にっきのようなもの
師も走ると書いて師走ですね。えっ今年もう1ヶ月しかないの!?マジで!?
ついこないだ上半期のまとめを書いたような気がするんですけど…
近況というかにっきのようなものです。
普段は一応人に読んでもらってる前提で書いているので語尾はなるべくですますを心がけてるんですが、今回はただの日記なので、あえてあまり使わない感じで書いてます。そんな感じ。
■推しに沸きたい話
最近、推しに沸けない。
と言うと、もう飽きて来たのかとか愛情が冷めて来たのかって思われそうだけど、そういうことではなくてだな。普段のこの継続してずっと好きな気持ちは全く変わらないしそれが冷めて来たわけでは一切ないんだけど、こう、現場の直後にブワッとやってくる「推しくん!!!!!!!!!!好き!!!!!!!!!!!!!」みたいな感情の大波が最近ないな、と思うのだ。
一番顕著だったのが某学園祭のトークショーだった。外れてキレ倒したし、だから譲ってもらえてすごく嬉しかったし、トークはめっちゃ面白くてずっと笑っていたしわりと良席で見れてかわいい推しくんの顔を近くでいっぱい拝むことも出来たし、良いことしかなかった。やっぱり推しくん好きだな〜って思ったし、行って良かったと思う。でも、帰り道、ふと「あー楽しかったなあ、やっぱ好きだなあ」という気持ち「だけ」しかないことに気づいてしまったのだ。ちょっと前まであった気がする「推しくんほんっっっっっと好き!!!!!!!!!!」という気持ちがない。
沸けなくても見れないと辛いから行くし、ブワッと瞬間湯沸かし器のように沸けないというだけで推しくんを見れば幸せになれるので、それはそれでいいっちゃいい。最初は気にしてなかったんだけど、仲良いお友達が現場の後にそれぞれの推しさんのことを「アーーーー好き………!!!」みたいになっているのを見て、なんだか羨ましいなと思ってしまった。
なんていうか、推しを観に行くのが、悪い意味ではないんだけど本当に仕事みたいになってしまってるのかなあ。良く言えばそれそのものが人生のルーティンに含まれているとも言える。ああそうか、2年以上本格的に推し続けて、私にとって推しくんは日常となったのだ。そう考えると前進と言えるのかも。あと9月に本当に色んな意味でおたくとして満たされてしまったので、そのせいもあるのかもしれないなと思った。あと単純にもう若くないので…。
いや〜〜でも羨ましい!私ももっと推しに沸きたい!!若々しくありたい!!
■テニス肘になってしまった
左腕がどうやらテニス肘らしい。
一応言っておくが私は右利きである。そしてテニスもテニミュも別にやってない。長年絵や文字を書くことを趣味にも仕事にもしているのだが、右手はついぞ腱鞘炎にもなったことがない。なのになんで突然左腕がテニス肘なのか。心当たりはひとつしかない。
推しくんを推し始めて金が足りない!と、この春●年ぶりにダブルワークで飲食店のバイトを始めた。開店メンバーだったので初期の頃はみんながカバーし合えるようにとまわりもちで色々やったのだが、慣れてくるとポジションが定着してくる。私はもう半年くらいずっと、朝イチで焼きそばとナポリタン60人前ずつ作る仕事をしていた。(それだけしてるわけじゃないよ!)しかも厨房狭いから、フッツーーーーのフライパン振り回してやってる。いやもう絶対これじゃん!?これバイトだから労災も出ないよな〜調理中の事故とかだったら出ると思うけど…。
テニミュで2.5観劇デビューした私が、時を超えてハマッた俳優の為に始めたバイトでテニス肘になるのめっちゃ面白くない?と思ったけど、特に面白くもなかったわ。
■チケットがないと不安
エーステはなんだかんだ結構集まったので、あとは青年館と銀劇に良いバランスのところもう1回ずつくらい行ければいいんだけどな〜という感じ。大楽も出来れば現地欲しいけど、そこまで現地に異常にこだわるタイプではないし、大阪楽が取れてるのでまあライビュあるならそれでいいかな程度。
チケットがない、というのは物理の話である。正直ほんとにゆるおただし、多ステはするものの自分が見たいから見るだけで、一回の舞台に対してはそんなガッツというほど通ってるわけでもない。ただ、とにかく今年は特に推しくんの仕事のペースが早かったし、その合間に他の舞台やLVもちょいちょい観に行った。なので、なんか常にチケットファイルに大量のチケットが挟まっていた。
今手元にある12月前半分のチケットをもぎられ尽くしたら、ステフェスの発券まで何もなくなってしまう。えっめっちゃ不安……!!!!!!
いや実際は支払い終わってるチケットは推しもそれ以外も含めていっぱいあるし、これからまたチケ戦が来るのがわかってる舞台もあるんだけど、マジで本格的に多ステし始めてから手元に一枚もチケットがなくなるの初めてじゃない…?と気付いてビックリしている。あったっけ…?
チケットが手元になくなるのがこんな不安なものだったなんて…!このままだと1月のなんかの舞台のチケットをフラッと取ってしまう!(?)
