生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

チケットがもぎられ尽くした日 舞台「K -MISSING KINGS-」

舞台『K -Missing Kings-』本当に本当にお疲れ様でした………!

 

 

まあ、ここでまずは初日の能天気な感想見てくださいよ。  

 

推しくんのおたくになって以来今までで一番たくさんのチケットをもぎられる舞台なので、間違いなく私にとってとても思い出深い作品になるんだろうと思います。

初日を見届けたおたく - 生きてるだけでありがたみ

 

そうだね!!!

いやー、本当、初代の推しから通じての若俳おたく人生で間違いなく一番思い出深い作品になりましたわ……。

 

今の推しくんに落ちてから(落ちるきっかけになった某ステは除外として)今までで一番通った舞台なので、全部終わったら総括的な感想を書こうと思ってたんですが、もう京都の後半二日間があまりにしんどすぎたのもあって無事終わってくれて良かった!という気持ちしかなく…いや無事というと語弊があるけども‥燃え尽き症候群的な感じでほんとなんの感想も浮かばないです。

でも良い意味でも確かにいっぱい思い出に残る作品でした。

 

 

そんな感じで、ネタバレありでコマゴマと語っていきたいです。役者名は出さない方向です。感想っていうよりただの思い出話なのでそう思って読んで下さい。読まなくてもいいです。

 

■忙しい人の為の大人気舞台Kこれまでのあらすじ

私の記憶が確かなれば、初日の前説ではメタ説明はなく、バックスクリーンにも「FROM K-Missing Kings- 」というタイトルのみしか出ませんでした。なので最初のアンナちゃんのモノローグでなんとなく世界観を説明してから始めるんだな〜と思ってたらえらく過去に遡って始まり、ンン?と思ったら演技中にキャラが立ち止まって突然異様に説明的なセリフを喋り始めたので、初見かなりポカンとした。

さすがにわかりづらいという事に気付いたのか二日目の公演では前説で「最初の30分はこれまでのあらすじです(意訳)」という説明がなされるようになり、バックスクリーンに出るタイトルの下に「失われた王に至る物語」という厨二病丸出しなサブタイトルが付きます。

しかしこれでもわかりにくかったのか、最終的に三日目にはさらにそのサブタイの下に「舞台K 第1章第2章ストーリーダイジェスト」って感じの説明的すぎる注釈がついたという。ならそれ、最初から付けとこうよ!w

続きもののお話なので親切設計だとは思うし、最初からあれがあらすじだとわかっていればそんなに悪い演出ではなかったと個人的には思います。あと私は旧作は円盤で見たのですが、特に(番外編的な位置付けのロスモワは除外として)2章までと今回では「間に原作アニメ二期の放送があった」という点において確実に演者の解釈が違うと思うので、ダイジェストとはいえ今回のメンバーで過去の名シーンやってくれたのは個人的には良かったなと思う。

 

■クロについて

満を持してのKステ座長で、今回本当にいろいろ大変だったろうと思うと、彼のファンでもない人間には語れる言葉もないんですけど。多分もう一生分あの人の涙を見た気がするなあ…w 嬉し泣きなら何度見ても嬉しいけど、こういう形の涙はもう二度と見たくないですね。それは怪我をした彼にも言えることだけど。

前にも書いたけど、起こってしまったことは誰も悪くないし誰も責められないから、私たちは泣いたり謝って欲しくて払い戻さずに見に行ったわけではない。もっとも感情というのは必ずしもコントロール出来るものではないから泣いてしまったのは仕方ないことでそれ自体を非難しているわけではなく、そんな中でも「お客さんを笑顔で返したい」と言ってくれた心意気がとてもかっこ良かった。

あとクロの殺陣すごい美しくて好きです。初日の殺陣も、紫ちゃんが代役になってからの殺陣もな素晴らしかったんだけど、不謹慎ながら…というか不本意な理由でとは言え、見えない相手と戦うエア殺陣が本当に素晴らしくてあれが見れたのはある意味貴重だったなと今は思います。

そういえばツイッターで「クロが二人分の動きやってた!すごい!」みたいな感想見かけたけど、それは多分やってなかったと思うんだよね…。わりとRTされてたのでモヤモヤしてしまった。

 

■尊さんについて

もはや数少なくなってしまった初期メンバーの一人である八田美咲は過去二人の尊さんに仕えてきてるわけですけど、過去の王が「俳優仲間の中でも特に仲が良い」と中の人が公言してる二人なので本人の思い入れもそれなりに強いと思うんですよね。そんな八田(の中の人)に「今までで一番(アニメの)尊っぽいと思う」って言わせるの普通にすげーなって思ったし、そう言わせるだけの尊っぽさだったと思う。

個人的に、舞台は舞台でひとつの作品だから絶対にアニメに寄っている必要はないと思うし(あまりにもキャラ崩壊しすぎてたら別だけど)「舞台版○○という作品上でのそのキャラ」としてしっかりとキャラが立っていれば良いと思う派なので、過去と比べて誰が良いとか言う話ではないんですが、純粋な「ぽさ」という点では確かに推しくんの言った通りだな!と思いました。彼の中にああいう演技のイメージなかったのもあって、とても良かった。好きです。

あと以前のエントリに書いたけど、個人的な話をすると別件つながりで彼のおたくのお友達がとても多いので、彼がKステに来てくれたおかげでいつもと違うお友達と連番したり持ってない回の良席譲ってもらったり、色んな久々のお友達に会えたのも楽しかったな。そんなお友達と、みんなの推しのお誕生日を一緒にお祝い出来たのも嬉しかった!

