっとフニャフニャした感じの声がすごく好きです。あと声っていうか、普段のあのちょっと関西なまりの標準語がね、好きですね。ベッタベタの大阪弁でもないのであたりが柔らかくて、でも関西の人だなあって喋りなので聞いてて安心感がある。自分のことを多少かしこまってしゃべる時の「わたくし」っていう一人称も好き。私でも僕でもなく、わたくし、っていう言葉のチョイスと、推しくんの発生する「わたくし」の響きがめっちゃ好きなんですよ。

あと悪魔みたいって言われる笑い声。わりと笑い声が…汚い…wwでもそこがめっちゃ好き。ツボにハマッたときのヒャッヒャッて笑い方も。

あと声と言えば歌!正直、まあ……歌唱力としてはもっとがんばりましょう感はあるんですけどw でもそれはそれとして、個人的な好みでは推しくんの歌声はめっちゃ好きです。元Jの推しの歌声に似ていて、決して上手くないんだけどちょっと鼻にかかった甘い声で普段の喋り声が低めなのに対して歌声は高いところ。大好き。人前で歌うのが好きで、楽しそうに歌うところも良いなあって思う。フェスの歌コーナーは本当に見ててほっこりする。

歌唱としてのアウトプットがそこまで上手くはないってだけで、ポンと音を取る能力はめっちゃ高いんですよね。相対音感は実はすごい。本人は向上心はめっちゃあるからもっと本格的にボイトレやろうと思えば出来ると思うしやれば絶対伸びると思うんだけど、多分巧さを追求するよりは楽しくのびのびと歌いたいんだろうなっていうのがわかるし、少なくとも今の所はそれが向いてると思う。例えば帝劇とかの本格的なミュージカルに行きたいってなったらまた違うんでしょうけどね。

 

 

『動き』

運動神経がいいので普通にキレが良いダンス。初見がチョロ松くんだったのでやたらとキビキビとしたダンスをする人という印象があったけど、優雅に踊る時もあるのであれはキャラづけだったらしい。実際松はある程度キャラに合わせた動きをしていて次男三男だけ妙にキレがいいの見てて面白いんだけど、それを差し引いてもやたらキビキビしていたのでw彼の中の「動けるオタク」のイメージがあの動きなんだろうな…w

そして、推しくんで動きといえばやはり殺陣。前にも語りましたが、二次元の小柄だけどパワータイプなキャラのアクションシーンがめちゃくちゃ性癖で、でも私好みのちびっこパワーキャラのアクションを実際三次元の人間で再現するのって不可能だと思ってました。なぜなら生身の人間でそこまでの動きが出来る人ってのは、大概かなりの筋肉がついてるので、二次元的な意味での理想体型からは離れてしまうんですよね。そのレベルの動きが出来る人って、みんな衣装の上からでも男らしい体つきをしている。

だから、推しくんの殺陣を初めて見た時は普通にビックリした。いや、二次元じゃん!?って。

周囲から極端に小さい身長、着痩せという言葉では表現できないほど一見華奢な体格から繰り出される動きは二次元の小柄パワーキャラそのもので、大げさでなくこの感じを再現出来る人がこの世に存在するんだ…と思った。同格以上の殺陣が出来る小柄な俳優さんは他にもいるんですよ。でも贔屓目抜きでこの「二次元小柄キャラのアクションそのもの」感は今の所推しくん以外に私は知らない。実際「この体型体格からは本来ありえない筋肉量」って言われたことがあるらしいから、キモはそこなんだろうなあ。

あと動きっていうのかわからんけど、グラビアでのモデル的なお仕事をしている時の、全身の表情づくりのうまさ。顔ももちろんだけど手の置き方とか微妙な姿勢とか、もちろん細かな指示はあるんだろうけど指先までの魂の入り具合が、ああ写真を撮られている時でも筋金入りの役者なんだなあって思う。

 

 

『絵と字』

下手!!!!!!!!!!!!!!!!(愛しい)

わりとこう、あの顔からは予想つかないゴリゴリの中学生男子みたいな字書くとこ最高に推せます。下手!!!そしてバランスが悪い!!!せめて文字の大きさだけでももうちょっと揃える努力しよう!?それだけでかなり上手く見えるよ〜!でも可愛い!!

