生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

シリーズ:二次元の推しを語る〜私と三男くん

何度目かの、2.5次元を通して二次元嫁への愛を語るシリーズ。

 

今回は、今リアルタイムでは二次元最愛キャラである六つ子の三男こと松野チョロ松くんのお話です。

二期1クール目ラストの13話と2クール目最初の14話、どっちもチョロ松くんがハイパーあほ可愛いお話ですごい楽しかった。それに大晦日にステフェスを見て松ステがいよいよ近付いてきたなと実感したのもあって、そろそろチョロ松くんのことを語りたいなあと思いました。(小並感)

 

例によってめちゃくちゃ長文な上に過去のエントリにちょこちょこ小出しに書いてた話と結構重複しているので、死ぬほど暇な人だけ読んでください。

っていうか衝撃的に長いです、一万字超えてます。が、こういうエントリをわざわざ区切って書いてもしょうもないのでこのまま行きます。そんなヒマじゃねえよって人はこの時点で逃げて下さい。

 

 

私とチョロ松くん〜出会い編

古参ヅラするつもりは全くなくてただ単なる事実なんですが、私は「おそ松さん」というアニメは最初に制作発表された時から注目していました。

だっていくら昨今オタク業界もリバイバルブームとは言え、この平成も終わろうという時代に(いや当時は平成終わるとは思ってませんでしたけど…)今更赤塚不二夫の「おそ松くん」のアニメ化ですよ?

しかも六つ子が大人になった設定のオリジナルアニメって。

そもそも原作のおそ松くんのナンセンス下品ギャグ、今の世の中に通用するもんなんだろうか。まああえて今やるってことは多分我々みたいな年寄りのアニオタをターゲットにしてるんだろうなとは思いつつ、「あえて今おそ松さん」というだけで世代的には良くも悪くも注目に値したし、まあとりあえず一話は録画してから考えるか、程度の対象でした。

 

そんなゆる〜い注目度だったのが、自分の中ではっきり覆されたのは最初のティザーPVを見た時です。えっ、なんだこのオシャレな画面…?

確かに絵面はおそ松くんなんだけどなんとなく全員微妙に顔が違うし、あのフォルムなのにどことなくキャラデザがちゃんと今風になってる。何より色使いがおしゃれ。その時はっきり「あ、やばい、これ好きな予感しかしない」って思った。サブカルくそオバサンの血がそう思わせました。

ちなみにその最初のティザーの段階で、「この中ならチョロ松か一松が好きそうかなあ」って言ってた。いやPVでは全くどういうキャラかはわかんないので、発表されてるキャラデザ+ティザ−PVのみの見た目となんとなく勘でみたいな感じでしたけど。

 

アニメ放送開始

さて、そんな期待を良い意味(?)で盛大に裏切ってくれたのが第一話でした。いや、だって、あのおそ松くんっぽい可愛い絵面の6人全く出てこないからね!?www私ですらリアタイで知らない、一番最初の白黒時代のおそ松くんっぽいのが出てきてなんやかや騒いだと思ったら、ひと昔前の乙女ゲーにいそうなイケメンが出てきてやりたい放題やった挙句大パニックでひたすら呆然と見てる間に終了。

いやでもこれが、あのメチャクチャさがその時の私のメンタルにはすっごい響いたんですよね。疲れてたのかもしれん。ちなみに当時プリパラのアニメであじみというトンデモキャラが出てきたんですが、それが自分の中でちょっと松と重なりました。なんか何がやりたいのか全くわかんないけどハチャメチャに面白いみたいなのが私の笑いのツボにめちゃめちゃヒットしてて、現実で嫌なことがあってもプリパラと松の録画を見返せば癒される(?)みたいな感じ。…やっぱ疲れてたんだな?

