生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

若手俳優情報解禁の話

その日梅田の某劇場で、私は円盤会場予約どうしよっかなーと悩んでいた。

 

何故ならAニメイトが絡んでる人気舞台の円盤って、リリイベの会場優先参加がないからだ。会場でわざわざ予約してももらえるのは応募券のみ。私は基本的に抽選制の無銭イベントが嫌いだ。どうしてもってやつには応募するけど、もうそれをやる時点で正直かなり萎えるし、円盤はどうせ買うけど買うだけなら別に会場で今ここで予約する必要もないのだ。しかもAベの円盤ってなぜか全額内金とかだし。ぶっちゃけ数ヶ月後に受け取る円盤に9000円払うなら今一公演増やしたい。ポスターが会場特典でつくけど、ブロならともかくポスターあんまり貼らないしなあ…。

でもまあ好きな舞台だし推しが出るなら、積みはしないけどダメ元で一本分は応募するか…と思いつつ、貼ってある告知ポスターを二度見した。

 

ん????

 

円盤のリリイベは大阪東京に別れてた。大阪はイケメン、東京が童貞(この伏せ方我ながらどうかと思うけど他に思いつかなかった)という分け方。ハアアふざけんなよ推しが童貞にいる関西人は結局東京に行かなきゃじゃん!まあ逆もしかりでご苦労様だけど、イケメンの方はCDのリリイベもあるしさあ…って思った直後、童貞の人数が少ないことに気付く。

推しの名前がない。正確には推しともう一人。

正直この登壇メンバーで、大人の事情とかで登壇者を減らす目的で推しがハブられるってことはまずありえないと思う。推し自身が断るのはたぶんもっとありえない。

つまり自動的にわかってしまうのは

 

9月2日がすでになんらかの仕事で埋まっている

 

という事……………。

 

 

でも、どうやら『何か』があるなってのがわかってしまうってだけで、実際何があるのかは情報解禁までわからない。9月にズバッと舞台が入ってるのかもしれないし、おたくとは当日直接は関係ない撮影とかアフレコかもしれないし、東京でしかやらないイベントでしかも一週間前告知とかかもしれない(怨恨)。

でもおそらく今までの傾向からしても、板の上の仕事でなければ、本人が気に入ってる既存の人気舞台のリリイベくらい都合つけると思うんだよなあ…多分なんかの舞台…だな……って薄々思ってるんですよわからんけど。

 

若手俳優を推してると、こういう、他のスケジュールの絡みで自然と「おそらくここになんかあるな」ってわかってしまうことがよくある。

 

舞台界隈の情報解禁、特に今のところ推しがメインの活動の場としている2.5次元の舞台は業界の中では情報解禁はわりと遅いし、早めに出してもチマチマと情報小出しにしてきて肝心のスケジュールは2ヶ月前とかザラだったりする。あれほんと誰得なの?っていつも思う。

冒頭でリリイベの話題を出した某ステ運営には思うところも色々あるけど、解禁当初はギリギリまで情報一切出さずに、5ヶ月前にキャスト・スケ全て一挙に解禁&キービジュ・告知動画公開&最速先行開始した件に関しては本当に鮮やかすぎたし、全ての2.5運営に見習って欲しいと思った。

 

それはともかく。

運営によってはマジでオファー自体が2〜3ヶ月前とかのクソ舞台もあるみたいだけど、基本的には表に出ないだけで一年先くらいの仕事までおおよそ決まってる世界である。最近一般舞台がメイン活動の場になってる俳優を推している友人などは、もう現時点で10月の現場まで決まっている。こわい。

そう考えると、そもそもどれもこれもまだ公開されてないだけですでに存在するスケジュールなのだ。なのに主催・運営によって解禁のタイミングがバラバラなので、どうしても他の発表との兼ね合いで別の仕事がありそうな時期がうっすらバレてしまったりするのは仕方のないことなのかなあと思う。まあそれはいい。

けどわがままを承知で、地方の一般社会人としては、決まってるならさっさと発表してほしいと思ってしまう…。だって超人気舞台ならともかく、そうでないなら情報なんて出来る限り早く出した方がお互いに良くないですか?休みだって予算だってこっちは湯水のようにあるわけじゃないし、来てほしいって言うのなら行きやすい環境をせめて先に整備させておくれよ…って思う。

別に地方のファンに常に気を使え!って話じゃないんですよ。嫌味な事を言えば、都内在住の金持ちのおたくだけで全席埋まるのならそりゃ地方のファンがザツに扱われても仕方ないと思います。でもそんな舞台やイベントなんて一握りじゃないですか。実際は少しでも金を出してくれるおたくに一人でも多く遠征してもらう方がありがたい舞台やイベントのが、圧倒的に多いでしょ。

急に決まった仕事なら仕方ないけど匂わせられるってことは裏で確定してるってことなんだから、それならなるべく早く発表出来ないのかな〜。いや色々な事情があるのはわかるんですけど。てんごは特に版権が絡むので難しいのかもしれないけど…なんかそういうとこもう少しなんとかならないのかなって思うのだった。

 

推しくん9月は何やってるの〜〜。

 

 

あと、『仕事匂わせ』についての余談。

単純に推しが「言いたがりちゃん」だと、未解禁の仕事をソワソワと小出しに匂わせされたりする。それはまあ良……いや全然良くはないけど、まあそういう推しを推してるんだし、そこも可愛いと思ってしまってる自分もいるから譲歩しておく。でも決して良くはない。良くはないぞ、推しくん。

まあ小出しにされることによって心の準備が出来るとも言えるし助かることもあるんだけど、中途半端に匂わされることで余計なことまで勘ぐってしまってこちらは胃を痛めることもあるので、色々、ほどほどに考えてね…って思う今日この頃でした。

 

ふらふらしてる君でよい〜松ステ雑感

松ステ、とりあえず一段落しました。

 

大阪あと一公演残ってるしちょっと当日券悩んでたんですが、楽日はさすがに抽選になりそうだから…私はもう十分楽しんだしまだ東京公演も行くのでいいかなって。ゆるおたですしね!

