生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

2.5キャス変についてのつれづれ

私信。3日前のわたくしへ。

推しくんという男を過信し過ぎだからな。(お察し下さい)

 

 

それはさておき、今日の本題は2.5次元のキャス変について。

と言っても大した話はしません。最近わりと色んな方がキャスト変更に泣いたり悩んだり受け入れたりしているのを拝見して、かつてキャス変を乗り越えたおたくとしてなんとなく思うところがあったので、自分の思い出話やこの先の事なんかを整理してみようかなと思った次第。

アドバイスとか参考になるような事は何一つない相変わらず中身のないブログですが、悩んだり悲しんでる人が暇つぶしにでも読んで、こういう経験したヤツもいるんだなくらいのネタになるなら幸いです。

 

 

■人生最初のキャスト変更■

このブログでも何度か語ってますが、そもそも私が最初にこの若手俳優沼(という言い方はあまり好きではありませんが便宜上)に本格的に足を踏み入れた切欠がキャスト変更でした。

 

korilakku.hatenablog.com

 

日吉若くん。彼がすべてのきっかけでした。

そもそも、このキャス変に見舞われた時点で私は先代に関してはまだ生で見た事がないド茶の間だったし、結果的にキャス変した先の方の子にどっぷり落ちてしまうわけで、まあ今となっては笑い話なんですが。

でもこの時の取り乱しっぷりは本当はんぱなかったです。先代をリアタイで追ったわけでもない茶の間の分際で何をって感じですけど、マジで友達に電話して泣いたからね……。まあ、若かったので!!

今でも人に話してドン引かれるのが、とにかく泣くほどキャス変が嫌だったにも関わらず、一晩中二代目の名前でリアルタイム検索をし続けてどこからも情報が漏れるより前に事務所のプロフページとブログの開設の瞬間を自力捕捉したってことです。何その執念。怖いわ。

自分でも何が私をそこまでさせたのか今となってはよくわからないですが、本当にキャス変が嫌で嫌で、しかも名前しかわからないぐぐっても何一つ情報が出てこないようなド新人ってことが受け入れられなくて許せなくて、あまりにも無理過ぎるからこそせめてその人の情報だけは誰よりも早く知りたいっていうか、実際誰よりも早かったかはわかんないけど少なくともネット等で他人から先にその人の情報を聞かされたくないって思ったんですよね。謎の意地。

 

そんな私が手のひらを返した理由は、まずひとつは顔。顔でした。また顔かよ!!って感じだと思いますけど、顔面大事じゃないですか!? 度を越した顔の良さ(あくまで自分基準での)はすべてのマイナスを吹き飛ばすパワーがありますよ!!いやもうほんっと未だに元推しの顔好きすぎるんですよね。まあ今の推しくんほどではないですけど……と言ってもわりと僅差の2位です、顔面だけなら。

そうとは言え、完全に絆されたのはブログのほわわんとしたお花畑な人柄……そして何より、先代への異常なほどのリスペクトでした。

何せ人気校だったので他のキャストだって先代にそれなりに敬意は払っていましたが、彼はそれが突出していた。とにかく当時は何かというと先代さん先代さん、先代さんかっこいい、先代さんみたいになりたい、先代さんにご飯連れてってもらった!先代さんとカラオケ行った!先代さんのストバスに誘ってもらった!先代さん大好き!!エトセトラエトセトラ。そこにおたくへの媚びとか計算は全くなく、遅咲きでデビューしたてだった彼は同じキャラを演じた先代を尊敬し心酔していました。その様子を見てたら、こんなに先代の日吉くんを尊敬し大好きでいてくれるのならこちらの気持ちを裏切らないだろうという確信が持てたんです。

演技は未知で、そもそも初心者だしもしかしたら耐えがたいくらいヘタクソかも知れない。それでも、余程でない限り見守っても良いかもと思えるくらいには、彼は先代へのリスペクトとキャラへの確かな愛を持っていてくれたから。

結局私は二次元おたくなので、2.5の場合演技の上手い下手、キャラに似てる似てないよりもまずキャラ愛が重要なんです。もちろんなんでも愛があれば良いというものではないし演技もド下手だと困りますけど、やっぱりそのキャラをちゃんと愛して、こころから演じたいと思ってくれることがまずスタートだな、ってキャラ厨は思うんです。特にテニミュは完全オーディションなので(今は知りませんが)なおさらそれが大きい。若手の登竜門なんて言われていたのもあって、野心の為だけに受けて砂かけしていった俳優だって過去何人もいましたからね。

