死神と旅した9月・後編
前編はこっちだよ!
さて、前回は旅公演折り返しの兵庫公演まででした。
後半の公演までの間にちょこちょこ別現場を挟んだのですがまあ〜水を得た魚のようにしゃべりまくる推しくんが可愛かったです。
接触に関しては個人的にはとても満足いくやりとりが出来たのですが、おたくに対する推しの個別対応をあまりに具体的に書きたくないマンなのでここでは割愛します。アッひとつだけ、一度ひどいピンボケ(たぶん撮影時ではなく印画紙抜き取り時のミス)で撮り直しになっちゃったんですが、顔見た瞬間推しくんにあっ撮り直しですね!すみません!wって言われていやこっちがなんかすみません何度も…!って何故かお互いペコペコ謝り合う事態になったの後で考えるとめっちゃ面白かった。どう考えても2人とも悪くないやろ。
某旅番組の上映イベントもめっちゃ楽しかった〜。喋りの関西人と喋りの関西人のコンビだからそりゃあうるさいうるさいw番組も楽しみです!まあ地元では見れないんだけど。保険かけたチケットが余ったので直近に某リオの某けもみみバンド舞台の現場を終えた友人を誘ったら快く来てくれて、素の俳優のイベントって初めてだったそうなんですがめーっちゃ楽しんでくれたので良かった!
そんな余談はさておき、東北公演。発表当初はマジで全会場行く気マンマンだったんですよ。ですが改めて計画してみると、関西から東北って思った以上に難易度が高い。そもそも関西でも空港へのアクセスが遠い地域に住んでるのが大きいんですが…。
新幹線は予算オーバーすぎるし、飛行機も思ったより高い。LCCで値段を抑えようとすると自宅からより遠い関空発しかない上に時間が限られていてマチネに間に合わない・ソワレ後に乗れないなどの問題から、必要以上の連泊を余儀なくされるので結局お金がかかってしまって安い飛行機の意味がない。
しかも肝心の大楽が関西からアクセスしやすい仙台ではなく盛岡だったこと、仙台公演と盛岡公演の間が1日空いていて遠方からだとさらなる長期滞在になってしまうこと。私はセレブでもないごく普通の地方社会人なので、お金もないけど、それ以上にそこまで推し事に日数を割けないという問題があります。もう月末の東北を悩んでる段階で、すでに9月はあまりに休み取りすぎでやばかったので。(まあのちにもっと休み増やすことになるのですけど…)
遠征民大好き夜行バスもあるにはあるんですが、さすがに距離が長すぎて出発時間がめっちゃ早いのでどっちにしろ一泊する羽目になってやこばの最大のアドバンテージが全く活かせない。ただ単に無駄に連泊が増えるだけっていう。そうなんですよ!限界オタク、遠征の交通費おさえるならまず夜行バスって言いがちですけど、地方から地方だと夜行バスは使えない交通機関堂々の第一位。そもそも東阪便に比べて競争相手も少ないので、しんどさのわりにさほど安くもないんですよね…。どんなに頭を絞っても旅費だけで5万以下に抑えられず、日数も最低で4泊5日になってしまうしで、そんなこんなであまりの難易度にちょっとモチベ下がってしまって東北行きは一度見送ったんです。
でも何故かある日突然、やっぱり行く!!!って思い立って…飛行機も気合い入れて調べ直したら仙台はソワレのみだから当日出発でも間に合うことに気付き(飛行機がトラブッたら詰むけど)数千円をケチって関空からLCC乗るよりJALの伊丹発早割の方がラクでいいや〜と気付き、ホテルを探し、チケットを手配して結局思い立って3時間くらいで東北遠征決めてしまった。この時LCCを切り捨てた判断がまさかその後奇跡の英断になるとは…。結果としてはまあ関空も意外と早く復旧したんですけど、もしLCCでとってたらまたギリギリまで胃を痛める羽目になってましたしね。
そしてここまで来たらコンプしたかったんですが、さすがに関西から2週連続で東北は無理ありすぎたので唯一山形だけ諦める事となりました。
ところで今回の東北旅で私が掲げた大きな目標がありました。それは…
旅行中の食費を一切ケチらない
そこ!しょうもなって言わない!