推しくんのサイン(ヘイスヘ)が可愛い話は以前もしましたが、サインにもなんとなく筆跡というか字の下手さが滲み出てるのが愛おしい。

絵は画伯と呼ばれつつ、最近はすっかり微妙に上達してしまって「特に面白くもないただ単に下手な絵」に進化しつつあるのが残念なところです。あのねえ、多分本人は言われたくはないと思うんですが、正直「画伯」というには推しくんは感性がわりと落ち着いてるんだよね…w 物の見方がよく言えばマトモ、悪く言えばフツウ。絵を描く人間としての着眼が別にぶっ飛んでいるわけではない。だから半端に画力が上がってしまうとただの下手絵になってしまうんだよな〜!w

しかし今年のフェスでは、T朝ミュージックさんマネーで優秀なデザイナーが入り推しくんイラストグッズは却下されたかと安心していた矢先にギリギリの納期でイラスト入りトートぶっこんで来たのは強かった。会場の随所に飾られているトート。物販の一番右端の列に並ぶと、買い物してる間中地味に頭を攻撃してくる推しくんのイラスト入りトート500円。もちろん買いました。

 

 

『おまけ:意外とおのれを知らないところ』

これ性格面かとは思うんですけど、大好きなので別記しておきます。

あれだけ演技力があって自己プロデュースが上手くて自分のこと大好きでありながら、たまにピンポイントでビックリするくらいおのれのをわかってない時があって、それに気付いて本気で首かしげるとことかひたすらキョトンとする顔とかが本当に可愛いです。フェスで推しくんの今年の写真をファン投票でトーナメントで戦わせてどれが一位になるかってやつで大人の男魅力を追求した本人お気に入りの写真が萌え袖ゆるふわにゃんこちゃんに敗北した時の「うそでしょ????」みたいなリアクションは最高だった。マネさんに「自分が推したい自分と世間のニーズは必ずしもイコールではないから…」とか今更すぎる諭され方してたの最高に可愛くて沸いた。

あと耳を滅多に出さない話の時に「実は初めて言うんですけど…俺、耳が小さいのがコンプレックスで…」って恥ずかしそうに言い出した時の、マネさん含めて会場中が「?????」って空気になったの、何度思い出しても笑います。いや本当に何言ってんだ過ぎて、まず言うほど全然小さくもない上に、大きくてコンプレックスならまだわかるけど耳小さくても別に気にする事なくない…?っていう。そしてその時もマネさんに「自分がコンプレックスって思ってることは案外人から見るとどうでもいい」みたいに諭されててめちゃくちゃウケた。

最近のヒットは、ニコ生でグアムの話の時に、ツイッターに上げてた腕の血管がめっちゃ浮き出てて最高に萌える写真を出して「血管が最高」ってコメがたくさん流れたのを見て「えっ、俺腕の血管そんなに出てる?」って言い出したことですね。どう見てもめちゃくちゃ出てるし今までも腕放り出してるブロとかでめっちゃ血管出てたし、むしろそこ萌えポイントのひとつだと思うんだけど、マジで今まで気付いてなかったの???????ってめちゃくちゃ笑いました。声に出して「今!?」って言っちゃったもん。最近よく男っぽさも売っていきたいって言ってるわりに、男っぽさを売るにあたって見た目上最高クラスのアピールポイントを自覚してなかったとは一体…

でもそういう、すごく冷静に物事を見ているわりに自分の事に関しては実は結構ズレてるとこ、最高に可愛い。

 

 

もっとあると思うけど、もうすでに文字数がアホみたいなことになってるのでこの辺にしておこうと思います。いやまじでめっちゃ多いな!だから言ったのに!

某カウントダウンの後出し無料配信にめちゃくちゃ腹立ってますが心を無にして年末の推し事に勤しみます。

 

それではみなさま、良いお年を。

富士山五合目の景色

ドラマ弱虫ペダルが終わってしまった…………………。

 

 

もうだめだ……

来週から私は何を頼りに生きればいいのか。(年末現場あります)

本当にもう続きないの?実は来週普通にあるんじゃない?ねえ?