まあ私の精神状態はさておき、とにかく松は自分でもビックリするほど一瞬で大好きなアニメになりました。まあその時はまさかその第一話が自分の手持ちの録画以外で二度と見られなくなるとは思わなかったですけど…マジで一話から注目してて良かった…。

 

そんな感じであくまで最初は純粋にギャグアニメとして初回からハマッていた松の中で、チョロ松くんをどういうきっかけで好きになったのかは実ははっきりは覚えてないのですが、一話の時点でもうチョロ松くんが好きかもとは言っていた気がします。

いやその時点でビジュアル的にはあのチョロ松くんは殆ど出てきてなくて実際はほぼビューティージーニアスなわけですが…もう幻になったので知らない人も多そうですが、エピソード的には一話に関しては見た目はF6でも中身はほぼ6つ子だったので…とにかく彼の、皆のやることなすことを片っぱしから拾って突っ込んでいくあの苦労性っぽい感じにキュンと来たんですよね。

そして二話。姿形はイケメンじゃなくなっても、やっぱり一話と同じようにみんなの言動を片っぱしから拾っていってちゃんと突っ込んでいくところ見て、あっこの子好きだ…って思いました。一話の時点でっていうか放送前の時点でこの中じゃチョロかなとは言ってたものの、完全に落ちたのは二話のAパートだったと思います。これはハッキリしてます。可愛いしかなかった。

Bパートのドルオタな所も可愛い。困り眉もへの字口も可愛い。あと声も可愛い。長年のオタク人生でかみやひろしにはカスりまくってはいたものの(二推し三推しや、推しの腐カプの相手キャラだったりなど)ドンピシャでCさんのキャラを好きになったのはこれが初めてでした。

チョロ松くんは一期を通して、特に2クール目を中心に贔屓目抜きではっきりと「成長」が描かれた唯一のキャラだったと思います。その成長劇を最後の最後に粉砕するところまでが最高のアニメでした。

 

チョロ松くんのどこが可愛いとかどういうとこが好きかを具体的に挙げ始めるときりがないのでこれくらいにしておきますが、とにかく私はあのフォルムの6つ子の絵面が好きだった上に、その微妙に違う6人の中で特にチョロ松くんの造形が最強にかわいいってわりと最初から思ってました。どれくらいかというと、一番重度だった時は作業中に部屋にかかってる痛バを眺めて「うわ…かわいい…」って数分笑顔で見とれてるくらいです。

 

どうやら人気がないらしい話

とにかくそんな感じでしたので、当時の私は6つ子の中でそんなに人気に差がつくなんて思いもよりませんでした。まあメインキャラ6人しかいないんだからある程度人気に順位がつくのはわかりますが、思っていた以上に私の好きなキャラは人気がありませんでした。マジで意味がわからなかった。

だって、ただでさえ見た目に大差ないのに、言っちゃなんだけど中の人がかみやひろしですよ? 彼のおたくの多さを考えればもっと人気あってもおかしくなくないですか…? 言うたら、グッズ厨の私が気付いた時にはCさん本人がヒくほどチョロ松くんは人気がなかったんです。まあ声優さんは仕事が多いので、演じるキャラ全部好きになれなんて言わないけど…メインキャラの人数自体が少ない作品で露骨に人気の差が出てそれを本人が気にしてることとかを、彼のおたくは何とも思わないのかな…って正直当時はちょっとモヤモヤしました。

 

つっても人気がないだけならまだ、ちょっと寂しいけどむしろトレーディング手に入りやすくてラッキー!くらいなんですよ。シビアなオタク業界、人気のないキャラはグッズがだんだん出してもらえなくなるという恐怖があるのですが、さすがに他のジャンルと違ってメインキャラが6つ子の6人って作品でその6人の中で人気がないからってグッズを出してもらえないなんて心配はないですし。

でも、極端に人気の差が出始めると…おたくってね、優劣をつけ始めるんです。もちろんみんながみんなじゃないけど、かなり多数派の人気キャラおたくの中で「不人気キャラやそのおたくは見下して当然」っていう空気が露骨に出来上がっていくんです。ほら若手俳優おたく界隈でも度々問題になるマウンティング、あれです。本能的にマウント意識を持ってる女性ってすごく多いし、それは二次元オタクでも同じなわけ。

ライジングとかシコ松とかネタにされてるけど正直公式からそんないじられキャラレッテルを貼られる前から普通にもう、そんな空気でした。あくまでギャグアニメだし、私自身公式が正義派だから、公式やチョロ松くんを好きな人がネタでいじるのは全然良いんですよ。度を越した貶し愛はいやだけど、そもそも公式がそういうアニメだしね。

でもアニメ本編でああいういじられ方をしたことで、チョロ松くんを全然好きじゃない、普段不人気キャラとか言ってバカにしてるような人たちが「チョロ松は公式でいじってバカにしていいキャラ」と認識し始めて、ますますひどいことになりました。またそれをフォロワーが大勢いる人気の二次創作作家さん等が平気で発言したりするもんだから……。

