生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

下半期まとめ

こんにちは私です!

今年最後の舞台現場が終わりました。たぶん。多分と言わざるを得ないのが推しくんのやべー所だけどまあ流石に海外も行くしこの時期から舞台はないだろってことで…

気付けば2018年もそろそろ残り半月となっており、ビックリします。

推しくんのファンになって三年目、若干ガッツ気味に追い始めて二年目だった今年。昨年にも増して怒涛のようでした。特に下半期。

 

そんなわけで少し早いけど下半期のまとめです。(グレーは推し以外現場)

あとねえ今年は勝手に今年のベストオブ推しくん大賞とかやりたいですね!もう上半期のこと覚えてないけど!

 

 

7月 モニタリンGood!/半神 大阪

本当は月頭にレギュラーラジオのファンミがあってチケも当たってたんだけど、地震関連で身内でゴタゴタがあったので行けず。そしたら台風も直撃して大変だったので、どっちにしろ行けなかったかもなんですが。今年は特に関西の人間は本当に災害に振り回されましたね。

イベント自体は配信もあったので見ました。ラジオは楽しいし相方くんのことも好きです。でも公式ツイッターのノリと同じニオイがプンプンするあのファンミのノリは正直苦手だな〜と思いました。演者が客席を練り歩いて客に借り物競走みたいなことするの虚無オブ虚無なんだけど、あれ現場にいた人たち全員本気で楽しんでた?ファンとの距離梨公式がそもそもあまり好きじゃないんですよね…。ああいうノリ喜ぶのって茶の間だけじゃない?ラジオだけやっててほしいしファンミも公録みたいなやつでいい。とはいえ番組そのものは本当に大好きで毎週楽しみにしてたし、関西人なのに遠征先とオンエアが被ってもリアタイ逃したくないという理由だけでラジコに課金したりしたので今年いっぱいで終わるのは寂しいです…。

モニタは推しくんを推しはじめて以来、舞台作品としては初めての全通でした。ライブやイベントとかでは全通あるし、回数としてはもっと通った舞台もあるんですけど、やっぱり「ひとつの舞台作品を全通する」っていうのは推しを推す活動をしている上である意味ひとつの指標みたいなとこあるので叶って嬉しい。たったの3日間6公演だけど、舞台の内容もすごく楽しかったのもあって本当に毎日毎公演楽しくて充実したなつやすみだったな〜!

半神。私は元々元祖小劇場ブーム時代に演劇おたくだったサブカルクソガキだったので御多分にもれず野田氏を信奉していた時期があり、ちょうどその頃の作品のひとつです。それを今大好きな演出家の1人である中屋敷さんが演出されるとのことで、発表された時からめちゃめちゃ楽しみにしてました。変わらず大好きな作品であったと同時に柿テイストの融合がすごくてとても良かった。あと主演の女の子2人すごい良かった!色々余力がなくて1公演しか見れなかったのが悲しみだったんだけど、パケ化はしてないけどCSで放送があったので見返せたのも嬉しかったです。

 

8月 F6ライブ 大阪/死神の精度 東京

びっくりするほど取れなかったえふしライブ大阪、知人のご厚意で(と言っても喜劇との相互同行だけど)前楽に入れることになって見れました!夜は梅田の映画館でLV。楽しかった〜!

前も言ったけど、中の人だと次男が一番好きで、アニメのF6だと三男が一番好きなんですが、ステF6はダントツ長男が好きなんですよね。ジャスティスは本当にエンタメ力が高いなと思います。前楽の本会場で長男だけ個ブロ完売してて死んだんですが、大楽のLV会場で残ってたので無事買えました。ありがとう梅田ブルク7。

8月って今年一番推しくんに動きのなかった1ヶ月なんですが、後で教えてくれたのは死神のオファー受けた段階でほぼ1ヶ月間他の仕事(単発の撮影等は別)を一切被せないで稽古に専念する、っていう契約だったらしいです。すごいな…!いや普通なのかもしれないけど、2.5界隈本番しながら稽古なんて日常茶飯事の世界なので、自己判断ではなくそういう契約で舞台の依頼が来ることあるんだというのにびっくりしました。

まあそれもあって死神は私の中では完全に9月のイメージなんだけど、始まったのはギリ8月末だったんですよね。初日に入ったので、私の死神ロードはここから始まってます。そしてこのほぼおやすみ期間だった8月の末にギリ死神がかかっているせいで、推しくんは今年舞台に出ていない月が6月のみライブ系イベントも含めると12ヶ月全て舞台に立ったということになってしまいました。

ちなみに推しくん珍しく現時点で1月の予定はほぼ出てないんですが、これもエーステがぎりぎり末に被ってるせいで1月も一応舞台に立ってることになるので、来年またこれが響いてきそうな気がしている。w

 

9月 死神の精度東京・岡山・愛知・兵庫・宮城・岩手/アーティストブックリリイベ東京・大阪/ハピトリ上映会

別名死のロード月間。言うて東京公演はさほど通ってないし、地方1箇所と他現場ひとつ干してひとつ外れたにもかかわらず、なんかとにかくすごいスケジュールだった。もちろん暇なセレブとかじゃない普通の地方社会人なので、合間に普通に仕事詰めてるどころかダブルワークでバイトもしているわたくし、スケジュールアプリの9月を見返すとマジで気が狂ってるとしか思えないほどギッチギチにスケジュールが詰まっていていまでも他人事のように引いてしまいます。

でもリリイベもハピトリも行って良かった〜!って思えるイベントで、すごく楽しかった!

