生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

2018推し事はじめ:文豪ストレイドッグス

2018年推し事はじめ、および推しくんはじめは文ステこと舞台「文豪ストレイドッグス」でした。

推し事始めというか厳密には大晦日のステフェスがあったので今年に入って二度目の生推しくんなんですけど、個人的にカウントダウン系のイベントって「昨年度の遺産」ってイメージなので今年の推し事にはカウント出来ないんですよね、気持ち的に。

そういうわけで2018年初推しです!

 

 

いや〜〜素直に面白かった!

原作知ってるから推しくんの出番少ないであろうことは言われる前から予想がついてたのであんまりチケ取らなかったんですが、そのことを後悔するくらいには面白かった!大阪二日間とも行きたかったし東京も行きたかった…。あと贅沢な話ではあるんですけど、2公演取って両方とも自引き最前だったため、あの内容なら1公演くらい後ろの方の席で観たかったなあと。

お金に余裕があったら当日券チャレンジしてたんですけどね…ちょっと春あたりに全力注ぎたい舞台が多過ぎて、さすがにここで軽率にお金を使うことは出来なかった。

大楽LVは取ってるのでそれまでおとなしくお留守番です。

 

私はアニメ&原作は小説版以外は全部見たんですが、未履修の友達やフォロワーさんも「エンタメ舞台としてすごく面白かった」って言ってたので、原作知らなくてもぼんやりキャラ把握してるくらいで全然楽しめると思います。

ただ典型的2.5次元文法!って感じの脚本演出演技ではあるので、そこは向き不向きはあるかも知れません。黒ステ好きな人はたぶん好きなんじゃないかな!良くも悪くも、わかりやすくやしきさんの舞台だ…!って感じですw

 

個人的にすごく良かったのは異能力の表現方法。

正直あれ舞台でやるの難しいのでは?と思ってたというか、出来なくはないだろうけど最近の2.5流行りの演出みたいに変にマッピング多用するとすごい安っぽくなる気はしてたのです。でも、そこをあえてアナログに近い表現(もちろん音響照明はめちゃめちゃ駆使してますけど)での演出にしてたのが、すごく舞台らしくて良かった。

やしきさんも普段から仰ってる様に「今の技術でならアニメに近い事を舞台でやろうと思えば出来るけど、それより舞台は舞台演劇としての表現をしたい」っていうの、まさにそれを象徴するような作品だったなと!!

いや〜独特な演出なので相性はあるとは思うんですが、本当面白かったので興味のある人はぜひ見てほしいです。チケット完売はしてますけど、東京も多分当日券出るし(大阪は12日は当券余裕あったっぽいです)、LVはまだ取れるとこ多いので!

 

物語としては、アニメでいうと1stシーズン10話までで敦メインのエピソードを、多少話を前後させたり途中さっくり略されたりしながらもうまくまとめられていた感じでした。

ああ、一作で切るならそこまでだよね!と、とても納得の行く終わり方だった。武装探偵社とポートマフィアのおおよそメイン全キャラを紹介して人間関係もざっくり説明、敦の第一段階の心と能力の成長までを描いてるので、本当にひとつの作品として実に綺麗にまとめたな、と。

平気で「続く!」ってやる2.5も多い中(あ、別にdisではないです。そもそも現2.5の始祖であるテニミュがそうだし…w)、仮にここで終わっても不自然ではないっていう、ジャンプの読み切りみたいにとても整った脚本だった。それでいて、原作ファンから見ると次回作があるならそこに繋がる伏線もちゃんと散りばめられててなかなか小憎らしい感じです。

 

2.5次元としても、最初のキービジュで思ってた以上にみんなめっちゃ二次元で良かった。

太宰のCVがちょいちょいみやのまもる過ぎてビックリしたwww特におちゃらけてる時の声と口調があまりにもアニメそのまんまで、もう寄せてるとかいうより「どっかからマモが声当てているのでは???ほんとにたわだくんの声帯???」って真剣に疑うくらいマモだった。すげーな。

あと敦くんの、ギャグ調の時のシャクトリムシみたいな倒れ方(伝われ)、あれの再現度がすごくて初見腹減ったのとき声出して笑いそうになった。マジでこれ両方観た人に同意を求めたすぎる。これから観る、アニメ知ってる人は是非注目して欲しいポイントです。

 

原作ファンとして気になった点は

●独歩さんの独歩吟客の概要がわかりにくい(本から銃を出す能力みたいに見える)

●樋口さんが異能力者じゃない事がわかりにくい(エンディングのキャラ紹介で一人だけ能力名がなかったので察した人はいるとは思う)

●乱歩さんメインのエピソードがまるっとはしょられている為、彼が実は…の件が一切説明されてない

●賢治くんの異能力がなんか念道力っぽさある(超怪力です)

●中也の能力が名前だけしか出てこなくて詳細不明すぎ、人によっては「めっちゃすごい体術」って思われてそう(これは流れ上しょうがない)

●社長が声しか出てこない(これもまあしょうがない)

こんなところかな?