■例の舞台の話
例の舞台は、生では観てないが友人が買った円盤で見たし、当時の事件のことはリアルタイムで知っている。念のために言っておくと、私は今回の件に関しては全く肯定派ではない。ということを大前提として、個人の意見として言う。
彼のやったことは確かに倫理的に許されることではない。そして本当に反省しているのかどうかは本人にしかわからないし、ツイート内容を見る限り反省しているとも思えない。だからそういう人に当時を思い起こさせる演目で復帰を手助けするのを、生理的に受け付けない人がいるのは当然だと思う。
でも彼は、法的にはすでに裁かれて罪を償って出て来た人間である。被害者が何らかの声明を出していない以上、復帰を受け入れるかどうかというのは個々の道徳観や価値観の問題でしかないと私は思う。何度も言うけど私自身は否定派だし、某社と某Pには怒っている。だから受け入れられないという人の気持ちはわかる。でも不買運動したり制作会社を叩くことを、個人の意思ではなく「正義」だと思いこんでいる一部の人たちは、正直怖いなと思っている。
個人的な倫理観抜きにして私が純粋に怒っているのは、このMeeToo運動の盛んなご時世に、某社に関わっている他の俳優にまで飛び火が起きそうな演目に手を出した某Pの考えの浅はかさだ。声明出してたけど、やっぱりことの重大さをわかっているとはとても思えんかった。
某社の作品で主演を張ってる推しを応援しているおたくの私にとって、推しの邪魔をするもの、足を引っ張るものは全て敵である。つまり、件の演目をやることを押し切った某社も勿論そうなのだが、だからって某社の作品全てを否定!某社の作品に出ているやつは同類!不買!!と騒ぎ立てている人たちも私にとっては同じようなもんである、というのがこの件に対する私の『個人的な感情』だな、と思った。
■キャス変
このにっきを書いているまさに最中、たった今解禁があった。
とうとう来てしまったか、という印象。
かつて、私と推しくんの「推そうと思う人」としての出会いの瞬間は、推しをここまで押し上げる原動力となったキャラと推しくんとの別れが確定した瞬間でもあった。その後本格的に推しくんを推し始めて、シリーズそのものの完結やカンパニーまるごとの卒業はあったが、今のところまだシリーズとして続いている作品においての推しくんの持ちキャラのキャス変はなかった。だからこれが、私にとっての初めてのキャス変だ。私が推しくんを推すことを決めて以降で、生で見たそれなりに思い入れの強い作品であり、推しくんが初演から大事にしてきたキャラのキャス変。
正直なところ、思い入れとか抜きに純粋に推しのファンとして、今の推しの業界での立ち位置やこの先の推しのことを考えると、Kステはもういいんじゃないかなという気持ちが強かった。推しくんは一度掴んだキャラを手放すのは基本的になるべく避けたい方なのは知っているけど。でももうよくない?と。
けど、いざ本当に変わってしまうんだ、と知って、自分で思っていた以上にショックを受けている。
件の舞台の原作アニメは最初から見ていたものの、リアタイ当時ぶっちゃけ私にはあまりピンと来ず、まあ基本的な好みがそうなので推しくんのキャラは最初から強いて言えば好きという感じではあったが、実際作品とキャラを好きになったのは推しくんの舞台を見てからだった。舞台を見てから再度アニメを見返して、美咲がとても好きになった。
だから私の基本的な情緒として、八田美咲を好きな気持ちの根っこに推しくんがいる。新キャストさんは信頼もあるし俳優としては好きな人だけれど、正直、推しくんじゃない美咲はやっぱり見たくないなと脳直で思ってしまった。
そうか、キャス変ってこういうことなんだなあ…。
■平成最後、20代最後の写真集
推し、中旬からニュージーランドに行くってよ!
どうりで予定がゴソッとあいてるなと思った。つってもステフェスあるから年末には帰って来るし1月が丸々あいてることには変わりないんだけど…。ねえほんとにエーステまでなんにもない?ほんと?(疑惑の目)
それはそうとニュージーランド。写真集!おめでと!
なんだかんだこまめに本出してるよね。写真集も月刊をカウントするなら4冊目だし、MOOK本とかアーティストブックとかなんだかんだお写真たくさんの個人本というくくりだと結構出てるけど推しくんの顔が本当に好きだから写真集嬉しいな〜。
ニュージーランドの印象は?って聞かれて「ひつじって感じ」と答えてた推しくんの20代最後、平成最後の写真集たのしみだな〜
謎の感動〜喜劇という原点回帰
こんにちは、わたしです!
お疲れ様でした!!楽しかった!!
ラスト前のあの歌を聞くたび、往年のニコ厨は「これかつての動画全盛期のニコニコにだったら絶対『謎の感動』ってタグがつくやつだ…」って思っていたのでした。
なんか、文字通りクソみたいな歌詞でもなんとなくそれっぽい雰囲気を醸し出してそれっぽい曲調で大人数でハモれば感動的っぽくなる…みたいな動画ありそうじゃないですか?曲調がレ●ゼの民●の歌っぽいとこも最高に好きです。
うんこうんこ言ってるのもバカバカしくて笑えるんですけど、個人的にはうんこ部分(うんこ部分…)よりも、なんか初聴きだとちゃんと歌ってるように感じるけどよく聞いたらすげえテキトーな事言ってる部分がめっちゃ好きです。「そして最後にソロがあればいい〜♪」からのイヤミソロの「主役ぽ〜い立ち位置〜♪」の流れほんと最高で何度聞いても好きすぎる。トト子ちゃんのさかなソングも大好きなんですけど、松ステの歌詞考えてる人ほんと天才ですよね…
はよごほうびCDほしい〜〜〜〜
さていきなりラスト前の感動(しない)ソングの話から入ってしまいましたが、喜劇おそ松さん。面白かったんですが、初見では謎の違和感と安心感に包まれました。
違和感はまあ、わかります。当たり前だけどF6がいないこと。そしていつものショートコント仕立てではなく、一本のストーリーであるがゆえに小ネタは面白いものの全体的なギャグのパンチが弱めであること。
あと歌とダンスがない!寂しい!(観てない人には矛盾してると言われそうですが上記で書いてる「歌」はストーリー上のオチのようなもので、歌コーナーがあるわけではないです)まあ「喜劇」に徹したかったのはわかるし6つ子のおうたはなくてもいいんですが、OPは正直欲しかったな〜と思います。別にペンラ禁止でも客降りなしでもいいしそんな激しく踊らなくていいしテレビサイズでいいから、そこはやって欲しかったなあ。
そんな感じで、やっぱり今までの松ステに慣れてるとちょっと違和感というか、これ同じキャラを使った別の作品だなって感じがしたし、初日の初見ではまだこなれてないせいもあってかやっぱり1本の長編だと笑いという点では弱くなるな〜って思ったんですが、それ以上に謎の安心感というか、なんか納得みたいなものがあったんですよね。その納得の正体が、回を重ねて、大楽を終えてやっとわかりました。
何度かこのブログでも語ってますが、松に関してはもともと私はゴリゴリの原作厨でございます。
思えば2年半前、最初に「おそ松さんが舞台化決定」と聞いた時、当然のように「は!?」と思いました。ありえない、やめてとまでは思わなかったし、実写映像は場合によりけりですが舞台は基本好きなので、公式がそれをよしとするんなら観に行くよ派ではあったのですが、だからって全肯定かというとそれも別の話で。だってテニスとか黒バスとかみたいに、個人的なキャラへのこだわりはさておいたらビジュアル的には生身の人間がやってもそこまで違和感のない作品とはわけが違うじゃないですか。松ですよ?
