生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

誰がために戦う

だが我々は愛のため。

 

こんばんは、私です。

 

que-9.hatenablog.com

 

早速ですが、みなさんは何のために現場に行っていますか?

自分のため?推しのため?同担へのマウントのため?推しに貢献したという満足感を得るため?

まあ色んな目的があると思います。
最初に言っておきますが、どんな目的で現場に行っていようと私は全然構わないと思います。
この目的が正しい。こうあるべき。みたいなものはないと思っています。自由に行こうぜ。

でも私は何度考えてもどう考えても毎回「自分が行きたいから行く」に辿り着く。

 

「誰のために現場に行くか」というのは、全ての若手俳優おたく(若俳ではなくても現場に通う系おたく全般)の永遠のテーマであるように思います。

ちなみに私のこたえは、「自分のためであり、推しのためでもある」かなあ。

 

まず大前提として私は自分が行きたいから現場に行っています。

基本的には、ただ単に「自分の財力と立場(仕事だったり家庭だったり)の許す範囲内で、一回でも多く推しの顔が、演技が見たい」。

だから私は現場に行きます。それが最大の理由です。

 

 

言うてそもそも地方のよわよわ新規おたくなので他人にマウント取るほども通えてないですけどね。ただ少なくとも推しくんに関して直近2年とかの単位で言えば、茶の間や人気舞台しか行かない人よりは多く現場に行ってるとは思います。これは回数マウントではなく単純な数値上の事実です。だからってその人たちに比べて私のほうがえらいかっていうと上とか下とかの話ではないですよね。

落としてる金額が大きい、一席を埋めた回数が多い分、数字の上での貢献度は茶の間よりはそりゃ高いとは思います。最近話題の漫画村じゃないですが、なんだって作り手に一銭も入らなければコンテンツは立ち行かないので。でもだからって別にお金を払っていることをえらいとは思わない。自分が払いたくて払ってるだけですから。

 

もちろん明後日の方向から飛び出してくる杭(無課金だって愛は負けてません!><って声高に叫ぶ層とか)は踏んづけたくなりますが、それはまたマウントとは別の話です。

お寿司が好きって普段から言ってるけどそうそう寿司屋に行かない人に対して、週1で回転寿司に通う人間が別にマウントとったりしないじゃないですか?でも、そういう自称寿司好きが「毎週寿司食べるなんて金持ち自慢ですか!?」とか「毎週食べてるからって私よりお寿司が好きとは限らないと思います!私の方がお寿司好きです!」とか言ってきたら「なんだこいつ」って思うじゃないですか?

ちなみに私は週1でくら寿司に行く寿司ガッツです。(これはマウントです)

 

そもそも自分だって立場を変えれば誰かの茶の間。

推し方は人それぞれなので、各々自分の推し方を弁えて身の丈に合った言動をしている限りは、誰に偉そうにされる謂れはないと思う。

人それぞれの事情があって、本当に言葉通りの意味で「行きたくても行けない」人はたくさんいる。観劇ってお金のかかる趣味ですもの。

多ステなんて相当頭おかしい行為だと思いますよ。だっていくら推しの演技やコンディションは毎日違うから!アドリブだってあるから!って言ったところで、脚本上は毎日同じ舞台であることには変わりないわけで、それを連日足を運んで数千円〜諭吉を払って観に行くのって確実に正気の沙汰じゃない。多分なんかの病名つくと思う。多ステ依存症とか。

それをちゃんとわかっていても、私は行ける範囲で現場に通う。そこに推しがいるから。私がそこにいる推しを何度でも見たいから。…あっ、推し依存症か!?

