生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

お渡し会というもの

師も走ると書いて師走です。

 

風邪が流行り始めてますが、体力削りがちながら身体が資本の若手俳優界隈おたく、体調管理には十分気をつけましょうね。

他人に迷惑かけたり自分が泣くことになるので…。今年頭いきなりインフルで楽日を手放して布団の中で泣く羽目になった私のようにな!!

トラウマすぎてその後ゆるおたになる決意を新たにし東京での現場はしばらく干したんだけど、私は今日も東京にいます。

 

本日は、元推し時代から通してはじめての「お渡し会」というやつに行って来ました。

あ、何度か言ってますが接触自体は初めてではないです。

推しはもちろん、今の推しくんもリリイベなどトークやイベント目当てに行ってオマケについてる握手とかチェキとか会話とかハイタッチとかは経験済み。

でも昨今の若手俳優にありがちな、工場の流れ作業のようにひたすらブツを渡されるだけの会というのは、私が元推しを追ってた頃はなかった気がする。

 

推しくんは何度かやってたのは知ってるけど、推しくんに関しては認知を求めてるわけじゃない種のおたくなので、行きたくないわけではないけど特にそれだけの為にわざわざ上京しようと思ったことはなく…。

ただ今回、明日の某ミュのリリイベがトークショー+接触なので軽率に上京をキメてたところ、前日だっていうから…それならネカフェにでも泊まって行くか〜って感じになりました。

冷静になったら、認知あんまされたくないとか言いつつ2日連続で接触するの結構気が狂ってますよな。しかも5回。えっ、バカなのでは???

いや、当たり前のように「1会計上限5、お一人様何度でもご購入頂けます」とか書かれてるから…初心者の私は買うなら5冊くらいは買わないと失礼なもんなのかなって思うじゃん!みんな5回はループするのが普通なんだよねって思うじゃん!

1回2回で帰っていく人普通に多くてビビった。

そういうもんならそう言ってくれよ!!

 

回を重ねるごとに人数が減る為、どんどん短くなるスパン。

4周目で推しくんに「あっ^ ^」って顔された時はさすがにしまったと思ってめちゃめちゃテンション低い対応してしまった…w ご、ごめんw

3週目までめっちゃ話してたのに急にすげえコミュ障みたいになるおたく怖すぎるでしょ。いや元々コミュ障なんだけど…。情緒不安定か。推しくんも合わせてくれたのか、そのときだけ急に事務的な対応になったのウケる。そういうとこ察しが良くてすごいね…尊敬する…

ラストはきちんと挨拶して帰ろうと言うことも考えてたのに、前の人がクソみたいな質問したせいでその会話に私が吹き出してしまい、それに推しくんがもらい笑いしてしまって二人で笑い合ってクソみたいなやりとりして終わった。w

でもなんか素の推しくんと顔見合わせて笑い合うってめっちゃ貴重な体験だった…前の人ありがとう。質問はクソだったけど。

 

そもそも、元々そんな必死で会話する予定は全くなくて、いつも通りひたすらありがとうございますbotになって終わるつもりだったのに1周目で言い捨てて逃げようとしてたこっちの発言にめちゃめちゃ食いついて来られてびっくりしたんですよ。

ただの感想だったんだけど「ですよね!?俺もそう思います!!でもあの時…」みたいな感じで…しかもちょっと思い出し拗ね顔みたいなの見せられて、冒頭からいきなり一機死んだ。一言で去るつもりが推しくんが謎に食いついて来たせいで剥がされるまで会話する展開になるという…予定外の…。

でもあれのお陰でちょっとコツがつかめたし、開き直れた気がする。

流れ作業の中、「ありがとうございます」以外を推しから引き出す会話のフリを考えるの、結構楽しいな…ということに気付いてしまった。まずいぞ。

 

しかし改めて振り返ってもあの時の推しの食いつきっぷりが謎すぎて笑うんだけど、1周目かなり最初の方だったから今思うとそのことに言及したのが多分私が初めてだったんだろうなあ。そして同意見の人を切実に求めてたんだろうな…w

ただほんの少し気になったのが、その時当然のように大阪の推しくんフェスに参加してる前提で話をされたことである。いや…こんなベルトコンベアイベントに参加するような熱心なおたくだから当然フェスには全通やろって思ってただけだよね?東京公演ならともかく大阪での特定の公演でのみの話だけど、私が関西弁だから当然来てただろうと思っただけだよね…?