それに、あの深夜ならではのクッソくだらないノリと下ネタが大好きだった人間にとっては、今をときめく若手俳優が演じるって時点で、まあ原作に忠実はまず無理だろうな〜とは思ったんです。
また、ああいう原作なので、原作のエピソードをそのまま舞台化するのはあまりにも無理がある上に、仮に出来たとしても最初からオチがわかってるのでつまらない笑えないものになってしまう。
そう色々考えて、それじゃあ若手俳優を使って「おそ松さん」を舞台化するならどうなるんだろう?と考えた時に、自分を含めておそらく大方のファンが想像したもの。それに限りなく近い形だったのが、今回の「喜劇おそ松さん」だったのではないでしょうか。
謎の安心感や納得の正体は、「これが観たかったというよりも、これを観せられると思ってたはずだった」ものを見事に見せられたなあ、という気持ち。
蓋を開ければ「おそ松さん on STAGE」という作品は、のちに追加の発表で6つ子の分身でもあるF6が加わり、ショートコントを軸に歌とダンスが散りばめられたエンターテイメントショーでした。ちなみに私は松ステのことを「スタイリッシュなドリフ」と呼んでいます。(若い人には絶対通じないニュアンス)
松ステは、そのドリフ的性質故に、どうしても多ステして内容を覚えてくるとだんだん飽きてくるというマイナス面があります。もちろんアドリブは毎回面白いし、後半は内容に飽きて推し定点気味になるってのは別に松ステに限らないのですが、笑いがメインの作品というのは笑えにくくなってしまうとどうしても辛い部分もあるんですよね。
松ステがドリフなら、喜劇はその名の通り吉本新喜劇でした。スタイリッシュかどうかは…えふしがいないとスタイリッシュではないな…。6つ子は推しも含め作品によっては皆「イケメン俳優」で通る人たちではあるものの、6つ子としてそこにある時の彼らはイケメンの肩書きは完全に捨てているので、もはや中の人本人がそれぞれ持つスタイリッシュさすら滲み出てすら来ないですけども(褒めています)でもベッタベタの新喜劇かというともうちょっとテレビ的な小洒落た笑いに振ってるとは思います。でも、やっぱり新喜劇。
これはホンワカパッパで笑いの情緒を育てられた関西の子供にしかわからない感覚かもですが、新喜劇って良い意味での予定調和なんですよ。お笑いの芝居で同じ演目を何度も繰り返す、同じギャグを何度も繰り返す、でもそこがいい。その安心感がいい。初見、全体的にいつもより面白さが足りない気がした。けど繰り返し見て内容を覚えてしまっても、飽きるというよりは次はアレがくるぞという期待感の方が大きい。これは正しく新喜劇だな、と。
何度見てもずっと好きだったのは三男の「じゃあ僕父さんの役やるね」と五男の危険球を謝らない実況かな…www五男の実況上手すぎないですか!?wwwあとこう別の作品で主人公投手の役をやってるだけに余計面白いっていうか…w
あとはもう、こなれてくるとみんなどんどん三男を困らせる方向にシフトしていくのが面白過ぎて、まあ絶対拾って突っ込んでくれる信頼あってこそなんだとは思うんですけどwほんといつもお疲れ様だよね〜と思います!