だって若手俳優、しかも推しくんくらい年がら年中現場がある人のおたくをしてると、よほど金と暇が余ってる人間でもない限りは普段「純粋な旅行」なんてする余裕ないんですよ。だからこうして「推し事」として普段滅多に行かない土地を訪れる事が出来る機会を大切にしたかった。そもそも私は出費の中でオタク趣味の次に食費が占めてるんじゃないかってほどエンゲル係数が異常に高い食道楽の女です。
食いたいと思ったものは高くても食う!一食一食の機会を大切にする!ネットである程度口コミをちゃんと調べて、大当たりは難しくてもハズレは絶対に引かない!と固く決意して東北旅行に挑みました。
まあ、結果仙台盛岡の計3泊4日、食費だけで諭吉2人くらい吹っ飛ばしましたけどね…。怖くて計算出来ないので概算です。悔いはない。
公演チケットに関しては、仙台はネットで購入出来たんですが盛岡の一般発売は現地プレガでしか買えないっぽかったのでダメ元で劇場に問い合わせたらとても丁寧に対応していただき、座席も残ってる中から自由に選べた上に手数料無料で郵送までしていただきました;;地元版のチラシに座席表のコピーまで入ってた…盛岡劇場さんはマジで神対応だったので、なんでもネットで出来る現代にわざわざ電話って面倒だとは思うんですが、皆さんの推しが盛岡劇場で公演をやる際には東北旅行がてらぜひ行ってあげて欲しいです!!!(突然のガチマ)
■仙台公演■
ソワレ公演のみだったこと、翌日丸一日開くこともあり午前遅くゆっくりめの出発。
飛行機に乗るのが100年ぶりくらいで(だいぶウソ)(3年前にも乗りました)(でもLCCで席選べなかったのでつまんなかった)わりと席選び放題だったので、翼が見える窓際席を確保してめっちゃ堪能しました。この日は台風近づいてるとは思えないほどすげー良いお天気だったので空の旅満喫。
昼過ぎの飛行機で仙台空港に到着しさっそくずんだもちとずんだシェイクを口にしつつ、ホテル比較的最寄駅から近いっぽいから先に行って荷物預けるか〜ってことでホテルへの行き方を検索。ところがこの判断が首を絞めることとなりました。
そもそも安さにつられて微妙に不便なホテルを取っちゃってたんですよね…。ケチらず駅前でとるべきだった。まず空港から仙台駅を経由してホテルの最寄駅までに小一時間という計算をほとんど念頭に置いておらず、そして駅から10分という公式の記述が嘘8000くらいであるけどもあるけどもホテルに着かない。絶対に道間違ってないのに間違ってるとしか思えないほど歩きようやく到着。荷物引きずってるとはいえ軽く30分近くかかったんですけど、どう思ってあれ10分って書いたの!?宮城県民はめっちゃ歩くの早いとかなの!?
しかも時間に余裕があるつもりだったので手紙書いてない!今回のツアーの地味な目標のひとつだったんですが、普段は1度の舞台で1〜2通多くても3通しか手紙を入れない私が今回だけは自分自身の記念とちゃんと来てるよって報告兼ねて全地方1通ずつ手紙を入れると決めてたんです。推しくんにとっちゃどうでもいいことだろうけど、さすがにここで途切れるのは残念すぎるのでホテルに着いてとりあえず化粧と出る準備だけして急いで手紙を書いてたら、開演1時間ちょっと前。これあの距離もっぺん歩いて戻ってたら絶対間に合わないな…と思い遅刻がイヤでタクシーを呼んだんですが……。
これが、めっっっっちゃ遅い!!!!!
調べたら大体会場まで車でなら20分ちょい。だから余裕だろって思ってたら、まあ道は渋滞してるし、でもおっちゃんは超のんきで、目の前のカーナビや手元のスマホ見る限り今の道で逃げればよくなかった!?みたいなとこどんどんスルーされるし(地元民じゃないので間違ってるかもと思うと強くは言えない)まあそもそもが田舎なので逃げ道も少ないし、おっちゃんは超のんきだし、7時に間に合わないといけないんですけど!?って訴えてもおっちゃんは超のんきだしかなりイライラして、それでもなんとか会場付近まで来て間に合いそう…!って思ったらおっちゃんは超のんきに建物への近寄り方がわかんねって言い出して、「そこのナントカ通りを左に曲がって、次の信号を右に…」と初めて来た旅行者の私が何故かグーグルマップくんを頼りにナビするハメになってマジでキレそうでしたがなんとか間に合ったので良かったです(長い)。いやあれで遅刻してたら金返せって感じだった。遅刻しなかったけどナビ代で1000円くらい返して欲しい。
まあそんなこんなで自分自身の計算ミスもありつつ、着いてさっそくお昼に牛タンを食べる計画だったのがそんな時間は1秒もなかった。舞台は相変わらず素晴らしかったし推しくんも最高に可愛かったんですけど、まあそれなりにウッ牛タン…明日食べる時間あるかな…;;って意気消沈して帰路につきました。
……ら、仙台駅近辺の牛タン屋、意外と夜遅くまでやってるお店多いんですね…!自分が地方の観光都市在住なので基本的に飲食店はめっちゃソッコー閉まるもんだと思い込んでたので、これは嬉しい誤算でした。通りすがりの利休にフラッと入りましたがめっっっっっちゃうまかった…嬉しい…牛タン……。あの、私ね●しも結構好きなのでこれは決してdisではないんですけど、でも普段あの値段出してあのレベルの牛タンをめちゃめちゃありがたがって食ってるのがちょっと虚無に感じるほど美味しかったです…。利休もそこそこチェーン店なのであちこちにありますが、東京だと高級店っぽいイメージなのに対して地元の小店舗だとまじで大衆居酒屋みたいなノリの店で、安くて一品料理も色々あって超おいしかった!
