2018年勝手に推し事ベスト3
こんばんは、わたしです。
いきなりですがすごくどうでもいい話をします。
先日の休みにWOWOWでやってたテニミュ1stの録画をまとめて見てたんですが(円盤持っててもHDDから直接再生出来るのラクチンで嬉しい)「あいつこそがテニスの王子様」で海堂が歌う時に車のブレーキ音みたいなギャギャッて音するじゃないですか、あれ私ずっと海堂がすごい勢いで滑り込んできた音だと思い込んでたんですけど、今更にして「もしかして…これ零式の効果音!?!?!?」と気付きました…13年間勘違いしてた…。いやどう考えてもそうじゃん!海堂どんな勢いでカットインしてくるんだよ!!
全部のセリフを一言一句違わず覚えるほど見た映像でも、時を経て見返すと発見があるなあ…(謎の感動)(私がアホなだけ)
最近推しくんをフォローしているアカウントでツイートの通知を受け取れる設定にしてみたんですが、通知が来るたびにヒェッてなってスマホ落としそうになってしまうので向いてないと思いました。ていうかリアルに落としました。室内で良かった。そんな近況です。
ちなみにはてブロ更新用のツイッターは@Korilakk95です。よろしくどうぞ。
さて今回のエントリは、独断と偏見による2018年推し事大賞です!
特に面白くもならなさそうなんですが、私がやりたいからやります!
あくまで私の感想なので、作品として良いとか悪いとかではないです、単に好みです。あと私が見ることが叶わなかった仕事は存在してないのと同じ(暴論)なので、ノミネート自体されません!あしからず。
例によってdisとも取れそうな内容もあるので、そういうの嫌い、ベタ褒め記事しか見たくないって人はバックしてくださいね〜!
総合作品部門
1位 死神の精度〜7days judgment
2位 RE:VOLVER
3位 モニタリンGood!!〜それが大事
ノミネート作は今年9本(あっカノ朗読劇を舞台作品と数えるか微妙だけど入れるなら10本)でした。1位2位はダントツで確定だったけど、3位にかなり悩んだ。結果全通して思い入れも強かったのと他にはない推しくんの気狂いっぷりが最高だったモニタになりました。次点は火花・喜劇かな…こちらは総合なので2.5も含めて考えたんですが、結局挙がった3作どれも2.5ではなかったですね。2.5が一般作品に比べて劣るとかは私は一切思ってないですが、やっぱり「推しくんのお芝居」が好きだからか0からキャラクターを作り上げるお芝居(死神は原作付きだけど舞台版の阿久津はほぼアテ書きなので)の作品の方が好みな気がします。
死神は色んな意味で一生忘れられないだろうなあ。この先もしいつか推しくんから降りる日がきたとしても、変わらず一生好きな作品のひとつだと思うし、この作品に出会わせてくれた推しくんにも、そして推しを可愛がってくださった座組の皆さんにも一生感謝です。
2.5次元作品部門
1位 喜劇おそ松さん
2位 おそ松さんonSTAGE SIX MEN'S SHOW TIME2
3位 舞台 文豪ストレイドッグス
そもそも今年の推しくんは2.5次元の出演自体が少なかったんだった…。イベント系も入れるともうちょっとあるんですけどね。
松は7割くらい原作厨なので推しくんの出演作として見ると評価が難しい部分はあります。ただ2.5限定に絞ったこの項目に関しては、もう作品の良し悪しとかよりも単純に「楽しい!」という感想を重視したいなと思ってこうなりました。
文ステは大好きなんだけど、推しくんの作品としては出番が少なかったので3位。しつこいようだけど第3作にはちゃめちゃに期待しているので、来年!キャス変なしでよろしくお願いします!
イベント部門
1位 ミュージカルヘタリアFINAL LIVE〜A World in the Universe〜
2位 SHINING REVUE
3位 HAPI♡TRIPPER先行上映会
ヘタライ、そうか今年だったんだなあ…という気持ち。春先くらいまでの出来事がもう何年も前のような気がする…。私にとって「推しが演じる推し」とのリアタイでの最初の別れでした。改めてカンパニーまるごとの卒業という形をとってちゃんとお別れさせてくれたヘタミュには感謝しかない(マーベラスの方を見ながら)。
レビューはほんとに楽しかったな〜!愛に満ちたショー、まさに歌詞通りでした!次回作にも出てくれると良いんだけど。
3位は意外とめちゃめちゃ楽しかったハピトリイベ。「ただうるさいだけじゃなくてちゃんと緩急つけたトークとボケツッコミが出来る、頭の回転の早い関西人」が二人揃うと、ダラダラとトークするだけでこんなにも面白いんだなというお手本のようなトークイベント。誘った友達の「若手俳優なのに2人ともひな壇芸人の動きをしている…」という感想がおもろすぎた。番組とか関係なしに2人でイベントやってほしい!
キャラクター部門
1位 阿久津(死神の精度)
2位 徳永(火花)
3位 聖木(RE:VOLVER)
阿久津くんはもう別格、たぶん一生好きだと思う。未だに阿久津くんのことを考えると泣きそうになってしまう。情緒不安定ババアか。でもいい加減手紙に阿久津くんのこと書くのは今年いっぱいでやめてあげような…w
次点はヒロキ(pet)。ヒロキも徳永も、作品そのものの評価はさておき推しくんのキャラとしてはめちゃくちゃ好きだったんだよなあ。っていうかpetの感想で若干辛辣なこと書いたけど結局私もこのタイプの役の推しくんが好きだから〜!!ただ、だからこそ立て続けにはやんないでほしい色んな意味でw外野から見て「あいつ同じ役ばっかだな」って思われるのもおたくとしては嫌じゃないですか。
どうでもいいけどフルネームがわかんない役多いな!www
2.5次元キャラクター部門
1位 松野チョロ松(おそ松さんonSTAGE)
2位 日本(ミュージカルヘタリア)
3位 中原中也(舞台文豪ストレイドッグス)
やっぱり2.5ってキャラクターへの思い入れも混濁してしまうのでオリジナルやそれに近い作品と混ぜて考えにくいし、このランキングもどうしても二次元の思い入れとかに引き摺られてるとこはあります。
3位は翔ノ助ちゃんとすごい悩んだんですが。「推しくんのキャラ」としては翔ちゃんの方が好きかもしれないけど、元キャラへの思い入れと次回作への期待を込めて僅差で中也さん。これで出なかったら暴れるからな
そもそも劇シャイは2.5と判断していいのか…?