長男の中の人がかつて彼を「僕のアンプ」と評したように、関西人でツッコミ気質の俳優は他にもいますが、あの人のツッコミって「ちゃんとボケを生かすツッコミ」なんですよね。これはファンの欲目抜きでもなかなかいない。なんでやねんって突っ込むだけなら出来る人はいっぱいいるけど、わかりづらいボケでも咄嗟にちゃんと見る側にどういうボケか説明しながら突っ込める人って、プロのお笑いでも少ないんですよ。これは頭の回転の早い人間にしか出来ない。何人もの同業者に一番すごいと思うところとか尊敬しているところとかの質問で「頭の回転の速さ」って回答されてるの、ほんとすごいなって思うんですけど、まあ本人もわりと自負してるとこあるんであんまり褒めたくないな!と天邪鬼なおたくは思っています…w
いや顔や演技は臆面なくベタ褒めするけど、頭の良さだけは変に意識して調子に乗って欲しくないので直接はあんま褒めたくないんですよ。でも今回の手紙ではチョロちゃんの手前もあってついついベタ褒めしちゃった…///そうそう褒めないんだからね!(謎のツンデレ)
ステ2の時もちょっと書いたんですけど、もともと私はチョロ松くんがめちゃくちゃ好きで大切で、だから初演の時は「チョロ松くんを引き受けてくれた俳優さん」として見てました。でもその後本格的に推すようになって、表向きのとは言え本人の人となりや普段の演技プラン、どういう役者なのかっていうのを知ってしまって、だからどうしても以前のようにニュートラルに見られない部分があって、原作オタの私としてはそれを少し残念だなと思ってしまうところもあります。言うなれば、着ぐるみの中の人と知り合ってしまったような感覚に近い。
でもそれは良くも悪くも、なんですよね。
堂々と推しと呼べる存在になったからこそ、見えているものもある。着ぐるみが笑顔でも、その中の人がどんな思いで入っているのか知っている。私だってど新規だし、そもそもたとえ古参だからって推しのことなんでも理解出来てるなんて思わないけど、それでも彼を彼として追っているゆえに最低限見えているものがある。
2.5に偏見はないけど特に俳優推しでもない同じキャラクターが好きな人たちが、口々に「すごく良かった」っていっているのを見ておこがましくも誇らしい気持ちになれるのは、今の私が彼を彼として知っているからなんだよなあ、と思います。
話があっちこっちしてるけど、とにかく楽しかった!
次の展開は上映会しか告知なかったんですけど(しかも楽日の朝にぴあからのメールでフライングで知った上に、大楽ではめっちゃザツな告知しかされなかったw)いつまでこのメンバーで出来るのかなー…。
でも松ステはキャス変するくらいなら終わって欲しいなという気持ちもある。いやサブキャラは一部キャス変しちゃったし前の二人も今の二人も大好きだから、他のメンバーも現実そうなったらそれはそれで受け入れるのかもしれないけども…うううん…まあまだ起こってもないことでしょんぼりするのやめよ!
ステ3ももちろんやって欲しいけど12人揃えるのが難しければまたライブと喜劇でもいいからさ〜!続いて欲しいな〜!!
なんて話を書いてたら黒ステのキャス変を知ってしまって、推しキャラでも推し俳優さんでもないのに(お友達の推しさんだけど)すっっっっっごいしょんぼりしてしまったので、やっぱり座組まるごと好きな作品のキャス変は辛いな…って思うのでした;;
人権をご用意されたりされなかったり
こんばんは、わたしです。
いえ〜いみんな、喜劇見てるゥ〜!?
私はせっかくの地元公演ですがそれどころではありませんでした!!!!
なぜならば、あれですよ……用紙サイズみたいな名前のアプリの舞台化のやつの最速当落が喜劇京都初日と同日だったから………
もう全公演突っ込んだ自垢は綺麗に全滅で、画面に並ぶ落選の文字に本当に心が死にましたね。TLも阿鼻叫喚だったしね…うっかり死体みたいな顔で喜劇をニコリともせずに観る羽目になるところでした。それどころかうっかり推しへの手紙に恨みつらみを綴ってしまうところでした。
しかし人海戦術っていうか人の情けというか、協力してくれてた人がちょこちょこと当ててくれたり誘っていただけたりして、いい感じに要所に入れそうです。人権が…保たれた……。情けは人のためならず、人望は作っておくものだな…って思いました。いつか何かお礼が出来ると良いんですけど。
そもそも23日は当落の大渋滞の日で、他にも協力分が3件に別方面の推しのファンミ、そしてステフェスの二次と重なりに重なりまくっていて大変だったんですが、なんだかんだ個人的にはステフェス以外はそこそこほしいところが取れてホッとしております。そう、ステフェス2部以外は。
ステフェス2部本当死ぬほどほしいしめちゃくちゃ名義かけたんですけど、全くご用意されなくてキレそうです。
キレそうっていうか、もうなんかどうせ当たんねーんだろってキレて、配信見ながら忘年会しようぜ!って連れと言ってホテル取ってたんですけども、去年は2部だったLVが1部と発表されたので配信これやんないつもりなのでは…って絶望しています。だってなんで去年と違う部のLVやるの…絶対円盤売りたいからでしょ……それなら配信も1部の可能性あるのでは…肝心なのはカウントダウンなのに;;
悲しい…現場に入る人権くれないなら、せめてリアタイで推しと一緒に年越しさせてほしい。LVや配信ですら推しと一緒に年越しさせてくれないなら、こんなイベント二度とやらないでほしい。いやマジで…だって大晦日なんてそもそもみんなゆっくりしたいじゃん!?推しくん(ともう一人)なんて無駄に早替えまでやらされて去年も大変そうだったし、大晦日にそこまで仕事させんなよって感じですよ!!まあ自分が入れればオールオッケーな自己中クソオタクですけど。(本当にクソ)
でも、ないならないで推しも私もみんなもゆっくり年越し出来るしそっちの方が良くない?ってマジで思う…当落に情緒削られることもないしさ…
ガッツと言えるほどではないけど一年間それなりに金かけて推して来て最後の最後に人権認められないとか本当萎えるどころの話じゃないし、いやほんとなんでこの世にカウントダウンなんてイベントがあるんだろう!?(突然分母でかくして怒り出す情緒不安定オタク)
大晦日はこたつでみかん食いながら紅白見ようぜ日本人よ…刀剣男士も出るよ…
当落で情緒不安定になりまくったので、喜劇の感想はまた気が向いたら書きます。
とか言ってるけどもう次の舞台まで二週間ないんですよ信じられます???えっおかしいんじゃないのさすがに私間違ってない!?喜劇もまだ終わってないのに????って思ってスケジュール見直したけど間違ってないんだわ、おかしいのは私じゃなくて推しです!!!!!!
とりあえず喜劇は楽しかった〜!
