生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

今日は大好きだった彼のお誕生日なのです

誕生日は12月、いつか。もとい5日。

その響きに覚えのある、年老いた元ニコ厨はきっと多いことでしょう。

 

テニスの王子様。その中で人気校とはいえ他校のサブキャラながら、おそらくかつては全テニプリキャラで一番誕生日を知られていたであろう男。

好きな言葉は下克上、アグレッシブベースライナー日吉若。

 

もともとジャンプっ子なのでテニスの王子様は連載開始から本誌で読んでいました。当初は主人公のリョーマくんと、菊丸英二くんが好きでした。

 

原作は関東大会あたりまで読んでて日吉も登場時から知っていたはずなんですが、初見の時はあまり印象はなく……日吉に落ちたのは、友人にテニミュ1stの関東氷帝を見せられたからです。

正確には、当時ニコ厨だった私はどこからかたどり着いた空耳動画のあいつこそがテニスの王子様にハマり大笑いしつつ日吉くんの人かっこいいなと思い、確かテニス好きな友達がいたな…と声をかけたら見せてくれたのでした。

ミュの日吉くんに心を奪われた私は、原作を書い直し、テニミュも最初から円盤を揃え、全国のOVAも買いました。

ミュのかっこいい日吉も大好きだけど、アニメのなんだかねちっこい喋り方のちょっと子供っぽいところのある日吉も大好きになり、もちろん原作を筆頭として日吉くんというキャラクター自体が大好きになりました。夢願望こそなかったものの、あの頃の私はガチ恋かというほど来る日も来る日も日吉くんのことを考えていた気がします。日吉くん(アニメのほう)のリリイベで東京まで行きました。中の人の筋肉触らせてもらいました。良い思い出です。

当時はまだまだニワカでしたが、私の中で日吉若くんとその中のひとたちという存在は日に日に大切な人となっていきました。

そしてきっかけであったミュの氷帝メンバーも、私にとってはまた特別な存在だったのです。(ヴェルタースっぽい)

 

この辺りから何度かこのブログで書いた話と重複しますがご容赦を。

さて、今でこそみなさん常識のようにご存知だと思いますし、最近も話題になったばかりですが、ミュージカルテニスの王子様の主役校の青学メンバーには「卒業」という概念があります。当時からもちろんそれはありました。

ただ当時はまだテニミュ1stの時代。私がはまった時、青学はまだ三代目。先のことは、オタクには全く想像つかなかった。

何が言いたいかって、当時まだ他校オタは正式な「卒業」「代替わり」を経験していなかったわけですよ。……そして、私が好きな氷帝学園は、テニプリという作品の中で、「他校で初めて主役校と二度目の公式試合がある学校」でした。つまり氷帝学園は、「このままテニミュが何事もなく原作通り進めば、初めて二度目の登場をすることになる学校」だったわけです。

 

ところで関東氷帝を私が友人に見せられ本格的にはまったその頃、世間ではドリームライブ4thが終わったばかりの時期でした。そう、私はギリギリのタイミングで、大好きなテニミュ氷帝学園を生で見る機会を逃しました。そうして私の中でミュ氷帝は伝説のような存在になり、私はその直後の関東立海2ndでテニミュ観劇デビューを果たします。テニミュというコンテンツが好きになった私はその後も比嘉・ドリライと見に行き……そしてとうとう氷帝学園との再会を迎えました。

でも、テニミュ後すっかり売れた彼らが果たしてまた氷帝学園としてテニミュに出られるんだろうか。そんな不安もあり……。

 

やがてキャストの早バレ情報を見た私は、目を疑いました。氷帝AとBってなんぞ。卒業も危惧されていた全国氷帝のメンバーは、同時に発表された青学五代目とともに新メンバーと旧メンバー(青学は四代目)とのダブルキャストでした。何それ??????

ついにミュの日吉くんが生で見れるんだ、という喜びと、なんでもう一人日吉くんがいるの????という混乱の両方で泣きました。情緒不安定か。いや、卒業するならもう仕方ないと割り切れるけど……ダブルキャストってなに。いやだよ、他の日吉くんなんて受け入れられない、しかも名前ぐぐってもなんの情報も出てこない、どうやらこれがデビューらしいド新人。ヤダヤダヤダと駄々っ子のように泣いた私ですが、その後紆余曲折あり、結果的に二人目の日吉の中の人の方に思いっきり足を取られ、若手俳優舞台という沼にその後数年沈むこととなるのです。

 

 

 

結局、のちに私はミュの中の人的には日吉くん二人とも「俳優のおたく」としては降りたという形になるのですが、別に嫌いになって降りたわけではなく、日吉くん①は日吉くん②にハマッたために優先度が下がってしまい(それだけが理由でもないのですけど)、日吉くん②は彼が日吉くんを卒業したのちにいろいろあって現場に行かなくなりました。

ので、二人とも「降りた」というよりは茶の間になっただけで、好きなのはずっと好きだったんですよね。

とは言え日吉くん②から降りた時に俳優界隈からもほぼ降りたため、たま〜に興味のある2.5次元を見に行く程度の二次元寄りの茶の間ゆるおたになって数年が経過。

 

今なぜか私はまた舞台のチケットに万札を溶かす日々を送っているわけなんですが。

なぜか現推しとは全く関係ない現場で、たまたまこの夏、かつて私の青春だった二人の日吉くんと板の上で再会しました。

でも、現推しくんにハマッたおかげでまた舞台に対するフットワークが軽くなったっていうのはあると思う。そしてそういうタイミングで、偶然とはいえ再会する機会が巡ってきたというのもまた巡り合わせだなあ、なんて思ったり。

 

 

あらためて日吉若くん、誕生日おめでとう。

こうして毎年ささやかにお祝い出来るのが嬉しいです。

正直、今はもっと好きなキャラもたくさん出来たけど、実は今でもそっとバレンタインは送ってます。来年も送るからね。てか中の人とミュから降りただけで、日吉くん自体はずっと好きだったんですよね〜ハッハッハ。