完全なキャス変ではなく先代とのダブルキャストだったというのも良かったと思います。おたくの側にも気持ちを切り替える猶予が与えられた。

新人くんの口からの言葉だけの尊敬アピールではなく実際の交流があったからこそ、それが嘘偽りない本心だと信じやすかったし、のちに先代が完全に卒業してしまったとしてもこの人が継ぐのならいいかって思えるくらいには受け入れられた。

最近のキャスト変更ってその辺あっさりして、前のキャストは忘れてくれみたいな空気を公式が醸し出してくるのも多くて、そういうのが受け入れられない人が多い原因のひとつでもあるのかなって思います。

 

推しがあの子になり、あの子でなくなった話■

これも過去記事で何度か語ってることですが、私が今の推しくんに落ちたきっかけは、大好きなアニメの舞台化で推しくんが推しキャラに抜擢されたことでした。

その時推しくんは、私の推しキャラチョロ松くん役を引き受けた事が原因でちょっと叩かれてました。何故なら、私が推しを好きになったその舞台と、ずっと推しが同じキャラを演じてきた舞台の新作の日程がかぶっており、その段階で卒業することになったからです。それが真波山岳くん。

そして非常に面白い巡り合わせなんですが、私は様々な事情によりペダステにはその時点で触れていなかった、真波山岳のおたくでもありました。

もし私がもっと早い段階で何らかの別のきっかけで推しくんと和解していたとしたら確実に真波のおたくとしてペダステを追っていたはずで、もしそうだったらこのキャス変は私にとってとてつもなくしんどいものになっていたと思います。私の大好きで大切な子が、私の大好きで大切な子を推しくんから奪ったようなもんなんですから。

そう考えると、直前まで2.5から離れていてまさにこのタイミングでハマッたのも、なんだかやっぱり巡り合わせだなあ、って思う。

 

実際どっちが先だったのか、推しくんがどのタイミングでどういう風に仕事を受けたのか、それはすべて憶測でしかありません。

ただニワカの私にでもわかる確かな事実は、推しくんは今でも卒業した真波くんがずっと好きでずっと大切に思ってるという話を、その後も何度もしているということ(でなかったら映像で出戻ったりしないと思うけど)。ペダステ時代をリアタイで追ってすらいない、2年に満たないおたくですら彼がどんなに真波に感謝して真波を大切に思っているかわかるくらいなんだから、人気アニメの舞台に出るために自主的に蹴るなんてあるわけないと思う。

多分たまたま松のオファーを先に受けちゃったから卒業せざるを得なくなったのかな、という予想が確信に近くなったのは、ヘタミュ最新作のバクステがきっかけです。バクステ映像の中でヘタライの発表された時に、何故か推しくんは自分が出られると思ってなかった様子で、出られると聞いてガチで涙ぐんじゃうんです。これリリイベでも話をしていて、その時はっきりと「俺は絶対出られないと思ってたから」って言い切ったんですよね。

枢軸の一人、主人公ではないもののメイン中のメインキャラでカンパニーの中心人物でもある推しくんが、コンテンツ最後を飾るライブにそこまではっきり「自分は出れる筈がない」と思い込んでたってことは、そう言い切れる何らかの理由があったってことで…。

ここで引っかかるのが松ステ2の日程。ヘタライは当初「3月」としか決まっていなかったので、その時点でおそらく松の日程が推しくんの頭にあって、俺は絶対出られないと判断したんじゃないかなって。いや出られるよ〜と言われて泣いちゃったのは、もちろんヘタミュや日本さんをそれだけ大切に思っているのもあるだろうけど、松の日程を考慮してライブの日取りを決めると言ってもらえたのと同じことなわけで、もしかすると真波の件が前提としてあったのかも知れないなあと…。あくまで憶測ですよ!

 

でもそんな流れがあっても、推しくんはチョロ松くんのことをとても大切に愛してくれた。自分が引き受けた責任とか以上に、ちゃんとチョロ松くんのことも大切に思ってくれているのを知ってます。だからこそ推しくんを好きになったんだから。

そこは本当にずっと感謝し続けている。きっと思うところもあるだろうに、掛け値なく愛情を注いでくれてありがとう。

 

推しくんと彼の演じているキャラとわたしのこの先■

推し君は以前、こんな話をしてました。

この世界長くいて多くのシリーズものに関わってると、自分だったり人だったりの同じキャラのキャス変にはどうしても出会うことになる。

キャス変が必要なくらい続いているものだから、もちろん愛着もあるし出来れば他人に渡したくはないのが正直な気持ち。でも一方で避けられない仕方のない事でもあると知ってる。だからいつでも誰かに自信を持ってバトンを渡せるつもりで、それぞれのキャラを愛して演じてる、って。