 

ま、まあ万が一いや億が一面が割れてたとしても、推しくんは多分こちらがわざわざ確認しない限りそれを明らかにしてくるタイプではない…と思うので…

推しくんが確定的なリアクションして来ない限り、私はまだ認知されていないというスタンスを貫いて行くからな!そこはずっと曖昧にしといてくれよな!

 

けど願わくば、ババアの顔は明日までに忘れて欲しい。

やっぱ推しの記憶を消す能力を身に付けないといけない。どこで習えるかな…。

 

 

お渡し会どんなもんなのかも想像つかなくてすごい緊張したけど、蓋を開けてみれば、私の言葉に食いついたり笑ったり拗ねたり驚いたり、色んな反応返してくれた推しくんがハイパーかわいくてしあわせ空間って感じだった…。

あれは人によってはガチ恋になってしまうのめっちゃわかる。接触で落ちる人を馬鹿にはできないと思った。まあ私はむしろ、推しくんのことめちゃめちゃ大好きだけどガチ恋じゃないな!って逆に確認出来た感じでしたが。

なんていうか、やっぱり可愛くて愛でたい対象なんだよなあ。親目線とは微妙に違うけど妖精さんで天使で萌え対象。で、人として役者としてはすごくかっこいい。

私にとっての彼のかっこいい部分はいつも板の上で見せてもらってるから、今日はかわいい推しくんをたくさん見れて嬉しかったし、自分がそれを引き出せたってのもうれしかった。こういうのおたく冥利に尽きるっていうのかな。

顔面的にも目の保養だった。でもメイクちょっと濃かった。w 

 

 

それにしても、もう12月も3分の1が終わろうとしていますね。

一年間あっという間だったな…。オタ活を本格的に始めると、格段に月日の経つのが早いなと思う。

推しくんを好意的に追い始めたのは去年の夏前からで、本格的に落ちたのはまつすて以降だけど、実際推し!って言うほど推し始めたのは今年からなのでこの一年ほんとあっという間だった。

 

そういや下半期観劇まとめは書いたけど、この一年の推し事絡みの個人的な想い出でも振り返るかな〜と思って先日手帳や半券を見返してて、自分でも信じられないことに気付いてびっくりした。

私の記憶では推しくん個人を「推し」として推そうと思ったのは松以降だった筈なんだけど、今年1月のしゃばミュのチケットを申し込んだ先行の日程が、調べたら松st始まるよりより全然前だったという…。

いくら原作がわりと好きな小説とはいえそこまでめちゃめちゃ思い入れのある原作でもなかったし、東京公演のみの舞台を2度の上京計画してしかも楽マチソワ押さえてるって…長らく茶の間だった私にしてはえらくガチな取り方なんだけど、完全に松より前にチケット申し込んでないとおかしい先行で取ってるんだよな…。

あんなにハマって通い詰めた松のあとならわかるけど、少なくともまだ松見る前から「松以外の推しくんの芝居を観たい」と思ってたってことで。

えっ私いつどのタイミングで推しくんに落ちてたんだろう…!?本格的にわからない…!!マジで私の中で時空が歪んでてすごい混乱してます。

いやもう2ヶ月程度の違いなんて私がにわかなことに変わらないし、でもにわかなこと別に気にしてないし、いつハマったとか時期的なことは実際どうでも良いんだけどね。

けど完全に松がキッカケだと思い込んでたから、何がキッカケで推し個人を観たいと思うようになったのかめっちゃ気になるじゃん…!もはや他人事みたいに気になってしまう!

当時はツイッター俳優垢もなかったし記録がどこにもないんですよ。もー、当時の私なんでブログ書いてなかったの…。

 改めてブログって大事だな!と思いました。

そんな結論。

 

そういえば今日の会場の本屋でイベントのある階に上がってすぐのとこに文スト表紙の角川文庫が平積みされてて、やりおるな…と思いつつ中也さんの詩集買ってしまった。実はもともと中原中也好きで同じ詩集あと2冊持ってるんだけど。

 

そんなわけでちょうど推しを推すひとたちの共感を呼びそうな中也の詩の一節を引用して終わります。

 

幸福なんだ、世の煩(わずら)いのすべてを忘れて、
いかなることとも知らないで、私は
おまえに尽(つく)せるんだから幸福だ!