 

 

このドラマに関しては、あまりに思い入れが強すぎてブログで本格的に触れる気になかなかなれなくて。

チラチラと別件のついでに触れたりはしているものの、そろそろちゃんと触れようと思った矢先に例の事件があったので、実質このブログで推しくんの仕事的にはさも今年なかったもののような扱いをしてましたけど、実際はめちゃくちゃハマッてたしほぼ毎週リアタイorリアタイ無理でもOA当日中には追っかけてました。

それも、昨日で終わってしまった…………。

 

とっくに色んな媒体で何度も見て知ってるストーリーなのに、本当に毎週めちゃくちゃ泣いたし、すばらしい熱いドラマだった。

一期で頑張ったから予算も増えて、CGもウィッグも一期ほど安っぽくなくなったし、ロケ地の範囲も広がった。そういうメタな理由を抜きにしても、一期の時と違って今回は「インハイの三日目ゴールまで走り抜けることが出来る」というのは、やっぱり制作や役者の大きなモチベーションにもなってたと思う。あらゆる意味でのクオリティが、一期の時より格段に上がってた。一期からキャス変があったのは残念ではあったけど、思い入れとか好みを差し引くと、映像作品らしくよりビジュアル面重視(良し悪しの話ではなくアニメに似ているという意味で)のキャストになったと個人的には思うから、そういう意味での不満は全くない。あえて不満を言うなら舞台じゃなくてドラマでこんな中途半端なとこでキャス変って!っていう根本的な部分

 

最終回は原作ファンとして坂道くんと総北の熱い友情と絆に何度見ても心から感動する私と、真波山岳のおたくとして推しくんのおたくとして絶対に今度こそ勝って欲しいって思ってる私と、推しくんの胸筋腹筋に大興奮する私と(だいなし)が脳内で殴り合いの喧嘩をしてビッショビショに号泣して大変だった。

当たり前だけどスポーツもの原作の公式二次ってさ、何度同じ場面を繰り返しても絶対結果は決まってて、でも負ける方だって毎回絶対勝つつもりで挑んでるわけじゃないですか。黒ステは主役校のおたくだからいいとして、テニミュとかダイステとかは他校ファンだったから、キャストもいつもそういう話するし、おたくだって連ステ重ねて絶対ありえないって理性ではわかっててもこんだけ毎回頑張ってるんだからもしかして1公演くらい勝つんじゃない?って本気で思ってしまうくらいで。でも舞台は毎公演同じ脚本をこなしてるからまだ仕方ないけど、今回のドラマみたいに、また媒体を変えて挑んでも当たり前だけどやっぱり勝てないんだなあ、って実感して辛かった。

いや自分でもコイツ何を言ってるんだ???って思ってるところだから、そっとしておいて下さい。でもスポーツもの原作の他校おたくには1ミリくらいはこの気持ちわかってもらえると思うんだ……。

 

中の人の理性ではもちろん勝てないってわかってても、それでも真波山岳は最後までゴールを獲るつもりで走ってた。

舞台と違って本物の(いやCGですけど)翼を背負った真波山岳は本当にキラキラしてて(CGで実際にキラキラしてたけど)世界一美しいと思ったし、あの瞬間に私の中で原作を超えてしまった。

最後のゴール前で翼を背負ってペダルを踏む真波の姿を見ながら、私は本当にこの、原作の山岳でもなくペダステの推しくん真波でもない「ドラマ弱虫ペダルの真波山岳」がとてもとても好きだったんだな、と思った。

 

もうこのブログも泣きながら書いてるので自分でも何書いてるのかわからない!酔っ払いの文章みたいな支離滅裂さだけど酔ってません。

 

真波の涙が、めちゃくちゃしんどくてめちゃくちゃ綺麗だった。

子供みたいにただ自分のために頂上を目指していた真波が、負けたことで初めて、自分自身の勝負の悔しさじゃなくてチームとして勝ちたかった、勝ちたいという気持ちを抱いたこと。