というのは強がりで、普通に起きたのが昼だったので40秒で支度しても間に合いませんでした…。いや〜〜よく寝たな!!

 

いやここんとこ立て続けの現場に何公演も入ってるので、我ながらさすがにもうゆるおただって言い張るのはいい加減アレかなって自覚は若干あります。ありますけど、多ステそのものに価値を感じてるタイプではないし、自分の生活と財力に無理ない範囲で観たい分だけ入った結果たまに多ステになるというだけなので、謙遜とかでもなくそういう意味でやっぱりゆるおたなんですよね…。

ていうか私だって金と暇が有り余ってたら全公演全通したい〜って普段言ってるけど、正直今の体力では金と暇が有り余ってても全通無理だなって今回心底思った。ババア辛い。3日連続6公演観劇、普通に足腰が死んでる。座ってるだけなのに…って思うけど、案外飛び跳ねるより疲れるんだよね、なんでだろう…。

 

 

まだ公演中ですが普通に感想を書く上でのネタバレには配慮するつもりはないので嫌な人は読まないでくださいね。

 

 

 

 

いやー今回もほんっっっと楽しかったです!

 

正直、今だからぶっちゃけるとゲネを観劇した段階では前回の方が面白かったな…って思ったんですよね。脚本的に。

まあどうしても新鮮味に欠けてしまうのは仕方ないと思うんです。初演って「あの松をどうやって2.5次元舞台にするの〜?」っていう、それも好意的な人間ですら期待というよりはどちらかというと不安の方が大きかったくらいマイナスの印象から入ってて。それが予想をはるかに超えてくる完成度だったっていうところに松ステのすごさの前提があったのは否めないと思うので…。

でも第二弾である今回は、観客の誰もが、おそらく初演を観てない人ですら「松ステが大体どういうものか」は知ってるわけじゃないですか。その中で面白いものを作るってなかなか難しいことだとは思います。だからある程度仕方ない部分はあるけど、やっぱ前回よりは全体的に弱いなあって感じました。

 

でも、初日入ったら…全然違った。

ゲネの内容と初日の内容、全く同じだったんですよ。今回も日替わりとかあるし、細々としたアドリブもあるけど、基本ゲネでやったことをほぼ初日同じようにやりました。

でもね、本番はめちゃくちゃ面白かったんです。

やっぱり松ステって、客席のレスポンスがあって初めて完成する舞台なんだなあって感じました。彼らが舞台上でやったり話したりすることで客席が笑って拍手する、そしてそれに彼らが反応を返したり返さなかったり、そこまでが「作品」なんだなって。

だから初日から観客の反応に合わせてセリフの言い回しや言うタイミングがどんどん変わる。あっここ面白いこと言ってるのに客がその前のリアクションで先に笑うから聞こえなかったな〜って残念に思ったところが、翌日には微妙に変わっててちゃんと聞こえるタイミングになってる。そういうとこほんとすごい。

ああこれが松ステだ、そうだ、これを見せられたから私は前回、毎日当日券に並んだんだって思い出しました。

 

 

ただね。

松の原作アニメが大好きで、最推しキャラ三男ちゃんが大好きで、そして原作とキャラの厨として観た前回の松ステが本当にめちゃくちゃ大好きだった私は、今回の松ステを観ていて、確かに面白いんだけどなんかやっぱり前回と違うなってずっと感じてて。

それは先ほど書いたように、松ステそのものの新鮮さがなくなってしまったせいとか、脚本の質とかかなって最初思ったんですけど、ゲネ込み六公演観たところで改めて色々振り返ってみて、あっ、違う、って気づいた。

 

私にとって前回の松ステと確実に決定的に違うこと。それは、初演だ第二弾だっていうことよりも、観客としての私自身の在り方。

私は今もう、『推しくん』のおたくになってしまったんだなあって。

原作のおたくでも三男松のおたくでもなく…いや原作も三男松くんもめちゃくちゃ愛してますけど、でも今の私の『観客』としての前提がもう推しくんのおたくになってしまってる。

推しくんの芸歴からしたらド新規とは言え、初演前から今までの間に推しくんがどんな仕事に出会ってどんな風にこなして成長したり時に苦しんだりたまに凹んだり無理を薙ぎ倒したりしてきたか、まあ推しくんが表に見せてくれている部分のみでかつ一方的とは言え、ファンとしてずっと寄り添って見てきました。だからもう、今の私にとっての推しくんは初演の時のように「大好きな三男松くんを演じてくれる顔面がハイパー可愛くて演技の上手い人気若手俳優」ではない。だって、彼自身が『推し』そのものだから。

 

例えば今回三男松くんメインのコントがありました。

短いコントの中でめちゃくちゃな台詞量の上に長ゼリフをふたつも一息でしゃべり、直後にハードなオタ芸を披露するそのコントは、今回三男くん最大の見せ場だと思う。

前半の気持ち悪いリアクションからもう何もかも全て三男くんが可愛くて、盲目三男オタとしてはそれこそ最初のライブシーンの三男くん本人なみにゴロゴロしたいやつだし、開眼後のオタ芸は大拍手ものだし、そこからの流れで最後の大オチとして一瞬素の推しくんに戻って「これめちゃくちゃしんどいんですよ…」ってえずきながら言うところ、大爆笑なはずの場面なんですよ。実際めちゃくちゃウケてましたけど。