まあでも本当に気になったのは賢治くんくらいかなあ。独歩吟客の正確な能力内容や乱歩さんの正体(?)や中也さんの能力あたりは、次回作が未発表の状態で今作内でだけの事を考えるとストーリー上説明する必要は特にないので、次回があれば持ち越しという感じであえてわざと説明してない気はします。

 

俳優さんというかキャラクターでいうとですね、乱歩さんが乱歩さんっていうより乱歩ちゃんでハチャメチャに可愛くてどうしようかと思った。もうマジで舞台の一番最初から一番最後まで乱歩ちゃんがかわいい…。最後までチョコたっぷりだよ乱歩ちゃん。お菓子、お菓子をあげたい…乱歩ちゃんはトッポは好きかな…独歩じゃないよ…。褒めてもあげたい…けど私は社長じゃないから喜んでもらえないかなしい…(末期の夢女か)

元々文ストで一番好きなキャラは乱歩さんなんですけど、ビジュアルそんなに似てなかったので、勿論「舞台の乱歩さん」として確実に良い演技をしてくれるだろうという信頼はある俳優くんの一人ですからそういう意味での期待はあったけど私自身の好みという点では正直そんなに期待してなかったんですよね。

でも、もう土下座して謝りたいほどハイパーかわゆすだった…舞台乱歩ちゃんむしろアニメより好みのキャラだった…もう最初から乱歩ちゃんしか目に入らない、乱歩ちゃん次いつ出てくるの;;あっ出てきた乱歩ちゃ〜〜ん!乱歩ちゃん超絶可愛いよ乱歩ちゃん!!(心のキンブレを振る)状態。

なんなら最後の挨拶の時推しくんが近くに立ってたのに一瞬気付かないほどに私完全に乱歩ちゃんしか見てませんでしたからね…何のためのFC最前…ほんとごめん推しくん。

マチネのあとひたすら「ランポチャン……ランポチャンカワイイ…;;」しか言わない壊れたペッパーくんみたいになってた。みんなこの世界一の推理力を誇る幼児を見てくれ…。あと冒頭乱歩ちゃんにいじられる席、あそこに死ぬほど座りたかった…弄られた人めちゃめちゃ羨ましい…;;(最前で贅沢いうな)

 

推しくんの感想はと言うと、もうなんか事前から色んな意味で接待オファー感がすごかったのもあって、出てくるたびにちょっと面白い気持ちになってしまって申し訳ない。

いやビジュアルはめちゃくちゃかっこ良かったし美しかったよ……!あとアクションも相変わらずスーパーかっこいいです。特に蹴りが本当、長年の付き合いのマネさんすら引くほど脚上がる蹴りが最高。OPで出てきた時に客席向いてハイキックするんだけどこれがもう…ウワッて声出そうになるほどかっこいいんだよな。

蹴り技が多いので、繰り出す度に「脚なっげえ!!!!!」って何度もビックリした…いやビックリというと失礼だし身長比率からしたら元々あの人結構脚長いんですけども、それを加味してなお普段以上に脚が長く見えたというか。あの綺麗な蹴りの動きもだけど、衣装のせいかなあ。ピッタリしたストレッチ素材でウェストのラインがはっきり出る服装だったので。あと、足腰の細さのわりにはずいぶんお尻でかいな…ってしみじみと思いました。(変なとこばっかり見てて本当ごめん)

ちなみに例のあのシーンは可愛いというより普通に面白かった。w

キャラとして語るにはまあ今回の中也はサワリだけというか、あまり掘り下げられてないフワッとしたキャラなので…ここに推しくんをキャスティングしたからには絶対に続編やってくれよな!って感じですね。

双黒の共闘舞台で観たいよね!?\みた〜〜い!/(セルフ)

てか普通に中也好きとしても「汚れつちまつた悲しみに」を舞台でちゃんと観たいですし…!ただあれエンディングのキャラ紹介で一人だけ能力名が二行に渡ってるの笑ってしまったし、次回作があったとして今回と同じ演出で異能力発動するなら毎回二行に渡るのかと思うとちょっと面白い。w 

あ、でもギルド編やるなら二人ほど中也より文字数多い人がいるな。

 

 

とにかく笑って泣いて沸いて、久々に手放しでとっても楽しい2.5次元舞台だったし本当観て良かったと思いました!!

いや他の舞台がつまんないって意味ではないんですけど、推しくんが出てるとどうしても推しくんにウェイトを置いてしまいがちなんで。今回推しくんすごくかっこ良かったにも関わらず、良い意味でそういえばこれ推しくんだったな…!ってくらいのレベルであんまり推しくんの存在を意識せずに楽しめたんですよね。みんなキャラが立ってるのと、演出の影響ってやっぱり大きいなあって。

 

 そう言えば、カテコがないんですよねこの舞台。

いやあるっちゃあるけど、本当にレビューのカーテンコールみたいな感じのやつのみで言葉を発しないんですよ。乱歩ちゃんだけは最後に喋ってくれるけど(かわいい)でもあくまで乱歩ちゃんなんだよね。

最後まで全員が全員完全にキャラのまま終わっていくの、初めて見たし新鮮でした。もしかしたら見てない舞台ではあるのかも知れないけど、でも珍しいよね?少なくとも私は観たことも周りで聞いたこともないし「え、マジでこのまま終わり?」って初見ビックリした。何なら推しくんメインで去年最後に観た舞台があの典型的な役者が役者として出てくるカーテンコールから始まるという作品だったせいでw、よけいに不思議な気持ちになって終わった。