あやうく虚無作品部門
1位 火花 -Ghost of the Novelist-
2位 朗読劇あっくんとカノジョ 松尾真砂の日常
3位 pet〜壊れた水槽
念のため言っておきますが、私は推しくんの出た作品は結果的には全部好きだし、本格的に虚無だと思ったことは今のところ一度もないです。が、「あやうく虚無舞台になるかと思った」という危険?を感じた舞台はそれなりにありました。それがこの3作。
この三作は虚無を感じる要素は満載ではあったんですけど、同時に好きな部分もすごく多いからこその「あやうく虚無」です。
推しくんの出てない作品部門
1位 半神
2位 舞台文豪ストレイドッグス 黒の時代
3位 project K「僕らの未来」
1位2位は即決だったんですが3位は悩んだ〜!
半神は期待通りの出来。CSで放送があったので見返せましたがやっぱりめちゃくちゃ好きだし、見るたびに新たな解釈が生まれるんですよねえ。文黒は本当に、原作ファンとして&第三弾よろしくね課金くらいのつもりで一公演だけ観られればいいや〜と軽い気持ちで行ったのに、めちゃくちゃ持ってかれましたね…。僕みらはもう、あの3人が同じ舞台に立ってるというだけで涙腺がダメです。作品内容もあってノスタルジーがやばい。※ちなみに厳密には推しくん絡んでるけど本編には出てないので推しくん以外作品扱いで…
刀ミュむすはじは気持ち的には同率3位くらいなんですが、こちらは生で観れてないので僅差で僕みら3位としました。ボイトダントもめっちゃ楽しかったんですよね…なんだかんだホストちゃんも楽しかったし、推しくん以外の舞台も色々楽しかったなあ〜!観たくて観れなかったものもたくさんあったので(特にアメリを観に行けなかったのは2018年最大の後悔です)、来年はもうちょっと…推しくん以外にお金と気力を配分したいと思っている…けどどうかな…
推しくん以外で一番行きたい来年の舞台は銀牙です!私は赤目さん最推しで2推しがジョンくんなんですけど、2頭とも理想のキャスティングすぎて気絶するかと思いました。特に荒木さん、出演発表された時点でえっ絶対赤目さんでしょ!?むしろ赤目さん以外認めない!!って身内で大騒ぎしてたらその通りだったのでありがたみしかない…。でも銀牙はリアルイッヌ漫画だからどんな感じになるんですかね〜。それも含めて今最も気になる舞台です。
推しくんニュース部門
1位 メジャーCDデビュー
2位 ブナシメジ卒業(仮)
3位 ラジオ番組レギュラー
先日の生放送でやってた本人の三大ニュースと似たような感じになりましたけど、まあそうよね。やっぱり一番のニュースはCDデビューだな!正直客観的にはどうなのって思う部分もあったんですが、何より本人がめちゃくちゃ嬉しそうだったので「まあいいか!」って思いました。推しくんの幸せは私の幸せです。去年まではインディーズの全部俺ドラマCDの主題曲しか個人名義の持ち歌がなかったので、3曲に増えて良かったねえ…。
ブナシメジには色々個人的な思い入れがあったので卒業したのは寂しいんですけど、バッサリいった時はあまりの好みにしばらく写真が正視出来なかったほどかわいいオブかわいいレジェンドって感じだったので良いです。でも今ちょっと伸びてきたのでそろそろセット大変そう。そもそもキノコカットだったのも「どうせ現場ではヘアメイクしてもらうかウィッグかなんだから適当でいいや」って理由だったので、芝居以外にはマジで飽きっぽい推しくん、この先半年以内に絶対ヘアセットめんどくさくなるに1万シメジ。毎日セットするのがめんどくさくなった推しくんが、こまめに切る方を選ぶかブナシメジ再入学を選ぶか楽しみです。
ラジオはずっとやりたいって言ってたし、おたく的にも一人トークじゃなくて誰かと会話しながら話す配信とかラジオがすごい羨ましかったので(具体的に言うならおしゃべや)決まった時めっちゃ嬉しかったなあ。一年弱を通して、相方との仲がどんどん縮まっていく様子も微笑ましかったです。一旦終了で残念だけど、またやってほしい。
推し事ニュース部門
1位 某抽選に当たる
2位 舞台全通
3位 祝い花を出す
こちらは推しくんではなくて「推しくんを追いかける私」の推しくん絡みニュース。
1位は推しを公開している以上詳細は避けますが、推しくん絡みのとある抽選に当たったこと。これが昨年末皆中稲荷神社さんに初めて一人で本格的にお参りした直後のことで…。それで運を使い果たしたのか、チケットに関しては肝心な場面(手伝いや譲渡に頼れないもの)では必ず外して度々プチ病みはしたものの、舞台に関しては比較的チケ運席運に恵まれ、通して考えるとまあまあありがたい一年でした。つい先日お礼参りとお守り返礼&新しいのを授かってきたばかりなのですが、なんと直後に某バス会社のwebクーポンで二等に当選し、某ステ初日の片道バス代しかもゆったり3列シートがタダになったという…!某ステも手元で発券したチケットに関してもそこそこ良い席が頂けたので、2019年もなかなかに幸先の良いスタートとなりそう。
全通・祝い花に関してはガッツの人からしたら些細なことなんでしょうけど、そこそこ通っていた過去の推し含めても今までしたことがなかったので、推しを推すおたくとして新たなステージに立ったなあと感慨深いです。
だからって来年はもっとガッツになりたい!とか思うわけでもないんですけどね。来年も今まで通り、通いたい時に通い、結果全通することがまたあるかもしれないしないかもしれないし、お花も出せる時に気が向けば出し、なんとな〜く月1以上は推しの顔が見られる一年であればいいな、と思います。
さてと長々と特に面白くもない私的ランキングを発表してきましたが、皆さんの今年のベスト3もぜひ知りたいです。推し出演作品だけとかでも!引用とかしなくて良いんで気が向いたら是非。
今年は本当に充実してたしもっともっと推しくんのこと大好きになった一年だったけど、その反面推し事絡みで病むことも結構あって。
推し始めた頃は、私は別にガチ恋でもガッツでもないし、私が好きなだけ観にいって好きなように楽しんでるだけだから推しくんのことで病むことなんかないと思ってたし、実際一年くらい前はそう言ってました。だから今年は本当に病むことが多くてそんな自分にも驚いたけど、でもそれだけ私の人生にとって、推しくん自身や推しくんを推すという活動が大きなものになったからなんだろうなあ、とも思います。
来年はもうちょっとのびのび推せるといいんだけどな〜!難しいかな…!ステフェス2部入るっぽい人を片っ端からミュートしてる時点で全然ダメだな!!(本当にダメ)
あ〜気楽に推し事したい〜!!!
2019年の目標は「気楽に推し事する」です!!!!