推しくんのおたくの私は、正直苦笑いしか出来ませんでした。

だって長台詞キツイ、今回めっちゃしんどいとこある、運動量すごいって本人が散々言ってたの知ってるもの。前回は楽しくユルくやってたらしい松ステの稽古で何故か今回地味に病んでってたのを肌で感じてたもの。その前提があって、普通に笑いとして受け止められるほど私はポジティブな人間ではないよ…。

推しくんにとっても、そこ全力で笑ってもらうのが一番良いのはわかってるんです。でも推し個人がネタでなく本気でしんどいのを知ってるのに、推しのおたくである私はそんなに心から笑えない。

件のコントそのものは大好きです、三男くん的にも推しくん的にも最高だと思うし、円盤出たら何十回でもリピしたい。オチを批判してるわけでもないです。ギリギリのメタネタではあるけどそれこそ松の真髄だなって感じで、あそこで推しくんのしんどさをオチに持ってくるのはコントとしては最高だと思う。本当にただ単に、私が中の人に思い入れを強く持ってしまったからそれを笑えない種類の人間になってしまった、というだけ。

くしくもこのコントが、内容はバカだけど「推しを推すということ」についてちょっと考えさせられる部分もある内容だっただけに、余計なんかその点が染み入ってしまった。推しくんの気持ち悪い長台詞を聞きながら私も推しくんの吐き出した二酸化炭素を吸ってるんだよなっていう、なんとも言えない気持ちになったよ…。お前はそのセリフをお前を推しているおたくがどんな気持ちで聞いてるかわかってるのか?っていうね。w

 

 大きく感じたのはあのコントだけど、他にも細々と引っかかりがあって、シモネタとかもそうなんだけど。私は松の下品ギャグが一話からずっと大好きだしそれをあのメンツにやらせてる松ステのふっ切り具合が大好きだけど、でもやっぱりどっかで「ウワッ推しくんにこの台詞喋らせるんだ…」って気持ちもどうしても感じてしまって、そうか私はもう推しくんのおたくという前提でしか観れなくなってしまったから初演のような気持ちで受け止めることは出来なくなってしまってたんだなあ、っていうのが若干寂しくはありました。

 

だから今回全力で楽しめたのはF6のパートだった。ステF6は前回で人気出たからか今回出番増えてたし、なんていうか様子のおかしさがグレードアップしてましたね特にジャスティスくん。

えふしのメンバーで中の俳優的に一番好きなのは青の人で、キャラ的に一番好きなのは緑の人なんだけど、舞台のF6に関してはもうダントツで赤の豚になります。ほんっっとーーーーに初演の時からさわやかジャスティスが好き……。なんだろう、彼の在り方って、かつてジャニの女だった私の心を最高の形で抉ってくるんだよな。ゲネでめちゃめちゃ手厚いファンサをいただいて本当に死ぬかと思った。

 

あともう、原作オタとして本当に全ての立ち居振る舞いが大好きなのがカラ松くんなんですよね。あの一挙手一投足がイラッとくる感じ最高に好きだし、アニメにすごく似てるってわけではないんだけど「現実にカラ松が存在したら絶対こういう感じ」っぽさがたまらない。2パターン日替わりショートんとこの色松二人のコントがめちゃくちゃ好きです。あとカラ松の本人ボケてるつもり一切ないクソ言動を、わりと細かく拾って突っ込むチョロ松くんがほんと好き。

あっ、カラ松くんアニメにすごく似てるってわけではないと言ったけど、カラ子!カラ子めっっっちゃ似てませんでした!?wwwwぶっちゃけあの中で一番アニメに似てたと思う、ビックリした!www 次点は一子です。

じょし松は全員ああいう女いるいる…って感じで普通に可愛くて面白かったですね。原作おたく的にはチョロ子は隠れ巨乳設定なのが良いので、胸盛ってないことがどうしても気になってしまったんだけど、盛ってないのに以外と胸があることも別の意味で気になってしまった。チョロ子の「正規の値段を払う喜びってあるよね」って言い方がぽくて好きです。

 

そういえば松ステのマナーが悪いみたいな俳優オタクらしきツイート回ってきたけど、ツイ主のアカ見たら元から松クラに偏見持ってる人間だったし、正直片方に偏った悪意ある人間の言うことなんて信用できるわけないじゃんって思いました。原作・俳優オタク両方の視点持ってる人間からしたら、どっちにもマナーがクソなやつはいたんですよね。まあ確かに原作おたくは痛バとかコスプレとかいるから、見た目的に目立って不快ってのはあると思うし、私もコスプレやぬい観劇見た時はウワアって思った。てか最初に上記のツイ見かけた時点で私は4公演見ててその時点で観劇マナーのおかしい人なんて一切付近で見かけなかったので「そんなだったか?その人の座った席の周りがたまたまマナー悪いのが集まってただけじゃね?」って思ってたら、その直後の席がコスプレとぬい観劇と痛バとメモ厨に囲まれてたのはさすがにウケた。ビンゴかよ。

でもなんなら持ち物やファッションは単にそれを気に入らない人が見たら不快ってだけであって、他人の観劇に物理的に迷惑をかけているわけではないからなあ。それよりクソ盛りヘアメの方がずっと迷惑だし、ティッシュもらうために無理に乗り出したり、明らかに邪魔なタイミングでキャラでなく中の人の名前を呼んだりしてるのは俳優厨の方が目立ってましたよ(カテコで叫んだ同担まじで滅して欲しい)。