普段の感覚で挨拶期待してたのでちょっと拍子抜けというか残念な気持ちもあったんだけど、でもあの最後までキャラ崩さないままで終わるのもあれはあれで、「アニメ(漫画)を原作としたお芝居」というよりもっとはっきりと「アニメ(漫画)の舞台化」って感じでいいなと思いました。ある意味「2.5次元」という言葉の真髄を観たかのような爽快感があった。

横浜楽がどうだったかがわからないけど、もしかして各地楽には挨拶みたいなのはやったのかな?少なくとも、大楽ではさすがにやるだろうと思うんですけどね。

 

 

みんな大好きランダムブロマイド(好きじゃない)の話をすると、まあ例によって人気キャラ×素でレート高めの推しくんコンボで、予想はしてたけど今回ダントツ一番人気でした。検索して血を吐いて死にそうになったんですが、案外引きが良かったので欲しいやつはあっさり揃ったのであった。生きた。

あまり種類がない良心的ランダムだったのもありがたかったです。これマー…やエイ…の舞台だったらまず絶対にmainとanother一緒に混ぜてくるやつですからね(disです)。いざトレーディングしようとしてピンショがそれぞれ1種しかないのマジでびっくりしたもん。

気になったのが、通常ブロanother着物ショットの中也さんの髪がかなり赤っぽかったんだけどあれは色補正のせいなのかな?個人的には中也さんのウィッグが黄色すぎることがわりと不満だったので、本番もこれくらいの色でやってほしかったって思ったんですが。あと中也さんのビジュアルに関してはコートの素材が安っぽいのがどうしても辛かったので、重いと演じにくいのはわかるんですけど次回があればもうちょっと…重そうに見える素材にして欲しい…あと推しくんの顔面が美しすぎてちょっと高貴なイメージが強すぎるので、もうちょっとこうヤンチャっぽい感じが垣間見えるメイクのほうが良かったです(注文が多い)

 

 

なにはともあれ、2018年初観劇とても充実してたので、今年もよい一年になる気がします!

シリーズ:二次元の推しを語る〜私と三男くん

何度目かの、2.5次元を通して二次元嫁への愛を語るシリーズ。

 

今回は、今リアルタイムでは二次元最愛キャラである六つ子の三男こと松野チョロ松くんのお話です。

二期1クール目ラストの13話と2クール目最初の14話、どっちもチョロ松くんがハイパーあほ可愛いお話ですごい楽しかった。それに大晦日にステフェスを見て松ステがいよいよ近付いてきたなと実感したのもあって、そろそろチョロ松くんのことを語りたいなあと思いました。(小並感)

 

例によってめちゃくちゃ長文な上に過去のエントリにちょこちょこ小出しに書いてた話と結構重複しているので、死ぬほど暇な人だけ読んでください。

っていうか衝撃的に長いです、一万字超えてます。が、こういうエントリをわざわざ区切って書いてもしょうもないのでこのまま行きます。そんなヒマじゃねえよって人はこの時点で逃げて下さい。

 

 

私とチョロ松くん〜出会い編

古参ヅラするつもりは全くなくてただ単なる事実なんですが、私は「おそ松さん」というアニメは最初に制作発表された時から注目していました。

だっていくら昨今オタク業界もリバイバルブームとは言え、この平成も終わろうという時代に(いや当時は平成終わるとは思ってませんでしたけど…)今更赤塚不二夫の「おそ松くん」のアニメ化ですよ?

しかも六つ子が大人になった設定のオリジナルアニメって。

そもそも原作のおそ松くんのナンセンス下品ギャグ、今の世の中に通用するもんなんだろうか。まああえて今やるってことは多分我々みたいな年寄りのアニオタをターゲットにしてるんだろうなとは思いつつ、「あえて今おそ松さん」というだけで世代的には良くも悪くも注目に値したし、まあとりあえず一話は録画してから考えるか、程度の対象でした。

 

そんなゆる〜い注目度だったのが、自分の中ではっきり覆されたのは最初のティザーPVを見た時です。えっ、なんだこのオシャレな画面…?

確かに絵面はおそ松くんなんだけどなんとなく全員微妙に顔が違うし、あのフォルムなのにどことなくキャラデザがちゃんと今風になってる。何より色使いがおしゃれ。その時はっきり「あ、やばい、これ好きな予感しかしない」って思った。サブカルくそオバサンの血がそう思わせました。

ちなみにその最初のティザーの段階で、「この中ならチョロ松か一松が好きそうかなあ」って言ってた。いやPVでは全くどういうキャラかはわかんないので、発表されてるキャラデザ+ティザ−PVのみの見た目となんとなく勘でみたいな感じでしたけど。

 

アニメ放送開始

さて、そんな期待を良い意味(?)で盛大に裏切ってくれたのが第一話でした。いや、だって、あのおそ松くんっぽい可愛い絵面の6人全く出てこないからね!?www私ですらリアタイで知らない、一番最初の白黒時代のおそ松くんっぽいのが出てきてなんやかや騒いだと思ったら、ひと昔前の乙女ゲーにいそうなイケメンが出てきてやりたい放題やった挙句大パニックでひたすら呆然と見てる間に終了。

いやでもこれが、あのメチャクチャさがその時の私のメンタルにはすっごい響いたんですよね。疲れてたのかもしれん。ちなみに当時プリパラのアニメであじみというトンデモキャラが出てきたんですが、それが自分の中でちょっと松と重なりました。なんか何がやりたいのか全くわかんないけどハチャメチャに面白いみたいなのが私の笑いのツボにめちゃめちゃヒットしてて、現実で嫌なことがあってもプリパラと松の録画を見返せば癒される(?)みたいな感じ。…やっぱ疲れてたんだな?