 

■猿比古について

今回の猿比古が私めっちゃ好きです。まあ初めて生で見たKステだから思い入れがあるとか、単純に今回の猿のビジュアルが個人的に好きとかもあるんですけど、何よりも今までの二人に比べて良くも悪くもとても青臭さがあって、そこがすごく好みだった。これも比べて誰が良いとかいう話ではなくて、むしろこれはもう完全に私個人の好みの問題なんですけど。(笑)

アニメ二期の内容を知ってる上での(大楽カテコで二期の盛大なネタバレをしてたので彼はわりとちゃんと見てると思われる)初めての現状の世界線での伏見猿比古なわけで、KMK本編は勿論なんだけどダイジェストも含めて、八田ちゃんに対する深層での本質的な愛情みたいなものが前面に出てたなあって思うのですよね。別に腐った意味ではないんですけど、でも友情というよりは愛情なんだよなあ。KMKの猿比古はもともとそういう優しさがあると思うんですけど、それ以上に二期を踏まえての猿比古の美咲への想いみたいなのが前提としてある感じで、そこがあの年相応の青臭さなのかなって思ってとても好きです。

ダイジェストで赤の力が暴走して苦しみ始めた美咲の徴を確認するとこ、京都では回を追うごとにシャツのはだけ方が激しくなっていって楽日では勢い余って肩くらいまで引っ張ってたので、あの衣装伸びてるのでは…?といらん心配をした。東京ではそうでもなくなってた。w

あと大楽カテコで盛大な二期のネタバレしたの笑ったけどほんとぜひ!やってほしい!

 

■美咲について

今回殺陣多いよ!頑張ってるよ!とはもう散々聞かされていたので期待も覚悟もして行ったんですが、もうほんっっっっと好きな殺陣すぎて好き!!!って感じでした(語彙力とは)。でもわりととんでもないことやらされてたのは本気でビックリしましたね……。そう、通路での殺陣です。

短い時間だけど結構な斜度があって座席に挟まれた足元も薄暗い状況で、軽くとは言え真後ろに吹っ飛ばされる動きもあって(これ東京ではなくなってたか動きがソフトになってた?)、もちろん本人(と道反ちゃん)自身もかなり危険なことやってると思うんですけど。それ以上に長物を客席で振り回すってかなり恐ろしいよなあ。と。そんだけ役者として信頼されてるんだろうとは思いますけど、自分が怪我するリスク以上に客に怪我させるリスクもあるわけで。プロなんだからそんなわけないでしょって思う人いるかも知れませんけど、今だから言うと私、通路席で道反ちゃんの武器思いっきり当たってるんですよね…。デブだからはみ出してたわけじゃないよ!道反ちゃんの武器は厚みのある刃物なので柔らかい素材で作られていて別に怪我したわけではないんですけど、わりとちょっと痛かったしw 八田ちゃんの武器に関してはあれ普通に棒だったよね…?まあ八田ちゃんはさすがにあのシーン、完全に縦方向の動きのみなんですけど。それでも万が一のことがあり得ないわけではないし、あの演出はちょっとどうなのかな…迫力はあったけども…って思うところがありました。

あと客席演出って単純に近辺以外の客に見えづらいのと、円盤になった時に客席がうつって興ざめするので、ファンサ舞台以外で客席演出があるのはっきり言ってあんまり好きじゃないんだよな…。

とかなんとか言いつつ、今回めっちゃ通路席持ってたし(演出知ってから上下交換したわけでもなく、もともと持ってた席がほとんど上手前方通路付近だった)そのうち2回は本当に完全に私の目の前で戦って喋る席だったので、まあ散々堪能しまくっておいてどうこう言うのも我ながらなんだかな〜って感じなんですけどね!ぶっちゃけあの瞬間においては大げさでなく最前0ズレよりも近い位置に顔面が来るので、推しくんのおたくとしては完全に勝ち組でした。

ただ、またやって欲しいかと言われると、個人的にはあんまり賛同は出来ないな…。

 

そうそう、美咲ですごい好きなセリフがあるんですけど、比水流が自己紹介する時に「直接のご対面でなくてすみませんが…」ってちゃんと言ってるのに、その直後に「まさか、あのオウムが…!?」っていうの、最高に脳筋!!!!!!!」って感じで良い。人の話聞いてない感すごい。超好き。

 

■八田ちゃんチャレンジ

13公演中 

成功10回(うち1回は微妙判定) 失敗3回(全て二度目で成功)

 

京都はパーフェクトだったんだけど東京は結構失敗がありましたね!w

京都楽の「京都最高!」の雄叫びがほんと最高だったけど、むしろあれがピークだっ……ゲフンゲフン

でも東京の初日に失敗したのは、推しくんの性格的に良かったのではないかなーと思いました。良いタイミングでの抜け感だったんじゃないのかな。

口ぶりからして円盤収録はメインは今日の昼公演だった?っぽい?成功した回をぜひ収録してあげてください…w

 

■アンナちゃんかわいい

アンナちゃん自体もめちゃくちゃ可愛いんだけど、中の人の素にもどった時のキャラがあまりにも好みすぎて京都も東京も楽カテコで死ぬほど沸いたし久々に女の子が可愛すぎて泣きそうになった。ハイパー可愛い……。推しくんを超える奇跡の合法ロリじゃないですか。ツイッターもフォローしたし、ちょっとわりとまじめに次の現場探そうとしている。かわいい。おじさんもアンナちゃんの手料理食べたいよ……。

 