だからどっちにもマナーが悪いやつはいて、何クラスタガーみたいな話じゃないし、どっちかをひとくくりにして叩く人間の言う事は信用してはいけないと思います。

まあ観劇慣れしてない原作おたく層へのマナーの啓蒙は必要だけど、するのならあくまでけんか越しじゃなく、かつ「他人の観劇の妨げにならない」ってことに焦点を置いて注意喚起して欲しい。自分がただ個人的に見てて不快なものと、本来の意味での観劇マナーとを履き違えないで欲しいなと思う。

 

話は推しくんっていうか三男くんにもどるのだけど、総括するなら見せ場多くて、何より前回はワードとしてはシコとかライジングとかは出てきたものの実質1期1クール目のツッコミ三男くんのイメージで書かれてるなって感じたのが、今回は1期後半(シコ松・ライジング以降)〜二期の、一周回って吹っ切れたせいで様子のおかしい三男くんって感じで、ちょうど二期がまだ放映中なのもあって意外とアニメとの齟齬がなくて良かった。

酔っ払いの演技大好きだけどなんで絶対入れ込んでくるんだろう…w 多分赤ちゃんの話と前回のシャツの話同じ脚本家かなって踏んでるので、その人が一期二話とかのチョロ松くんが酔っ払うエピが好きなのかな…www 前回はまだしも今回別に酔い潰れてる必要全くなかったですしね!w 前回の推しくんの何故か日を追うごとにリアルになる酔っ払いの演技が気に入られたのかもしれないですが。

あと、あらためて全員同じような姿をしてわちゃわちゃしている松だと、本当極端に小さく見えるな…と。例えば一番最近観たのが文ステで中也さんは原作からしてちびっこキャラなのだけど、でも実際板の上でそこまで小さいって感じないんですよね。似たような姿、似たような背格好の6つ子だからこそ、ポコッと小さい推しくんがちょいちょい要所で「うわっちっさ!」ってなる。w そういうとこも含めて本当に可愛い三男くんをありがとうねという気持ちを、改めて思い出した。

初めて見たとき、推しくんと、三男好き以外には雑な便利キャラとして扱われがちな三男松の解釈が近かったことが、大切に演じてくれたことがすごく嬉しくてありがたかった。当時キモオタみたいなキャラ厨の感謝の手紙を入れてしまったことをまた思い出して死にたくなるんですけど、あのときから根っこの気持ちは変わってないし、あのときに一緒に突っ込んだプレを大切にしてくれてることを知ってるから、キモオタの気持ちは伝わってると思いたい。でも、今なんとなく顔を覚えてるであろう私があれと同一人物だとは気付いていて欲しくはない。w

 

 

なんか今回稽古期間から珍しく病んだりもして、かと思うととんでもなく嬉しいことがあったりもして、情緒がジェットコースターだったんですけど、本番始まっていろいろあっていろいろ考えて、改めて推しくんが好きだなって思った。

そうなんだよなあ、推しくんの何もかもを全肯定してたファンになりたての頃とは違って、今は粗だっていっぱい見えるし腹を立てる事も普通にある。けど、それでも、そんなところも含めて全部が推しくんだし、好きだなって思う。貶し愛とまでは言わないけど、人間同士なんだから、腹たつところ嫌いなところもちゃんと見えた上でそこも含めて受け止められるようになってからが本当の愛なのかもなっていう気が最近はしています。(ガチ恋ではない)

 

今回ほんと大変そうだけど、大楽まで体調に気をつけて頑張って欲しいです。

初日行ってきた

好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

※ガチ恋ではないです

 

 

初日って来ました!

 

っていうか、どうせ当たんないよね〜って思いながらゲネプロのキャン待ち行ったら普通に入れたので…あの…観劇人生で生まれて初めてゲネプロというものを拝見しました。びっくり。当たり前だけど客席スッカスカな中本番のテンションでやるんだなあっていうことに感動しましたね…wでもやっぱ演目上客席からのレスポンスあってこその舞台って感じだから少数ながら一般客も入れてみたのかな。関係者のうすい笑いだけだとやりにくそうだもんな。

曲中に男性スタッフが突然立って客席をウロウロし始めたり(おそらく音響の某さん。音の聞こえ方のチェックされてたんだと思います)終わってすぐ返しチェック入りま〜す!って声が飛んだり、ホワアアこれがゲネプロか…といちいちド素人みたいに感動してました。あと、客が少ないのもあってファンサがめちゃくちゃ手厚い……!!

初日は初日で当日券並んだ人全員入れたようです。50人くらいかな?結構たくさん出たね…土日はわかんないですけども。結構な良席出るので近くの人は行ってみても良いかも知れない。

 

いやーチケット死ぬほど当たらなかったし稽古中推しくんがしんどそうなのに引っ張られたりしてたのもあって、私にしては珍しく病み気味でモチベ底辺で、ギリギリまで「もうどうせチケットもないし初日はいいかな〜このまま寝てたい」くらいに思ってたんですけど、ゲネも初日も本当に楽しかったし行ってよかったです。やっぱり推し事は現場に行かないとダメだな!