まあ私の精神状態はさておき、とにかく松は自分でもビックリするほど一瞬で大好きなアニメになりました。まあその時はまさかその第一話が自分の手持ちの録画以外で二度と見られなくなるとは思わなかったですけど…マジで一話から注目してて良かった…。

 

そんな感じであくまで最初は純粋にギャグアニメとして初回からハマッていた松の中で、チョロ松くんをどういうきっかけで好きになったのかは実ははっきりは覚えてないのですが、一話の時点でもうチョロ松くんが好きかもとは言っていた気がします。

いやその時点でビジュアル的にはあのチョロ松くんは殆ど出てきてなくて実際はほぼビューティージーニアスなわけですが…もう幻になったので知らない人も多そうですが、エピソード的には一話に関しては見た目はF6でも中身はほぼ6つ子だったので…とにかく彼の、皆のやることなすことを片っぱしから拾って突っ込んでいくあの苦労性っぽい感じにキュンと来たんですよね。

そして二話。姿形はイケメンじゃなくなっても、やっぱり一話と同じようにみんなの言動を片っぱしから拾っていってちゃんと突っ込んでいくところ見て、あっこの子好きだ…って思いました。一話の時点でっていうか放送前の時点でこの中じゃチョロかなとは言ってたものの、完全に落ちたのは二話のAパートだったと思います。これはハッキリしてます。可愛いしかなかった。

Bパートのドルオタな所も可愛い。困り眉もへの字口も可愛い。あと声も可愛い。長年のオタク人生でかみやひろしにはカスりまくってはいたものの(二推し三推しや、推しの腐カプの相手キャラだったりなど)ドンピシャでCさんのキャラを好きになったのはこれが初めてでした。

チョロ松くんは一期を通して、特に2クール目を中心に贔屓目抜きではっきりと「成長」が描かれた唯一のキャラだったと思います。その成長劇を最後の最後に粉砕するところまでが最高のアニメでした。

 

チョロ松くんのどこが可愛いとかどういうとこが好きかを具体的に挙げ始めるときりがないのでこれくらいにしておきますが、とにかく私はあのフォルムの6つ子の絵面が好きだった上に、その微妙に違う6人の中で特にチョロ松くんの造形が最強にかわいいってわりと最初から思ってました。どれくらいかというと、一番重度だった時は作業中に部屋にかかってる痛バを眺めて「うわ…かわいい…」って数分笑顔で見とれてるくらいです。

 

どうやら人気がないらしい話

とにかくそんな感じでしたので、当時の私は6つ子の中でそんなに人気に差がつくなんて思いもよりませんでした。まあメインキャラ6人しかいないんだからある程度人気に順位がつくのはわかりますが、思っていた以上に私の好きなキャラは人気がありませんでした。マジで意味がわからなかった。

だって、ただでさえ見た目に大差ないのに、言っちゃなんだけど中の人がかみやひろしですよ? 彼のおたくの多さを考えればもっと人気あってもおかしくなくないですか…? 言うたら、グッズ厨の私が気付いた時にはCさん本人がヒくほどチョロ松くんは人気がなかったんです。まあ声優さんは仕事が多いので、演じるキャラ全部好きになれなんて言わないけど…メインキャラの人数自体が少ない作品で露骨に人気の差が出てそれを本人が気にしてることとかを、彼のおたくは何とも思わないのかな…って正直当時はちょっとモヤモヤしました。

 

つっても人気がないだけならまだ、ちょっと寂しいけどむしろトレーディング手に入りやすくてラッキー!くらいなんですよ。シビアなオタク業界、人気のないキャラはグッズがだんだん出してもらえなくなるという恐怖があるのですが、さすがに他のジャンルと違ってメインキャラが6つ子の6人って作品でその6人の中で人気がないからってグッズを出してもらえないなんて心配はないですし。

でも、極端に人気の差が出始めると…おたくってね、優劣をつけ始めるんです。もちろんみんながみんなじゃないけど、かなり多数派の人気キャラおたくの中で「不人気キャラやそのおたくは見下して当然」っていう空気が露骨に出来上がっていくんです。ほら若手俳優おたく界隈でも度々問題になるマウンティング、あれです。本能的にマウント意識を持ってる女性ってすごく多いし、それは二次元オタクでも同じなわけ。

ライジングとかシコ松とかネタにされてるけど正直公式からそんないじられキャラレッテルを貼られる前から普通にもう、そんな空気でした。あくまでギャグアニメだし、私自身公式が正義派だから、公式やチョロ松くんを好きな人がネタでいじるのは全然良いんですよ。度を越した貶し愛はいやだけど、そもそも公式がそういうアニメだしね。