■例の件と総括

詳細は以前のエントリで書いてるので省くとして。

正直あの京都を見守った人間には思い出…ではないな、思い入れ?補正みたいなのがどうしてもかかってしまうのでニュートラルな判断は出来ないんですけど、東京公演に関しては今出来る最良の形だったと思います。東京全通した友達の話ではやっぱり最初はぎこちなかったみたいだけど、楽日はすごく色気のある紫ちゃんだったし、口パクも違和感ほとんどなかったですよね。

ただ東京公演の演出変更において「医者から声とカテコならOKと判断が出たので」って話だったけど、じゃあやっぱり京都はOKかわかんない状態で出てたんだな…って思ってそこはウーンって思ったけど。結果オーライだったから良かったものの、あの時点では絶対安静とまで言われていたわけで、無理してまで板の上にこだわるのが客への誠意か?って言われると正直微妙なところではあると思うんだよね…払い戻しは受け付けているわけだし、声だけなら録音でも良かったと思うし。でもまあ、結果的にそこは問題なかったようなので本当に良かったです。

純粋に声の彼目当てだった人には残念な事にはなってしまったとは言っても、東京公演に関しては、お芝居としては京都後半の様に(言葉は悪いけど)不完全なものではなかったので、まあ良い形で終われたのかなって思います。円盤にもゲネと初日の映像収録されるみたいなので(おそらく記録映像レベルのやつだとは思うけど)一安心。

でもやっぱり、完全な形での、あの初日と同じKMKという舞台をもう一度板の上で見たいなあ…と思ってる。

 

推しくんはほんと終始かっこ良かったです。よく性格は男っぽいって言われてるけど、そこそこババアから見るとわりとそうでもないぞっていうか、あんまり素の推しくんを男としてかっこ良いと思う事はないんだけど、今回はいろんな局面で「ああ〜いい男だなあ!」と思わされたな。まあでも男性的なかっこ良さというよりは人間的なかっこ良さなんだけど、(相手の年齢問わず)ほんとこの人兄貴肌だな!というところが前面に出てましたね。

甘える時はわりと丸投げで甘えるタイプだからこそ、今回結構背負ってるものがでかかったと思うんだけど、しっかりブレることなく大黒柱してたの、さすがだなあと思う。ただそのせいか大楽では、急にめっちゃお前は座長かみたいな貫禄の挨拶して笑ってしまったw京都では一歩引いて座長を立ててたのにw

 

 

いろいろあったけど、いっぱい楽しかったしまあとりあえず今は早く円盤が欲しいな!と思います。

舞台はやっぱりナマが一番だけど、個人的に殺陣に関しては生の迫力ということを除けば映像が最高だなって思ってるので、殺陣の多い舞台はやっぱり早く映像が欲しい。

 

 

 

始まったものは終わるからこそ未来があるわけで、しかも今回のKステは不本意な形の公演だったからこれがそんなにいつまでも続くのもアレだし、終わってしまうのは当たり前のことだけど。それでも、来週はもうやってないという事実が寂しすぎる。

私のチケットホルダーを埋め尽くしていたKのチケットがもう全部自分の分の半券しかないことがとても悲しい。

私は私が好きで多ステするだけなので別に多ステが偉いとか全然思わないけど、たくさん行った舞台はそれだけたくさん思い出も積み上がるから終わる寂しさもそれに比例するし、やっぱりどんなに作品として好きでも都合によって1〜2回しか見られなかったものに比べて喪失感の桁が違う感じがする。

好きになれた舞台という前提ではあるけど、多く触れたぶん、ロスも大きい。

 

でもロスとかなんとか言ってても、もう明日には推しくんはすでに始まってる次の現場の稽古に行くんだろうし、私も初日に向けて気持ちの切り替えとスケジュール調整と秋冬の買い物をして、また旅の支度を始めるのだ。

 

 

そうして、推しもおたくもまた未来に向かって前を向いて歩いて行くんだなあ。

(一見良い事言ったようで全く言えてない締め)

 

グッズの話

なんと、ブログデザインの変更と、リンク欄の変更を最近覚えました。

ババア学習している!

 

全然関係ないんですけど、既にリリイベが決まってる舞台円盤の店舗限定リリイベが後からぶっこまれるのって、この世界じゃ普通のことなんですか!?

いやまじでビックリしたので…。

接触にはそこまで興味ないけどトークショーがあるなら行かない選択肢ないじゃん…ふざけないでほしい…。まあ予約しましたけど。普通に「何枚購入されますか?」って聞かれてビックリした。えっ舞台の…円盤ですよね…?イベントは1回ですよね…?って思ったけど接触ループか、なるほどね!

 

 

流行りの話題に以下略第三弾。

ブラインドグッズの話です。

 

私は二次元オタクでもあり、かつ重度のグッズ厨なのですが、こと二次元においては缶バッジがとにかく死ぬほど好きです。かと言っていわゆる痛バ女子でもなく、ただ単にちょっとオタクごとおでかけに持っていくトートにお気に入りキャラの缶バッジを2〜3個日替わりで付けるのと、あとは気に入ったものをコルクボードにレイアウトして壁に飾る程度で、コレクションのほとんどは除湿シートを敷いたダンボールの中に貯蔵されています。何のために集めてるのか自分でもよくわかんないけど、気に入った絵柄の缶バが手に入らないと異常に病むしキレ散らかす厄介なオタクです。

幸い二次元ではそこまで高レートなキャラを滅多に好きにならないので、めちゃくちゃ苦労したことって数えるほどしかないですが。

 