あとまあ単純にやっぱり楽しかった。好き。まつすてが。

 

 

推しくんもほんと稽古中とは打って変わって生き生きしてて、やっぱりこの人は板の上でこそ輝く人だなあって改めて思ったというか。

役者だからそりゃ当然なんだけど、それ以上にああ見えて承認欲求がめちゃくちゃに強い人だから、他者からの賞賛をエネルギーにするタイプなんだよなあって実感しました。

いや知ってたけど改めて、彼の生きる場所は板の上なんだなあ。サカナが水の中でしか生きられないように。

回遊魚か!?って揶揄したことあるけど、多分実際そうなんだよ、あれはきっと泳いでないと死ぬいきものなのだ。

 

やっぱりまだもうちょっと休んで欲しいって気持ちとか、去年言ってた事はなんだったのってはらたつ気持ちもあるんだけど、でも板の上にいる姿を間近で見てやっぱりこれが彼の生き様なんだなあって思ったし、そういう彼が好きなんだから怒っても仕方のないことなんだよな…という気持ちになった。

 

結局しがないババアの私にできる事は、微力ながら止まらずにいられるように水流を支えることだけだから。

初日で色々満足したので、あとは手持ちのチケットだけ楽しんで後続の舞台に備えようと思います。

吐き出し

愚痴っていうかまあ推しのこと普通に貶してるのでグループには反映させてません。あと普段舞台の名前とかは特に伏せないんですがさすがに全面的に検索かからないように伏せてます。(漏れてるかもしれんけど)

貶し愛(もはや愛でもない、普通に怒っている)が嫌いな人は読まないでください。

 

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ここへきて推しくんの新しい仕事が次々発表されている。

 

 

1本だけのゲスト出演だけど、火某の公演中で休演日ですらないソワレある日のマチネ出演。

某劇団の合同レビュー公演。

そして4月アニメ、主人公の友人というメインのキャラクター役。それ自体はすごく嬉しいしおめでたい。正直、昔と違って今や声優という職業が確立されている中、若手俳優があんまりテリトリーを侵食するのは私はあまりよしとしない方ではあるんだけど…それでもミュと同配役ってことで特殊枠で抜擢された某主演アニメの時に「声優として」初心者の推しがどれほど頑張ったか見てきたから、普通に声優さんが主演の作品でメインキャラ役をもらえた、つまり本格的に声優としてのお仕事を貰えたってこと、推しの頑張りが認められたみたいで嬉しかった。心からよかったねって思った。

 

でもさ、今月末以降のスケジュール、特に4〜5月あたり本当におかしいよ。

某ステ東京公演あたりから、おそらく本番と同時進行で火某としゃば某の稽古が入るんだと思う。それに4月アニメだからアフレコも多分まだあるよね。火某の最中には冒頭で書いたゲスト出演。週末に火某としゃば某の大阪公演二週連続でやった翌週は劇団某のレビュー公演。

 

火某がぶっこまれたあたりからかなりモヤモヤはしてたけど、冒頭の仕事の告知が入った時、溜まりに溜まった感情が爆発してさすがに「バカなの?」って言ってしまった。(本人に言ったわけではないです)

 

ツイッターでもはてブロでも、自推しさんの次の仕事が未定でヤキモキしている人たちをたくさん見ている。だからこれは実際とても贅沢な悩みだと思う。

俳優本人的にも、そのおたくとしても、仕事があるだけありがたいっていうのは頭ではわかる。

だからあまりこんな事は言いたくないけど、さすがに度を越していると思う。

 

そもそも去年の後半あたりから彼は、「最近は意図的に仕事を減らしてるんですよ」とちょこちょこあちこちで言い出していた。もういい年齢だし、今はなんとか回っててもこんな仕事の仕方を続けていたらいつか破綻するかも知れない。万が一その時がきたらどれほどの人に迷惑がかかるか。私がうっすら思いつつも心に止めていた事を本人がはっきり言ってくれて、それを聞いて、ああワーカホリックに見えてもやっぱりちゃんと周りが見えてる人だなあと思った。信頼出来るマネさんもいるし、本人が「出来る」と思って受けている以上、おたくがとやかく言うようなことではない。そう思ってた。

実際年明けてから数日は去年とは打って変わってそこそこオフも挟み、1日寝たり遊びに行ったり、私が推し始めてからこんなにダラダラしてる推しくん初めてだなあってくらい良い意味でダラダラしていて安心してた。

 

でもさ、舌の根も乾かないうちに結局これ。

2月下旬から6月頭まで、ほぼ毎週末、日数にして半分近く板の上。さらにそこにおそらく前半は後半の舞台の稽古とアニメのアフレコが同時進行。たぶんまだ解禁してない仕事もある。

 

推しの仕事は信頼してる。今まで有言実行でやり続けてきたのは素直にすごいと思うし尊敬もしてる。その積み重ねからくる自信もあるからだとは思うけど、でも人間どんなに努力したって経年は止められないし、何よりあなたは一人しかいないんだよ。自分の身に何かあった時、もし疲れから黒塗りの高級車に激突じゃないけどまあそんな感じのミスがあった時、どれだけの人に迷惑をかけるか、俳優というのは自分一人の身体ではないんだってこと、KMKの時に結局何も学ばなかったのかな…と思うと悲しい。

火某がもっと前からのオファーだったらここまで腹立ってないかも知れない。バンビの時点ではまだ話がなかったと聞いてさすがにマジでビックリした。なんで断らなかったんだろう……ってそりゃあ単純に抜擢されてめちゃくちゃ嬉しかったのと、今後のこと考えたからだろうけどさ。嬉しいのはとてもわかる、わかるけど、やっぱり今受けるべき仕事じゃなかったんじゃないかと私は思う。

 

もしどこかで倒れたらどれだけの方面に迷惑かけるかって、本当にクチで言うほど本気でちゃんと考えてたのかな。私にはもう、推しが「俺は絶対に倒れない」と思ってるだけのようにしか見えない。

君は本当にすごいよ、いつでもすごい俳優だよ。でもすごい君はどんなに頑張っても若返らないし、二人に増えたりもしない。そんな簡単な事をどうしてもっと自覚してくれないんだろう。

 

仕事の突っ込みすぎを危惧するのは、もちろん本人の体力面精神面の健康に対する心配が一番ではあるけど、それにくわえておたくの財布は有限だっていうこともある。

さすがにこの春のスケジュール、今まで全通してくれてた人でもいい加減普通にキツい人多いと思う。火…なんて出演メンツ的に、まあぶっちゃけ俳優本人のおたく枠の集客を一番期待されてるの推しくんだろうに、こんな無茶なスケジュールをおたくに強いて、全通する人たちどころか、私のように実生活優先で「見たい分だけ見る」みたいなおたくですら本来の希望より公演数絞らざるを得なくて。そんで蓋を開けたら「なんだこいつ思ったより集客力ないな」って思われるのは推しくんなんだよ…?