でもアニメ本編でああいういじられ方をしたことで、チョロ松くんを全然好きじゃない、普段不人気キャラとか言ってバカにしてるような人たちが「チョロ松は公式でいじってバカにしていいキャラ」と認識し始めて、ますますひどいことになりました。またそれをフォロワーが大勢いる人気の二次創作作家さん等が平気で発言したりするもんだから……。

まあこの辺の愚痴はもう時効ということで置いておきます。

 

そして、舞台化

そんなこんなで外野の声はさておき、アニメ終了して以降もチョロ松くん大好きおたくだった私ですが、そんなある日、舞台化の報が舞い込んできました。

ぶっちゃけガチの舞台化が決まるまでは、さすがに松の舞台化はないだろうと思うけどマジでやるなら一人6役(物理的に無理)か着ぐるみちゃんでやってくれ〜それ以外は受け付けない!って思ってた。

でも実際の舞台化の一報を見て、普通に沸きました。いやだってもう、なんだかんだで松を舞台化するって時点でもうギャグとして面白いからね。普通の頭身の人間がやってるんですよ!!!wwwしかも、まあ若手俳優だから当たり前だけど中途半端にイケメン揃えてる!!!www松舞台化っていうか実写版自分絵同人誌かよ!?!?wwwwwっていうね。ここまでやるなら逆にアリだわ、って思って一瞬で受け入れた。

そもそも何より、舞台化の是非とか以前に公式がまだまだ稼げるコンテンツと認識して動いてくれたことが、私は何より嬉しかったんですよ。待てど暮らせど二期の発表がない日々の中、アニメ二期ではないしちょっと方向性はおかしいものの「公式の新しいおそ松さん」が見れるという事実は本当に純粋にすごく嬉しかったです。

 

ただちょっと引っかかったのが、推しキャラを演じるのが当時身近にいたオタクのせいであんまり印象の良くなかった俳優さんだったことです。ほんとこのネタしつこいくらい引っ張るなコイツって感じで大変申し訳ないんですけどマジで和解するまで長かったので許して欲しい。ていうかこれも何万回でも繰り返すけど、おたくは俳優の鏡だからみんな気をつけようね…。もちろん私も

と言っても本人が悪くないのはもちろんわかってるし、顔は前から好きだったので歓迎してないわけではなかったです。ただ、「推しキャラを演じる」ということは「推しキャラの元に彼自身のおたくも少なからず連れてくる」ってことじゃないですか。私が彼をよく思ってなかった最大の原因が彼のおたくだったので、あんなのがウジャウジャとジャンルを荒らしに来るのかなと思うと正直鬱でした。しかもただでさえ不人気キャラとか揶揄されてるのに。あと当然のごとく、松は嫌いだけど舞台はいく〜とか彼ともあろう人が不人気キャラなんてって堂々と鍵なしで発言する人も大勢いました。また某別舞台との絡みでちょっと荒れてたのも不安要素でした。

 

私はテニミュで2.5次元情緒を育てた2.5次元舞台好きの人間なので、原作厨俳優厨どっちの立場も当時からわかってたし、どんなに大切な原作の舞台であっても「俳優オタクは来るな」なんて思いません。でもそれは原作をdisらない、原作に敬意を払うのが前提での話です。敬意と言っても別に原作を学んで来いとかは言わないし、なんなら別に好きになれとも思わないけど、少なくともその原作があるからあなたたちの推しは仕事が貰えたんだから、それをdisるって推しに対する冒涜じゃないですか。推し本人が嫌々受けました!とか公言してるならともかく。原作興味ない俳優厨でもいいけど、原作やキャラを声高にdisるならさすがに来るなよって思うのは、原作ファンとして当然の反応ですよね。

もちろん逆に俳優側をdisる原作厨も大勢いますし、それはお互い様だとは思ってます。ただチョロ松くん界隈は舞台化自体に反対してる人はいても、俳優をdisってる人は見なかったんですよ。何故ならチョロ松くんのおたくはそれまでの不遇な扱いのせいもあって基本的にチョロ松くんに異様に過保護なので、たとえ興味のない舞台であってもチョロ松くんが悪く言われるのに過敏に反応する人の方が多かったし、少なくともなんでこいつがやるんだよなんて言ってる人はまずいなかったです。生身の人間が演じるのが許せないって言い分は別にチョロ松くんに限った話でもないので別として。

まあ普通に顔面は可愛い人ですし、キャラ人気が低いのは事実でしかないので引き受けてくれたのはありがたい事ですからね。

 

中の人と私

舞台化とチョロ松くんの中の人のファーストインプレッションはそんな感じでしたが、とりあえず私は何がどうあろうと絶対に観に行くつもりだし、そして観に行くのであればどんな人が大好きなチョロ松くんを引き受けてくれたのかはちゃんと見とどけよう、って思いました。その俳優さんをフォローし、なんかニコ生やってるらしいので即チャンネルにも入りましたし、松ステで取材を受けてる雑誌も片っぱしから買い、少なくとも松ステに関してチョロ松くんに関しての彼の発言だけはとにかく一言も逃すまいと追いかけました。

 

そうして痛いおたくに植え付けられた先入観を取り払って「大好きなキャラを演じることを引き受けてくれた、顔の好きな役者さん」として好意的に追いかけているうちに、彼の芝居に対する姿勢や熱さだとか、彼自身の人柄(まあ俳優として表向きの、ですが)に触れ、いつの間にやら「チョロ松くんを演じてくれる人」ではなくすっかり一人の俳優さんとしての彼のことが好きになっていました。