それはまあ余談なんですけど、そういう感じから久々に2.5界に出戻ってきまして。

で、私が大昔この世界の厨だった頃って、ブラインドっていうかそもそも缶バッジとかアクキーアクスタとか、三次元のそういうグッズはほぼなかったんですよ。選べるブロマイドとかポスターくらいだったと思う。あとレターセットな!1st全国氷帝レターセットは未だに友達に使って確実に笑いを取れる鉄板アイテムです。

まあそんな感じだったので、初めて役者の写真の等身アクリルスタンド見た時めちゃめちゃ笑ってしまった。今やすっかり定番アイテムになりましたね…。

 

出戻る2〜3年前から好き作品が舞台化したり友達が沼ってたりしたのでこの世界のことはちょいちょい耳には入ってきてたんですが、最初に刀で「ランブロ」という文化を知って戦慄したのを覚えてます。え、ブロマイドがランダムなの…?普通に意味わかんなくない?なんで、キャラクターを演じてるとは言え生身の俳優さんのグッズで希望のものが当たり前に手に入らないの…?

だいたい役者さんにレート差付くのとか普通に失礼じゃないかと思ってビックリでしたね。何せそういう系で通ってきたのがジャニとテニミュなので、三次元のランダムグッズ文化に全く触れてきてなくて(両者も今はあるのかも知れません、そこは詳しくないです)お金出してるのにコンプ出来ないって意味が本気でわかりませんでした。

まあ、今やすっかり飼い慣らされましたけど、納得してるかって言うと全くしてないです!

だいたい二次元のキャラですら推しが低レート不人気扱いされるの仕方ないとわかっててもムカつくのに、ランダムだとどうしてもそういう扱いされる人がいるの、マジでクソだなって思う。だって実在の人間だよ?

誰が悪いってランダムグッズを出す公式が一番悪いし、自分も止むを得ずトレードツイートはするけど、極力役者さんのお名前は書かないようにしてます。だってエゴサした時に「譲:(自分の名前)」が大量に目に入ったら、それが現実とは言え普通に傷つかないですか…。実際そういう話された若手俳優さんも確かいたよね。

でもわかりやすくするためか役者名で募集する人も少なくなくて、みんなそういう気配りはしないの?って不思議です。

 

 

めちゃくちゃ話がそれた。

話戻って、二次元ではアルミ大好きな私ですが、何度か舞台に足を運んでグッズを購入してみて、「うん、三次元(2.5含)では缶バッジいらないな…!」って最近ようやく気付き始めました。

なんて言うか、付け所もわかんない上にブロマイドより明らかに解像度が低いし、良いところが特に見出せない。選べるのであれば直接推しにお金を落とせるから買う価値あるけど、ランダムだとその価値もないし。

ブロマイドなら、推し以外の俳優さんのでも公演の記念としてダブッたのと交換に使ったの以外はアルバムに残すんですけど、缶バとかアクキーって推し以外のは本気でいらないしかさばるし、なんなら推しのだってよほど唯一無二の気に入ったお顔とかじゃなきゃいらんしな…とある日我に返ってしまったんですよ。

以来、それ系は運試しで2〜3個程度買う程度になりました。(買うんかい)

 

ランブロの話ですけど、まあご多聞にもれず推しが引けない芸人です。

直近だとKステの入場者特典ね……にぶんのいちですよ!? 2枚中1枚だよ??? まあ引けませんね!! びっくりした!!www

というか入場者特典までランダムにする意味がもうわかんないですけどね。そのわりにステージ写真は選べるのかよ!まーべらすくんはマジで何がしたいんだ。

それはさておき、友達が引いてくれたので余計な闇を抱えずにすみましたが、逆に友達の推しは友達が全く引けなくて私は引きまくるっていう。結果オーライとはいえ、何なんだろうこの互いの推し引きの悪さは…。

 

推しくんはほとんどの現場で常にそこそこのレート維持ですが、だいたいは3、4番人気くらいなんで半分〜3分の1くらいの確率で本人または本人と交換出来る誰かが来るって現場が多いです。キャラとメンツによってたまに1〜2番くらいのレートの時があってその時はキツい。

とにかく推しが引けない芸人なので、数枚だけ買うとかは諦めました。まず出ないんで。

あとでちょいちょい買い足すくらいなら最初からドーンと買う方が集めやすい。どっちにしろ推しが高レートだとコンプ諦めて気に入ったものだけに集中するか、死ぬほど買って自引きするかの二択になりますし。その辺学習したので、最近は本気で集めたい時はドーンと上限買っちゃいます。

まあ常に必死ってわけでもなく、推しくんの顔面は好きだけどてんごのキャラビジュだとそんなに好きじゃないものもわりと多いので、そういう場合は個ブロだけ買ってランダムは特に積極的には集めないです。そういう時は缶バとかと同じ様に、記念運試し程度に数枚だけ買う。推しが出たらラッキー、出なければ推しと交換出来そうならして、出来ないならそのまま持ち帰る、って感じ。

ただ推し推しを演じてるものや、キャラビジュがドツボなものは逆に物欲二倍になるため、手に入らない時の病み度も二倍です……。

あと、その作品内に推しくんのキャラの相棒的存在がいて、そのキャラビジュがお気に入りだと推しくんのキャラとセットで集めたくなるタイプなので(お察し下さい)ダブルでレートが高いともう地獄です。忍び道…ウッ頭が…。

 

 

あくまで自分の体感ですけど、チマチマ買い足すよりは買えるだけドーンと買う方がダブりが少ないって感じはしています。

完全ランダムの場合ダブらないわけではないですけどね、ある程度は配慮されてる気がする…。わからんけど。とにかく引きが悪いので、ちょっとずつ買うと同じブロが5枚とか普通に被るんですよ。地獄か。