まあこの辺の愚痴はもう時効ということで置いておきます。

 

そして、舞台化

そんなこんなで外野の声はさておき、アニメ終了して以降もチョロ松くん大好きおたくだった私ですが、そんなある日、舞台化の報が舞い込んできました。

ぶっちゃけガチの舞台化が決まるまでは、さすがに松の舞台化はないだろうと思うけどマジでやるなら一人6役(物理的に無理)か着ぐるみちゃんでやってくれ〜それ以外は受け付けない!って思ってた。

でも実際の舞台化の一報を見て、普通に沸きました。いやだってもう、なんだかんだで松を舞台化するって時点でもうギャグとして面白いからね。普通の頭身の人間がやってるんですよ!!!wwwしかも、まあ若手俳優だから当たり前だけど中途半端にイケメン揃えてる!!!www松舞台化っていうか実写版自分絵同人誌かよ!?!?wwwwwっていうね。ここまでやるなら逆にアリだわ、って思って一瞬で受け入れた。

そもそも何より、舞台化の是非とか以前に公式がまだまだ稼げるコンテンツと認識して動いてくれたことが、私は何より嬉しかったんですよ。待てど暮らせど二期の発表がない日々の中、アニメ二期ではないしちょっと方向性はおかしいものの「公式の新しいおそ松さん」が見れるという事実は本当に純粋にすごく嬉しかったです。

 

ただちょっと引っかかったのが、推しキャラを演じるのが当時身近にいたオタクのせいであんまり印象の良くなかった俳優さんだったことです。ほんとこのネタしつこいくらい引っ張るなコイツって感じで大変申し訳ないんですけどマジで和解するまで長かったので許して欲しい。ていうかこれも何万回でも繰り返すけど、おたくは俳優の鏡だからみんな気をつけようね…。もちろん私も

と言っても本人が悪くないのはもちろんわかってるし、顔は前から好きだったので歓迎してないわけではなかったです。ただ、「推しキャラを演じる」ということは「推しキャラの元に彼自身のおたくも少なからず連れてくる」ってことじゃないですか。私が彼をよく思ってなかった最大の原因が彼のおたくだったので、あんなのがウジャウジャとジャンルを荒らしに来るのかなと思うと正直鬱でした。しかもただでさえ不人気キャラとか揶揄されてるのに。あと当然のごとく、松は嫌いだけど舞台はいく〜とか彼ともあろう人が不人気キャラなんてって堂々と鍵なしで発言する人も大勢いました。また某別舞台との絡みでちょっと荒れてたのも不安要素でした。

 

私はテニミュで2.5次元情緒を育てた2.5次元舞台好きの人間なので、原作厨俳優厨どっちの立場も当時からわかってたし、どんなに大切な原作の舞台であっても「俳優オタクは来るな」なんて思いません。でもそれは原作をdisらない、原作に敬意を払うのが前提での話です。敬意と言っても別に原作を学んで来いとかは言わないし、なんなら別に好きになれとも思わないけど、少なくともその原作があるからあなたたちの推しは仕事が貰えたんだから、それをdisるって推しに対する冒涜じゃないですか。推し本人が嫌々受けました!とか公言してるならともかく。原作興味ない俳優厨でもいいけど、原作やキャラを声高にdisるならさすがに来るなよって思うのは、原作ファンとして当然の反応ですよね。

もちろん逆に俳優側をdisる原作厨も大勢いますし、それはお互い様だとは思ってます。ただチョロ松くん界隈は舞台化自体に反対してる人はいても、俳優をdisってる人は見なかったんですよ。何故ならチョロ松くんのおたくはそれまでの不遇な扱いのせいもあって基本的にチョロ松くんに異様に過保護なので、たとえ興味のない舞台であってもチョロ松くんが悪く言われるのに過敏に反応する人の方が多かったし、少なくともなんでこいつがやるんだよなんて言ってる人はまずいなかったです。生身の人間が演じるのが許せないって言い分は別にチョロ松くんに限った話でもないので別として。

まあ普通に顔面は可愛い人ですし、キャラ人気が低いのは事実でしかないので引き受けてくれたのはありがたい事ですからね。

 