会場は今回の舞台で、東京含めても一番でかい会場。「あんまり埋まってないって噂を聞いてたので不安だったけどたくさん来ていただいて…」って萩原さんもいってらした通り、思ってたより全然席埋まってて驚きました。結構地元民っぽいお客さん多くて、どっかで宣伝とかしてたのかな?
言い方アレだけどいわゆる茶の間っぽいファンの人も多くて、やっぱり地方から遠征してまで観劇なんて行くのハードル高いと思うんですけどこれで生の舞台の良さを体感してまたがんばって東京行こう!って思う人が1人でも増えればいいよねと思ったりしました。いやどこ目線よ。けどそういう出会いもきっとあるから、地方公演もたまにはやれたら良いですよね。
アクセス悪いせいかホテルめっちゃガラガラで、朝食会場は常に私含めて3人くらいしか客がいないみたいな感じでした。そもそも部屋もこれマジで5000円でいいの!?っていう無駄に広いダブルの部屋をあてがわれたので多分めっちゃ余ってたんだな…。
翌日はお友達に案内していただいて仙台近辺を車でウロウロ。はらこ飯美味しかった〜!お友達は普通のはらこ飯定食だったんですが、例の目標に沿って私はなんかテンプーラとかサシミとかついてるはらこ膳を頼みました。多分東北滞在中で一番高かったメシこれかな?もうめっちゃ美味しかったです。
その後はひつじと戯れたり、金の儲かる神社(言い方)にお参りして五兆円欲しいとお願いしたりしました。神社で引いたおみくじは大吉でした!!えっこれはもう明日五兆円が振り込まれているのでは!?ちなみにおみくじの各項目の中に「くじ運」ってのもあったんですが(宝くじとかお金にも関係あるからかな)「気合いで強運へ」って書かれてました。き、気合いかあ〜!今度からめっちゃ気合い入れて先行エントリしますね!(?)
■盛岡公演■
二日目の夜にバスで盛岡に移動。盛岡仙台間のバスは往復で5000円ちょいです。今回帰りの飛行機も仙台からなので往復券書いました。片道だと3000円くらい。
ホテルは最寄駅が盛岡なこともあって仙台の時よりはマシだったんですが、それでもやっぱり徒歩10分はだいぶウソだったので、東北民めちゃくちゃ歩くの早い説。
私が仙台を遊びまわっていたこの日、推しくんはいち早く盛岡に移動して部屋に引きこもってなんらかの作業をしていたようです。打ち合わせに使ったらしいオムライスの美味しそうな喫茶店「盛岡 オムライス」で画像検索したら秒で見つけました。地方だと色々ユルい。まあいつも行くような店じゃないからそもそも気にしてないんでしょうけど。
夜は推しくんが盛岡のホテルからお送りする生放送を見て、その後ホテルの近くのじゃじゃ麺のお店を調べて行きました。じゃじゃ麺小中大とあったんですが大700円と安すぎたので、大で普通サイズかな〜と思って店員さんに大どれくらいですか?って聞いたら普通の2人前分くらいですね!と爽やかに言われたので中にしました。中だと少食の女子だと多いくらいって感じの量かな?私的にはちょうど良かったし、これでシメのチータン込み600円とか安すぎた。多分この遠征中で一食の値段(コーヒーのみで入ったカフェとかは除外)が一番安かったのがこの夜のじゃじゃ麺かな。
翌日はホテルで手紙書いてお昼にわんこそば食べに行きたいな〜と思ってたんですが、清掃拒否出来ないホテルで早々に部屋を追ん出されてしまったため手紙が書ききれず、わんこそば屋では書けないよな〜と悩んだ末思い出したのが前夜推しくんが行ってたカフェ。推しくんと同じオムライス食べたんですけど、大好きなマッシュルームがほんとに大量に入っててしっかりとしたドミグラスソースでめっちゃ美味しかった!でも推しくんはレトロな喫茶店って言ってたけど、これレトロっていうかただ単に田舎の古い喫茶店だよ!床が謎にネトネトしてるしシートは破れてるしトイレは和式だしで、なかなかに味がありました。たまにはこういう店もいい。