でもまとめて買うと、特に何枚かずつ束で渡されるタイプのは数十枚単位で買って同じ人が5枚とか出たことは今んとこ一度もないので……たぶん……。

単純に私の運の悪さが母数を増やす事で分散されているだけかもしれない。

 

 

ランブロのレートと言えば、キャス変があって人気がリセットされたり人気キャラにあまりまだ名前の売れていない人がキャスティングされたりして公演始まった時は低レートだったのが、公演でのそのキャラがめちゃくちゃ良くて後半になるにつれレートが上がっていく現象。2.5ではたまにありますが、あれすごく好きです。他人事ながらなんだか嬉しくなってしまう。

最初に自推しが低レートで安心してたファンの人たちは困るかも知れませんけど…w

そういう相場伺いが好きで、必要なもの集まってるのに無意味にトレスペをウロついたりする下世話おばさんです。

 

 

リアコじゃないソング

流行ってる話題になんとなく乗るシリーズ2。

前から書きたかった、以前からちょこちょこ書かれている推しへの気持ちソングの話です。

 

と言ってもリアコじゃないのであんまりこれ!って感じの曲はないんですけど、一曲だけほぼ全ての歌詞が推しくんへの気持ちそのまんまという曲がありまして、テンションあげる時によく聴いてます。

 

その曲はこちら

SMAPDEAR WOMAN

Dear WOMAN SMAP 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索

 

いやもうほんと、womanってとこ以外(笑)一言一句全てが私の推しくんへの気持ちを表してると言っても過言ではないです!

これ一応女性に向けての曲だけど、たぶんリアコでもリアコじゃなくても推し推してる人*1はみんな共感してくれるんじゃない?って思うんですけどどうですかね!

もうほんと全部が全部同意しかない歌詞。

特にというと1番Bメロと、2番のサビが最高。

 

君の美しさが僕らの前だけで咲いている

胸が騒ぐまま世界中に誇るよ

 

推しくんははっきり言って女顔ですが別に女だと思ってるわけではないんですけど(当たり前だ)、この曲の歌詞に描かれている女性の美しさ・尊さみたいなのって、全く男女問わないと思うんですよね。人としての美しさを歌っているというか。まあ普通に推しくんは顔面も美しいんですけど。*2

 

WELLCOMEようこそ日本へ 僕らが生きてる時代へ

舞い降りた偶然に心からありがとう

君が君でいることがとても美しい

忘れないでいて 君こそ我が誇り 

  

そして、恋愛だろうとそうでなかろうと、自分にとってある種唯一無二の人に、この日本でこの時代に出会えた偶然っていう奇跡。

これこそ『推しのこと』と言わずなんと言おうかという感じじゃないですか?

 

すまっぷさんだしCMソングだったので世代の人はなんとなく知ってる曲だと思うんですが、アップテンポの気持ち上がる曲なので知らない人も是非聴いてみてほしいです!

 

 

あと、若干リアコくさいけど広義での愛という意味で、これも。

365日 Mr.Children 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索

 

同じ気持ちでいてくれたらいいな

針の穴に通すような 願いを繋いで

 

以前、「俳優とファンとして推しと両想いでありたい」というブログを拝見して、めっちゃ「それ〜〜〜!!」ってなりました。

ただ個別認識は望んでないのでそこは微妙に同意でないのですけども、でも「リアコじゃないし認知も求めてないけど一人の俳優に異様に固執するひとりのおたく」が推しくんに何を求めているかというと、そういうことなんですよね。

こちらが役者としてタレントとしてこうあって欲しいという勝手な希望と、彼がどういう役者でありたいかと目指すところ。また、彼がファンにどういう言葉や応援を求めているのかと、こちらが1モブとして彼にどういう形で応援をするのかというところ。

どちらかだけが受け取るんじゃなく、あくまで「ファンと俳優」として相互に気持ちが贈り合えているか。そういう意味で推しとは両想いでありたいし、今の推しくんとはそこそこ両想いでいられているんじゃないかなと思っています。

 

あくまで例えとして恋愛に当てはめるなら、前の推したちとはそこがうまく通じ合えなくて自然消滅しちゃったので…だから彼らの事は今でも好きだし、今の恋人(=ファンや仲間)に大切にされているのを見かけるのは素直に嬉しいし、友達としてたまに会いたくなる、みたいな感じなのかな、と。

今の推しくんとは、末長く両想いでいられると良いなと思っております。

 

例えば「自由」
例えば「夢」
盾にしてたどんなフレーズも
効力(ちから)を無くしたんだ
君が放つ稲光に魅せられて

 

推しという存在に出会った時の衝撃ってこういう感じじゃないですか?