そして推しくんの推しちゃん(言い方がアレだけど股間の話ではない)(でも股間もアピールしていた)は今回も超超可愛かったし、諸々回収お疲れ様でした!
チョロ松くん〜私のジャムのビンの蓋開けて!(マジで開かなくなって絶望してるやつがある)
ロスと向き合う
こんばんは!寝て起きたら某ステが夢だったことになってたりしないかな…と連日思いながら寝てるんですけど今日も現実だったし、いい加減メンヘラってないでチケ取りと向き合わなければいけない気はしています、わたしです!!
冬組さんはA3っていうかどっちかというとK3って感じじゃないですか?(おもしろくはない)(そして去年のトラウマが蘇りさらに鬱になる)
推しくん的には今年、主演じゃないけど外部舞台でも注目され、主演のオリジナル作品も大成功して、俺の戦いはこれからだ!!いざ新世界へ……!!第一部・完!!みたいな盛り上がりを見せてたのに、えっ今!?その仕事を!?!?受けるんだ!?!?!?って感じで正直びっくりしています。
いや別に作品disキャラdisではなく。ステ自体はWOWOWだけしか見てないんですけどすごく面白くて良い作品だなって思ったし、キャラビジュもかなり好みなんですけど。ただこのタイミングでいまさら主演でもない役でファンサ系2.5の仕事するのが普通に謎…そろそろ新規が欲しい時期なのかな〜まあそうかそうだよな…。
しかもネルケと今になって2.5で仕事するとも思わなくてそれも普通にビックリです。珍しく夜中に起きてM田さんの情熱大陸見てたのも、原初推しさん出演の舞台に突如アフタートークゲストで召喚されたのも、もしかしてフラグでしたか…でしたね…そう…気付かなくてごめんね…。っていうか原初推しも出るので二度ビックリです!!えっここでガチ共演するんだ!?wwwそ、そうですかありがとうございます……
先日のニコ生で週末にふたつ解禁がありますって言ってて、ひとつは翌日すぐ解禁された映画で(おめでとう!)、もうひとつはなんか舞台かな〜と思ってたけど待てど暮らせど音沙汰がないまま日曜の21時前になった時点で「おい週末もう3時間しかないけど!?」ってキレながらふと頭を過ぎりはしたんですよね。
だってもう時間的に、その時まさに初演凱旋の大千穐楽を迎えている、そしてすでに次回作が発表されている某作品の新規情報がくるのはほぼ間違いなかったので、タイミング的に合致しすぎてて…。え、エース……いやでもまさかね……と言った数分後の解禁でした。フラグ回収早いな!
色々思うところはあれど、とりあえずご出演おめでとうございます!!(と言えるようになったのもやっとって感じです)
チケな…がんばる…がんばるわ…。
正直そんな通わなくていいかな〜という気がするタイプの現場ではあるんだけど、だからって取れないのはもっと嫌だし病むので結局全ツッパするしかないんですよね。しんどい。*1
ちょっと前に原作厨VS俳優厨みたいな話題がありましたけど、まさか今更その渦中に飛び込むとは思わず、もう本垢のTLに流れてくるツイートを見ては虚無の顔をしてます。とりあえずああいうジャンルってキャストってだけで燃やしたくてしょうがない奴が一定数いるからほんっっっっっっと発言には気をつけてほしい。うた…の時学ばなかったか…?うんまあ多くは語りませんけど…頼むからいいトシしてしょうもない燃え方だけはしないでくれよな!
言うて私だって元々は2.5から入った元原作厨のクソミーハード新規だったわけだし、周囲の他担オタ友だって相当ガッツな子でも出自は多くの子がそうなので、原作ファンそのものに偏見あるわけじゃないんですよ。それに新たな仕事でブワッと湧いてくるであろう人たちの中にも、Aしか興味ない茶の間とか人気2.5と接触しか来ないDDキッズだけでなく2.5以外の舞台にこそ足繁く通うような熱心な中の人ファンもきっと何人かは生まれるはず。人気ジャンルは分母が多い分厨率も高いけど、分母が多いからこそ声のでかい厨に隠れて外から目立たないだけで、ちゃんとした人も絶対多いはずですし。だってそもそも若手俳優のアプリゲーですからね!(謎の信頼)
そう信じてちょっとは原作にお布施しようと、初期の頃落としただけで放置していた原作アプリを起動したりしてみました。リセマラ20回以上やりなおしてやっと…きた…
とりあえずしばらく頑張ります!