何かございましたらどうぞ
忙しい人のためのpetー壊れた水槽ー
こんばんは私です。
舞台「pet」ー壊れた水槽ー全7公演終了いたしました。ご観劇いただきました皆様、誠にありがとうございました。次回ー虹のある場所ーは来年7月下旬に公演予定です。引き続きアニメと合わせて「pet」プロジェクトをよろしくお願いいたします。#pet_stage
— TVアニメ&舞台「pet」公式 (@pet_anime) December 9, 2018
そんなわけで、5日間7公演お疲れ様でした。
思えば顔合わせから大千穐楽までめちゃくちゃ短い公演でしたね…。トータルで1ヶ月もなかった気がする。
そもそも公演期間が5日間7公演しかなく、平日がソワレのみだったので若干日数はあるものの今年の舞台ではモニタリンGoodに次いで短い公演でした。最初は普通に全通を考えてたんですけど、推しくんが!!!!12日に現場ぶっこんでくるから!!!!!
地方のジリ貧一般社会人は9月に無理を通しすぎたのもあり、さすがに年末も押し迫ったこの時期に一週間以上仕事もバイトも休んで東京に住むわけにもいかず、涙を飲んでpetは初日と土日だけ行きました。関東民だったら確実に全通してたんだけどなあ…もしくはせめて12日がなければゴリ押し全通出来たんだけど、まあしょうがない。
板の上以外の部分の話をすると、pet公式くんは福利厚生が手厚く、まあ現場は当たらなかったものの結構がっつりした制作発表の生配信に始まり、稽古場のVR配信、チマチマとした動画(何故か今時GIF)や初日・千穐楽のペリスコなど、なんか短い期間でやたら映像を繰り出してきた印象。とてもありがたかったです。
VRといえばプレミアム特典がVRゴーグルだったんですが、紙製の簡易とはいえ結構しっかりした作りの出来の良いものでこれはこれですごい。推しが!!!目の前に!!!!いる!!!!!!
‥‥まあどう考えても5個もいらないということに初日前から薄々気付いてはいました。全通してたら7個だったんだよなコレ。多ステに優しくなさすぎる特典ワロタ…折りたたみじゃないからめちゃくちゃかさばるんですよ…。しかし気付いたところでどうにもならず、もらわなきゃいいんだけどオマケについてくるブロは欲しいんだよ!あと根が貧乏性なので、もらえる権利のあるものをスルーするという選択肢がないのであった。
とか言ってたら周囲の友人知人がわりとガチで羨ましがっていたので、配り倒して(半ば押し付けた人もいる、スマン)無事手元に一個となりました。みんな、自分の推しがスマホで見れるVRコンテンツに出た折には、是非役立ててくれよな!AV見るのに使うって言ってた人もいたけど…wってか今はそんなAVあるんだ…!?エロの技術革新…!
さて、そんなpetでしたが、舞台そのものは下半期まとめ記事にも書いたように個人的にはちょっと微妙でした。あっ、ちなみにこのブログは思った感想を素直に書くブログなので批判的な意見を見たくない人は読まないで下さいね!
キャストさんの演技は全員素晴らしかったです!!
ストーリーは依存&依存そして依存、みたいな登場人物共依存祭りって感じなんですが、舞台版だからこそ!という点はまさにそこでした。あの人と人との歪んだ執着は漫画だともうちょっとファンタジーに受け止められたところ、実際の人間が演じるが故に原作以上に生々しくダイレクトに伝わってきた感じがしました。もちろんそこはキャストの演技力あってのことですけども。
推しくんはいつも通りの安定感でしたが、ほんとにみんな良かった。特に桑野くんの、司の狂気が加速していく感じやばかったな。あと桂木ですね!!!原作だともっと臭そうなオッサンだから見た目はどうしても随分スタイリッシュでダンディになっちゃってるんですけど、あのなんとも言えない感じ悪さはちゃんとあって、君沢さんああいう役も出来るんだなあ…!と感動しました。とは言え、舞台しか知らない人には今んとこ桂木ってただの顔はいいけど感じのわるい中間管理職のオッサンくらいの印象だと思うんですけど、軽いネタバレになりますが彼は後半の重要キャラなので、ほんと続編が楽しみです。
そういえばマイクなしの生声だったんですが、あんまり2.5だとないことなので、そこも演劇!!って感じがして良かったです。
推しくんはまあ、相変わらず喜怒哀楽の激しい演技は本当に大好きだし、贔屓目抜きに素晴らしいと思います。舞台上で放出するエネルギー量の格が違うんですよね。
ただリボルバーと微妙にキャラがかぶっていたので(……)個人的には終始デジャヴを感じながら見ることとなってしまい…いや、推しのああいう演技は大好物だからいいんですけどね!さすがにね!
っていうか、細かいことをいうとその前の阿久津くんとも被ってるとこあったんですよねえ。ちゃんとキャラごとに違う部分もあるので、別にワンパターンだとまで言うつもりはないんですけど…正直あまりに時期が近すぎてやっぱり似た印象を受けてしまったのはちょっと残念。
いつも推しくんの感情の振り幅のでかい演技にはすごく引きずられてしんどくなってしまうんですが、さすがに死神・ボルと続いたので(間に松を挟みはしたけども)わりと食傷気味になってしまったというか、虚無ではないんですけどなんかちょっと冷静に見てしまったな…。お、おう、がんばれよヒロキ…みたいな。
少し辛辣なことを言えば、今年は立て続けに同系統の役をやったことで、こういう系統のキャラの引き出しの少なさが露呈してしまった感はあるとちょっと思いました。いわゆる当たり役というやつだからこそ、演じ分けが難しい部分はあると思うんですけど。
まあいまいち感情移入しきれなかったのも、多分脚本演出のせいなんですよね。
この「pet」という作品は推しくんの制作発表で初めて知ったのですが、元々原作者の先生の他の作品が好きだったのもあり、決まって即キンドルで原作を買って読みました。いやあそれはもうすごい作品で……一度では飲み込みきれず、何度か読み返したりしました。語彙力がないのでネタバレ避けると「すごい」としか言えないんですが、とにかくすごいです。舞台に興味ない人もよければぜひ。
原作のプレゼンを始めそうになってしまった…そうじゃない。
で、まあそんなすごい原作なんですが、とにかくビジュアル的にも異彩を放っている作品であること、視覚に訴える部分が多いため、これ舞台にするってどうするんだろう…って期待値上げすぎてた部分があると思うんですよ。でも結局はお得意のマッピング多用演出だったのでそこは普通に残念でした…。マッピング多用されると演者の顔に映るからあんま好きじゃないんですよね。それならいっそ逆手に取ってヒロキの顔面にウロコ映すくらいのことやって欲しかった。
しかも草月ホール、構造がマッピング舞台にあまりにも向いてなさすぎじゃないですか?正直正面から見ないと全く映えない演出だったのに、なんであんな六角形のホールでやろうと思ったのか問い詰めたいです。座席によって見える見えないがある程度あるのはどの作品でも同じだし仕方ない部分でもあるのですが、さすがに正面以外だと安っぽくて興ざめするような演出効果はどうなんだろうか。
よりによって初日がサイド席でガッカリ感がすごかったんですよね…。せめて初日に後方でもいいからセンターで見れれば違った感想を持てたのかもしれないんですが、初日がまあまあ前方の上手端だったせいで、マッピングがよく見えない&全部横から見えてしまうので、学生演劇か!?みたいな安っぽい演出にしか見えなくてその印象が強く残ってしまったのが悔やまれます。
あとせっかくの(正面から見れれば)美しいマッピング演出なのに、舞台の照明の距離が近いせいで白飛びして薄くなっちゃってるのも残念すぎた。あれも舞台が狭いからなんだよなあ。照明が暗くなるシーンではすごく綺麗だったけど、肝心の演者が板上にいるところでは色が薄くなっちゃうのが…。
脚本もちょっとウーンっていう感じでした。
あからさまに「後編に続く!」というあの終わり方に関しては、賛否あるとは思いますが私はこの作品は最初から前後編と銘打ってるのであれで良いと思います。映画でもよくあるパターンですしね。続くなんて言ってもないし次回作の発表もされてないのに「次回に続く!」みたいな終わり方する2.5なんて山のようにあることを思えば、ちゃんと前後編で完結するのがわかってるのであれは個人的には許容範囲。
ただ、前後編とはいえ舞台にする以上ある程度エピソードが略されたり改変されたりするのは仕方ないことだとは思うんですが……その取捨選択がことごとく私の好みに合わなかったんですよね…。この短い時間で、そのエピ残すのにこのエピ削るの!?あのセリフ削ったのに、そのセリフいる!?のオンパレードで。あくまで個人の感想ですよ!