中の人と私

舞台化とチョロ松くんの中の人のファーストインプレッションはそんな感じでしたが、とりあえず私は何がどうあろうと絶対に観に行くつもりだし、そして観に行くのであればどんな人が大好きなチョロ松くんを引き受けてくれたのかはちゃんと見とどけよう、って思いました。その俳優さんをフォローし、なんかニコ生やってるらしいので即チャンネルにも入りましたし、松ステで取材を受けてる雑誌も片っぱしから買い、少なくとも松ステに関してチョロ松くんに関しての彼の発言だけはとにかく一言も逃すまいと追いかけました。

 

そうして痛いおたくに植え付けられた先入観を取り払って「大好きなキャラを演じることを引き受けてくれた、顔の好きな役者さん」として好意的に追いかけているうちに、彼の芝居に対する姿勢や熱さだとか、彼自身の人柄(まあ俳優として表向きの、ですが)に触れ、いつの間にやら「チョロ松くんを演じてくれる人」ではなくすっかり一人の俳優さんとしての彼のことが好きになっていました。

本格的に「推し」と呼べる存在になったのは松ステ観てからだと思い込んでたんですが、以前にも書いた様にどうやら私松ステを観るより前に年明けのしゃばミュのチケットの先行を申し込んでるんですよね。つまり、自分でも忘れてましたが松ステを観る前にはもうすでに彼は推しだったようです。

いやどのラインを持って「推し」というのかは微妙ですし、はっきりと意志を持ってこの人推せる!推そう!って決意したのはたぶんやっぱりチョロ松くんを観てからだと思うんですが…少なくとも松ステ前の時点で私は「チョロ松くん以外の演技をするこの人を生で観たい」って思ってたんだなあ、と。もっとも、過去にも若手俳優を推してた時期があったり、身近な親友が私より2年ほど前に突如落ちてどっぷり若手俳優を追いかけていたのもあって、「気に入った俳優の舞台を観に行く」ということへのハードルは人より低かったとは思います。

 

松ステのチョロ松くん

いよいよ松ステが始まりました。

初日の幕が開いてみればそれはもう面白くて最高の舞台で、何よりオープニングでああ松が帰ってきた、って思ってちょっと泣いてしまったし、何よりみんな全力で楽しんで演じてくれてたのがこちらも最高に楽しかった。

ただチョロ松くんに関しては、潔いほどに寄せてなかったことに最初はちょっとビックリしました。いや他に寄せてる人たちが結構いたから気になった部分ではあったんですけど、基本的に舞台は舞台だから「舞台作品としてのそのキャラ」として違和感がなければ寄せてなくても私は気にしない方なんです。それにしてもまあ景気良く寄せる事を捨てたなあ、と初見は思いました。

でも、あのとっちらかった舞台で一人でツッコミを引き受けるんだから、そんな事気にしてられないんですよね。(これはのちに生放送できちんとアンサーを貰って、さらに推せる!!!ってなったのですが)チョロ松に関しては、のちに推しくんが日に日にセリフが増えたって言ってたくらいあの舞台中一番脚本があってないようなキャラクターだったので、キャラの声真似口調真似に気を取られてツッコミが疎かになったらそれこそわざわざオリジナル脚本で舞台でおそ松さんをやる意味がないわけで。そういった松ステ脚本におけるチョロ松くんが、私が最初に好きになった1期1クールの頃のチョロ松くんっぽかったのもより好みだった理由だったので、そこに拘りまくった結果のあの舞台オリジナルの松野チョロ松っていうのがとても響いた。

そういう意味で中の人が松野チョロ松というキャラクターの立ち位置をとても大切にしてくれているというのが(初日前から色んなインタビューでわかってたんですけど)本番見て本当に実感して、すごくすごく彼に「ありがとう」って思った。

大好きなチョロ松くんを、アニメやドラマCDとはまた違う舞台の松野チョロ松くんを生み出してくれてありがとう。他の普通の頭身のアニメや漫画の舞台と違って「○○(推しキャラ)そのものが三次元!!」みたいな感動はなくても、そこにいたのは間違いなく松野チョロ松くんだったし、本当にそれが嬉しかった。元推しから降りて以来数年ぶりに俳優に手紙を書こうと思ったけど、いざペンを取ったらひたすらにありがとうございますを繰り返すチョロ松厨のキモオタの手紙だったし(控えを残さないタイプなので何書いたかあんまりもう覚えてないけど)、今思うとマジで推しくんごめんな…って感じです。

 

人気が…ある……?