本題
さて突然の解禁により前置きがしぬほど長かったですけど、今回のテーマは『ロスと向き合う』という話。
だいたい物語にも推しにも深く感情移入してしまうタイプなので、通った作品、楽しかった作品は終わると大なり小なりロスを抱えます。でも推しくんが穴埋めゲームのようにあいてるとこにどんどこスケジュールを埋めてくるのもあり、そういつまでもメンヘラっていられないし、そもそも新たに観たものに対する感情で上書きされる部分もあるのでだいたいはそこまで引き摺らないんですよね。
でも昔の推しの頃から、だいたい年に1〜2作くらいはめちゃくちゃに引き摺っていつまでもロスを抱え続けてしまう作品というものがあります。
推しくんでいうと昨年のバンビショー、今年の春の火花、そして今までで一番引き摺った作品が『死神の精度』でした。
一方で他担の親友が今年初めてそういう作品に出会ってしまいました。彼女もわりと入り込むタイプなので多かれ少なかれ推しのひとつの舞台が終わるとロスってはいるんですが、まあ私と同じように次がくると上書きされるタイプでもあるので、今までそこまで引き摺ったものはなかったようなんですよね。だから自分でもかなり戸惑っている様子でした。トチ狂って「死ぬ間際に走馬灯で観たい」とまで言いだす始末。
その子と先日そういう話をしていて、その子もやっぱりずっとロスを抱え続けていてどんなに良い推しの新作を観てもふとした時にその作品のことを思い出して悲しくなってしまうと言ってて、ああ〜〜わかる!!!ってお互い傷を舐め合ったりしてたわけです。
私も、もう死神に至っては自分でもいい加減未練がましいと思うんですけど本当にいまだにずっと阿久津くんのことを考えていて、ボルで入れた手紙にもスズキくんと阿久津くんとの比較を書いたりなど、完全に死んだ元カレの面影を今カレに投影する厄介メンヘラ女みたいな手紙を推しくんに押し付けてしまったりしてめちゃめちゃ反省しています。
で、少し自分なりに考えたんですが、友人たちの話も含めてどうしても強く引き摺るのって、みんなパッケージ化しない作品なんですよ。
もちろん作品そのものの内容や推しの演じるキャラクターへの思い入れ、多く通ったことでの愛着などが大きな原因ではあるので、円盤にならないからって必ずしもロスを抱えるわけでもないし、円盤が決まってても結構引き摺るものもあるんですが。
でも、円盤になるものって、生の熱気や推しの熱意を直接受け取る機会は失われても『作品』としてはいつでも見返せる状態で残るわけじゃないですか。そして円盤の映像はいつでも同じものではあるけど、見返すと生で観た時の記憶も連動して思い出したり出来る。だから自分の中での記憶が上書きされていっても楽しかったこと全てが失われてしまうわけではない安心感みたいなものがあって、それが引き摺らずに過去として消化していける助けになっていると思うんです。
というあくまで仮定の話を親友としていたんですが、これを証明する形になるのではと思われたのが、私にとって『死神の精度』のテレビ放送でした。
どう考えても円盤化は難しいと思われた作品。諦めてはいたけど、それだけに余計いつまでもロスが回復しなかった。同じ舞台をなんども観たけど、訪れた土地とともにどの回にも唯一無二の思い出が詰まっていて、作品の切なさも合わせて私にとっては本当に良くも悪くもどうしても忘れられない作品になってしまった。次の作品もその次の作品もずっと楽しみにしていたし、私だって推しくんと同じように早く次に向かいたい。でも、私が次に向かうことで、この思い出は上書きされていってだんだん掠れてしまうんだと思うと辛くて、なかなか終わったことと向き合えなかったんです。
そんな中発表された、まさかのテレビ放送。
パッケージにはならないけど、録画を手元に残せる。つまり何度でも見返すことが出来る。想像もしてなかったことでした。そして、これで私は「死神の精度」の呪縛から解放される、と思ったんですよね。
OA当日、始まった瞬間から数々の想い出が蘇ってきて、まだ全然悲しいシーンじゃないのにめっちゃ泣いてました。
いやあ、それにしてもやっぱり映像は素晴らしいなと思う。生の熱気は唯一無二の変えがたいものでもあるし生の醍醐味は視点を自分で選べることだと思うんですが、反面映像は生でどんな良席で見ようが絶対見れない角度やドアップが見れるというの、改めて最高だなと実感しました。この気持ちが確認できたのって、やっぱり一度は映像化を完全に諦めていた作品だからこそだと思います。
2.5のライブビューイングとか円盤でも毎回思うことではあるのですが、こんなにありがたみの深いものなのだなあ、と改めて「好きな舞台作品が映像に残る」という素晴らしさと幸せを噛みしめました。
そしてやっぱり最高に好きな作品で、推しくんは役者としてのその演技自体はいつだって最高を更新してくれると私は思っているんですが、それでも多分この先これ以上に好きになれる作品に出会えるだろうかと思うくらい改めて大好きだったなあ、と思いました。
そんな風にして、映像化を諦めていた作品の映像を手元に残せるようになった(しかもBSプレミアムだからダビ10なんですよ……!!WOWOWとかスカパーみたいに焼いたら終わりじゃないんですよ…BDにダビングして、普段見る用にDVDに焼いてもまだ7枚予備ディスク作った上でHDDに残しておけるんですよ神か!?)わけですが。
それで結果的にロスと向き合って解決出来たのか?メンのヘラりが回復して意気揚々と次の現場への準備を進めているのか?というとですね。
ま〜〜毎日帰宅すると即HDDの電源を入れて再生してはメソメソと泣いてます。
いや全然解決しとらんやないかい!!!
むしろ悪化しとるやないかい!!!!!!
おかしいな…なんでだろう…?
私の検証が間違っていたとは思えないんだけど……うーん今回は地方まで通ったのもあってちょっと思い入れが強すぎるから、結局は時間が必要なのかもしれないです…。
という、なんの解決にもならなかった話でした。
でも映像は本当にうれしかった!ありがとうえねえっちけえ…真面目に受信料払ってきた人生が報われたよ…(今!?)
皆さんはどうしても忘れられなくていつまでもロスを引き摺ってる舞台ありますか?
*1:とかなんとか言ってたら、今さっき初動で出てなかった原初推しのキャラビジュが出たんだけどかっこよすぎて死んだので脳直でチケット増えそう
某朗読劇のはなし
こんにちは私です!