原作読まずに見た方が良かったかなあ…と後悔しましたが、でも原作読まずに見たらそれはそれで説明不足感があってちょっとわかりづらかった気がするし。
なんか「忙しい人のためのpet」感がすごかった。
そう言えばちょっと前に、課長島耕作と君に届けの比較コラムが話題になったんですよ。
急になんの話!?って感じだと思いますが、今回のpetの脚本の印象、「島耕作の作者が君に届けを書いたらこうなった」みたいな情緒のなさを感じました。(島耕作への風評被害)
「じゃ セレブレーションシンクロ*1しよか」「了解」みたいなお手軽さを感じたというか。(そんなシーンはない)
いやまったく司とか本当に!本人の演技はめちゃめちゃいいのに、林さんへの思慕とかあまりにも唐突だし。そのせいでヒロキへの依存もなんか薄っぺらく感じてしまうし。ヒロキはまあ主人公らしいまっすぐさと依存相手が司一人なのもあって、ある程度思考に一貫性があったのでまだ安心して見れたんですけど。
あと普通に脚本練ってなさすぎじゃなかった…?原作のセリフそのまんま引っ張ってきてるせいで、流れ的にそのセリフおかしいでしょ!?ってとこがちょいちょいあってすごい気になってしまったんですよね…。時系列が明らかにおかしかったり。
と、まあ色々思うところはあったんですが、役者さんたちはみんな好きだし原作も好きなので、後編どうまとめるのか楽しみにしてます。
その前にアニメだよね!多分アニメの方がおすすめだと思うので(オイ)興味がちょっと湧いたという人は是非アニメを見て欲しいです!いつからやるのかすらまだわからんけど!!
ところで大楽に推しくんのアレがアレするという超大事故*2があったんですけど、大楽を観に言った我々観客は全員ヒロキさんに記憶の一部を消されたことになっているので、終盤の超大事なシーンで●●が取れたこととか全く覚えてないです!大丈夫!!
下半期まとめ
こんにちは私です!
今年最後の舞台現場が終わりました。たぶん。多分と言わざるを得ないのが推しくんのやべー所だけどまあ流石に海外も行くしこの時期から舞台はないだろってことで…
気付けば2018年もそろそろ残り半月となっており、ビックリします。
推しくんのファンになって三年目、若干ガッツ気味に追い始めて二年目だった今年。昨年にも増して怒涛のようでした。特に下半期。
そんなわけで少し早いけど下半期のまとめです。(グレーは推し以外現場)
あとねえ今年は勝手に今年のベストオブ推しくん大賞とかやりたいですね!もう上半期のこと覚えてないけど!
7月 モニタリンGood!/半神 大阪
本当は月頭にレギュラーラジオのファンミがあってチケも当たってたんだけど、地震関連で身内でゴタゴタがあったので行けず。そしたら台風も直撃して大変だったので、どっちにしろ行けなかったかもなんですが。今年は特に関西の人間は本当に災害に振り回されましたね。
イベント自体は配信もあったので見ました。ラジオは楽しいし相方くんのことも好きです。でも公式ツイッターのノリと同じニオイがプンプンするあのファンミのノリは正直苦手だな〜と思いました。演者が客席を練り歩いて客に借り物競走みたいなことするの虚無オブ虚無なんだけど、あれ現場にいた人たち全員本気で楽しんでた?ファンとの距離梨公式がそもそもあまり好きじゃないんですよね…。ああいうノリ喜ぶのって茶の間だけじゃない?ラジオだけやっててほしいしファンミも公録みたいなやつでいい。とはいえ番組そのものは本当に大好きで毎週楽しみにしてたし、関西人なのに遠征先とオンエアが被ってもリアタイ逃したくないという理由だけでラジコに課金したりしたので今年いっぱいで終わるのは寂しいです…。
モニタは推しくんを推しはじめて以来、舞台作品としては初めての全通でした。ライブやイベントとかでは全通あるし、回数としてはもっと通った舞台もあるんですけど、やっぱり「ひとつの舞台作品を全通する」っていうのは推しを推す活動をしている上である意味ひとつの指標みたいなとこあるので叶って嬉しい。たったの3日間6公演だけど、舞台の内容もすごく楽しかったのもあって本当に毎日毎公演楽しくて充実したなつやすみだったな〜!
半神。私は元々元祖小劇場ブーム時代に演劇おたくだったサブカルクソガキだったので御多分にもれず野田氏を信奉していた時期があり、ちょうどその頃の作品のひとつです。それを今大好きな演出家の1人である中屋敷さんが演出されるとのことで、発表された時からめちゃめちゃ楽しみにしてました。変わらず大好きな作品であったと同時に柿テイストの融合がすごくてとても良かった。あと主演の女の子2人すごい良かった!色々余力がなくて1公演しか見れなかったのが悲しみだったんだけど、パケ化はしてないけどCSで放送があったので見返せたのも嬉しかったです。
8月 F6ライブ 大阪/死神の精度 東京
びっくりするほど取れなかったえふしライブ大阪、知人のご厚意で(と言っても喜劇との相互同行だけど)前楽に入れることになって見れました!夜は梅田の映画館でLV。楽しかった〜!