本格的に「推し」と呼べる存在になったのは松ステ観てからだと思い込んでたんですが、以前にも書いた様にどうやら私松ステを観るより前に年明けのしゃばミュのチケットの先行を申し込んでるんですよね。つまり、自分でも忘れてましたが松ステを観る前にはもうすでに彼は推しだったようです。

いやどのラインを持って「推し」というのかは微妙ですし、はっきりと意志を持ってこの人推せる!推そう!って決意したのはたぶんやっぱりチョロ松くんを観てからだと思うんですが…少なくとも松ステ前の時点で私は「チョロ松くん以外の演技をするこの人を生で観たい」って思ってたんだなあ、と。もっとも、過去にも若手俳優を推してた時期があったり、身近な親友が私より2年ほど前に突如落ちてどっぷり若手俳優を追いかけていたのもあって、「気に入った俳優の舞台を観に行く」ということへのハードルは人より低かったとは思います。

 

松ステのチョロ松くん

いよいよ松ステが始まりました。

初日の幕が開いてみればそれはもう面白くて最高の舞台で、何よりオープニングでああ松が帰ってきた、って思ってちょっと泣いてしまったし、何よりみんな全力で楽しんで演じてくれてたのがこちらも最高に楽しかった。

ただチョロ松くんに関しては、潔いほどに寄せてなかったことに最初はちょっとビックリしました。いや他に寄せてる人たちが結構いたから気になった部分ではあったんですけど、基本的に舞台は舞台だから「舞台作品としてのそのキャラ」として違和感がなければ寄せてなくても私は気にしない方なんです。それにしてもまあ景気良く寄せる事を捨てたなあ、と初見は思いました。

でも、あのとっちらかった舞台で一人でツッコミを引き受けるんだから、そんな事気にしてられないんですよね。(これはのちに生放送できちんとアンサーを貰って、さらに推せる!!!ってなったのですが)チョロ松に関しては、のちに推しくんが日に日にセリフが増えたって言ってたくらいあの舞台中一番脚本があってないようなキャラクターだったので、キャラの声真似口調真似に気を取られてツッコミが疎かになったらそれこそわざわざオリジナル脚本で舞台でおそ松さんをやる意味がないわけで。そういった松ステ脚本におけるチョロ松くんが、私が最初に好きになった1期1クールの頃のチョロ松くんっぽかったのもより好みだった理由だったので、そこに拘りまくった結果のあの舞台オリジナルの松野チョロ松っていうのがとても響いた。

そういう意味で中の人が松野チョロ松というキャラクターの立ち位置をとても大切にしてくれているというのが(初日前から色んなインタビューでわかってたんですけど)本番見て本当に実感して、すごくすごく彼に「ありがとう」って思った。

大好きなチョロ松くんを、アニメやドラマCDとはまた違う舞台の松野チョロ松くんを生み出してくれてありがとう。他の普通の頭身のアニメや漫画の舞台と違って「○○(推しキャラ)そのものが三次元!!」みたいな感動はなくても、そこにいたのは間違いなく松野チョロ松くんだったし、本当にそれが嬉しかった。元推しから降りて以来数年ぶりに俳優に手紙を書こうと思ったけど、いざペンを取ったらひたすらにありがとうございますを繰り返すチョロ松厨のキモオタの手紙だったし(控えを残さないタイプなので何書いたかあんまりもう覚えてないけど)、今思うとマジで推しくんごめんな…って感じです。

 

人気が…ある……?

これ言うとちょっと他の俳優さんに失礼みたいでアレなんですけど(そういうつもりはないです)、松ステで何よりビックリしたのはチョロ松くんの人気っぷりでした。

あのね、とにかくランブロが集まらない。缶バッジもミラーも集まらない。うっそでしょ?チョロ松くんだよ?って、自分で推しキャラを貶とすような事言うのもなんですけど、それほどまでに驚きました。

だってそんなこと、チョロ松くんを丸一年以上ひたすら推してて初めての事だったのです。

どうやら古参の推しくんのおたくには「推しが演じたおかげで不人気キャラが人気になった」みたいに思われてたみたいですけど、まあそれは実際その通りなので良いです!ただそういう言い方する割にその舞台からのおたくをニワカ呼ばわりするのは激しく矛盾してると思いますけど。

でも俳優オタクから離れてただけで2.5からは離れていたわけではないし、実際2.5のトレーディング現場ってわりとキャラ人気が強く反映するところあるじゃないですか。(作品によるところはありますけど)結構人気の俳優さんでも演じてるキャラによってはレートがそんなに高くなかったり、逆もまたしかり、とある舞台でダントツで最高レートだったキャラの俳優さんがツイッターのフォロワー1万いなかったりとか普通にある世界です。そもそも、しつこいけどチョロ松くんはアニメでもあのCさんが声を当ててるにもかかわらず人気がないわけで。

だから中の人が人気者なのはすでにとっくに知っていたんですけど、それでもチョロ松くんだからそこまでは、っていう気持ちが正直あったんですよね。でもまあ、(今はわかんないですけど)始まってみれば松ステ初演リアタイ時点でのレートは、ぶっちゃけF6合わせても上から3番目でした。自引きか、上位二人を引かないととにかく推しキャラが手元にこないわけです。まあ〜集まらない。ミラーなんてそもそもミラーという商品そのものの数が少なくて完売しまくってたのもあって、レートの高い推しはなおさらハードルが高い。