ずっとしあわせだったけどずっとしんどかった一ヶ月だったし、大楽を迎えたあとは寂しくてわんわん泣いたし、さすがにちょっと虚無ったし、ハイパー情緒不安定でしたね。今だからそっと言うけど、大楽会場でマネさんと話した時にずっとありがとうねって言ってもらえたのがめちゃくちゃ嬉しくて、好きで観に行ってるだけだけどがんばって通って良かったなあと思いました。推しくん本人に伝わってるかは知らないけど、少なくとも推しくんが信頼してる人に「ありがたいファン」の一人だと思ってもらえたことで、勝手にやってることとは言え報われた気がしたな。

 

10月 文ステ黒の時代 大阪/あっカノ朗読劇/RE:VOLVER 東京・大阪

前月30日に終わった死神ツアーの後泊で1日に飛行機で地元帰るつもりが台風直撃してどうなることかと思った。無事帰れました。そんな波乱で始まった10月。

文ステ黒の時代ほんと最高オブ最高で…ぶっちゃけもともと原作ではそんなに好きなエピソードではなかったので未来への投資として一公演だけ見るつもりが、どうしてももう一度観たくて急遽大楽のLV取りました。ほんっと良かったし、そのおかげで次回作の発表をリアタイ出来たのも良かった!次はめっちゃめちゃ好きな話をやるはずなので、キャス変ないことを心から祈る…

あっカノ朗読劇、危うく虚無舞台を懸念したけど普通にすごく楽しい現場でした。でもアンサンブルダンサーは謎のままだった…。

ボルは終わったから言えることだけど、欲を言えばもうちょっと稽古期間取ってほしかったね。推しくん本人も思っていたことだろうから、そこはまあ…強くは言いたくないって感じですが。もちろん怪我もなく追われて良かったんですけど。作品としては本当すっごく面白くて、エンタメとして最高の舞台だったなと思う。オリジナルでありながら、良い意味で2.5舞台の文法を詰め込んだ作品って感じで、逆輸入でコミカライズやアニメでも見たい!って思いました。いや大げさでなく、あれ全く知らずに観た人は原作あるって思うやつだよね。吉谷さんの2.5をやり続けて得てきたものを綺麗にオリジナルに還元できる所かっこいいって思ったけど、それは多分推しくんをはじめとする演者の力でもあるんだよね。でもそこも含めて、そういうメンツを引っ張ってこれるっていうのはやっぱり吉谷さんの実力でもあるんだろうし。

ランブロ、推しをサクッと揃えたくて上限まで買ったらあっさり推しが揃った上にあんまりダブらなかったので、舞台が最高だったのもあって結局コンプしてしまった!

  

11月 某大学祭トークショー/喜劇松

突然ぶっこまれた学祭、取れないチケットにキレ倒したけどフォロワーサンのフォロワーサンに譲っていただけて無事行けました。かわいかった〜。

喜劇松は3月のイベントで8月のF6ライブとともに発表され、4月にはもう先行出揃った挙句5月には完売していたので、正直楽しみにしてた♡とかをはるかに通り越してやっとかよ!!!!感がすごかった。あまりに早く発売しすぎるのもどうなのかと思う…実質タダで通ったような感覚になる。(タダではない)

ところで松ステは回を重ねるごとに物販がクソ仕様になっていくんだけどエイベ…は学習能力がないのか???ただまあ日数があったこともあるだろうけど、おたくの民度の差なのかF6のライブに比べるとランブロあったにも関わらず物販はかなりまったりしていた。

 

12月 舞台『pet』/僕らの未来/STAGE FES

個人的にpetはちょっと微妙だった。まあ明らかに次回に続く!って終わり方なのは、それ自体賛否ありそうではあるけど最初から前後編と告知あっての公演なので私はあれで良いと思います。ただうーん、思う所は色々あるので余裕のある時に別途感想記事書きます。

僕みら、私が2.5に足を踏み入れるきっかけになった初代氷帝の3人が揃う作品、そして原初の推しの出演舞台というのもあり、これだけは絶対行きたい〜ただ遠征は厳しいので大阪公演!推しくん仕事被せないでね!と祈ってたんですが、まさかのアフトゲスト出演という明々後日の被せ方をしてきた為そうじゃねえ〜と思いながらチケ探して遠征キメました。

ステフェスはこれから。今年も最後の現場がステフェスになりましたが、2部が当たらなすぎてマジでキレてるし来年はもうやらないで欲しい。

 

 

2019年予定

AステAW(複数公演確定)・ハイネ(とれれば)・pet後編(とれれば)あと推しくん関連じゃないけど黒ステは行くよ。文ステは推しくん出ると思ってるけど、petが7月なのでちょっと怯えています。出なくてもたぶん1公演は行きます。今のとこそれくらいかな…あっあと映画が公開するからたぶんアレですね試写会とか舞台挨拶とかあるよね。そんな感じ。

 

なるべく現場行きたい民としては来年はもう少し現場ペース落として欲しい。地方の一般社会人は経済的にも休暇的にも今のペースだとどうしても行けない回数が多くなってしまうのがつらい。

反面今のペースに身体が慣れすぎて、ちょっと現場の間が空くと寂しくなってしまうのは推しくんに毒されてるなと思うのでした…

にっきのようなもの

 

師も走ると書いて師走ですね。えっ今年もう1ヶ月しかないの!?マジで!?