こんなこと言ってても通えない弱いオタクで申し訳ないけど、そりゃこのスケジュールを全通出来るような(言葉悪いけど)金もヒマも有り余ってるおたくを何百人も抱えてるのなら、私のような弱いゆるオタは黙って粛々と行ける時に行くだけですよ。でもそうじゃないでしょ?そういう人、いてもせいぜい数人じゃん。半分以上通った某舞台の時だって、毎日見る顔ぶっちゃけそんなにいなかったよ。

そうやってファンの財布に無理を強いて、疲れて降りていく人がいるかも知れないとか考えたことある?推しくんが自分のファンの事とても好きで、大切に思ってくれてるのも信頼してくれてるのも知ってるけど、甘え過ぎてない?

 

推しくんが大手事務所なら、ここまで怒ってない。何かあっても事務所が悪いし。でも推しくん、一応所属はしてるけどほぼフリー同然でマネさんと二人三脚でやってるから、基本マネさんの意見は聞いても自分の裁量でだいたい仕事してる。だから、28にもなって色んな事の自覚のなさが露呈してきたなと思う。

推しくんが仕事が大好きなこともわかるし、自分の仕事に自信を持ってることもわかる。私もフリーランスに近い仕事してるから、一度どん底を見てる人間が今出来る仕事は可能な限り受けたいって思う気持ちもすっごく理解出来る。

でも、もうやらしい話車買えるくらいにはギャラ貰ってるんでしょう?いい加減数年先の将来の事まで考えて仕事を取捨選択すべき時ではないのかな…。

あ〜〜っそもそもガチ恋じゃないので彼女とか奥さんになりたいとは言わないから、今だけ推しくんのお母さんかお姉さんになりたい!(そっちのが無理やろ)それかマネージャー…。ファンという立場である以上はこの気持ちを本人に伝えるのは出過ぎた真似だと思ってるから絶対言わないけど、本心を言えば一言物申したいんだよ!身内になるしかねえ〜!!

 

 

どんなに述べ何百公演分突っ込んでも全く取れない舞台がある一方で、私がどんなに心を痛めても埋まらない舞台がある。これに関しては他の俳優さんのファンでも同じ想いをしてる人いっぱいいるのはわかってるけど。

大好きだけどさすがにちょっと疲れてきたよ。別にそれで降りたいとかは全然思わないけど!!!

これが病むっていうことかなあ。でも自分と推しくんの関係性に病んでるわけではないのでなんかピンと来ない。いや身内になりたいとは言ったけどそういうことではない。でも確実に推しのせいで病んでいる。わけわからん。

 

 

はーーーーーー明日には、推しくんを大好きになった舞台の初日だよ!!!(まあ初日取れませんでしたけど)

始まればきっと楽しーーーーい!!って毎日言ってんだろうけどな!!!楽しみ!!!!!でも今だけ愚痴らせて欲しい!!!というエントリでした!!!!

 

まだまだ寒いしインフルも流行ってるし顔色も良くなかったので、推しくん身体にだけは気をつけて。

ホストちゃんとか文ステとか

こんにちは私です。

好きな紅茶はマリアージュフレールマルコポーロです(私信)。ルピシアさくらんぼと、スーパーで買えるやつならトワイニングレディグレイも好きです。(どうでもいい)

 

皆さんバレンタインはいかがお過ごしですか〜!

事務所が飲食物禁止のとこも多いかと思いますが、推しくんは大丈夫そうだなって思いつつ私は推しくんには送りませんでした。どうせ死ぬほど貰うだろうし、舞台も近いしその時プレ入れるのでわざわざ郵送してまで迷惑かもしれんものを渡さんでもええかな…って感じで。このあたりがガチ恋ではない私の雑なところ。

チョコおたくなのでこの時期は各デパートの催事に足を運び自分用のチョコを回収する期間なのですが、最近のチョコ催事ってショコラティエやパティシエがサイン会やツーショ撮影会をやってて、もう何がなんだかって感じです。先日たまたまいらっしゃったカファレルのおじさんのサインもらいました。(もらったのかよ)

 

 

■御紹介頂きました

yorumushi.hatenablog.com

 

まずはこちらのアンサー!