特に混みあってもいなかったし会場にも近かったので(ちなみに会場とこのカフェとの位置関係からホテルも大体想像ついたのでマジでゆるい)そのままコーヒー飲みながらお手紙を仕上げさせて頂いて会場へ。
会場は地方の小さな劇場って感じで、何故か入り口に明治座みたいなノボリが立ってるの面白かったです。入り口ど真ん中に置かれた死神の精度の看板を見て、ああ、とうとう旅公演さいはての地に来ちゃったんだなあ…とちょっとしんみり。
キャパが仙台の半分なわりには埋まってなくて、特に大楽である夜の方が空席多かったの驚いたんですけど、やっぱり東京からの若干のアクセスの悪さと台風が原因かな。でも当券の枚数からしても台風関係なくそもそもが売れてるチケット自体少なかったんですよね。大阪楽とかだといっつも楽しか地方に来ない系オタクわんさかいるのに、その人たちも盛岡だと来ないんだね…とちょっとモヤッとしつつも、他人のことより私自身が今この最後の地に居るということが重要なのだと思い直したり。
マチソワ間時間潰せるとこ探してウロウロしてたら、いい感じの本当の意味でレトロな喫茶店(遠回しの推しdis)を発見して美味しいパフェ食べました。マジでこの東北遠征、食い倒れすぎてる。
そしていよいよ大千穐楽。
長かった、本当に長かった私の一ヶ月が終わりました。めちゃくちゃ寂しくてめちゃくちゃ泣いたけど、ダブルアンコで石井さんがみんなで写真撮りたい!って言って客席背景にして写真撮ったのが本当に感無量で。イベントとかだとまあまあよくある光景だけど、舞台の大楽でこんなこと初めての経験だったのでなんかすごく嬉しかった。若造の推しくんをすぐに受け入れてくださって、ずっと家族みたいだったこの座組らしい終わり方だし、最後の最後にお客さんもその一員に加えてもらえたような気がして。出演者の皆さんがSNSにあげた写真、きっと私の一生の思い出です。
トリプルアンコールで会場みんなで「ミューゥジック!!」って叫んで終われたこと、最後に笑顔で終われて幸せでした。推しくんはその日中に東京帰ってほんと大変だな〜と思ったけど、そのことを報告する時に石井さんが「売れっ子なんですよ〜w」って言って、推しくんが恐縮してたら「でもそういう時期って必要だからね、ちゃんと出来る時にやっておかないと」って言ってくれたのめっちゃ泣けた。
やっぱり終わったことが悲しくて悲しくて、泣きながら1人で夜の盛岡のひとけのない道をずっとフラフラ歩いて、気付いたら駅近くで、たぶん2キロくらい歩いてましたね。ちなみに自分のホテルは通り過ぎてた。
せっかく駅前に来ちゃったし悲しくても腹は減るのでぴょんぴょん舎で冷麺食いました。(オチ)ぴょんぴょん舎、一応焼肉屋でもあるんですが1人用の焼肉盛り合わせと冷麺(というかお好きな麺メニュー)のセットがあって、めっちゃお得だし美味かったです…やけビールを煽りつつ桜ユッケとか食った。食べながらもめっちゃかなしくなってきたのでこれ人と飲んでたらボロボロ泣いてたと思うから1人でよかったな。さすがに1人でメシ屋で泣くほどやばい人間ではない。歩きながら泣くのも十分やばいけど。
さて、舞台はとうとう終わってしまったわけですが、私の旅はまだ終わってない。
そう、台風24号です。飛行機が飛ぶのかがギリギリまでわからず、とりあえず職場に連絡。東北旅行に来てることは誰にも言ってなかったので、このせいで土産を買って帰らざるをえなくなり、チャーミーにさらなる憎しみを覚える。一晩中NHKをつけたまま寝ました。
翌朝、一応台風一過はしているもののまだまだ風がかなり強く戦々恐々としながらバスで仙台へ。台風のこともあって早めに盛岡を出たため、時間に余裕もあったので初日と別の店で再度牛タン。これもめっちゃ美味しかった!