ついこないだ上半期のまとめを書いたような気がするんですけど…

 

近況というかにっきのようなものです。

普段は一応人に読んでもらってる前提で書いているので語尾はなるべくですますを心がけてるんですが、今回はただの日記なので、あえてあまり使わない感じで書いてます。そんな感じ。

 

■推しに沸きたい話

最近、推しに沸けない。

と言うと、もう飽きて来たのかとか愛情が冷めて来たのかって思われそうだけど、そういうことではなくてだな。普段のこの継続してずっと好きな気持ちは全く変わらないしそれが冷めて来たわけでは一切ないんだけど、こう、現場の直後にブワッとやってくる「推しくん!!!!!!!!!!好き!!!!!!!!!!!!!」みたいな感情の大波が最近ないな、と思うのだ。

一番顕著だったのが某学園祭のトークショーだった。外れてキレ倒したし、だから譲ってもらえてすごく嬉しかったし、トークはめっちゃ面白くてずっと笑っていたしわりと良席で見れてかわいい推しくんの顔を近くでいっぱい拝むことも出来たし、良いことしかなかった。やっぱり推しくん好きだな〜って思ったし、行って良かったと思う。でも、帰り道、ふと「あー楽しかったなあ、やっぱ好きだなあ」という気持ち「だけ」しかないことに気づいてしまったのだ。ちょっと前まであった気がする「推しくんほんっっっっっと好き!!!!!!!!!!」という気持ちがない。

沸けなくても見れないと辛いから行くし、ブワッと瞬間湯沸かし器のように沸けないというだけで推しくんを見れば幸せになれるので、それはそれでいいっちゃいい。最初は気にしてなかったんだけど、仲良いお友達が現場の後にそれぞれの推しさんのことを「アーーーー好き………!!!」みたいになっているのを見て、なんだか羨ましいなと思ってしまった。

なんていうか、推しを観に行くのが、悪い意味ではないんだけど本当に仕事みたいになってしまってるのかなあ。良く言えばそれそのものが人生のルーティンに含まれているとも言える。ああそうか、2年以上本格的に推し続けて、私にとって推しくんは日常となったのだ。そう考えると前進と言えるのかも。あと9月に本当に色んな意味でおたくとして満たされてしまったので、そのせいもあるのかもしれないなと思った。あと単純にもう若くないので…。

いや〜〜でも羨ましい!私ももっと推しに沸きたい!!若々しくありたい!!

 

テニス肘になってしまった

左腕がどうやらテニス肘らしい。

一応言っておくが私は右利きである。そしてテニスもテニミュも別にやってない。長年絵や文字を書くことを趣味にも仕事にもしているのだが、右手はついぞ腱鞘炎にもなったことがない。なのになんで突然左腕がテニス肘なのか。心当たりはひとつしかない。

推しくんを推し始めて金が足りない!と、この春●年ぶりにダブルワークで飲食店のバイトを始めた。開店メンバーだったので初期の頃はみんながカバーし合えるようにとまわりもちで色々やったのだが、慣れてくるとポジションが定着してくる。私はもう半年くらいずっと、朝イチで焼きそばとナポリタン60人前ずつ作る仕事をしていた。(それだけしてるわけじゃないよ!)しかも厨房狭いから、フッツーーーーのフライパン振り回してやってる。いやもう絶対これじゃん!?これバイトだから労災も出ないよな〜調理中の事故とかだったら出ると思うけど…。

テニミュで2.5観劇デビューした私が、時を超えてハマッた俳優の為に始めたバイトでテニス肘になるのめっちゃ面白くない?と思ったけど、特に面白くもなかったわ。

 

■チケットがないと不安

エーステはなんだかんだ結構集まったので、あとは青年館と銀劇に良いバランスのところもう1回ずつくらい行ければいいんだけどな〜という感じ。大楽も出来れば現地欲しいけど、そこまで現地に異常にこだわるタイプではないし、大阪楽が取れてるのでまあライビュあるならそれでいいかな程度。

チケットがない、というのは物理の話である。正直ほんとにゆるおただし、多ステはするものの自分が見たいから見るだけで、一回の舞台に対してはそんなガッツというほど通ってるわけでもない。ただ、とにかく今年は特に推しくんの仕事のペースが早かったし、その合間に他の舞台やLVもちょいちょい観に行った。なので、なんか常にチケットファイルに大量のチケットが挟まっていた。

今手元にある12月前半分のチケットをもぎられ尽くしたら、ステフェスの発券まで何もなくなってしまう。えっめっちゃ不安……!!!!!!

いや実際は支払い終わってるチケットは推しもそれ以外も含めていっぱいあるし、これからまたチケ戦が来るのがわかってる舞台もあるんだけど、マジで本格的に多ステし始めてから手元に一枚もチケットがなくなるの初めてじゃない…?と気付いてビックリしている。あったっけ…?

チケットが手元になくなるのがこんな不安なものだったなんて…!このままだと1月のなんかの舞台のチケットをフラッと取ってしまう!(?)

 

■例の舞台の話

例の舞台は、生では観てないが友人が買った円盤で見たし、当時の事件のことはリアルタイムで知っている。念のために言っておくと、私は今回の件に関しては全く肯定派ではない。ということを大前提として、個人の意見として言う。

彼のやったことは確かに倫理的に許されることではない。そして本当に反省しているのかどうかは本人にしかわからないし、ツイート内容を見る限り反省しているとも思えない。だからそういう人に当時を思い起こさせる演目で復帰を手助けするのを、生理的に受け付けない人がいるのは当然だと思う。

でも彼は、法的にはすでに裁かれて罪を償って出て来た人間である。被害者が何らかの声明を出していない以上、復帰を受け入れるかどうかというのは個々の道徳観や価値観の問題でしかないと私は思う。何度も言うけど私自身は否定派だし、某社と某Pには怒っている。だから受け入れられないという人の気持ちはわかる。でも不買運動したり制作会社を叩くことを、個人の意思ではなく「正義」だと思いこんでいる一部の人たちは、正直怖いなと思っている。

