生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

空は今日も青かった〜バンビショー大千穐楽とガチ恋アンサー

◼︎THE BAMBI SHOW 2ND STAGE大千穐楽

一週間本当にお疲れ様でした。

 

面白くて楽しくてわけわかんなくて、でもすごく悲しくて、そして心からしんどくて、でもやっぱり最後まで楽しい作品だった。

しんどかったけど、でも、観られて良かった。見届けられて、良かった。

 

全通出来なかったのが残念な気持ちも少しあります。でもこれは、推しくん目当てで惰性で見て良いような作品ではなかったと思う。

全通して全く飽きることなく全公演を新鮮な気持ちで観れる自信は私にはなかったし、初日と楽を含めて都合半分観られたから十分だと思っています。

埋まらない平日公演に心を痛めたりもしたけど、ブログを読んで下さったフォロワーさんが観にいってくださったりして嬉しかった。あんな、自分を納得させる為だけの吐き出し感想でも書いて良かったなと思いました。フォロワーさん以外でも、もし私のブログを読んで行ってみようと思って下さった方がいらっしゃるのであれば、楽しんでもらえてたら嬉しいのですが。

まあ結果、蓋を開ければ全公演満席で終わって、本当におめでたい。

 

作中では、ずっと雨が降っていました。

雨が降っていたから沢登圭輔は家族を失い、命を失いました。

そんな作品の大千穐楽。わたしが東京駅に降り立った時は強い雨に降られて、雨の中流された沢登を少し想った。ここまで一週間お天気に恵まれたバンビショーは、最後の日を作品と同じ雨で迎えたんだなあ、と。

 

マチネ、つまり前楽を観終わってシブゲキの入るビルから一歩外に出ると、雨は上がって、日暮れ直前の青空が広がっていました。嬉しいことなのに、なんだか切ない気持ちになって、泣きそうになってしまった。

 

沢登くん、空は今日も青かったよ。

 

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板の上では誰より堂々としてるのに、本物(笑)のカーテンコールでは大千穐楽の最後の最後まで借りてきた猫ちゃんだった推しくんが最高に可愛かったな。初日から全力の大号泣だった事に、実は諸先輩方が若干引き気味だったのも笑った。これが我らが推しくんという男なんです。

 

本当に、いつも通りにお芝居には全力で、でも見たことないほど遠慮がちな貴重な推しくんをたくさん見せて下さってありがとうございました。

また機会があったら是非よろしくおねがいします。

 

 

  

◼︎突然のガチ恋アンサー

yorumushi.hatenablog.com

 

書こうと思ってたのでついでに。

 

わたしは、ガチ恋ではないです。

そもそも、「ファンと俳優」という間柄な時点で言い方はアレですけど二次元のキャラに近い感覚で好きになるので、恋愛対象というよりは「萌え対象」に近い。とは言え特に恋愛していない現状で、「生身の人間でこの世で一番好きな異性」という意味ではまあ推しくんはそれにあてはまるわけなんですけど。でもそれは恋ではない。

そもそもわたしが(恋愛対象として)好きなタイプって「私のことが好きな人」が第一なんですよね。自分から、恋愛的な意味で人を好きになれない体質なんです……。もちろん私のことが好きだからって必ずしも好きになるわけじゃないけど、前提として相手がまず私に惚れてる事が恋愛対象として興味が沸く第一条件なので、芸能人である時点でいきなり恋愛対象から外れてしまう。

仮に一般人同士として知り合ってたらわかりませんが……でも、それだったら初代推しが一番恋愛対象になりやすいタイプだったかなあ。少なくとも今の推しくんを、男として好きになることは普通に出会っててもないと思う。友達にならなりたい。

 

でも、なんだかんだ言っても推しくんが今わたしの人生において「一番好きで大切な人」であることには違いない。片想いとはまた別の、「一方的な愛情」。慈愛とかに近いのかなあ、それに応援であったり尊敬であったりが加わる感じ。哲学的四愛情に例えるなら、アガペー+ストロゲーに少しのマニアを含む、エロスは含まないという感じかな。

これは推しくんに限らず、過去の推しにしても同じ。

 

ところで私はガチ恋ではないけど、自分の「俳優おたくとしての感情」に限りなく近いなと思う恋の詩があります。

銀色夏生の「君のそばで会おう」がそれです。

 

終わってしまった恋がある
これからはじまる恋がある
だけど
僕たちの恋は決して終わりはしない
なぜなら
終わらせないと僕が決めたから

 

自信をもって言えることは
この気持ちが本当だということ

 

いろんなところへ行ってきて
いろんな夢を見ておいで
そして最後に
君のそばで会おう

 

ここでいう「恋」とは、私にとっては「恋愛」ではなく先述の「推しへのファンとしての一方的な愛情」なので、そういう風に捉えていただければ幸いです。

……という前提で、前の推したちへの恋が終わってしまったのは、彼らが「いろんなところへ行く」ことが受け入れられなかったからなんだなって。

映画やマニアック演劇の世界に行ってしまった人、特撮や音楽活動に行ってしまった人。あくまで私からの愛は一方的なものだから、彼らがどこへ行こうと自由です。

けれども私は彼らに対して「今いるここで待っている」ことしか出来ないな、と思った。だからさよならしてしまったし、「ここ」に戻ってきてくれたからまた少し再燃している。

 

でも今の推しくんに対する気持ちは、まさにラスト四行なんです。

何をやっても、やりたいと言っても、どこへ行って何を見てきても気にならない。

少し前までは、それは今の推しくんの人柄と仕事を私が信頼してるからなんだと思ってたけど、多分そうじゃないんだな、と最近気付きました。いや、勿論それもあります。何の仕事をしてもそれをプラスに出来る人だという信頼があるからこそだとは思う。でもそれだけなら、俳優としての推しくんへの信頼だけなら「ここでまた会おう」なんですよ。だから本当に推しくんが「ここ」に戻らないと決めてしまったら、やっぱりそこで終わってしまう。

でも、今の推しくんへのこの気持ちは多分そうじゃない。ただ単純に、どこへ行ってしまっても「そして最後に君のそばで会おう」と私が思えるから、私自身がそう決めたから、この恋は終わらないんだと。

ガチ恋ではないのだけれど、それくらいには推しくんのことが好きなのだなあ、と最近は思っています。

 

 

◼︎さて、本日から

上記のポエムとは何の関係もありませんが、推しくんは今日からグアムです。

本当はここで入るはずだった久々の完オフが何気に潰れたことにも気付かないくらいとっても楽しみにしてたので、ゆっくり羽を伸ばして来て欲しい。

いろんな夢を見ておいで。

 

とりあえずまあ、フワッとした自撮りもお待ちしてます。