これ言うとちょっと他の俳優さんに失礼みたいでアレなんですけど(そういうつもりはないです)、松ステで何よりビックリしたのはチョロ松くんの人気っぷりでした。

あのね、とにかくランブロが集まらない。缶バッジもミラーも集まらない。うっそでしょ?チョロ松くんだよ?って、自分で推しキャラを貶とすような事言うのもなんですけど、それほどまでに驚きました。

だってそんなこと、チョロ松くんを丸一年以上ひたすら推してて初めての事だったのです。

どうやら古参の推しくんのおたくには「推しが演じたおかげで不人気キャラが人気になった」みたいに思われてたみたいですけど、まあそれは実際その通りなので良いです!ただそういう言い方する割にその舞台からのおたくをニワカ呼ばわりするのは激しく矛盾してると思いますけど。

でも俳優オタクから離れてただけで2.5からは離れていたわけではないし、実際2.5のトレーディング現場ってわりとキャラ人気が強く反映するところあるじゃないですか。(作品によるところはありますけど)結構人気の俳優さんでも演じてるキャラによってはレートがそんなに高くなかったり、逆もまたしかり、とある舞台でダントツで最高レートだったキャラの俳優さんがツイッターのフォロワー1万いなかったりとか普通にある世界です。そもそも、しつこいけどチョロ松くんはアニメでもあのCさんが声を当ててるにもかかわらず人気がないわけで。

だから中の人が人気者なのはすでにとっくに知っていたんですけど、それでもチョロ松くんだからそこまでは、っていう気持ちが正直あったんですよね。でもまあ、(今はわかんないですけど)始まってみれば松ステ初演リアタイ時点でのレートは、ぶっちゃけF6合わせても上から3番目でした。自引きか、上位二人を引かないととにかく推しキャラが手元にこないわけです。まあ〜集まらない。ミラーなんてそもそもミラーという商品そのものの数が少なくて完売しまくってたのもあって、レートの高い推しはなおさらハードルが高い。

トレーディング大変だったし本当にビックリしたけど、でも不謹慎ながら、その時私はちょっと嬉しかったんですよね。たとえ今だけで中の人の人気のせいだとは言え、こんなにもチョロ松くんが人に求められてるって私にとってすごいことだった。

ずっとチョロ松くんが好きで推してたグッズ厨だったから、いつもと全然違ってなかなかホイホイ手に入らないのはしんどかったけど、でも現場でいらない子扱いされてないチョロ松くんが本当に泣くほど嬉しかった。

そんな幸せな気持ちをもらえたのも推しくんがチョロ松くんを引き受けてくれたからなんだよなあ、って思うと今でも本当に感謝しかないんです。

 

推しくんとチョロ松くん

先にも書いた様に推しくんから生放送でアンサー(私信という意味じゃないよ)を貰い私が思っていた通り「あえて寄せない選択をしていた」とちゃんとわかったこと、松ステメンバーへの思いを知って益々推しくんのことが好きになりました。当初はまだ同担への苦手意識が残ってたのもあって「チョロ松くんを演じてくれた顔の好きな役者さん」どまりで、松以外の舞台も好きな原作のものか関西公演があれば行こう程度だったんですが、それでもまったり追いかけて、推しくんも他の仕事をたくさんしていてもうそんなにチョロ松くんのことは次になんかあるまでは覚えてないんだろうな、なんて思い始めた頃にとある事件が起こります。

推しくんが上げたブログでの写真で、推しくんの中でとても大切であろう場所にチョロ松くんが写り込んでたんです。

公演中ならわかるんですよ、もう公演どころか円盤のリリイベすらとっくに終わって半年以上経ってた頃です。おたくに媚びる必要は全くない。しかも松とは何の関係もないプライベートな内容のブログで、そこにチョロ松くんがいる事に何の意味もないんです。推しくんがたまに晒してるキャラグッズ置き場やポーチとかでない、ガチで推しくんにとって「大切な場所」に、推しくんがいちばん大切だと公言してるキャラと一緒にチョロ松くんが置かれてたんです。

私が思っていた以上に、推しくんはチョロ松くんを大切に思ってくれていたんだとその時知って、本当にめちゃくちゃ嬉しかった。キャラ厨冥利につきると思った。キャラクターのおたくにとって、役者さんに「このキャラを演じて良かった」って思ってもらえるほど嬉しい事ないじゃないですか。口でなら推しくんはもちろん他の俳優さんたちだって言ってくれるけど、悪く言えばどこまで本心かなんてわからない。でも、色んな要素から、本心からこの子を大切だと思ってくれてたんだっていうことがその時はっきりわかったんです。ブログの内容自体がしんみりしていたのもあったけど、本当に嬉しくてめっちゃ泣きました。