個人的な倫理観抜きにして私が純粋に怒っているのは、このMeeToo運動の盛んなご時世に、某社に関わっている他の俳優にまで飛び火が起きそうな演目に手を出した某Pの考えの浅はかさだ。声明出してたけど、やっぱりことの重大さをわかっているとはとても思えんかった。

某社の作品で主演を張ってる推しを応援しているおたくの私にとって、推しの邪魔をするもの、足を引っ張るものは全て敵である。つまり、件の演目をやることを押し切った某社も勿論そうなのだが、だからって某社の作品全てを否定!某社の作品に出ているやつは同類!不買!!と騒ぎ立てている人たちも私にとっては同じようなもんである、というのがこの件に対する私の『個人的な感情』だな、と思った。

 

■キャス変

このにっきを書いているまさに最中、たった今解禁があった。

とうとう来てしまったか、という印象。

かつて、私と推しくんの「推そうと思う人」としての出会いの瞬間は、推しをここまで押し上げる原動力となったキャラと推しくんとの別れが確定した瞬間でもあった。その後本格的に推しくんを推し始めて、シリーズそのものの完結やカンパニーまるごとの卒業はあったが、今のところまだシリーズとして続いている作品においての推しくんの持ちキャラのキャス変はなかった。だからこれが、私にとっての初めてのキャス変だ。私が推しくんを推すことを決めて以降で、生で見たそれなりに思い入れの強い作品であり、推しくんが初演から大事にしてきたキャラのキャス変。

正直なところ、思い入れとか抜きに純粋に推しのファンとして、今の推しの業界での立ち位置やこの先の推しのことを考えると、Kステはもういいんじゃないかなという気持ちが強かった。推しくんは一度掴んだキャラを手放すのは基本的になるべく避けたい方なのは知っているけど。でももうよくない?と。

けど、いざ本当に変わってしまうんだ、と知って、自分で思っていた以上にショックを受けている。

件の舞台の原作アニメは最初から見ていたものの、リアタイ当時ぶっちゃけ私にはあまりピンと来ず、まあ基本的な好みがそうなので推しくんのキャラは最初から強いて言えば好きという感じではあったが、実際作品とキャラを好きになったのは推しくんの舞台を見てからだった。舞台を見てから再度アニメを見返して、美咲がとても好きになった。

だから私の基本的な情緒として、八田美咲を好きな気持ちの根っこに推しくんがいる。新キャストさんは信頼もあるし俳優としては好きな人だけれど、正直、推しくんじゃない美咲はやっぱり見たくないなと脳直で思ってしまった。

そうか、キャス変ってこういうことなんだなあ…。

 

■平成最後、20代最後の写真集

推し、中旬からニュージーランドに行くってよ!

どうりで予定がゴソッとあいてるなと思った。つってもステフェスあるから年末には帰って来るし1月が丸々あいてることには変わりないんだけど…。ねえほんとにエーステまでなんにもない?ほんと?(疑惑の目)

それはそうとニュージーランド。写真集!おめでと!

なんだかんだこまめに本出してるよね。写真集も月刊をカウントするなら4冊目だし、MOOK本とかアーティストブックとかなんだかんだお写真たくさんの個人本というくくりだと結構出てるけど推しくんの顔が本当に好きだから写真集嬉しいな〜。

ニュージーランドの印象は?って聞かれて「ひつじって感じ」と答えてた推しくんの20代最後、平成最後の写真集たのしみだな〜

謎の感動〜喜劇という原点回帰

こんにちは、わたしです!

 

 

喜劇おそ松さん、19公演が昨日大千穐楽を迎えました。

お疲れ様でした!!楽しかった!!

 

ラスト前のあの歌を聞くたび、往年のニコ厨は「これかつての動画全盛期のニコニコにだったら絶対『謎の感動』ってタグがつくやつだ…」って思っていたのでした。

 

dic.nicovideo.jp

 

なんか、文字通りクソみたいな歌詞でもなんとなくそれっぽい雰囲気を醸し出してそれっぽい曲調で大人数でハモれば感動的っぽくなる…みたいな動画ありそうじゃないですか?曲調がレ●ゼの民●の歌っぽいとこも最高に好きです。 

うんこうんこ言ってるのもバカバカしくて笑えるんですけど、個人的にはうんこ部分(うんこ部分…)よりも、なんか初聴きだとちゃんと歌ってるように感じるけどよく聞いたらすげえテキトーな事言ってる部分がめっちゃ好きです。「そして最後にソロがあればいい〜♪」からのイヤミソロの「主役ぽ〜い立ち位置〜♪」の流れほんと最高で何度聞いても好きすぎる。トト子ちゃんのさかなソングも大好きなんですけど、松ステの歌詞考えてる人ほんと天才ですよね…

はよごほうびCDほしい〜〜〜〜

 

さていきなりラスト前の感動(しない)ソングの話から入ってしまいましたが、喜劇おそ松さん。面白かったんですが、初見では謎の違和感と安心感に包まれました。

違和感はまあ、わかります。当たり前だけどF6がいないこと。そしていつものショートコント仕立てではなく、一本のストーリーであるがゆえに小ネタは面白いものの全体的なギャグのパンチが弱めであること。

あと歌とダンスがない!寂しい!(観てない人には矛盾してると言われそうですが上記で書いてる「歌」はストーリー上のオチのようなもので、歌コーナーがあるわけではないです)まあ「喜劇」に徹したかったのはわかるし6つ子のおうたはなくてもいいんですが、OPは正直欲しかったな〜と思います。別にペンラ禁止でも客降りなしでもいいしそんな激しく踊らなくていいしテレビサイズでいいから、そこはやって欲しかったなあ。