トレーディング大変だったし本当にビックリしたけど、でも不謹慎ながら、その時私はちょっと嬉しかったんですよね。たとえ今だけで中の人の人気のせいだとは言え、こんなにもチョロ松くんが人に求められてるって私にとってすごいことだった。

ずっとチョロ松くんが好きで推してたグッズ厨だったから、いつもと全然違ってなかなかホイホイ手に入らないのはしんどかったけど、でも現場でいらない子扱いされてないチョロ松くんが本当に泣くほど嬉しかった。

そんな幸せな気持ちをもらえたのも推しくんがチョロ松くんを引き受けてくれたからなんだよなあ、って思うと今でも本当に感謝しかないんです。

 

推しくんとチョロ松くん

先にも書いた様に推しくんから生放送でアンサー(私信という意味じゃないよ)を貰い私が思っていた通り「あえて寄せない選択をしていた」とちゃんとわかったこと、松ステメンバーへの思いを知って益々推しくんのことが好きになりました。当初はまだ同担への苦手意識が残ってたのもあって「チョロ松くんを演じてくれた顔の好きな役者さん」どまりで、松以外の舞台も好きな原作のものか関西公演があれば行こう程度だったんですが、それでもまったり追いかけて、推しくんも他の仕事をたくさんしていてもうそんなにチョロ松くんのことは次になんかあるまでは覚えてないんだろうな、なんて思い始めた頃にとある事件が起こります。

推しくんが上げたブログでの写真で、推しくんの中でとても大切であろう場所にチョロ松くんが写り込んでたんです。

公演中ならわかるんですよ、もう公演どころか円盤のリリイベすらとっくに終わって半年以上経ってた頃です。おたくに媚びる必要は全くない。しかも松とは何の関係もないプライベートな内容のブログで、そこにチョロ松くんがいる事に何の意味もないんです。推しくんがたまに晒してるキャラグッズ置き場やポーチとかでない、ガチで推しくんにとって「大切な場所」に、推しくんがいちばん大切だと公言してるキャラと一緒にチョロ松くんが置かれてたんです。

私が思っていた以上に、推しくんはチョロ松くんを大切に思ってくれていたんだとその時知って、本当にめちゃくちゃ嬉しかった。キャラ厨冥利につきると思った。キャラクターのおたくにとって、役者さんに「このキャラを演じて良かった」って思ってもらえるほど嬉しい事ないじゃないですか。口でなら推しくんはもちろん他の俳優さんたちだって言ってくれるけど、悪く言えばどこまで本心かなんてわからない。でも、色んな要素から、本心からこの子を大切だと思ってくれてたんだっていうことがその時はっきりわかったんです。ブログの内容自体がしんみりしていたのもあったけど、本当に嬉しくてめっちゃ泣きました。

その時の事は、あまりにも思い入れが強すぎてずっと手紙に書けなくて、結構最近になって別件のついでにやっと一言だけお礼を添えられたくらいです。

 

チョロ松くんと私〜まったり期

その後「最推しキャラを演じてくれた人」ではない「推しくんという俳優本人」にハマッてしまって追いかけるようになりそっちに時間やお金のリソースを大幅に割くようになってしまったことや、一向に二期をやる気配のないまま濫発されるアプリやグッズそして質の悪いコラボカフェ(良いものももちろんありますが)にだんだん疲れて来たのもあって、チョロ松くんを好きという気持ちはずっとあるものの、松のグッズ厨としては大分落ち着きました。

以前ほどの大きな差はないものの相変わらず人気はそんなにないので欲しいグッズはだいたい取引垢で探せば手に入るし、チョロ松くんですら手に入らない様な高レートグッズはもうよほどでない限り必死で集める気にもならなくなりました。

そんな中、推しくんのスケジュールの合間をぬって行った新作映像ありという触れ込みの上映会で二期放送決定の発表。映画館でめちゃくちゃ泣きました。

実は上記の話とちょっと話題が前後してて、時系列としては二期発表のが上で語った話より前なんですけどまあそれはともかく、そんな風に推しくんがすっかり生活の中心になりつつ、アニメ二期を待ちつつチョロ松くんをまったり愛でるという日々を送っていたところ、さらなる幸せの追い討ちの様に松ステ二期が発表されたわけです。

二期のオンエアが始まる直前の出来事でした。

推しくんイベントのハイタッチ待ちでぼんやり並んでいた時、時間潰しにちょこちょこトークして下さってたマネさんが思い出した様に「そういえば明日ひとつ情報解禁があります」って言って、わりとそれが軽い口調だったので「へえ〜なんだろうな〜」って軽く受け止めてそのまま帰ったわけですけど。一夜明けたらドーン!と一気にビジュアル・日程・先行まとめて発表。ビックリしました。

そして、再びあの舞台のチョロ松くんが帰ってきてくれるって知って本当に嬉しくて、またちょっと泣いた。まあその後数々の先行で惨敗して病みまくるんですけどそれは置いといて。