前も言ったけど、中の人だと次男が一番好きで、アニメのF6だと三男が一番好きなんですが、ステF6はダントツ長男が好きなんですよね。ジャスティスは本当にエンタメ力が高いなと思います。前楽の本会場で長男だけ個ブロ完売してて死んだんですが、大楽のLV会場で残ってたので無事買えました。ありがとう梅田ブルク7。
8月って今年一番推しくんに動きのなかった1ヶ月なんですが、後で教えてくれたのは死神のオファー受けた段階でほぼ1ヶ月間他の仕事(単発の撮影等は別)を一切被せないで稽古に専念する、っていう契約だったらしいです。すごいな…!いや普通なのかもしれないけど、2.5界隈本番しながら稽古なんて日常茶飯事の世界なので、自己判断ではなくそういう契約で舞台の依頼が来ることあるんだというのにびっくりしました。
まあそれもあって死神は私の中では完全に9月のイメージなんだけど、始まったのはギリ8月末だったんですよね。初日に入ったので、私の死神ロードはここから始まってます。そしてこのほぼおやすみ期間だった8月の末にギリ死神がかかっているせいで、推しくんは今年舞台に出ていない月が6月のみ、ライブ系イベントも含めると12ヶ月全て舞台に立ったということになってしまいました。
ちなみに推しくん珍しく現時点で1月の予定はほぼ出てないんですが、これもエーステがぎりぎり末に被ってるせいで1月も一応舞台に立ってることになるので、来年またこれが響いてきそうな気がしている。w
9月 死神の精度東京・岡山・愛知・兵庫・宮城・岩手/アーティストブックリリイベ東京・大阪/ハピトリ上映会
別名死のロード月間。言うて東京公演はさほど通ってないし、地方1箇所と他現場ひとつ干してひとつ外れたにもかかわらず、なんかとにかくすごいスケジュールだった。もちろん暇なセレブとかじゃない普通の地方社会人なので、合間に普通に仕事詰めてるどころかダブルワークでバイトもしているわたくし、スケジュールアプリの9月を見返すとマジで気が狂ってるとしか思えないほどギッチギチにスケジュールが詰まっていていまでも他人事のように引いてしまいます。
でもリリイベもハピトリも行って良かった〜!って思えるイベントで、すごく楽しかった!
ずっとしあわせだったけどずっとしんどかった一ヶ月だったし、大楽を迎えたあとは寂しくてわんわん泣いたし、さすがにちょっと虚無ったし、ハイパー情緒不安定でしたね。今だからそっと言うけど、大楽会場でマネさんと話した時にずっとありがとうねって言ってもらえたのがめちゃくちゃ嬉しくて、好きで観に行ってるだけだけどがんばって通って良かったなあと思いました。推しくん本人に伝わってるかは知らないけど、少なくとも推しくんが信頼してる人に「ありがたいファン」の一人だと思ってもらえたことで、勝手にやってることとは言え報われた気がしたな。
10月 文ステ黒の時代 大阪/あっカノ朗読劇/RE:VOLVER 東京・大阪
前月30日に終わった死神ツアーの後泊で1日に飛行機で地元帰るつもりが台風直撃してどうなることかと思った。無事帰れました。そんな波乱で始まった10月。
文ステ黒の時代ほんと最高オブ最高で…ぶっちゃけもともと原作ではそんなに好きなエピソードではなかったので未来への投資として一公演だけ見るつもりが、どうしてももう一度観たくて急遽大楽のLV取りました。ほんっと良かったし、そのおかげで次回作の発表をリアタイ出来たのも良かった!次はめっちゃめちゃ好きな話をやるはずなので、キャス変ないことを心から祈る…
あっカノ朗読劇、危うく虚無舞台を懸念したけど普通にすごく楽しい現場でした。でもアンサンブルダンサーは謎のままだった…。
ボルは終わったから言えることだけど、欲を言えばもうちょっと稽古期間取ってほしかったね。推しくん本人も思っていたことだろうから、そこはまあ…強くは言いたくないって感じですが。もちろん怪我もなく追われて良かったんですけど。作品としては本当すっごく面白くて、エンタメとして最高の舞台だったなと思う。オリジナルでありながら、良い意味で2.5舞台の文法を詰め込んだ作品って感じで、逆輸入でコミカライズやアニメでも見たい!って思いました。いや大げさでなく、あれ全く知らずに観た人は原作あるって思うやつだよね。吉谷さんの2.5をやり続けて得てきたものを綺麗にオリジナルに還元できる所かっこいいって思ったけど、それは多分推しくんをはじめとする演者の力でもあるんだよね。でもそこも含めて、そういうメンツを引っ張ってこれるっていうのはやっぱり吉谷さんの実力でもあるんだろうし。
ランブロ、推しをサクッと揃えたくて上限まで買ったらあっさり推しが揃った上にあんまりダブらなかったので、舞台が最高だったのもあって結局コンプしてしまった!
11月 某大学祭トークショー/喜劇松
突然ぶっこまれた学祭、取れないチケットにキレ倒したけどフォロワーサンのフォロワーサンに譲っていただけて無事行けました。かわいかった〜。
喜劇松は3月のイベントで8月のF6ライブとともに発表され、4月にはもう先行出揃った挙句5月には完売していたので、正直楽しみにしてた♡とかをはるかに通り越してやっとかよ!!!!感がすごかった。あまりに早く発売しすぎるのもどうなのかと思う…実質タダで通ったような感覚になる。(タダではない)
ところで松ステは回を重ねるごとに物販がクソ仕様になっていくんだけどエイベ…は学習能力がないのか???ただまあ日数があったこともあるだろうけど、おたくの民度の差なのかF6のライブに比べるとランブロあったにも関わらず物販はかなりまったりしていた。
12月 舞台『pet』/僕らの未来/STAGE FES
個人的にpetはちょっと微妙だった。まあ明らかに次回に続く!って終わり方なのは、それ自体賛否ありそうではあるけど最初から前後編と告知あっての公演なので私はあれで良いと思います。ただうーん、思う所は色々あるので余裕のある時に別途感想記事書きます。
僕みら、私が2.5に足を踏み入れるきっかけになった初代氷帝の3人が揃う作品、そして原初の推しの出演舞台というのもあり、これだけは絶対行きたい〜ただ遠征は厳しいので大阪公演!推しくん仕事被せないでね!と祈ってたんですが、まさかのアフトゲスト出演という明々後日の被せ方をしてきた為そうじゃねえ〜と思いながらチケ探して遠征キメました。
ステフェスはこれから。今年も最後の現場がステフェスになりましたが、2部が当たらなすぎてマジでキレてるし来年はもうやらないで欲しい。
2019年予定
AステAW(複数公演確定)・ハイネ(とれれば)・pet後編(とれれば)あと推しくん関連じゃないけど黒ステは行くよ。文ステは推しくん出ると思ってるけど、petが7月なのでちょっと怯えています。出なくてもたぶん1公演は行きます。今のとこそれくらいかな…あっあと映画が公開するからたぶんアレですね試写会とか舞台挨拶とかあるよね。そんな感じ。
なるべく現場行きたい民としては来年はもう少し現場ペース落として欲しい。地方の一般社会人は経済的にも休暇的にも今のペースだとどうしても行けない回数が多くなってしまうのがつらい。
反面今のペースに身体が慣れすぎて、ちょっと現場の間が空くと寂しくなってしまうのは推しくんに毒されてるなと思うのでした…
にっきのようなもの
師も走ると書いて師走ですね。えっ今年もう1ヶ月しかないの!?マジで!?