そんな感じで、やっぱり今までの松ステに慣れてるとちょっと違和感というか、これ同じキャラを使った別の作品だなって感じがしたし、初日の初見ではまだこなれてないせいもあってかやっぱり1本の長編だと笑いという点では弱くなるな〜って思ったんですが、それ以上に謎の安心感というか、なんか納得みたいなものがあったんですよね。その納得の正体が、回を重ねて、大楽を終えてやっとわかりました。

 

何度かこのブログでも語ってますが、松に関してはもともと私はゴリゴリの原作厨でございます。

思えば2年半前、最初に「おそ松さんが舞台化決定」と聞いた時、当然のように「は!?」と思いました。ありえない、やめてとまでは思わなかったし、実写映像は場合によりけりですが舞台は基本好きなので、公式がそれをよしとするんなら観に行くよ派ではあったのですが、だからって全肯定かというとそれも別の話で。だってテニスとか黒バスとかみたいに、個人的なキャラへのこだわりはさておいたらビジュアル的には生身の人間がやってもそこまで違和感のない作品とはわけが違うじゃないですか。松ですよ?

それに、あの深夜ならではのクッソくだらないノリと下ネタが大好きだった人間にとっては、今をときめく若手俳優が演じるって時点で、まあ原作に忠実はまず無理だろうな〜とは思ったんです。

また、ああいう原作なので、原作のエピソードをそのまま舞台化するのはあまりにも無理がある上に、仮に出来たとしても最初からオチがわかってるのでつまらない笑えないものになってしまう。

そう色々考えて、それじゃあ若手俳優を使って「おそ松さん」を舞台化するならどうなるんだろう?と考えた時に、自分を含めておそらく大方のファンが想像したもの。それに限りなく近い形だったのが、今回の「喜劇おそ松さん」だったのではないでしょうか。

謎の安心感や納得の正体は、「これが観たかったというよりも、これを観せられると思ってたはずだった」ものを見事に見せられたなあ、という気持ち。

 

蓋を開ければ「おそ松さん on STAGE」という作品は、のちに追加の発表で6つ子の分身でもあるF6が加わり、ショートコントを軸に歌とダンスが散りばめられたエンターテイメントショーでした。ちなみに私は松ステのことを「スタイリッシュなドリフ」と呼んでいます。(若い人には絶対通じないニュアンス)

松ステは、そのドリフ的性質故に、どうしても多ステして内容を覚えてくるとだんだん飽きてくるというマイナス面があります。もちろんアドリブは毎回面白いし、後半は内容に飽きて推し定点気味になるってのは別に松ステに限らないのですが、笑いがメインの作品というのは笑えにくくなってしまうとどうしても辛い部分もあるんですよね。

松ステがドリフなら、喜劇はその名の通り吉本新喜劇でした。スタイリッシュかどうかは…えふしがいないとスタイリッシュではないな…。6つ子は推しも含め作品によっては皆「イケメン俳優」で通る人たちではあるものの、6つ子としてそこにある時の彼らはイケメンの肩書きは完全に捨てているので、もはや中の人本人がそれぞれ持つスタイリッシュさすら滲み出てすら来ないですけども(褒めています)でもベッタベタの新喜劇かというともうちょっとテレビ的な小洒落た笑いに振ってるとは思います。でも、やっぱり新喜劇。

これはホンワカパッパで笑いの情緒を育てられた関西の子供にしかわからない感覚かもですが、新喜劇って良い意味での予定調和なんですよ。お笑いの芝居で同じ演目を何度も繰り返す、同じギャグを何度も繰り返す、でもそこがいい。その安心感がいい。初見、全体的にいつもより面白さが足りない気がした。けど繰り返し見て内容を覚えてしまっても、飽きるというよりは次はアレがくるぞという期待感の方が大きい。これは正しく新喜劇だな、と。

何度見てもずっと好きだったのは三男の「じゃあ僕父さんの役やるね」と五男の危険球を謝らない実況かな…www五男の実況上手すぎないですか!?wwwあとこう別の作品で主人公投手の役をやってるだけに余計面白いっていうか…w

 

あとはもう、こなれてくるとみんなどんどん三男を困らせる方向にシフトしていくのが面白過ぎて、まあ絶対拾って突っ込んでくれる信頼あってこそなんだとは思うんですけどwほんといつもお疲れ様だよね〜と思います!

長男の中の人がかつて彼を「僕のアンプ」と評したように、関西人でツッコミ気質の俳優は他にもいますが、あの人のツッコミって「ちゃんとボケを生かすツッコミ」なんですよね。これはファンの欲目抜きでもなかなかいない。なんでやねんって突っ込むだけなら出来る人はいっぱいいるけど、わかりづらいボケでも咄嗟にちゃんと見る側にどういうボケか説明しながら突っ込める人って、プロのお笑いでも少ないんですよ。これは頭の回転の早い人間にしか出来ない。何人もの同業者に一番すごいと思うところとか尊敬しているところとかの質問で「頭の回転の速さ」って回答されてるの、ほんとすごいなって思うんですけど、まあ本人もわりと自負してるとこあるんであんまり褒めたくないな!と天邪鬼なおたくは思っています…w

いや顔や演技は臆面なくベタ褒めするけど、頭の良さだけは変に意識して調子に乗って欲しくないので直接はあんま褒めたくないんですよ。でも今回の手紙ではチョロちゃんの手前もあってついついベタ褒めしちゃった…///そうそう褒めないんだからね!(謎のツンデレ