まずはじめに言っておきますが、私は推しを明らかにしてる以上、基本的に推しの選んだ仕事を虚無とかなるべく言いたくないです。
そもそもたとえ私にとっては微妙でも、他の人にはすっっっっごい面白いかもしれないし。他人の「面白かった」「楽しかった」を軽々しく否定したくはないです、ましてやその他人は推しくんのお仕事をお金を払って見ることを選んだ誰かなわけですから。
そしてもうひとつ言うと、私はかなり良かった探しが得意なほうです。
「良かった探しが得意」とか言うとなんか偉そうというか良い子ぶってるように聞こえるけど、まあ簡単に言えば舞台に限らずアニメ・ゲーム・映画などなんでもそうなのですが、しょうもないものでもそのしょうもなさの中に面白さを見出してしまう方なので(別に無理に見出そうとしているわけではなくおもんなさすぎて逆に面白いみたいなのにわりと弱い方なだけですwクソゲーとか愛好してるタイプ)よほどでなければガチの「虚無」に出会うことってないんですよね。
勘違いしてる人が多いですけど、だって「虚無」って決して「つまんない」「おもんない」とイコールではないんですよ。だって虚無だもの。つまんない、おもんない舞台が虚無になり得るのはもちろん事実です。でも、少しでもそのつまんなさおもんなさを笑えてしまった時点でそれは虚無ではない。
あと推しの出番が少なかろうがなんだろうが、「私にとって面白いと感じる舞台」であれば虚無とか全く思わないです。
というのを前提として、私がファンになってからリアルタイムで見てきた推しくんのお仕事で唯一ガチの虚無だったな……と言い切れるのが、火花の冒頭部分の茶番でした。
マジで初見から1ミクロンも面白さが見出せず、かと言って失笑すらも起きず、ただただ真顔で口元をひきつらせることしか出来なかった。推しが出てる出てないに関わらずどんなものでも金を出したからには出来る限り楽しむ主義の私ですが、推しくんが出てなかったら冒頭の茶番劇の途中で席を立って残りのチケットをゴミに捨ててたかも知れないくらいのレベルのやばい虚無でした。
「この後推しが出てくるから」という理由だけでかろうじて離席を耐えたのは、今の推しくんを推す以前も含めて、私が見てきたあらゆるエンタメの中でも初めてかも知れないです。
そんな火花ですが、原作の良さや演者のみなさんの力もあり、結果的に冒頭の茶番以外は普通に面白かったし推しくんの演技は最高だったし、冒頭の茶番を演じた2人のやりとりも(まあ又…先生は演技は上手いとは言い難いものの)後半に行くにつれてあれはあれで味があって別にお二人が悪いわけではなくクソ脚本に巻き込まれただけだなと思えたし、トーク聞いたりしてほんとに大好きな座組になったし…何より通えば色々と愛着も湧いたので、結果とても好きな作品にはなったんですけども。でもやっぱり今でも冒頭の茶番は許してないし今後あの脚本演出家の名前見たらウッとなるとは思います。
だから、やっぱりいまだに本当の意味での虚無舞台には生では出会ったことはないです。某ランキングで一位になったアレはさすがに…配信で見ても虚無っぷりがビシバシ伝わりましたけど…。まあ、あれもあれでエンタメとしては見所もあると思ったので、もしも自推しが出ていてかつ生で見ていたなら私はそこまで虚無とは思わなかったかもしれないです。知らんけど。
なんで虚無舞台の話をし始めたかというとですね、そんな私が、初めて「見る前から虚無の予感」という作品に出会ってしまったからです。
推しくんが露骨に客寄せパンダ営業をさせられまくっていた某アニメ。
……アニメ自体は面白かったんです。推しくんのおっとりした話し方も好きでした。
まあ…パンダ扱いに関しては、そもそも主演でもないのにあまりにも露骨すぎて、推しくんや自分にとってどうこうよりも共演者さんのファンの方に嫌な思いをさせてないかなあとひたすら胃が痛かったんですが。それでも推しくんは主演さんのことが大好きで比較的楽しそうにお仕事してたので(と言っても双方忙しい上に何本も一気に録るような短編アニメなのでご一緒出来た機会はめっちゃ少なかったようですが)まだ良かったんですよね。
でも、そのパンダ営業の最たるものとして企画された、サブキャラである推しくんが主役のオリジナル脚本によるスピンオフ朗読劇。それ自体もだいぶん意味わかんねーなと思ってたんですが、しかも推しくんとごく一部の方以外、メインキャラのほとんどがアニメとは別キャスト。
えっ それ『朗読』の意味ある……?
日程も大物舞台の間にぶっこまれてロクに稽古してる様子がないし、朗読劇なのにキャラコスしてるし、でもそのコスもなんかクオリティが微妙オブ微妙。だいたいあのメンツでわざわざ微妙なキャラコスしてまでやるんなら、朗読じゃなくてちゃんと舞台としてやれなかった?正直、なんでもうちょっとちゃんと期間を取って舞台にしなかったのか…っていうのはまあ、舞台をやるような資金がない&今稼げるうちに急いで集金したい感が否めなくて。そもそも推しくんのスケが確保出来なくて、でも今推しくんで金稼げるうちに稼ぎたいっていう発想で企画されたんだろうな…ってのが滲み出すぎててさすがに引いてしまった。
そもそも、主演の声優さんがお友達の推しさんで、朗読劇が発表された時点では朗読劇っていうくらいだから絶対アニメと同キャストだと思ってたので、もう何よりもお友達と連番出来るのが楽しみだったんですよ!勝手に思い込んでた私が悪いんですけど、でも結果違ってテンション下がった上に時期も悪くて厳しかったので、ぼっちならまあいいや…って最初は行かないつもりで円盤一応買ったけど先行応募しなかったんです。
が、なんかやっぱ1公演くらいは行っておくか〜と後から思い直し(意思の弱いおたく)FC先行が先着というミステリーに首を傾げながら発売日にチケット押さえたんですよ。そしたら、えっ…円盤先行ありましたよね…?というくらい良席で、これは本格的に売れていないのでは…と震えました。
さらに言えば、ビックリするくらい推しくんのモチベが伝わって来なかったのも虚無る理由のひとつでありました。それはもう、私が推し始めて以来史上最低レベルでモチベを感じない。いや、もしかしたら本人の中ではあったのかも…しれないけど…でも彼らしくないレベルで伝わってはこなかったな…。少なくとも、その期間にやっていた舞台にめちゃくちゃ力入れてるのがわかるだけに差が激しくて、そんな仕事もあったな…!?とこっちが度々失念しそうなほど、ほんとに出るのか疑うレベルでやる気が伝わって来なかったんですよね。まあ実際チケが売れてなかったので、モチベ上がらない気持ちもわからなくはないんですけども。
挙句、さらなる衝撃こと「アンサンブルダンサー」が発表。えっ朗読劇ですよね!?ダ、ダンサー……?朗読してる背後で踊るの……?さすがにシュールすぎでは……?