その時の事は、あまりにも思い入れが強すぎてずっと手紙に書けなくて、結構最近になって別件のついでにやっと一言だけお礼を添えられたくらいです。

 

チョロ松くんと私〜まったり期

その後「最推しキャラを演じてくれた人」ではない「推しくんという俳優本人」にハマッてしまって追いかけるようになりそっちに時間やお金のリソースを大幅に割くようになってしまったことや、一向に二期をやる気配のないまま濫発されるアプリやグッズそして質の悪いコラボカフェ(良いものももちろんありますが)にだんだん疲れて来たのもあって、チョロ松くんを好きという気持ちはずっとあるものの、松のグッズ厨としては大分落ち着きました。

以前ほどの大きな差はないものの相変わらず人気はそんなにないので欲しいグッズはだいたい取引垢で探せば手に入るし、チョロ松くんですら手に入らない様な高レートグッズはもうよほどでない限り必死で集める気にもならなくなりました。

そんな中、推しくんのスケジュールの合間をぬって行った新作映像ありという触れ込みの上映会で二期放送決定の発表。映画館でめちゃくちゃ泣きました。

実は上記の話とちょっと話題が前後してて、時系列としては二期発表のが上で語った話より前なんですけどまあそれはともかく、そんな風に推しくんがすっかり生活の中心になりつつ、アニメ二期を待ちつつチョロ松くんをまったり愛でるという日々を送っていたところ、さらなる幸せの追い討ちの様に松ステ二期が発表されたわけです。

二期のオンエアが始まる直前の出来事でした。

推しくんイベントのハイタッチ待ちでぼんやり並んでいた時、時間潰しにちょこちょこトークして下さってたマネさんが思い出した様に「そういえば明日ひとつ情報解禁があります」って言って、わりとそれが軽い口調だったので「へえ〜なんだろうな〜」って軽く受け止めてそのまま帰ったわけですけど。一夜明けたらドーン!と一気にビジュアル・日程・先行まとめて発表。ビックリしました。

そして、再びあの舞台のチョロ松くんが帰ってきてくれるって知って本当に嬉しくて、またちょっと泣いた。まあその後数々の先行で惨敗して病みまくるんですけどそれは置いといて。

アニメ二期はまだ2クール目があるかどうかもわからなかった時期です。たとえあったとしても年が明けて春にはまた終わってしまう。二期が始まるのは嬉しいけれど始まるってことは終わるってことで、だから始まってしまうことに寂しさも感じていた。

けど、まだ松ステを待つ事が出来るんだ、またチョロ松くんに会えるんだ、っていう嬉しさと、今やすっかり推しくんという俳優を好きになってしまった私が推しくんの新しい仕事、しかも大好評だった舞台の続編続投というお仕事に沸く気持ちとで、今の私にとっては二重の嬉しさだった。

 

あの時はまだずいぶん先なのにもう先行やんの!?なんて思ってたのに、気付いたらもうあとひと月ちょっとで始まるんですよ。えっ待って、まじでもう来月なの……。

いや今確認して改めて衝撃受けてるんですけど、俳優おたくやってると本当に年月の経つのが異様に早いな!!

 

最後に、大好きと感謝を

結局相変わらず長いわりに何の内容もないエントリだった…!二次元を語ろうとすると毎回これだ!

 

ろくにまとまる事もないままこの記事は終わって行くわけですけれども、最後にひとつだけ言うとするなら、本当にチョロ松くんも推しくんもずっと大好きだし二人にはとても感謝してるってことです。…ひとつだけじゃねえな!?

大好きなチョロ松くんを大切に演じてくれた、そしてまた演じてくれる推しくんにめちゃくちゃ感謝してるし、そして大好きな推しくんに出会わせてくれたチョロ松くんにめちゃくちゃ感謝してる。

二人とも私にとって恩人で、感謝しても仕切れないってずっと思ってる。

 

これからも、もしかしたらいつかの未来にはもっと好きな人が出来て濃度や強度は変わっていく事はあるのかも知れないけど、少なくとも私は二人が存在する限り(まあ推しくんは役者さんでいてくれる限り)ずっと感謝し続けるし、ずっと推し続けたいです。