 

ステ2の時もちょっと書いたんですけど、もともと私はチョロ松くんがめちゃくちゃ好きで大切で、だから初演の時は「チョロ松くんを引き受けてくれた俳優さん」として見てました。でもその後本格的に推すようになって、表向きのとは言え本人の人となりや普段の演技プラン、どういう役者なのかっていうのを知ってしまって、だからどうしても以前のようにニュートラルに見られない部分があって、原作オタの私としてはそれを少し残念だなと思ってしまうところもあります。言うなれば、着ぐるみの中の人と知り合ってしまったような感覚に近い。

でもそれは良くも悪くも、なんですよね。

堂々と推しと呼べる存在になったからこそ、見えているものもある。着ぐるみが笑顔でも、その中の人がどんな思いで入っているのか知っている。私だってど新規だし、そもそもたとえ古参だからって推しのことなんでも理解出来てるなんて思わないけど、それでも彼を彼として追っているゆえに最低限見えているものがある。

2.5に偏見はないけど特に俳優推しでもない同じキャラクターが好きな人たちが、口々に「すごく良かった」っていっているのを見ておこがましくも誇らしい気持ちになれるのは、今の私が彼を彼として知っているからなんだよなあ、と思います。

 

 

話があっちこっちしてるけど、とにかく楽しかった!

次の展開は上映会しか告知なかったんですけど(しかも楽日の朝にぴあからのメールでフライングで知った上に、大楽ではめっちゃザツな告知しかされなかったw)いつまでこのメンバーで出来るのかなー…。

でも松ステはキャス変するくらいなら終わって欲しいなという気持ちもある。いやサブキャラは一部キャス変しちゃったし前の二人も今の二人も大好きだから、他のメンバーも現実そうなったらそれはそれで受け入れるのかもしれないけども…うううん…まあまだ起こってもないことでしょんぼりするのやめよ!

ステ3ももちろんやって欲しいけど12人揃えるのが難しければまたライブと喜劇でもいいからさ〜!続いて欲しいな〜!!

 

 

なんて話を書いてたら黒ステのキャス変を知ってしまって、推しキャラでも推し俳優さんでもないのに(お友達の推しさんだけど)すっっっっっごいしょんぼりしてしまったので、やっぱり座組まるごと好きな作品のキャス変は辛いな…って思うのでした;;

人権をご用意されたりされなかったり

こんばんは、わたしです。

 

 

いえ〜いみんな、喜劇見てるゥ〜!?

私はせっかくの地元公演ですがそれどころではありませんでした!!!!

 

なぜならば、あれですよ……用紙サイズみたいな名前のアプリの舞台化のやつの最速当落が喜劇京都初日と同日だったから………

もう全公演突っ込んだ自垢は綺麗に全滅で、画面に並ぶ落選の文字に本当に心が死にましたね。TLも阿鼻叫喚だったしね…うっかり死体みたいな顔で喜劇をニコリともせずに観る羽目になるところでした。それどころかうっかり推しへの手紙に恨みつらみを綴ってしまうところでした。

しかし人海戦術っていうか人の情けというか、協力してくれてた人がちょこちょこと当ててくれたり誘っていただけたりして、いい感じに要所に入れそうです。人権が…保たれた……。情けは人のためならず、人望は作っておくものだな…って思いました。いつか何かお礼が出来ると良いんですけど。

 

 

そもそも23日は当落の大渋滞の日で、他にも協力分が3件に別方面の推しのファンミ、そしてステフェスの二次と重なりに重なりまくっていて大変だったんですが、なんだかんだ個人的にはステフェス以外はそこそこほしいところが取れてホッとしております。そう、ステフェス2部以外は。

ステフェス2部本当死ぬほどほしいしめちゃくちゃ名義かけたんですけど、全くご用意されなくてキレそうです。

キレそうっていうか、もうなんかどうせ当たんねーんだろってキレて、配信見ながら忘年会しようぜ!って連れと言ってホテル取ってたんですけども、去年は2部だったLVが1部と発表されたので配信これやんないつもりなのでは…って絶望しています。だってなんで去年と違う部のLVやるの…絶対円盤売りたいからでしょ……それなら配信も1部の可能性あるのでは…肝心なのはカウントダウンなのに;;

悲しい…現場に入る人権くれないなら、せめてリアタイで推しと一緒に年越しさせてほしい。LVや配信ですら推しと一緒に年越しさせてくれないなら、こんなイベント二度とやらないでほしい。いやマジで…だって大晦日なんてそもそもみんなゆっくりしたいじゃん!?推しくん(ともう一人)なんて無駄に早替えまでやらされて去年も大変そうだったし、大晦日にそこまで仕事させんなよって感じですよ!!まあ自分が入れればオールオッケーな自己中クソオタクですけど。(本当にクソ)

でも、ないならないで推しも私もみんなもゆっくり年越し出来るしそっちの方が良くない?ってマジで思う…当落に情緒削られることもないしさ…

ガッツと言えるほどではないけど一年間それなりに金かけて推して来て最後の最後に人権認められないとか本当萎えるどころの話じゃないし、いやほんとなんでこの世にカウントダウンなんてイベントがあるんだろう!?(突然分母でかくして怒り出す情緒不安定オタク)

晦日はこたつでみかん食いながら紅白見ようぜ日本人よ…刀剣男士も出るよ…

 

 

当落で情緒不安定になりまくったので、喜劇の感想はまた気が向いたら書きます。

とか言ってるけどもう次の舞台まで二週間ないんですよ信じられます???えっおかしいんじゃないのさすがに私間違ってない!?喜劇もまだ終わってないのに????って思ってスケジュール見直したけど間違ってないんだわ、おかしいのは私じゃなくて推しです!!!!!!