ついこないだ上半期のまとめを書いたような気がするんですけど…
近況というかにっきのようなものです。
普段は一応人に読んでもらってる前提で書いているので語尾はなるべくですますを心がけてるんですが、今回はただの日記なので、あえてあまり使わない感じで書いてます。そんな感じ。
■推しに沸きたい話
最近、推しに沸けない。
と言うと、もう飽きて来たのかとか愛情が冷めて来たのかって思われそうだけど、そういうことではなくてだな。普段のこの継続してずっと好きな気持ちは全く変わらないしそれが冷めて来たわけでは一切ないんだけど、こう、現場の直後にブワッとやってくる「推しくん!!!!!!!!!!好き!!!!!!!!!!!!!」みたいな感情の大波が最近ないな、と思うのだ。
一番顕著だったのが某学園祭のトークショーだった。外れてキレ倒したし、だから譲ってもらえてすごく嬉しかったし、トークはめっちゃ面白くてずっと笑っていたしわりと良席で見れてかわいい推しくんの顔を近くでいっぱい拝むことも出来たし、良いことしかなかった。やっぱり推しくん好きだな〜って思ったし、行って良かったと思う。でも、帰り道、ふと「あー楽しかったなあ、やっぱ好きだなあ」という気持ち「だけ」しかないことに気づいてしまったのだ。ちょっと前まであった気がする「推しくんほんっっっっっと好き!!!!!!!!!!」という気持ちがない。
沸けなくても見れないと辛いから行くし、ブワッと瞬間湯沸かし器のように沸けないというだけで推しくんを見れば幸せになれるので、それはそれでいいっちゃいい。最初は気にしてなかったんだけど、仲良いお友達が現場の後にそれぞれの推しさんのことを「アーーーー好き………!!!」みたいになっているのを見て、なんだか羨ましいなと思ってしまった。
なんていうか、推しを観に行くのが、悪い意味ではないんだけど本当に仕事みたいになってしまってるのかなあ。良く言えばそれそのものが人生のルーティンに含まれているとも言える。ああそうか、2年以上本格的に推し続けて、私にとって推しくんは日常となったのだ。そう考えると前進と言えるのかも。あと9月に本当に色んな意味でおたくとして満たされてしまったので、そのせいもあるのかもしれないなと思った。あと単純にもう若くないので…。
いや〜〜でも羨ましい!私ももっと推しに沸きたい!!若々しくありたい!!
■テニス肘になってしまった
左腕がどうやらテニス肘らしい。
一応言っておくが私は右利きである。そしてテニスもテニミュも別にやってない。長年絵や文字を書くことを趣味にも仕事にもしているのだが、右手はついぞ腱鞘炎にもなったことがない。なのになんで突然左腕がテニス肘なのか。心当たりはひとつしかない。
推しくんを推し始めて金が足りない!と、この春●年ぶりにダブルワークで飲食店のバイトを始めた。開店メンバーだったので初期の頃はみんながカバーし合えるようにとまわりもちで色々やったのだが、慣れてくるとポジションが定着してくる。私はもう半年くらいずっと、朝イチで焼きそばとナポリタン60人前ずつ作る仕事をしていた。(それだけしてるわけじゃないよ!)しかも厨房狭いから、フッツーーーーのフライパン振り回してやってる。いやもう絶対これじゃん!?これバイトだから労災も出ないよな〜調理中の事故とかだったら出ると思うけど…。
テニミュで2.5観劇デビューした私が、時を超えてハマッた俳優の為に始めたバイトでテニス肘になるのめっちゃ面白くない?と思ったけど、特に面白くもなかったわ。
■チケットがないと不安
エーステはなんだかんだ結構集まったので、あとは青年館と銀劇に良いバランスのところもう1回ずつくらい行ければいいんだけどな〜という感じ。大楽も出来れば現地欲しいけど、そこまで現地に異常にこだわるタイプではないし、大阪楽が取れてるのでまあライビュあるならそれでいいかな程度。
チケットがない、というのは物理の話である。正直ほんとにゆるおただし、多ステはするものの自分が見たいから見るだけで、一回の舞台に対してはそんなガッツというほど通ってるわけでもない。ただ、とにかく今年は特に推しくんの仕事のペースが早かったし、その合間に他の舞台やLVもちょいちょい観に行った。なので、なんか常にチケットファイルに大量のチケットが挟まっていた。
今手元にある12月前半分のチケットをもぎられ尽くしたら、ステフェスの発券まで何もなくなってしまう。えっめっちゃ不安……!!!!!!
いや実際は支払い終わってるチケットは推しもそれ以外も含めていっぱいあるし、これからまたチケ戦が来るのがわかってる舞台もあるんだけど、マジで本格的に多ステし始めてから手元に一枚もチケットがなくなるの初めてじゃない…?と気付いてビックリしている。あったっけ…?
チケットが手元になくなるのがこんな不安なものだったなんて…!このままだと1月のなんかの舞台のチケットをフラッと取ってしまう!(?)