あの泣き顔から感じられたその成長や感情の機微の演技。これはファンの欲目かもしれないけど、でも単純な演技力とはまた別のところで推しくんだからこそ出来たものじゃないかなって思う。過去に一度同じ思いをして、そしてリベンジが叶わないまま一度真波というキャラを卒業している推しくんだからこそ、あの瞬間の真波の気持ちが誰よりもわかったんじゃないのかなあ…。

 

とにかくドラマ弱虫ペダルには感謝しかない。

推しくんの真波山岳をもう一度見せてくれて、舞台メイクじゃない等身大の三次元の真波山岳を見せてくれてありがとう。

さすがに勝たせてはくれなかったけど、推しくんにもう一度三日目のゴールを、しかも本当の富士山五合目を走らせてくれて、その本気の景色を見せてくれてありがとう。背景に映るCGじゃない富士山がとても美しくて、私もいつかあの場所に行って、真波が泣きながら見た景色を見たいと心から思った。

残念な事故は起こしてしまったけれど、世間の心ない声にも負けず、事故に遭われたご本人やご家族の意志、そしてその大切な仲間たちの気持ちを尊重して、最後まできちんと放映してくれてありがとう。

 

出来れば同じ制作でまた、もう出来る限りメンバーを変えないで続編をやって欲しい。

原作だって未だに三日目ゴールしてないんだから、部長の帰りを待ってゆっくりでいいんで。そしたら推しくんもきっとまた謎のピスタチオダイエット*1頑張るのでよろしくお願いします。???

 

 

本当にかさねがさね素敵なドラマをありがとうございました。

しばらくは酒飲みながら見返して泣く;;;;;;;;;

*1:すごいどうでもいいけど、前になんとなく読んだダイエットの記事で乙女座O型の人が太りやすい食材の中にピスタチオ入っててめっちゃ笑ったんだけど推しくん…………。

2017年納められない

今年の推し事納めは大晦日だ〜!って思ってたら、推しくんが「まあ(大晦日に今年の仕事が)終わらないですけどね…終わらないまま来年になりますけど」って言ってて「おい〜〜!?」ってなりました。

いや確かにその通りなんだけど、そういうとこシビアに解釈しなくていいよ…!仕事納めは大晦日です、でいいでしょ!なんかそう言われるとこっちまで「うわっホントだ納められないまま新年を迎えてしまう…」って気持ちになるのでやめてほしいw

 

 

もうすぐ推しくんは次の舞台の初日なんですが、私は自分の仕事納めに忙しくてそれどころではないです。

初日行きたかったですけどね〜!この時期に遠征はきついし、主演なら考えたけどまあ、原作知ってるとぶっちゃけ出番あんまりないよね…?KMKのシロみたいなもんだよね…?って感じだったので、無理するのはやめました。案の定1幕にはほとんど出ないって言ってたので判断は正しかった。

しかし完売めでたいです。別に全通にも良席にもこだわるおたくではないし、自分が最低限行きたい公演行けるならあとは出来る限り埋まって欲しいので、自分の欲しいところがそこそこの席できちんと取れた上で最終的に全公演完売って本当に理想だなあ、って思います。

いつもこうだといいけどなかなかバランス難しいよね。チケット当たらなすぎても病むし、逆に都合上どうしても行けないのに空席あるって聞いても罪悪感で病むし。おたくめんどくせー!

 

今回推しくんは最推しキャラではないんだけど、最推しキャラも大好きな俳優くんが演じるし、推しくんのキャラも作中ベスト3には入る推しキャラだし、何より推しくんのキャラの元ネタの文豪がそもそも推し文豪なので普通に楽しみにしてるやつです。あと脚本と演出がめっちゃ好きな方達の初タッグなので、それだけで推し関係なく見たいと思ってたんですよね。どうでもいいけどこの文章「推し」言い過ぎで推しゲシュタルト崩壊しそう。キャラの推し推しくんも推しって言うからわかりづらいな!ちなみに最推しキャラは乱歩さんです。(言うのかよ)

 

話がめっちゃそれた。

 