 

とりあえず喜劇は楽しかった〜!

そして推しくんの推しちゃん(言い方がアレだけど股間の話ではない)(でも股間もアピールしていた)は今回も超超可愛かったし、諸々回収お疲れ様でした!

チョロ松くん〜私のジャムのビンの蓋開けて!(マジで開かなくなって絶望してるやつがある)

 

ロスと向き合う

こんばんは!寝て起きたら某ステが夢だったことになってたりしないかな…と連日思いながら寝てるんですけど今日も現実だったし、いい加減メンヘラってないでチケ取りと向き合わなければいけない気はしています、わたしです!!

冬組さんはA3っていうかどっちかというとK3って感じじゃないですか?(おもしろくはない)(そして去年のトラウマが蘇りさらに鬱になる)

 

推しくん的には今年、主演じゃないけど外部舞台でも注目され、主演のオリジナル作品も大成功して、俺の戦いはこれからだ!!いざ新世界へ……!!第一部・完!!みたいな盛り上がりを見せてたのに、えっ今!?その仕事を!?!?受けるんだ!?!?!?って感じで正直びっくりしています。

いや別に作品disキャラdisではなく。ステ自体はWOWOWだけしか見てないんですけどすごく面白くて良い作品だなって思ったし、キャラビジュもかなり好みなんですけど。ただこのタイミングでいまさら主演でもない役でファンサ系2.5の仕事するのが普通に謎…そろそろ新規が欲しい時期なのかな〜まあそうかそうだよな…。

しかもネルケと今になって2.5で仕事するとも思わなくてそれも普通にビックリです。珍しく夜中に起きてM田さんの情熱大陸見てたのも、原初推しさん出演の舞台に突如アフタートークゲストで召喚されたのも、もしかしてフラグでしたか…でしたね…そう…気付かなくてごめんね…。っていうか原初推しも出るので二度ビックリです!!えっここでガチ共演するんだ!?wwwそ、そうですかありがとうございます……

 

先日のニコ生で週末にふたつ解禁がありますって言ってて、ひとつは翌日すぐ解禁された映画で(おめでとう!)、もうひとつはなんか舞台かな〜と思ってたけど待てど暮らせど音沙汰がないまま日曜の21時前になった時点で「おい週末もう3時間しかないけど!?」ってキレながらふと頭を過ぎりはしたんですよね。

だってもう時間的に、その時まさに初演凱旋の大千穐楽を迎えている、そしてすでに次回作が発表されている某作品の新規情報がくるのはほぼ間違いなかったので、タイミング的に合致しすぎてて…。え、エース……いやでもまさかね……と言った数分後の解禁でした。フラグ回収早いな!

 

色々思うところはあれど、とりあえずご出演おめでとうございます!!(と言えるようになったのもやっとって感じです)

チケな…がんばる…がんばるわ…。

正直そんな通わなくていいかな〜という気がするタイプの現場ではあるんだけど、だからって取れないのはもっと嫌だし病むので結局全ツッパするしかないんですよね。しんどい。*1

 

ちょっと前に原作厨VS俳優厨みたいな話題がありましたけど、まさか今更その渦中に飛び込むとは思わず、もう本垢のTLに流れてくるツイートを見ては虚無の顔をしてます。とりあえずああいうジャンルってキャストってだけで燃やしたくてしょうがない奴が一定数いるからほんっっっっっっと発言には気をつけてほしい。うた…の時学ばなかったか…?うんまあ多くは語りませんけど…頼むからいいトシしてしょうもない燃え方だけはしないでくれよな!

言うて私だって元々は2.5から入った元原作厨のクソミーハード新規だったわけだし、周囲の他担オタ友だって相当ガッツな子でも出自は多くの子がそうなので、原作ファンそのものに偏見あるわけじゃないんですよ。それに新たな仕事でブワッと湧いてくるであろう人たちの中にも、Aしか興味ない茶の間とか人気2.5と接触しか来ないDDキッズだけでなく2.5以外の舞台にこそ足繁く通うような熱心な中の人ファンもきっと何人かは生まれるはず。人気ジャンルは分母が多い分厨率も高いけど、分母が多いからこそ声のでかい厨に隠れて外から目立たないだけで、ちゃんとした人も絶対多いはずですし。だってそもそも若手俳優のアプリゲーですからね!(謎の信頼)

そう信じてちょっとは原作にお布施しようと、初期の頃落としただけで放置していた原作アプリを起動したりしてみました。リセマラ20回以上やりなおしてやっと…きた…

とりあえずしばらく頑張ります!

 

 

本題

さて突然の解禁により前置きがしぬほど長かったですけど、今回のテーマは『ロスと向き合う』という話。

 

だいたい物語にも推しにも深く感情移入してしまうタイプなので、通った作品、楽しかった作品は終わると大なり小なりロスを抱えます。でも推しくんが穴埋めゲームのようにあいてるとこにどんどこスケジュールを埋めてくるのもあり、そういつまでもメンヘラっていられないし、そもそも新たに観たものに対する感情で上書きされる部分もあるのでだいたいはそこまで引き摺らないんですよね。

 