■例の舞台の話
例の舞台は、生では観てないが友人が買った円盤で見たし、当時の事件のことはリアルタイムで知っている。念のために言っておくと、私は今回の件に関しては全く肯定派ではない。ということを大前提として、個人の意見として言う。
彼のやったことは確かに倫理的に許されることではない。そして本当に反省しているのかどうかは本人にしかわからないし、ツイート内容を見る限り反省しているとも思えない。だからそういう人に当時を思い起こさせる演目で復帰を手助けするのを、生理的に受け付けない人がいるのは当然だと思う。
でも彼は、法的にはすでに裁かれて罪を償って出て来た人間である。被害者が何らかの声明を出していない以上、復帰を受け入れるかどうかというのは個々の道徳観や価値観の問題でしかないと私は思う。何度も言うけど私自身は否定派だし、某社と某Pには怒っている。だから受け入れられないという人の気持ちはわかる。でも不買運動したり制作会社を叩くことを、個人の意思ではなく「正義」だと思いこんでいる一部の人たちは、正直怖いなと思っている。
個人的な倫理観抜きにして私が純粋に怒っているのは、このMeeToo運動の盛んなご時世に、某社に関わっている他の俳優にまで飛び火が起きそうな演目に手を出した某Pの考えの浅はかさだ。声明出してたけど、やっぱりことの重大さをわかっているとはとても思えんかった。
某社の作品で主演を張ってる推しを応援しているおたくの私にとって、推しの邪魔をするもの、足を引っ張るものは全て敵である。つまり、件の演目をやることを押し切った某社も勿論そうなのだが、だからって某社の作品全てを否定!某社の作品に出ているやつは同類!不買!!と騒ぎ立てている人たちも私にとっては同じようなもんである、というのがこの件に対する私の『個人的な感情』だな、と思った。
■キャス変
このにっきを書いているまさに最中、たった今解禁があった。
とうとう来てしまったか、という印象。
かつて、私と推しくんの「推そうと思う人」としての出会いの瞬間は、推しをここまで押し上げる原動力となったキャラと推しくんとの別れが確定した瞬間でもあった。その後本格的に推しくんを推し始めて、シリーズそのものの完結やカンパニーまるごとの卒業はあったが、今のところまだシリーズとして続いている作品においての推しくんの持ちキャラのキャス変はなかった。だからこれが、私にとっての初めてのキャス変だ。私が推しくんを推すことを決めて以降で、生で見たそれなりに思い入れの強い作品であり、推しくんが初演から大事にしてきたキャラのキャス変。
正直なところ、思い入れとか抜きに純粋に推しのファンとして、今の推しの業界での立ち位置やこの先の推しのことを考えると、Kステはもういいんじゃないかなという気持ちが強かった。推しくんは一度掴んだキャラを手放すのは基本的になるべく避けたい方なのは知っているけど。でももうよくない?と。
けど、いざ本当に変わってしまうんだ、と知って、自分で思っていた以上にショックを受けている。
件の舞台の原作アニメは最初から見ていたものの、リアタイ当時ぶっちゃけ私にはあまりピンと来ず、まあ基本的な好みがそうなので推しくんのキャラは最初から強いて言えば好きという感じではあったが、実際作品とキャラを好きになったのは推しくんの舞台を見てからだった。舞台を見てから再度アニメを見返して、美咲がとても好きになった。
だから私の基本的な情緒として、八田美咲を好きな気持ちの根っこに推しくんがいる。新キャストさんは信頼もあるし俳優としては好きな人だけれど、正直、推しくんじゃない美咲はやっぱり見たくないなと脳直で思ってしまった。
そうか、キャス変ってこういうことなんだなあ…。
■平成最後、20代最後の写真集
推し、中旬からニュージーランドに行くってよ!
どうりで予定がゴソッとあいてるなと思った。つってもステフェスあるから年末には帰って来るし1月が丸々あいてることには変わりないんだけど…。ねえほんとにエーステまでなんにもない?ほんと?(疑惑の目)
それはそうとニュージーランド。写真集!おめでと!
なんだかんだこまめに本出してるよね。写真集も月刊をカウントするなら4冊目だし、MOOK本とかアーティストブックとかなんだかんだお写真たくさんの個人本というくくりだと結構出てるけど推しくんの顔が本当に好きだから写真集嬉しいな〜。
ニュージーランドの印象は?って聞かれて「ひつじって感じ」と答えてた推しくんの20代最後、平成最後の写真集たのしみだな〜
謎の感動〜喜劇という原点回帰
こんにちは、わたしです!
お疲れ様でした!!楽しかった!!
ラスト前のあの歌を聞くたび、往年のニコ厨は「これかつての動画全盛期のニコニコにだったら絶対『謎の感動』ってタグがつくやつだ…」って思っていたのでした。
なんか、文字通りクソみたいな歌詞でもなんとなくそれっぽい雰囲気を醸し出してそれっぽい曲調で大人数でハモれば感動的っぽくなる…みたいな動画ありそうじゃないですか?曲調がレ●ゼの民●の歌っぽいとこも最高に好きです。
うんこうんこ言ってるのもバカバカしくて笑えるんですけど、個人的にはうんこ部分(うんこ部分…)よりも、なんか初聴きだとちゃんと歌ってるように感じるけどよく聞いたらすげえテキトーな事言ってる部分がめっちゃ好きです。「そして最後にソロがあればいい〜♪」からのイヤミソロの「主役ぽ〜い立ち位置〜♪」の流れほんと最高で何度聞いても好きすぎる。トト子ちゃんのさかなソングも大好きなんですけど、松ステの歌詞考えてる人ほんと天才ですよね…
はよごほうびCDほしい〜〜〜〜
さていきなりラスト前の感動(しない)ソングの話から入ってしまいましたが、喜劇おそ松さん。面白かったんですが、初見では謎の違和感と安心感に包まれました。
違和感はまあ、わかります。当たり前だけどF6がいないこと。そしていつものショートコント仕立てではなく、一本のストーリーであるがゆえに小ネタは面白いものの全体的なギャグのパンチが弱めであること。
あと歌とダンスがない!寂しい!(観てない人には矛盾してると言われそうですが上記で書いてる「歌」はストーリー上のオチのようなもので、歌コーナーがあるわけではないです)まあ「喜劇」に徹したかったのはわかるし6つ子のおうたはなくてもいいんですが、OPは正直欲しかったな〜と思います。別にペンラ禁止でも客降りなしでもいいしそんな激しく踊らなくていいしテレビサイズでいいから、そこはやって欲しかったなあ。
そんな感じで、やっぱり今までの松ステに慣れてるとちょっと違和感というか、これ同じキャラを使った別の作品だなって感じがしたし、初日の初見ではまだこなれてないせいもあってかやっぱり1本の長編だと笑いという点では弱くなるな〜って思ったんですが、それ以上に謎の安心感というか、なんか納得みたいなものがあったんですよね。その納得の正体が、回を重ねて、大楽を終えてやっとわかりました。
何度かこのブログでも語ってますが、松に関してはもともと私はゴリゴリの原作厨でございます。
思えば2年半前、最初に「おそ松さんが舞台化決定」と聞いた時、当然のように「は!?」と思いました。ありえない、やめてとまでは思わなかったし、実写映像は場合によりけりですが舞台は基本好きなので、公式がそれをよしとするんなら観に行くよ派ではあったのですが、だからって全肯定かというとそれも別の話で。だってテニスとか黒バスとかみたいに、個人的なキャラへのこだわりはさておいたらビジュアル的には生身の人間がやってもそこまで違和感のない作品とはわけが違うじゃないですか。松ですよ?