なんかもうここまでくると、逆にこれは私史上初めての本物の虚無舞台となってしまうのでは!?と若干ワクワクしはじめてしまう始末。だが冒頭でも語ったように、ワクワクしている時点でもはや虚無とは言えないという矛盾!
チケが売れていないので後出しで発表された2日間全通特典はなんと、推しくん以外のメインキャラとの抽選チェキ撮影。わーおたくのみなさんお疲れさまです…と思うと同時に、えっ散々客寄せパンダ扱いしたわりにはここでは使わないんだ!?wwwっていうのもなんか笑ってしまった。いやまあ推しくんサイドはそれは嫌がったんだろうな〜とは思いましたけど。そもそも私二日間行けないから推しくんが回避してくれて個人的には助かったんだけど…。
そして推しくん個人の特典は、いつもの特典ブロに加えて事務所の倉庫からの蔵出しグッズをお一人様五点お持ち帰り可。なにそれ!?
情報垢の「これを機にオフィスの倉庫をキレイにしたいので、ぜひご協力をお願いします!笑」というツイートにはさすがに大爆笑してしまった。これを機にオフィスの倉庫をキレイにしたいので(笑)(笑)(笑)正直すぎるやろ!wwwww
推しの事務所の断捨離に付き合わされるオタクという概念、なかなか斬新では!?
とまあ色々紆余曲折ありましたが、結論だけ言うなら朗読劇自体は普通に面白かったです!良かった!!
開始前にもスタンドマイクが5本立ってて、エッ朗読劇なのに立ってやんの!?その苦行必要だった!?ってビックリしましたけど、いざ始まったら5本のマイクを出演者がクルクル入れ替わって喋る感じで、わりと動きがあって面白かったな。朗読劇というよりはアニメイベントの公開アフレコに近い感じでした。
特にあっくんが思っていた以上にめっちゃ良くて、アニメのあっくんの声に寄せてるんだけど無理がある感じでもなく、こう、なんていうか喋り方とかイントネーションで寄せてる感じなんですよね。すっごいアニメ見てリスペクトしたんだろうな〜!って感じでなんか感動したし微笑ましかったです。あとおんなのこ組が可愛かった!先生とこなぎちゃんのカップルが一番好きなんですが、エピローグの二人がほんと可愛くて良かった〜!
推しくん……推しくんは、まあ安定の推しくんというか。すっっっごく良かった!って手放しに言い切れるかと言えばまあぶっちゃけウーンって感じなんですけど、あの人は基本モチベがあんまりなくても当然手は抜かないしその時点で出来る最高のものはきちんと持ってくるタイプだから普通に良かったしガッカリさせられることはないんですよね。でもやっぱおたくは贅沢な生き物なので、もうちょっとモチベちゃんと上げられる時期にみたかったなあ、という気持ちはあります。本人がめっちゃ「これを!!!見てくれ!!!!!」ってテンションかどうかっていうのがわりとわかりやすい人なので、あーねwって感じでした。自分でも言ってるけど、本当に良くも悪くもウソがつけないんだよな!w
でもさすがだなと思うのは、舞台じゃないから派手に演技してるわけではないしコスプレして立って台本持ったまま喋ってるだけなんですよね、なのに壇上だとちゃんとそこそこ身長のあるおっとり男子に見える。女性陣が小さいので相対的に大きく見えたのもあるとは思うんですけど、なんか身に纏ってる空気っていうのかな…松尾の身長設定知らないけどアニメの印象だとあっくんは長身っぽいから松尾も170はありそうですよね?それくらいはゆうにあるように見えたのが素直にすごいな!と感心してしまいました。
まあそれだけに、お見送りで近くに行ったらいつも通り小さかったので「ちっさ………えっ小さいな!?!?!?」って久しぶりに小ささに驚くセルフ茶番をまたやってしまったんですけど。
断捨離付き合わされ案件()もわりとガチの蔵出しだったので、と言っても今の事務所になってからのだからそこまで古いものはそんなになかったですけど、ど新規のおたくにはなかなかありがたく。
まあ思うところも色々ありはしたものの、結果的には心底行って良かったな〜と思えた朗読劇でした!!楽しかった!!結果論だけど二日間みたら良かったな〜と思ったくらいにはすごく良かったです。
でも、ひとつだけ言いたいことがあるんですけど。
アンサンブルダンサー、必要だった????
いや〜朗読劇自体は面白かったけど、アンサンブルダンサーが踊っている場面はマジでやばかった。いやマジであの演出、必要だった????(二度目)場面転換で突然踊り出すアンサンブルダンサー。しかも長い。ひたすらにこれどういう顔して見ればいいの…?という気持ちでぼんやりと見ながら、ああ…この気持ちどこかで…ああこれは火花の冒頭のアレだ、と半年ぶりの本物の虚無を思い出したりなどもしました。
かくして某アニメ朗読劇。
作品自体は普通に楽しかったけど虚無体験はちゃんと出来たという、同時期にやったボルステとは対局の意味でなかなかの極上エンタメを体験させていただきましたとさ。