でも昔の推しの頃から、だいたい年に1〜2作くらいはめちゃくちゃに引き摺っていつまでもロスを抱え続けてしまう作品というものがあります。

推しくんでいうと昨年のバンビショー、今年の春の火花、そして今までで一番引き摺った作品が『死神の精度』でした。

一方で他担の親友が今年初めてそういう作品に出会ってしまいました。彼女もわりと入り込むタイプなので多かれ少なかれ推しのひとつの舞台が終わるとロスってはいるんですが、まあ私と同じように次がくると上書きされるタイプでもあるので、今までそこまで引き摺ったものはなかったようなんですよね。だから自分でもかなり戸惑っている様子でした。トチ狂って「死ぬ間際に走馬灯で観たい」とまで言いだす始末。

その子と先日そういう話をしていて、その子もやっぱりずっとロスを抱え続けていてどんなに良い推しの新作を観てもふとした時にその作品のことを思い出して悲しくなってしまうと言ってて、ああ〜〜わかる!!!ってお互い傷を舐め合ったりしてたわけです。

私も、もう死神に至っては自分でもいい加減未練がましいと思うんですけど本当にいまだにずっと阿久津くんのことを考えていて、ボルで入れた手紙にもスズキくんと阿久津くんとの比較を書いたりなど、完全に死んだ元カレの面影を今カレに投影する厄介メンヘラ女みたいな手紙を推しくんに押し付けてしまったりしてめちゃめちゃ反省しています。

 

で、少し自分なりに考えたんですが、友人たちの話も含めてどうしても強く引き摺るのって、みんなパッケージ化しない作品なんですよ。

もちろん作品そのものの内容や推しの演じるキャラクターへの思い入れ、多く通ったことでの愛着などが大きな原因ではあるので、円盤にならないからって必ずしもロスを抱えるわけでもないし、円盤が決まってても結構引き摺るものもあるんですが。

でも、円盤になるものって、生の熱気や推しの熱意を直接受け取る機会は失われても『作品』としてはいつでも見返せる状態で残るわけじゃないですか。そして円盤の映像はいつでも同じものではあるけど、見返すと生で観た時の記憶も連動して思い出したり出来る。だから自分の中での記憶が上書きされていっても楽しかったこと全てが失われてしまうわけではない安心感みたいなものがあって、それが引き摺らずに過去として消化していける助けになっていると思うんです。

 

というあくまで仮定の話を親友としていたんですが、これを証明する形になるのではと思われたのが、私にとって『死神の精度』のテレビ放送でした。

どう考えても円盤化は難しいと思われた作品。諦めてはいたけど、それだけに余計いつまでもロスが回復しなかった。同じ舞台をなんども観たけど、訪れた土地とともにどの回にも唯一無二の思い出が詰まっていて、作品の切なさも合わせて私にとっては本当に良くも悪くもどうしても忘れられない作品になってしまった。次の作品もその次の作品もずっと楽しみにしていたし、私だって推しくんと同じように早く次に向かいたい。でも、私が次に向かうことで、この思い出は上書きされていってだんだん掠れてしまうんだと思うと辛くて、なかなか終わったことと向き合えなかったんです。

そんな中発表された、まさかのテレビ放送。

パッケージにはならないけど、録画を手元に残せる。つまり何度でも見返すことが出来る。想像もしてなかったことでした。そして、これで私は「死神の精度」の呪縛から解放される、と思ったんですよね。

 

OA当日、始まった瞬間から数々の想い出が蘇ってきて、まだ全然悲しいシーンじゃないのにめっちゃ泣いてました。

いやあ、それにしてもやっぱり映像は素晴らしいなと思う。生の熱気は唯一無二の変えがたいものでもあるし生の醍醐味は視点を自分で選べることだと思うんですが、反面映像は生でどんな良席で見ようが絶対見れない角度やドアップが見れるというの、改めて最高だなと実感しました。この気持ちが確認できたのって、やっぱり一度は映像化を完全に諦めていた作品だからこそだと思います。

2.5のライブビューイングとか円盤でも毎回思うことではあるのですが、こんなにありがたみの深いものなのだなあ、と改めて「好きな舞台作品が映像に残る」という素晴らしさと幸せを噛みしめました。

そしてやっぱり最高に好きな作品で、推しくんは役者としてのその演技自体はいつだって最高を更新してくれると私は思っているんですが、それでも多分この先これ以上に好きになれる作品に出会えるだろうかと思うくらい改めて大好きだったなあ、と思いました。

 

そんな風にして、映像化を諦めていた作品の映像を手元に残せるようになった(しかもBSプレミアムだからダビ10なんですよ……!!WOWOWとかスカパーみたいに焼いたら終わりじゃないんですよ…BDにダビングして、普段見る用にDVDに焼いてもまだ7枚予備ディスク作った上でHDDに残しておけるんですよ神か!?)わけですが。

 

それで結果的にロスと向き合って解決出来たのか?メンのヘラりが回復して意気揚々と次の現場への準備を進めているのか?というとですね。

ま〜〜毎日帰宅すると即HDDの電源を入れて再生してはメソメソと泣いてます。

 

いや全然解決しとらんやないかい!!!

むしろ悪化しとるやないかい!!!!!!

 

おかしいな…なんでだろう…?

私の検証が間違っていたとは思えないんだけど……うーん今回は地方まで通ったのもあってちょっと思い入れが強すぎるから、結局は時間が必要なのかもしれないです…。

 

 

という、なんの解決にもならなかった話でした。

でも映像は本当にうれしかった!ありがとうえねえっちけえ…真面目に受信料払ってきた人生が報われたよ…(今!?)

 

皆さんはどうしても忘れられなくていつまでもロスを引き摺ってる舞台ありますか?

*1:とかなんとか言ってたら、今さっき初動で出てなかった原初推しのキャラビジュが出たんだけどかっこよすぎて死んだので脳直でチケット増えそう