それに、あの深夜ならではのクッソくだらないノリと下ネタが大好きだった人間にとっては、今をときめく若手俳優が演じるって時点で、まあ原作に忠実はまず無理だろうな〜とは思ったんです。
また、ああいう原作なので、原作のエピソードをそのまま舞台化するのはあまりにも無理がある上に、仮に出来たとしても最初からオチがわかってるのでつまらない笑えないものになってしまう。
そう色々考えて、それじゃあ若手俳優を使って「おそ松さん」を舞台化するならどうなるんだろう?と考えた時に、自分を含めておそらく大方のファンが想像したもの。それに限りなく近い形だったのが、今回の「喜劇おそ松さん」だったのではないでしょうか。
謎の安心感や納得の正体は、「これが観たかったというよりも、これを観せられると思ってたはずだった」ものを見事に見せられたなあ、という気持ち。
蓋を開ければ「おそ松さん on STAGE」という作品は、のちに追加の発表で6つ子の分身でもあるF6が加わり、ショートコントを軸に歌とダンスが散りばめられたエンターテイメントショーでした。ちなみに私は松ステのことを「スタイリッシュなドリフ」と呼んでいます。(若い人には絶対通じないニュアンス)
松ステは、そのドリフ的性質故に、どうしても多ステして内容を覚えてくるとだんだん飽きてくるというマイナス面があります。もちろんアドリブは毎回面白いし、後半は内容に飽きて推し定点気味になるってのは別に松ステに限らないのですが、笑いがメインの作品というのは笑えにくくなってしまうとどうしても辛い部分もあるんですよね。
松ステがドリフなら、喜劇はその名の通り吉本新喜劇でした。スタイリッシュかどうかは…えふしがいないとスタイリッシュではないな…。6つ子は推しも含め作品によっては皆「イケメン俳優」で通る人たちではあるものの、6つ子としてそこにある時の彼らはイケメンの肩書きは完全に捨てているので、もはや中の人本人がそれぞれ持つスタイリッシュさすら滲み出てすら来ないですけども(褒めています)でもベッタベタの新喜劇かというともうちょっとテレビ的な小洒落た笑いに振ってるとは思います。でも、やっぱり新喜劇。
これはホンワカパッパで笑いの情緒を育てられた関西の子供にしかわからない感覚かもですが、新喜劇って良い意味での予定調和なんですよ。お笑いの芝居で同じ演目を何度も繰り返す、同じギャグを何度も繰り返す、でもそこがいい。その安心感がいい。初見、全体的にいつもより面白さが足りない気がした。けど繰り返し見て内容を覚えてしまっても、飽きるというよりは次はアレがくるぞという期待感の方が大きい。これは正しく新喜劇だな、と。
何度見てもずっと好きだったのは三男の「じゃあ僕父さんの役やるね」と五男の危険球を謝らない実況かな…www五男の実況上手すぎないですか!?wwwあとこう別の作品で主人公投手の役をやってるだけに余計面白いっていうか…w
あとはもう、こなれてくるとみんなどんどん三男を困らせる方向にシフトしていくのが面白過ぎて、まあ絶対拾って突っ込んでくれる信頼あってこそなんだとは思うんですけどwほんといつもお疲れ様だよね〜と思います!
長男の中の人がかつて彼を「僕のアンプ」と評したように、関西人でツッコミ気質の俳優は他にもいますが、あの人のツッコミって「ちゃんとボケを生かすツッコミ」なんですよね。これはファンの欲目抜きでもなかなかいない。なんでやねんって突っ込むだけなら出来る人はいっぱいいるけど、わかりづらいボケでも咄嗟にちゃんと見る側にどういうボケか説明しながら突っ込める人って、プロのお笑いでも少ないんですよ。これは頭の回転の早い人間にしか出来ない。何人もの同業者に一番すごいと思うところとか尊敬しているところとかの質問で「頭の回転の速さ」って回答されてるの、ほんとすごいなって思うんですけど、まあ本人もわりと自負してるとこあるんであんまり褒めたくないな!と天邪鬼なおたくは思っています…w
いや顔や演技は臆面なくベタ褒めするけど、頭の良さだけは変に意識して調子に乗って欲しくないので直接はあんま褒めたくないんですよ。でも今回の手紙ではチョロちゃんの手前もあってついついベタ褒めしちゃった…///そうそう褒めないんだからね!(謎のツンデレ)
ステ2の時もちょっと書いたんですけど、もともと私はチョロ松くんがめちゃくちゃ好きで大切で、だから初演の時は「チョロ松くんを引き受けてくれた俳優さん」として見てました。でもその後本格的に推すようになって、表向きのとは言え本人の人となりや普段の演技プラン、どういう役者なのかっていうのを知ってしまって、だからどうしても以前のようにニュートラルに見られない部分があって、原作オタの私としてはそれを少し残念だなと思ってしまうところもあります。言うなれば、着ぐるみの中の人と知り合ってしまったような感覚に近い。
でもそれは良くも悪くも、なんですよね。
堂々と推しと呼べる存在になったからこそ、見えているものもある。着ぐるみが笑顔でも、その中の人がどんな思いで入っているのか知っている。私だってど新規だし、そもそもたとえ古参だからって推しのことなんでも理解出来てるなんて思わないけど、それでも彼を彼として追っているゆえに最低限見えているものがある。
2.5に偏見はないけど特に俳優推しでもない同じキャラクターが好きな人たちが、口々に「すごく良かった」っていっているのを見ておこがましくも誇らしい気持ちになれるのは、今の私が彼を彼として知っているからなんだよなあ、と思います。
話があっちこっちしてるけど、とにかく楽しかった!
次の展開は上映会しか告知なかったんですけど(しかも楽日の朝にぴあからのメールでフライングで知った上に、大楽ではめっちゃザツな告知しかされなかったw)いつまでこのメンバーで出来るのかなー…。
でも松ステはキャス変するくらいなら終わって欲しいなという気持ちもある。いやサブキャラは一部キャス変しちゃったし前の二人も今の二人も大好きだから、他のメンバーも現実そうなったらそれはそれで受け入れるのかもしれないけども…うううん…まあまだ起こってもないことでしょんぼりするのやめよ!
ステ3ももちろんやって欲しいけど12人揃えるのが難しければまたライブと喜劇でもいいからさ〜!続いて欲しいな〜!!
なんて話を書いてたら黒ステのキャス変を知ってしまって、推しキャラでも推し俳優さんでもないのに(お友達の推しさんだけど)すっっっっっごいしょんぼりしてしまったので、やっぱり座組まるごと好きな作品のキャス変は辛いな…って思うのでした;;