そして365日、推しを推すことしか考えられなくなるのだ…

 

 

※ ※ ※ ※ ※

 

話は全く変わって、先日友人と話してたこと。

 

この界隈、DDって割と嫌われがちですよね。

私も確かに極度のDDは嫌いです。極度のDDとは、ロクに現場に行くわけでもないのにツイッターのbioに推し♥とか言って何人も何人もの俳優の名前を並べ立ててるとか、特定の俳優の顔写真アイコンで(無断転載だろうとそうでなかろうと)他の俳優にリプするとか、現場に行くタイプでも色んな俳優の接触にだけ行く人とか。

 

そういうのは論外だけど、ある種のDDってむしろ俳優にとって一番大切な存在だと思うのです。俳優側からしたら、全ステする1人のガッツよりも、100人の気になった舞台に1〜2公演行くタイプのDDのほうがよっぽどありがたいはず。どんなにガッツが偉そうに言った所で、一人で百席埋められないわけだし。そういう層をより多く取り込めてる俳優の方が、絶対長続きする。

 

私も友人(他担)も、リアコじゃないから普通に自分の推しにはファン増えて欲しいと思ってる。けど、ぶっちゃけ推しの評判を落とすような変な痛いファンが増えるくらいなら、ファンっていうよりもそういう「気になったり好きになったものにはお金を惜しまないタイプのDD」さんに、いっぱい好かれる俳優でいて欲しい。*3

ちょっと演目に興味あるな〜と思った時に、演者の一覧を見て「ああ、この人がいるんなら見に行こうかな」と思わせられる俳優になって欲しいよね、と。私にとっての推しくんはそれくらい信頼感のある役者だと思ってるけど、世間的にそこまでかどうかはまだ微妙だと思うし。*4

ま、そういう話を、ババアどうし酒の席で熱く語り合ったのでした。

 

また自分自身も、開き直ってクソDDを名乗るのならば、そういうDDでいたいなって思ってます。まあ実際は貧乏地方人だし、なかなか推しくんでいっぱいいっぱいになりがちなんですけど…。

推しじゃなくても応援したい俳優さんのお芝居には、これからももっと積極的にお金を落としていけたらいいな。

 

*1:ここで言う推しは私の推しくんではなく広義の「推し

*2:そろそろいい加減しつこいと思われてそう

*3:この辺は友人の推しくんが自分に自信のない人で、ファンを繋ぎ止めるために変なファンサをするので悩ましいって話から出た話題でした

*4:ずいぶん上から目線だけど、年寄りの飲んだ席の会話なのでまあそこは勘弁してくださいw

私の推しはここから

お題「あなたの推しはどこから?私は○○から」

 

適当に気になった話題に乗っかるターンです。

意外とこの辺の話、いろんなエントリの中で飛び飛びにしかしてないなと思ったので。何度か書いてる内容と重複してるけど、まとめみたいなつもりでお題やってみました。

わりと長文なので暇つぶしにでもどうぞ。

 

 

■俳優さんの名前は?

検索よけで実名は伏せてますが、各エントリでは別にフェイクも何もかけてないので何記事か読めばすぐにわかります。なんならこのエントリだけでもわかると思います。

ちなみに過去一度だけ、本文中ではありませんが事情により推しのフルネームが出ているエントリがあります。

 

■その俳優さんを好きになってどのぐらい経った?

完全に「推し」と呼べる存在になってからは1年ちょっとくらい。好きになったのは去年の夏で、存在自体はもっと前から知ってた。

 

■どういったきっかけで好きになった?初めて知ったのは?

何度か書いてるけど、きっかけは原作厨な某アニメの舞台化で推しキャラを演じるのが決まったことから。元々顔は好みだったので、世間では不人気キャラとか揶揄されたりもする中こんなダントツに顔面が可愛い子を推しキャラちゃんにしてくれたのならしょうがないな…と本腰入れて注目し始め、公演前のインタ等で推しキャラちゃんに対する解釈が自分と合致し過ぎていたので好きになった。

そして迎えた初日の公演で最高の推しキャラちゃんがそこにいて、元々3公演+楽LVしか持ってなかった中1公演でも多く見たくて気が狂ったほど当日券に並びまくった。勝率は7割くらいだけど尻上がりに人が増えてって勝率落ちてった…。友達には心配された。

でもこの時点ではまだ「めっちゃ好みの顔面の俳優が理想のステ推しキャラちゃんを演じてくれた」どまり。

 

本人に完全に落ちたのは公演後、キャラに寄せてる人が多い中何故自分は全く寄せなかったのか?という話で「そもそも声が似てないし、彼らしさや兄弟における彼のポジション(ツッコミ)がおろそかになるくらいなら無理に寄せずに行こうと思った」的な事を言って、『あの作品の舞台化における推しキャラちゃんのあり方』としてあまりにも理想の解釈過ぎて泣いたし「この人推せる」以外の選択肢がなくなった。

その後、過去作を見たり、色んな雑誌や生放送などの本人の言葉を聞いて、役者としてのスタンスや人として心底惚れ込んで、数年ぶりに「俳優目当て」でチケットを取るようになって今に至る。

 

初めて知ったのは>これ先日も友人に聞かれたんだけど、初めて知ったのはいつか覚えてないんですよね…そもそも界隈ではかなり有名な俳優の一人でキャリアも長いので、特にキッカケもなくいつの間にか顔も名前も知ってた。でも9年前に元推し目当てで見に行った舞台に出てた事は、今現在推しになってから知りました。当時はジャニオタ+テニミュ厨だったのでテニミュ通ってないジュノン系は全く印象がなくて…

 

■好きな作品とオススメの作品を教えて!

見に行ったものは今んとこ全部好きだけど、特に好きな作品となると原作への思い入れが強い2.5ものばかりなので挙げるの難しい。推しくんの演技に関しては、見た目のわりに板の上での振り幅がものすごいのでみんな違ってみんないいと思います。特に自分の推しではなかったキャラで演技が好きなのは美咲ちゃん。

 

オススメはやっぱり松かな…推し関係なくコント舞台として本当に面白いし脚本的には完全にオリジナルなので、原作に拘らずお笑い好きならぜひ見て欲しい作品です。

  

■どんなところが好きなの?