 

ぶっちゃけ本当なら全通したいけど、別にそれは全通というステイタスが欲しいわけでもなんでもなく、本気で金も暇も有り余ってて自分が行きたいだけ通ったら結果大体の現場は全通になるんだろうな…というだけの話です。別の方のブログでも書かれてましたけど、どう頑張っても公演数より多くは見れないわけですから。

そんな金も暇も生憎ない上に地方というハンデも背負ってるので、当然どうしても取捨選択が迫られます。そういう人は多いと思う。

ただ、その取捨選択と直面した時に、「だったら人気の2.5舞台だけ行こう」となる人がほとんどで、だから特定の舞台だけがチケ難になりそれ以外の舞台はガラガラになるんですよね。8000円とか出すのに面白いかどうかもわからん舞台に行くのは抵抗ありますもんね普通。

ただ私は綺麗事でもなんでもなく、推しの演技は回数も勿論だけれどそれ以上に「種類」をなるべくたくさん見たいタイプのおたくです。例えばもしもどう頑張っても1年間に5回しか通える余裕がない年があるとしたら、人気舞台に5回行くよりは、1回ずつでもいいからなるだけ多くの作品に行きたいと思う。

それもやっぱり「ただ私が見たいから」、それだけです。

 

そんな事を言いつつ、だからって完全に100%自分のためだけかって言うと、それはそれで綺麗事だなって(あくまで私的には)思います。

私は推しに空席を見せたくない系おたくなので……。

空席を見せたくないっていう気持ちもただの私のエゴで、推しが実際どう思ってるかは知らないですよ。でも推しがねえ、「来てください!」って何度も何度も熱心に繰り返す舞台に客が入ってないのが伝わってくると、おこがましいとはわかってるけど胃がキリキリするんです。たまたま平日行ったフォロワーさんに、真ん中からうしろほぼ関係者だったって報告されて、なんで私は地方人なんだろう、なんでもっとお金がないんだろう、ってやるせない気持ちになるんですよ。

 

私は、推しくんは今彼が持っているシビアな数字よりも、本当はもっともっとずっとすごい俳優だって思ってる。だからいつでも満員の客席に向かって演じていて欲しい。

もちろん私一人が頑張ったって仕方のないことだとは思います。でも何万というキャパのライブと違って、彼の主戦場は最大でも3000、しかもその最大規模を埋められるのは他の俳優とコンテンツの人気がプラスした時のみで、彼一人の集客は舞台だと多い時でもせいぜい200ほど。だから自分で言うのもなんだけど、その中の一席を埋める意味は、万動員のライブよりは確実に大きいと思うんです。

だから私ははっきりと「推しのため」にも現場に通ってます。推しが自分の顧客として持っている私一人分の席を、1回でも多く埋めるために。

 

もちろん、最初に引用した9さんが仰られている様に、そっちのウェイトが大きくなってしまうとしんどくなって疲弊してしまうので、そこはほどほどにしなきゃなとは思うんですけどね。埋まらないから行く、が義務になってしまったらもうそれは趣味の活動じゃないじゃないですか。

例え埋まってなくても、つまんない舞台や無茶すぎるスケジュール(本人がではなくファンに対して)は、心を鬼にして干すべきだよなあとも思います。何よりもまずいくら推しが出ていてもつまんないものに金を払う義理はないし、そんな仕事を受けてしまったのは推しの自己責任なので。

 

…なーんて言って、今回は徹底的に干すからな!なんなら楽しか行かないからな!って散々言ってた私の手元には今その舞台のチケが残り全公演分あるわけなんですよね。こういう…ところだぞ…わたしよ………。

いや、でも惰性で増やしたわけじゃないから!増やした理由がどの公演にもそれぞれちゃんとあるから!って干すのも通うのも自分の勝手なのに誰に言い訳しているのか。

 

私が見たいのに取れない舞台も嫌だけど、でもファン心理としては私が取れないくらいいつでも推しの舞台は満席であって欲しいんだよな、っていう話。そうなったら私は1回見れれば十分だよ、本気でゆるおたになって隠居するよ〜。ヨボヨボ。

 

とか言いつつ取れない舞台の先行にも全力で挑んでますけどね!w