呑気に牛タン食ってたので全く知りませんでしたが、お昼過ぎに駅に向かったら空港線12時まで運休してたらしくて、そうか飛行機もだけどそもそも空港にたどり着く手段が詰んでた可能性あったのか…!とあとで知ってビビッた。何故か飛行機が飛んでるのにそこが止まってる可能性というのを全く考えてなかったけど、別に台風に限らずありうることですよな…。次の機会があったらちゃんと気にしておくようにしようね。
最後のずんだシェイクを飲み、無事飛行機は定刻通りに伊丹に向けて飛び立……いやめっっっちゃ揺れるやんなにこれ!?!?!?行きの飛行機がめちゃくちゃ穏やかで快適だったのですが、帰りの離陸時が強風のせいかマジで絶叫マシーン苦手な人がトラウマになるレベルで上昇してはガクンと落ちるし、シートベルトしてても肘置きを掴んでないと怖いと思うレベルで激しく揺れてビックリしました。いや〜あんなに揺れるもんなんだな飛行機って。っていうかあんなに揺れるレベルでも飛ばせるんだな……。
そんなこんなで東北編すっかり長くなってしまったけど、遠征日記におつきあいいただいた方ありがとうございました。
これにて私の旅は終了です。実質的には8月末から始まった、本当に長かった私の9月がこのブログを書き切ってやっと終われる気がします。
二個前の記事にも書いたけど、この一ヶ月間しんどいなって思ったこともめっちゃあったし私いいトシしてなにやってんだろって虚無を抱えたりもしました。それでも降りたいとだけは本当に一瞬たりとも思うことがなくて、それはなんだかんだいって推しくんにいっぱい幸せな気持ちにさせてもらったからなあと。
大楽の夜に泣きながら見た推しくんのツイッターで本当にそのことを実感しました。ああ、色々思うところもあったけどこの一ヶ月ほんと幸せだったなあ、推しくんのおたくになってよかったなあ、私なりに頑張って来てよかったな…って。今の推しくんに関わらず、これまでの人生で色んな推しを推して来て、間違いなく一番しんどくて一番おたくとして満たされた一ヶ月だった。
多分もうこんなに一ヶ月丸々頑張るのはこれが最初で最後だと思います。今後はまたゆるおたに戻って、適度に現場干したりしつつ無理のない範囲で応援していきたい。私には私の、推しくんには推しくんの人生があって、私は推しくんが大好きだから自分のためだけとは言わず推しくんのためにもお金を使ってるつもりでいるけど、でも別に好きだからってそれが義務なわけでもないのだし。
またいつかこんなに気の狂ったスケジュールの月があって、その時に気が向いて、体力もお金も余裕があったらまた一ヶ月だけ頑張ったりするかもしれないけど。
今はまあ、しばらくちょっとゆるゆるします。
おまけ
舞台「死神の精度」の劇場中継が決まりました!
— 舞台公式 死神の精度~7Days Judgement (@7days2018) October 1, 2018
NHK「プレミアムステージ」
★放送日時:2018年11月5日(月)【日曜深夜】0時00分~
★放送内容:前半『死神の精度』
後半『太陽』アンコール放送#伊坂幸太郎 #萩原聖人 #植田圭輔 #細見大輔 #ラサール石井
なんと!!!テレビ放送があります!!!しかも地上波…!!!おめでとうございます、そして関係各位のご尽力本当にありがとうございます……;;;;
正直権利問題的なアレコレで円盤化は無理なのはわかってたので映像は完全に諦めてたんですがまさかのTV放送でめっちゃ泣きました……これは本当に主演助演のお二人の知名度のおかげだよなあと;;よろしければぜひ見てください!
おまけ2
自戒も込めて、今回の遠征費ざっくり計算してみた。※死神の精度の公演期間中、8/30〜9/30まで(10/1の帰宅含む)の『推し事遠征時にかかった費用』のみ。在来線の電車賃やコンビニの買い物など細かいものは覗く
交通・滞在費 117,822円
食費 24,453円
食費は岡山のパフェと愛知のやばとん以外東北で使ったお金なので、多分だいたい20000円くらいが東北で食った分ですね!ケチらないを信条にしていた四日間だったとはいえ、さすがに食い過ぎ。明日から当分粥啜って生きます。
交通滞在費に関してはもっといく人も勿論いるでしょうけど、私の住んでる地域の利便性考えると本州外に一度も出てないのにこれは相当やばい金額。回数も多かったけど、新幹線を複数回使ったのがでかかったな…
逆にチケ代は安かったので、回数的にはこの半分くらいの2.5時とそんなに変わらない金額だった気はします。あとプレとかタクシー代とかまあ細々とした出費も含めて総額だと25〜くらい…かな……。ちなみに服コスメ美容院など、今月の現場のために事前に自分に使ったお金は含まずです。
今後の人生では二度とこれを参考にせず、つつましやかにおたくしていきたい。