役者としての姿勢。顔。自分をしっかりと持っており、常に地に足がついているところ。あと顔。演技力…というか、役柄への自分の解釈の乗せ方。顔面は合法ロリだけど中身はめっちゃ男前なところ。童顔。ちょいちょい黒いところ。良い人そうに見えて案外人の好き嫌いがわかりやすいとこ。顔面が美少女なところ。

 

■応援してて良かったって思う時はある?

常に。大げさでなくその気持ちは揺らぐことなく公演ごとに更新されるし、イベントや生放送で言ってくれる言葉でも何度も更新される。直近だとかの21日ソワレカテコで泣いちゃった座長の背中を叩いて頷いた姿。状況が状況だけに不謹慎だけど、その姿があまりにも人としてかっこ良すぎて、初めて推しがかっこ良いという理由で泣いた。

 

■好きな俳優さんにどんな役をやってもらいたい?

演技に関して信頼しかないし本人の振り幅が大きいから、どんな役でも見れば楽しめるし特に希望はないかなあ。あ、ステ美咲ちゃんのアニメより大分ドスの効いた喋り方が好きで、個人的に「小さい強キャラ」が性癖なので、ヤクザの組長みたいな役やって欲しいなって最近思った。

 

■推し以外に好きな俳優(純粋に気になる、気が向いたら追ってる程度でOK)はいる? 

推し偏愛型DDなので、「好きな俳優」枠だと書ききれないほどたくさんいます。

今のところ二推しと言える程度に追ってるのは元推し②くん。デビューから推してて茶の間に降りて5年ほどだったんですが、現推しくんのおかげで現場に対してのフットワークがまた軽くなったのもあって、再びちょこちょこ見に行く様になった。

 

■あなたにとっての推しとは

癒しとか日々の糧とかかな。あと…運命? 

リアコじゃないのでそんな重い意味ではないんだけどw 推しとして出会ったタイミングとか、推しくんを推し始めたことで板の上や現場で再会した色んな人たちのこととか、昔テニミュとジャニ関連以外で初めて東京まで見に行った舞台に実は出てたとか、デビューからずっと推してて茶の間に降りた元推しが俳優人生で一番セリフが多いという舞台を見届けられたのも今の推しくんにハマッたお陰だし、なんかほんと私にとってのここ一年の色んな巡り合わせが推しくんを中心に回ってるなあ、と感じるので。

 

■最後にその俳優さんのことを軽くプレゼン

私がプレゼンすることなんて何もないくらいのすごい俳優ですが、主演サブトメ問わず「いるだけで安心する」と言われたいというのが本人の弁なので、あなたの推しさんの舞台にいたらよろしくね!という感じです。
 

これは、絆の物語。 『K-MISSING KINGS-』

 

 

出演者・スタッフすべてのKカンパニーのみなさん。

対応に追われたであろうマーベラスや劇場関係者の皆さん。

そして、京都公演をともに見守った観客の皆さん。

あらためて、本当に四日間お疲れ様でした。

 

特に自分も含め初日から追ってた人間は、本当に本当にしんどい後半二日間だったと思う。

私は今の推しくんにはニワカのお花畑ゆるおたですけど、テニミュ1stを追っていた人間なので、ほぼ茶の間だった時期を含めなくてもこの界隈自体はそこそこ長いです。含めると10年近くになる。その間に、色んなものを見てきました。

そんな私でも、舞台オタク人生の中で一番しんどい二日間でした。

 

こういう事言うと、現場にいなかった人ほど「ファンなんかより関係者の方が大変なんだから……」って言うんだろうけど、そりゃ言うまでもない当たり前のことであって、すべての関係者の方々のショックと苦労は当事者でない我々オタクには計り知れないのは普通のことだと思います。そして当たり前なんだから、何をどう言葉を尽くしても意味のないことではないのかなと。

だからこそ、私はそれよりもこの二日間を一度でも共に見守った観客という仲間に、お疲れ様、ありがとうと言いたい。

見えない絆みたいな綺麗事は基本的には全然好きじゃない一匹狼体質だし、きっと一緒に見守った中には大嫌いなタイプの同担とかも確実にいるんでしょうけど(笑)。それでも私はこの京都公演、特に後半二日間四公演をともに見守った人たちは、舞台『K-MISSING KINGS-』という作品のファンとしてだけは確かに同志だったと勝手に思っています。

 

21日ソワレの、カテコ、そしてスタオベ、本当に素晴らしかった。

私の知ってる2.5のスタオベって、言い方悪いけどなんか周りの反応見てとりあえず盛り上がったら立っておけばいいんでしょ〜みたいな予定調和的なやつが殆どで。でも、あの日は違った。周りの様子を見てじゃなく、みんな自発的に、自然に立ち上がってた。不謹慎かもしれんけど、あんな中でもそうだよ本来のスタオベってこうだよね、って気持ちになった。立ち上がる原動力となった方向性は真逆だけれど、1年前の松ステ初日のスタオベ、あの時と同じものを感じた。

こんな状況の中でも立派に最後までやりきってくれてありがとうという気持ち。

そして、マチネはさすがに暗い雰囲気で終わってしまったけれど、せめてソワレはみんなせいいっぱい笑顔で終わろうとしてくれた、お客さんを笑顔で帰したいと言ってくれた座長のその気持ちに、みんな答えたかったんだと思う。

 