いつもなら自分が初日に行けない時でも、やっぱり初日が近付いてくると独特の緊張感みたいなのは感じるわけです。それが今回何故か全くない。なんなら、えっもう初日?ほんとだ???まだ二週間くらいある気がしてた……くらいの感じで実感がない。

なんだろうなこの感じ……楽しみにしてないわけでは全然ないのになあ、って思ってたら、推しくんが「自分でも気付いてなかったんですけどもう本番なんですって!」って言ってて、また「おい〜〜!?」ってなりました。推しくんの発言に振り回されるおたく。

じゃなくて、そこだよ原因は!www 

いつもなら初日が近づくともうちょっとピリピリした感じが伝わってくるんですが、推しくんがとても本番直前とは思えないほどいつになくのんびりしているので、こっちも緊張感がないままあれっもう始まるんだ…?みたいな感じになっているのだった。

予想通り出番少ないみたいだし、演出家さんが推しくん信者だし、主演でもないのにFC枠は今回最強っぽいし、いつになく接待オファー感あるからまあわりと気楽なのかな。決して手を抜いているという意味ではなく、なんだかんだ言って本番ではビシッと決めてくることはわかってるので、たまにはこういう仕事もいいよねみたいな気持ちですけどね。夏頃とか秋の主演あたりは見てる方もしんどかったので…

 

手紙にもいつも書くんですけど、推しくんが日々を健やかに過ごして楽しくやりたい仕事をしてくれることが今の私の一番の幸せです。

そのおこぼれを直にもらえるのも、今年はもうあと2回。

今年の楽しい思い出のほとんどは推しくん絡みだし、推しくん関係なくても推しくんにハマったおかげで出会った大切な人たちや、推しくんにハマったおかげでまた昔みたいにフットワークが軽くなって行ったもの全部素敵だったとか、ずっと仲良い西日本の他県の親友と何故か一緒の現場に行くわけでもないのにやたらと東京で合流して飲んだなあとかw

本当に今年の楽しかったたくさんのことが推しくんに繋がってた気がする。

ガチ恋ではないけど、それでもやっぱり「人を好きになる」ってのはすごいパワーなんだなあ、と改めて思った一年でした。

 

今年最後のブログみたいな文章書いてるけど、年内まだ更新するかもしれないししないかもしれない。いつもそんなグダグダなブログですが、お付き合いありがとうございます。

 

 

*****

 

前回の記事にたくさんのスターありがとうございました。アンサー記事も、引用したりしなかったりで言及してくださって嬉しいです。認知されてる人、されてない人、色んな人の色んな気持ちがあって、大切に読ませて頂きました。

自意識過剰だ!って私が思われるのは全然構わないんだけど、可能性がゼロと言い切れない限りは私の性格上やっぱりどうしても引っ掛かってしまう問題なので…でも結局は「人それぞれ」がアンサーだろうなあというのはわかってるんですよ。気にしない人は全く気にしないってのもわかるし、むしろ多分そういう人が殆どで、でも気にする人も確実にいるのも事実で、そしてそれは推しかも知れないんだっていうだけの話で。

ただ、元推しのおかげで少し気が楽になったかなとは思います。一方的に干しておいてほんと身勝手な話なんですけどね。

 

お題箱にメッセージありがとうございます!

先日の記事の元推しさんの話で「もしかして…?」と思って過去記事を確認したら……(ry

全文引用していいかわからなかったのでご本人にわかる程度に。

参加されてたんですね…!ありがとうございます!って私が言うのもおかしな話だな?w 

いやーお恥ずかしいですがそう言って頂けて嬉しいです。

ゲスト目当て全然大丈夫だと思いますよ!っていうか私も今や一推しじゃないですし…wこう言うとなんですが、全盛期に比べて人ほんと少なくて正直ビックリしたんですよね。でももう年齢も年齢だし、若くて吸引力のある俳優さんが今は本当にいっぱい出て来ているので…これからの彼は、そういうゲストさん目当てにでも足を運んで下さった方に、また会いたい・この人のお芝居を見たい、という気持ちになってもらうことが大切だと思うんです…ってどうにも元推しの話になると妙に上から目線になってしまってだめだな!