大好きな「欠けた月の裏」さんにオススメとしてご紹介頂きました!わーめっちゃ嬉しいですありがとうございます!!!;;見ての通り特に面白くもない書きたいこと書いてるだけのブログですが、公開している以上は一応読みやすさだけは心がけておりますので、これからも精進していきたいと思います。

 

件のバンビショーの感想エントリを書いた時、まじで勝手に想像していた内容とあまりにも違いすぎて色んな意味でめちゃくちゃショックで感情のままに書きなぐった感想だったのですが、あんな感想でも興味を惹かれて実際に観に行って下さった方、予定が許さなかったけど観に行きたかったと言って下さった方が何人もいらっしゃって、舞台の感想を感じたままに素直に書くこと(いくら素直な感想でもその作品を楽しんだ人が不快になるレベルのdisはどうかと思いますが…)って大切なんだなあ、と思った次第です。これはマジでマウントと取られても構いませんが、少なくともいつまでも埋まらない埋まらないって出演者に言われていた平日二公演のうちの数席を私の文章で埋めたんだという自負はずっと持っていたい。一介のおたくが推しの舞台を埋まらないとただ嘆くより、一人でも観たいと思ってくれる感想を綴る方がずっと有意義なんだと教えて頂けた事には、今も感謝しております。

 

沢登くんのことは未だに引き摺っていて、涙も鼻水も、「地獄だな」っていうセリフの独特のイントネーションも、最後のセリフの冷酷な響きも鮮明に思い出します。やっぱり全部全部大好きでした。それでも円盤も配信もない作品だから、日が経つにつれて私の中の沢登くんの記憶が薄れていくのが本当に悲しい。推しくんにはこれからもいっぱい素敵な仕事をして欲しいと思うけど、それを見るたびに沢登くんが上書きされていくんだなあと思うと、まだ彼のセリフを鮮明に覚えている今のうちの記憶をこのまま保存出来たらいいのにと思ってしまいます。

もしバンビ3があって推しくんが呼ばれたとしても今回の続編はまずやらないだろうと思うので、彼が物語の中で救われることはもうないんだろうけど。せめてあの世で許されて、私が取れないチケットに毒づいてるのをその辺でマイナスチェックでもしてて欲しいな…

 

 

 

■舞台「文豪ストレイドッグス」大千穐楽お疲れ様でした

一週間経ってしまいましたが、文ステ千穐楽お疲れ様でした&第二弾決定おめでとうございました!

楽はLVで観ましたが、生で観た回の感想はこちらに。

korilakku.hatenablog.com

 

本当に素晴らしい「2.5演劇」を観せてもらったなあと思う。感想でも書きましたが、今回推しくんの出番が少ないのは予想ついてたのであまりチケ取らなくて、そしてそれを推しくんの存在全く関係なくこんなにも後悔した作品は初めてでした。

観に行った人には概ね好評な印象なのですが、脚本つまんなかったって人は結構見掛けて、まあアニメ一期ほぼそのまんまで遊びの回は全部飛ばしてる脚本だからそう感じる人がいるのも良くわかるんですが、私はむしろそこが良かったと思う。前回の感想にも書いたけど、脚本・演出・配役・役者の演技、全てが全て「2.5次元演劇」で二次オタの私が本来観たかったものの究極の基本形が詰まっていた作品だった。

今時すっかり主流になったファンサ舞台、あれはあれで嫌いではないし楽しいけど、一番最初に2.5次元演劇が目指した所からはかけ離れてしまっていると私は感じています。ただエンタメの新しい形のひとつである以上、いつかの増田の様にそれをダメだとは思わないんですけど。でも私としてはあくまで「二次元の世界の舞台化」の究極の形……大昔によく観たハウス名作劇場ミュージカル、あれの大人向けのようなものをずっと求めていて、テニミュに最初に惹かれたのもそこでした。だからこそ文ステは高く評価したい。

無駄を削ぎ落とした原作の基本のストーリーに忠実な脚本、マッピング全盛のご時世でわかりやすさを多少捨ててでも『舞台としての見栄え』を強く意識したアクションシーンの演出。ちょっとアングラ演劇を思い出させるストレイドッグスさんたちのパフォーマンス。

そして何より、大千穐楽のほぼ最後まで誰一人キャラクターであることを見失わなかった演者の皆さん。カテコ挨拶は一列に並んだ一礼のみ、楽でやっとやってくれた各人一言ずつの挨拶もあくまでキャラクターとして。最後の最後に役者名を名乗る時も、ほとんど全員キャラを崩さずに一言名前を名乗るのみ。こんなにもキャラクターとしての矜持を感じさせて貰えた2.5次元舞台を観せて貰えて幸せしかない。ハイステ黒ステからの文ステは、極度の演劇おたくでありながら漫画アニメ文化をこよなく愛する中屋敷さんという演出家が本当に2.5でやりたかったことにどんどん近づいている様に思う。

この作品を好きになって、江戸川乱歩が、中原中也が好きで、二人を大好きな俳優さんたちが演じてくれて本当に良かったです。特に乱歩さんの出演シーン、まああれに関しては彼のファン以外には冗長に感じそうなところも多分にあったとは思うけど、私は全部大好きでした。本当に本当に彼が乱歩さんで良かった。

推しくんに関しては次回に期待と言ったところ!いやもちろん出演シーンそのものは素晴らしかったけど、そもそも中也の出番が少ないし、中也が出てくるたびに会場が「真打登場…!」みたいな空気になるの正直面白すぎて耐えられなかったので次はもうちょっと…作中に溶け込んで欲しい…。w 第二弾でどこまで行くかわかんないけど初演で立てたフラグからしてギルド編やるんだろうし、中原中也に推しくんを抜擢したからにはVSラヴクラフトは絶対推しくんで略さずやってくれると信じてる…というか確実にそこまでの抱き合わせオファーだよね?とメタい事思ってるからね!推しくんの汚濁観たいよ〜!!エーン!!(夜泣き)

中也の能力って舞台上で表すのすげー難しくない!?って思うのでそういう意味でも次回がめっちゃ楽しみです。布を使った羅生門の演出すごかったので。

 

 

■舞台「私のホストちゃん」を観たよ

先日フォロワーさんのお誘いで私のホストちゃんを観に行ってきました!