21日は、我らが赤のクランの王を演じられた俳優さんの誕生日でした。

私は2次元の好き作品の関係上、彼のおたくの知り合いが結構多くて。全国から誕生日公演のために来られた友人やその友人が何人もいました。

マチネ公演。前日あんな事があったから、推しの誕生日に触れられなかった事を当然誰一人文句なんて言わなかった。みんな怪我した俳優さんとそのおたくのことを心から心配していた。なんの綺麗事でもなく、明日は我が身だもの。誰も悪くない。でも、すごく楽しみにしていた、そして初日に大好きになる予感がした舞台を見て、ロビーで泣いている人たちが大勢いることがとても悲しかった。だから誰も、自推しの誕生日どころじゃなかった。

でもきっとみんな内心は思ってたと思う、こんなことがなかったらマチネでも何か言ってくれたかな、果たして夜は触れてくれるだろうか、誕生日で浮かれるような雰囲気でもないしこのまま夜もなかったことになるのかな…って。

公演中に誕生日を迎えることって、もちろんご本人にとっても、オタクにとってもとても貴重で嬉しいことだと思います。しかも、京都は彼の出身地。私は詳しくないから楽の挨拶で初めて知ったんだけど、京都で舞台に出るのは初めてだったそうです。起こってしまった事は誰も責められないけど、だからこそやり切れない気持ちもあったと思う。

だからあのソワレで、笑顔で誕生日のサプライズをやってくれたこと、他人事ながら本当に嬉しかったな。推しの誕生日だからという理由で遠方から来る客も大勢いるだろうということは、あの世界に生きているみんななら本人以外だってきっと理解しているだろうし。綺麗事を言う前に『興行』なんだものね。どんな理由があろうと、お客さんを暗い気持ちで帰らせてはいけない。そういう志に感動して、その気持ちを何かで表したくてきっとみんな立ち上がった。

 

 

はっきり言うけど、もう今回の舞台『K-MISSING KINGS-』の完全な形のものは、リベンジ再演でもない限りはおそらく二度と見れません。検査の結果が出るまで一素人がこうだ!と言い切れるわけではないですが、さすがに両松葉杖で出てくる状態で、今週末の舞台に初日と同じ状態で復帰はどんなに想定より症状が軽かったとしても無理だと思う。少なくとも今公演中は、初日に一公演だけ上演された、あの完全なKMKはもう見れない。

本当に、エンターテイメントとしてとても面白い舞台です。それは今の状態でも十分に。でも、カンパニーに失礼なのは百も承知で言うけど、どういう理由であれお客にエア出演者の存在を強いる様な舞台なんて商品として不完全だし、素晴らしかったからぜひ見て欲しい!!とは私はとても自信を持って言えません。

それでも、「推し」というほどでなくても出演者の中の誰かが少しでも好きだったら、お近くの方は是非現場に見に行って欲しい。

ああいう事が起こってしまった中で、それでも彼らがどれだけ頑張っているのか。見えない相手に剣を振るう座長。声のみの彼が絡む以外の殺陣は、それでも誰一人臆する事なく手を抜く事なく全力でやってる。また当事者の彼に関しては東京ではどうなるかわからないけど(個人的には録音でも良いのではと思うし、無理をしないで欲しいと思っているけど)京都と同じ形でやるのであれば、その心は確かに板の上にあった。

 

東京公演は完売してるけど、当日券もあります。千秋楽ライブビューイングも絶賛発売中です。

また東京もおそらく払い戻し対応があるだろうし、京都は急な事で当日券には回せなかったのか三日目四日目は前方席が結構スコスコ空いてしまっていたけど、出来れば東京では早めに判断して、きちんと手順を追って払い戻された席に関しては優先的に当日券に回してくれと願ってる。そうしたら、意外と前方席に座れる可能性もあるかもですよ。ぶっちゃけ今回上手センブロ横通路付近めっちゃ美味しいからね!!!推しの美しい顔面と全力の殺陣を!!!みてくれ!!!!

 

『K』は、絆の物語です。

厨二くさい事を言うけど、そもそも原作のアニメが厨二病のカタマリみたいなアレなんで(原作のおたくの人すみません)別にいいじゃないですか。せっかくだからこの機会に、Kステの絆の物語にちょっと参加してみませんか、なーんて。

 

 

初日に書いたブログ、今読むとすっごくイヤなフラグ立てまくってて正直消したい気持ちが強い。あと前回の記事も実は前夜の発表を受けて書いてるので、あの時点ではまだ演出を変更して出演はする予定だったので、実際に三日目以降の舞台内容を踏まえるとちょっと違和感があります。

でも、舞台はナマモノだから。

初日を見て、あんな風に浮かれつつもあんな風に危惧してもいた作品が、たった1日で変わってしまう、たった一瞬の出来事でただの1オタクの危惧が現実のものとなってしまうこと。それはきっと、どこのカンパニーにも起こりうることだから、記録として恥を偲んで残しておこうと思う。

 

 

楽しい話をしよう!

今回、八田ちゃんがスケボー足でひっかけてくるんってするアレをリベンジするとこがあるんですが、6公演中今のところ全勝です!!すごい!!

連勝記録が果たして止まるのか、それとも大千秋楽までパーフェクト達成するのか?東京も全通して見届けたかった…!なんならそこのあなたもちょっと週末銀河劇場まで見物に行ってみてもいいんじゃないですかね?失敗した回に当たったらそれはそれでオイシイですよ!(推しくんを信用していない悪いおたく)(うそ、きっとやり遂げると信じています)

 

これで終わったわけではない。東京公演がまだあります。

Kに関しての記事はもうこれで大楽を迎えるまで書かないつもりなのですが、最後を見届けたらまた改めて何か書き残したいと思っています。

 

あと七公演、最後まで無事に走り抜けられますよう。

 

No Blood, No Bone, No Ash!