とにかく、ご覧の通り本人は顔の造形や演技からは想像がつかないああいうフワッとした感じの人なのでw、機会があればぜひまた会いに行ってみてください!

改めてメッセージありがとうございました^^

 

認知の先にあるもの

突然ですが私は昔、年に2度しか行かない東京の居酒屋の店長に認知されていたことがあります。

 

地方民だから東京の店よくわかんなくて知らない店入ってぼったくられたら怖いし、美味しくてサービスの良いお店は積極的に贔屓したいというのもあって普段から同じ店に行きがちではあるんですが、そこにはガチで年2回しか行く機会がなくてしかも最初の頃は予約でもなく飛び込みだった。予約するようになったのは店長に認知されてからなので、最初は本当に流れで、あそこ美味しかったよね?店考えるの面倒だしあそこでいい?くらい。通いだして二年目くらいにはもう覚えられていたような。

ちなみにそのお店はその後なくなってしまいました。店長元気かな…。

最近また東京でその店の代わりにお気に入りの店を見つけ、2度目にはもうそこの店長に認知されましたw なんでやねん。

 

居酒屋の店長の認知がなんぞや?って話ですが、考えてみれば東京の繁華街の居酒屋の店長なんて、おそらく殆どの若手俳優よりもずっと多くの客と毎日出会っていますよね。それでもたった年2回しか顔を出さない、めちゃめちゃ羽振りが良いわけでもない客を、好意的に店に通ってるというだけの理由で覚えてくれていたわけで。

俳優だって結局は客商売なんだから、相貌失認かよほど記憶力が死んでいるとかでない限り(まあ俳優やってて後者はないと思うけど…)よく来てくれるファンの顔はぼんやりとくらい覚えていても不思議ではないんだよなと、居酒屋店長のことを思い出してなんとなく納得したのでした。

 

 

前置きが長くなりました。

推しを明かしている以上身バレに繋がるような話もなんなので(と言っても同担との交流は皆無なので特に困るようなこともないんですが)ここで詳細は語りませんが、先日推しくんにがっつり認知されてたことが発覚しました。※ちなみに確定したのはレポ的なものを書いたお渡し会の時ではなく、翌日のリリイベです

別にこれは自慢話ではありません。

というか、先の話にも書いたように、自分が意図的に接触をセーブしない限り仕方のないことだったんだと思います。他担の友人たちの話を聞いてても、昨今の若手俳優と呼ばれる人たち、人気俳優に入る人ですら実際現場に通ってると「DDの2nd以下でもキャラ投影厨でもない純然たるその人のオタク」というのは案外そういないことがわかる。推しくんだって例に漏れません。接触ループが思った以上にいなかったことからも、それは伺えます。

だから、特に覚えられそうなことをしていなくても、それなりに同じ人を淡々と推し続けてるだけでなんとなくでも顔を覚えられるのはもう自然現象とでも思うしかない。多分「私は推しに認知なんかされてない!」と今思ってる人も、それなりに現場に通っているなら、推しがわざわざそれを伝えてこなかっただけでほとんどの人は実際にはされてるんだと思います。

私はまだ推しくんを推し始めて二年にも満たない新規で、特別なことは何もしてません。ただ黙々と無理のない範囲で現場に通い、公演ごとに手紙入れる!なんて人も少なくない中で面倒くさがりの私はせいぜい1〜2現場に一回くらいのペースでしか手紙も入れないし、プレなんて数回しかあげたことない。

「無理のない範囲」も本当に言葉通りの意味で、私は地方在住で家族を養う立場の表向きは真っ当な社会人ババアなので、毎回遠征だったりとか、ましてや全通とか出来るわけでもない。

積んで良席確保とかもせず純粋にチケ運と人脈だけに頼って生きてるので、取れない公演はマジで全然取れないし、いつも演者から見える席に座れるわけでもない。

接触でも今までは特に印象的な話はしてこなかった。(この前は初回の推しくんの反応が良かったから楽しくなって、初めてつい調子に乗ってしまったけど…)