 

悪名高いホストちゃん。私も直接関わるまでは本当に良いイメージ一切なかったです。

前作で推しではないけど2.5で推しキャラを演じた子が出ることになって、初めてホスモバに登録し、なけなしの無銭ラブを突っ込んだのが私がホストちゃんに関わった最初です。

せめて無銭で獲得出来るラブくらいはと思ってシステムを詳しく知るために推しが出ている人たちのブログをたくさん読んで、少し印象は変わりました。企画日というものが用意されていて、人気の低いホストは頑張って数少ないおたくが結託してその日に向けて出来る限りの事を尽くす、企画日は基本他と話し合って譲り合ったりするというのをその時知って、思ったより優しい世界だなと思ったんですが…

蓋を開けてみれば、一位になってもランキング除外の旧人気ホストと対決させられてそれに勝たないとセンタ−GUYを取れないとかいう謎システムが導入されており、結果せっかくランキング一位になったにも関わらず、そんなもんに勝てるわけがない私の好きな子はセンターGUYにはなれませんでした。そして私の中では「ホストちゃんはやっぱりクソ」という感想を残して終わりました。

無課金勢が文句を言う資格がないことは承知の上です!!が、気持ち的にはやっぱりホストちゃん無理だわと思ったし、推しにはSZKOさむとは一生関わって欲しくないって心底思いました。

 

まあそれでも百聞は一見にしかずというか、現場に観に行ってもいないのにどうこう言う権利はないと思うし、あと今回はゆる推し枠に入ってる俳優すら誰一人いなかったので単純な野次馬根性も込みで一度観てみたいな〜と思っていたところ、幸いにもお誘い頂けるご縁があって観に行く事が出来ました。

私が入ったのはまついゆうほくんの二度目の企画日で、地元大阪でのV2が願われていた日。ゆる推し枠すらいない、とは言いましたが、私は「好きになった作品はカンパニー全員好き」な性分なので黒ステ組のまついくんは今回の出演者の中でなら一推しでしたし、また仲良くして下さっている方の最推しというのもあって今回得たラブは全てゆうほくんの企画日に捧げました。

ストーリーは普通に面白く、ハイパー歌の上手い茶番というか、まあバカでカオスで本当にクソくだらない作品なんですけど(笑)良い意味でしょうもなくて最高でしたね!ちょっとお寒い部分もありつつ、突き抜けたバカは大好きなので舞台としては普通にめっちゃ好きでした。ただ出オチ感がすごいというか、内容的に複数回観たいタイプのものではないので、推しが出てたらそういう意味でもキッツいな〜とは正直思いました。w あの内容連日見せられるの、正直私はツラい。w

ランキングに関しても、好きな俳優さん=ゆうほくんがNo1に選ばれた瞬間は純粋に感動しました。

ご本人の、そして彼を応援している皆さんの今までの頑張りに想いを馳せ、そして彼の事を心から応援している人たちの大きな愛からなけなしのラブを捧げた私のゴマツブ程度の気持ちまで全部背負ってのNo1レビューは本当にかっこ良かったし、それを見ていたら「自推しのNo1レビュー見てみたい」という気持ちにもさせられました。

好きだなあと思う子もいました!うさぴょんです!すごくすごく可愛かった〜!もし今回自腹でもっと早い時期に観に行っていたら、企画日に持ちラブ突っ込んでたかもと思うくらいには。次回も出るのであればホスモバ分くらいは捧げたいです。

総括として観に行って良かったと思ったし普通に楽しかったし、あとやっぱり推しがあそこにいる方のお話を(良い事も悪い事も)リアルタイムで伺えたのも今回大きかったと思います。どんなにアレなシステムでもそこにある想いは全て純粋な気持ちで、言葉通りの「ラブ」なんだよなあと。色んな意味で素敵な舞台を見せてもらったなあと思いました。

 

ただ推しに関わって欲しいかと言われるとやっぱりNOです。まず大前提として自分の性格的に自分が絶対病むのが目に見えているので……。私はよく俳優おたくの人が病んでいる「推しくんと自分の関係性」について病むことはまずありませんが、例えば目の怪我だったりとか、前述のバンビショーの時にあのキャパで平日公演がギリギリまでチケット余ってた事とかにはわりと病んだ人間です。自分の力でどうにも出来ない推しくんの不利益に関しては本当に精神を削られるので、ホストちゃんやそれに類似する企画に推しが関わったら確実に心が死ぬのが目に見えており、まあ絶対に今後も関わって欲しくはないと思います。これは私の個人的なワガママであってホストちゃんに関わっている俳優さんを否定するものではないです。

あと実際に現場を目の当たりにしてみて思ったのは、企画日という発想は素晴らしいけれど、それを『当たり前』とするのは違うなってこと。これはあくまで個人の意見ですが、こういうシステムである以上、企画日同士をぶつけることも、推しのために他者の企画日を潰しに行くことももちろん悪ではない。でもそんな中元々その日に企画日を置いていた俳優さんやそのおたくを同調圧力の様なもので悪役にするのはなんだかなあ…って思ってしまった。当たり前に予定調和で全員一位を取れる舞台ならそれこそこんなシステム全く意味がないわけですしね。まあそうやって同担以外の同情票を味方につけるというのもまたひとつの戦略とも言えるので、その辺は本当に個々の印象の問題なんですけどね。

ただ全員が一位!ってなった時に公式垢がキセキってツイートしてたのは正直白々しいなって思ってしまった…もちろん、結果としての全員一位自体は素晴らしいと思いますし、関わった全ての皆さんにおめでとう&お疲れ様とお伝えしたいです!

 

 

 

月末はいよいよ松ステです。

解禁された当初はえらい先の話だと思ってたのに気付くともうすぐそこなのにびっくり……。

本当に俳優おたくの月日の流れは早いですね。