 

このキャラは自分のものだと思い続けるだけが、キャラへの愛じゃないんだな。

推しくんくらいのキャリアがないとなかなか割り切るのは難しいかも知れないけど(性格だってあるし)、「仕方のないこと」として受け止めなければいけない事もある世界であって、そこで必要以上に固執するのもまたキャラに失礼な部分があるのかなと今は思います。

引き際、という言葉もある。同じ人が同じキャラを長年演じ続けるほど、どうしても次世代はやりづらくなるというのもまた現実で。難しいね。

 

 

何となく、推しくんが今演じているキャラで、キャス変したら私がしんどいと思うキャラを考えてみた。

 

まずチョロ松くん。絶対無理ですね。本当キャス変あったら病むだろうな……

でもこれは、なんとなくだけど公式があのメンバー12人を全員揃えられなければそもそも続編はやらないつもりなのではないかなと思ってる。事情が事情とは言えサブキャラは変更があったから絶対とは言い切れないけど……でも2人ともキャスト側の個人的な都合だし。松ステは大好きなので、やるのならば一回は見たい気持ちはあるけど、推しくんじゃない人のチョロ松くんを見るのが辛いので行かないかも知れない。

と、起こってもいないことを勝手に想像して悲しくなってしまった…。それくらいには無理……。

 

同じく絶対無理なのが日本さんで、だからカンパニーごと卒業っていうのもまた素晴らしいなと思う。仮に今後ヘタリアが舞台化したとしてもそれはもう今のヘタミュとは別の作品であって、そういう形でなら推しくんじゃない日本さんがいてもなるほどね、と思うだけで、無理!とはならない気がする。

まあ多分見には行かないけど。

 

美咲は…変わると死ぬほど悲しいけどKステは前例ありまくるし、あと私正直あんな事件がなければ推しくんはKMKを最後にするつもりだったのではないかな…ってちょっと思ってたんですよ。

実際先述した引き際の話をしてたのもKMKが発表された頃だったり、元々初演の時がちょうど原作映画の公開時期で当時ここまでは絶対やりたいねって話をしていたというのを何度も繰り返し言っていたので。舞台版真波の降板が彼にとっていささか不本意なものだったとしたらなおさら、多分同じくらい大切なキャラの一人であろう美咲ちゃんの引き際を考えていても不思議ではない。

でもああいう形で公演を終えることになってしまって、彼の性格的にこのまま引くのは嫌だろうな〜って思うし、実際終わる頃には最初と一転して次も絶対やってやるぜ!みたいな空気をいきなり醸し出してきたので(笑)それこそ止むを得ないブッキングかぶりでもない限りは次も受けるつもりでいるんだろうな、むしろもう添い遂げるつもりなのかな…って今は思ってます。どちらにしてもおたくはついてくだけなんだけどさ!

ただ私自身がキャス変しないでほしいって気持ちは別として、美咲に関しては本当に引くタイミングは二期前の今ここしかないとも思うので、これも難しい話だな。

 

しゃばミュはくりえくんだからまあキャス変はないな!って思ってる。するくらいなら続編やんないだろうし、そもそもキャス変する可能性があるのなら2であんなややこしいことしないだろうしな!そこはしつこく根に持ってくので、だからこそずっと若だんなは推しくんでお願いしますよって感じです。

 

 

■結論■

結局何が言いたいのかやっぱり全くわかんない話だった!

なんか、こんな風にキャス変を受け入れたよとか、受け入れる準備が出来てるキャラがいたり絶対無理なキャラがいたりするよ、っていうだけの話。

幸いにも今のところ推しくんを好きになってからショックなキャス変はまだリアルタイム体験してないので、実際きたらどうなるかわかんないですけどね。

美咲ちゃんだってわかった風なこと言ってるけど、実際違う人が発表されたら無理って泣くと思うし…。でも推しくんはそうなった時絶対フォロー入れてくるんだよなー!!知ってる!!そういうとこほんとずるいと思う!!好き!!!

 

結局おたくはまあ泣きながらも受け入れるだけなんだけど。

これは今の推しくんが、キャス変を公式側から強いられるような立場じゃないからってのもあるからかなと思う。こう言うとまだ100%自分で仕事を選べない若い俳優さんとかに対してすごい上からだけども…。

基本、どんな理由でのキャス変や降板だろうと、それは推しくん自身の判断だから。

良しにつけ悪しきにつけ、私は最後にはそこについていくんだよ。