待ちももちろん一切したことないし、たとえ偶然にでも現場以外で推しくんに会ったことすらない。

…と、そんな正真正銘のゆるおたでも、それなりに継続して推してると顔を覚えられてしまうのです。現場が好きな若手俳優おたくは、「好き」をある程度意図的にセーブして我慢でもしない限り、認知という呪いからはなかなか逃れられないのではないかと思う。

 

認知されていたことが全く嬉しくないかと言えば、まあさすがに嘘になります。だって恋愛ではなくてもやっぱり好きな人ですしね。

正確には認知そのものが嬉しいわけではなく「認知されてたみたいだけどどうやら嫌がられてはいなかったらしい」ことが嬉しい、という感じ。

だから、正直認知は出来ればして欲しくなかったなというのは今でも本音です。謙遜でも遠回しの自慢でもなく、私は本当に認知が嫌だった。その理由は過去ブログでも語ってきましたが、いくつかあります。

 

まずは醜貌恐怖。

私はデブスです。さすがに一人用の座席に座れないほどのデブではないし、ふた目と見れない顔を背けるレベルのブスでもない(と思いたい)ですが、まあ普通にデブスだし、色々あって容姿コンプレックスがわりと重いです。その上に若手俳優のおたくとしては明らかにババアに入る部類なので、とにかく見た目に自信がなさ過ぎる。だからこんなブスでキモオタのババアがファンで推しくんに申し訳ないと思ってるし、顔を覚えられたら嫌がられるんじゃないかという気持ちが強かった。推しくんだって男なんだからそりゃ美人や可愛い方が好きに決まってるし、同じブスなら若い方がまだマシじゃないですか?別にオキニになりたくなんかないけど、誰だってオキラにはなりたくないわけで…。でも顔を覚えてさえいなければ、一人くらい多少ババアが混ざってても気にせず流してくれるだろうし。

もう一つは、元推し時代に認知されていたことで嫌な思いをしたから。繋がった後でリアコ妖怪に化けた女に、私が元推しと仲良いことで当時嫌がらせされたからです。傷つくほどヤワな性格ではないので、辛かったというよりひたすらにクソめんどくさかっただけなんですけどね!

まあこれは現場で声かけられたことが嬉しくて安易に同担と繋がった無知な私が悪かったし、その時の教訓を元に今は表向きゴリゴリの同担拒否を極めてるので問題ないっちゃないんですが、やっぱりトラウマになってる部分はあります。

 

認知が嫌だった主な理由はこの二点ですが、もうひとつ、認知に関してずっと気になっていたことがありました。

それは、認知された後の、その先のこと。

 

「ファンと俳優」という関係性である限り、一度認知されてしまったら相手が俳優を辞めるかこちらがファンを降りるかの二択でしか、その呪いを解く術はないわけです。

でも、認知されたからといって、言ってしまえばその人のことを永遠に推し続けられるとは限りません。

何か推しに対して嫌なことがあってガチで降りることもあるだろうし、推し変や別趣味とか他にもっと好きな人や物が出来て、嫌いになった訳でなくてもお金をかけるほどではなくなることもある。

例えずっと好きなままでも、家庭の事情や健康上の理由で現場に行けなくなる人だっているでしょう。

 

以前とある俳優さんが「ずっといつも来てくれてた人が急に来なくなると気になってしまう」という話をされてたと聞き、驚きショックを受けました。その時の私は、たとえ認知している相手だろうと、俳優さんがただのファンのことをそんなに気にしていると思わなかったから。

でも考えてみれば、それって普通のことなんですよね。自分が接客してた時の経験を思い出しても、いつも来てくれる人が急に来なくなったら普通に気になるし、好意的な感情を持って迎えていたお客さんなら心配もします。

なんで来てくれなくなったんだろう。他の店が良くなったのか、引っ越ししたのか。それならそれで良いけど、もしかして怒らせるようなことがあったのかも知れない。それともまさか入院したり亡くなったりしてないだろうか。私はそんな風に思ってしまいます。

先にも書きましたが、俳優だって客商売です。みんながみんなそうではないだろうけど、いつも来てくれてよく話してたファンがある日突然来なくなったら、そんな風に考える人だっているんだ、と気付いてしまった。

 

そしてふと思ったんです。

もしかして私は、元推しにひどいことしたんじゃないか、って。

 

何言ってんだこいつと思われるかもしれないけど、自意識過剰ならそれで全然良いんです。でもほんの一時だけでも、なんで来てくれなくなったんだろう、と思わせた瞬間がもしもあったとしたら、本当に申し訳ないことをしたなと。

こっちにしてみれば様々な事情が重なって現場を干しただけで、茶の間としてずっと好きではあったし、私が降りた当時の元推しはテレビの仕事もたくさん増えて人気急上昇中!みたいな時期だったからおたくが一人減ったところでなんてことはないだろうと思ってた。

でも、たぶん数の問題だけじゃないんですよ。ひとりの個別のファンとして認知されるって、された時点でどんなにただのファンであろうと「完全なモブ」ではなくなってしまうってことじゃないかと。ほんの僅か、影響としては琵琶湖に落としたひとつまみの塩程度だろうけど、でも相手の人生において「関わった個人」としての責任が、確かにそこに生まれてしまう。

それが「認知の先にあるもの」ではないのかなと思います。

 

自分のせいで推しを傷つけるかも…だなんて発想はおこがましいにもほどがあるけど、でも認知されてしまった以上、いずれ何らかの理由で降りる事になったときにその可能性は全くゼロではないわけです。

なら、永遠にモブでいたい。大好きな人たちの人生の、例えチョイ役中のチョイ役でも名前のついた登場人物になりたくなかったなあ、と。

本当の意味でのモブは、主人公から好かれないけど嫌われもしない、ブスだろうが美人だろうが何の関係もないし、良くも悪くも主人公の行動にも思考にも感情にも、何の影響も与えることはない。ただただ頭数の上でのみ必要な存在。

そういうモブに私はなりたい。なりたかった。

 

でも、だからって好きになってしまった以上は、推しの演技をなるべく間近で観たい、推しの顔をたくさん見たい、推しと話をしたい、という欲がおさえられるわけでもない。

役を与えられてしまった以上はもう仕方ないので。今後はせいぜい嫌われないように気をつけつつ、出来れば次の接触までにやっぱり忘れてくれないかななんてゆるく期待しつつ、今まで通りマイペースに推し続けるしかないのだな。

 

推しくん、今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

おまけ。

認知の先にあったものの話。

 

縁あって今年複数の舞台を観ることが出来て懐かしかったので、元推しのバーイベに5年ぶりくらいに行ってきました。

もともと嫌いで降りたわけではなく、今でも推しくんの次くらいにずっと好きは好きなので、普通に楽しみな反面接触あるのでちょっと悩んでた。

でもまあ、さすがに5年だしもう覚えてないだろうと思って気楽に参加。

 

結論から言うと、私はまだモブになりきれていなかったらしい。w

露骨にあれっ?あれ?という反応をされたので、渋々「5年ぶりくらいですが…」と言うと、すごく嬉しそうに「ですよね!?」と言ってくれた。昔の話を少しと最近の舞台の感想を話すと、すごく嬉しそうに聞いてくれた。上からな言い方で申し訳ないけど成長したなと思いました、と伝えると、ぶんぶん首を振ってうううん、そう思ってもらえて嬉しいです!って言ってくれた。

自惚れでなければ…というか、そういうところで営業取り繕える人間でないことは昔から知ってるので本当に心から喜んでくれていたのであろうことは良く分かったし、これはもうノロケと取られてもいいよ!ってくらい素直に私も嬉しかったです。

 

今でも覚えてくれていたということは、やっぱりほんの一時期でも悩ませてしまったことがあったのかも知れないかもと思うと、少し心が痛む部分もありますが。

それでも、デビューの頃からいつメンだったおたくの顔を数年ぶりに見てちょっぴりでも懐かしく嬉しい気持ちになってくれたのであれば、かつて認知されてたことも悪いことではなかったなあ、なんて少し思うことが出来たのです。

そんな年の瀬。