アニメ二期はまだ2クール目があるかどうかもわからなかった時期です。たとえあったとしても年が明けて春にはまた終わってしまう。二期が始まるのは嬉しいけれど始まるってことは終わるってことで、だから始まってしまうことに寂しさも感じていた。

けど、まだ松ステを待つ事が出来るんだ、またチョロ松くんに会えるんだ、っていう嬉しさと、今やすっかり推しくんという俳優を好きになってしまった私が推しくんの新しい仕事、しかも大好評だった舞台の続編続投というお仕事に沸く気持ちとで、今の私にとっては二重の嬉しさだった。

 

あの時はまだずいぶん先なのにもう先行やんの!?なんて思ってたのに、気付いたらもうあとひと月ちょっとで始まるんですよ。えっ待って、まじでもう来月なの……。

いや今確認して改めて衝撃受けてるんですけど、俳優おたくやってると本当に年月の経つのが異様に早いな!!

 

最後に、大好きと感謝を

結局相変わらず長いわりに何の内容もないエントリだった…!二次元を語ろうとすると毎回これだ!

 

ろくにまとまる事もないままこの記事は終わって行くわけですけれども、最後にひとつだけ言うとするなら、本当にチョロ松くんも推しくんもずっと大好きだし二人にはとても感謝してるってことです。…ひとつだけじゃねえな!?

大好きなチョロ松くんを大切に演じてくれた、そしてまた演じてくれる推しくんにめちゃくちゃ感謝してるし、そして大好きな推しくんに出会わせてくれたチョロ松くんにめちゃくちゃ感謝してる。

二人とも私にとって恩人で、感謝しても仕切れないってずっと思ってる。

 

これからも、もしかしたらいつかの未来にはもっと好きな人が出来て濃度や強度は変わっていく事はあるのかも知れないけど、少なくとも私は二人が存在する限り(まあ推しくんは役者さんでいてくれる限り)ずっと感謝し続けるし、ずっと推し続けたいです。

 

ブロググループについて

ブロググループへの投稿についてのお話です。

 

前回と重複するし差し出がましいんですが、どうもアプリやスマホ版からでは設定できないっぽい(?私がやり方を見つけられないだけかもなのでもし出来るよ〜って方いらっしゃったら説明してください…)ので、知らない人も多いのかなと思ったもので。

 

まずは前置き

はてなブログは共通の内容のブログが集まる「グループ」というものがあり、こちらにブログを登録することによってそのグループの新着に自分のブログの新規投稿分を表示させることが出来る、というのはみなさんご存知かと思います。

前提として、こちらのグループは公式から提供されるものではなく、有志のブロガーさん方が作って下さっています。

 

ところで最近ブログを始めた方はご存知ないと思うのですが、「若手俳優について」のグループで以前に少し揉めた(?)ことがありました。その理由は、新しい登録ブログが増えることにより、グループの内容にそぐわない投稿が増えてきて煩雑になってしまっていたり、そのグループの取り扱い内容を好きで見ている人が不快になるようなエントリが増えてきたからです。

ちなみにこの時の流れで「推し事について」「舞台俳優のオタク」グループを有志が作って下さって今があります。*1

 

グループを作って下さった主さんの意向というのはあるとは思うのですが、もちろんグループ内にどういう投稿をするか、どういった内容がグループにそぐっているのかというのはあくまで個々の判断であり、他者に強制されるものではないですし最終的には各ブロガーさんの自由です。だから、言い方は悪いですけど「あえてわざとやっている」のであればそれをやめてくれという権利は誰にもありません。

ですが、グループの内容にそぐっていない投稿が増えれば、グループが見にくくなる、人によっては見たくない内容のものが不用意に目に入る、というのは事実です。

じゃあひとつのブログにはひとつの話題しか書いてはいけないのか?話題が多岐に渡るブログはグループに加入すべきではないのか?と言われるとそんなことはありません。はてなブログは各エントリに「カテゴリ」が設定出来ますが、このカテゴリをグループと紐付ける機能があり、それを利用すれば複数のグループに所属していてもある投稿は特定の所属グループのみに表示、ある投稿は全ての所属グループに表示、ある投稿はどのグループにも表示させない、ということが調節出来ます。

なので、もしも知らずにそのままにしている人がいるなら、こいつグループ違いの話題ばっか投稿してんな近寄らんとこ、とか嫌がられる前にちょっと設定してみては?という程度の、単なる提案だということをまず念頭に置いてください。

 

やり方

まずはじめに、自分のブログのエントリに合ったカテゴリをいくつか作って下さい。

例えば若手俳優の話とジャニーズの話とスウィーツの話が書きたいブログなら、それぞれに適したカテゴリを作ります。

また、カテゴリとグループを紐づけした場合、何もカテゴリを設定せずに投稿すると全ての所属グループに投稿されてしまうため(仕様が変わってたらすみません、以前はこうだったので…)、読者登録してくださってる方やわざわざ自ブログを見に来て下さった人だけ見てくれればいい、どのグループも汚したくないというようなエントリを投稿したい場合のために「雑談」とか「メモ」とかなんか、そういうどのグループにも属さない用のカテゴリもひとつ作っておくと便利です。グループに表示させたくない場合はそのカテゴリを設定して投稿すれば、ブログを直接見に来た人にしか見えないエントリになります。

 

次に、作ったカテゴリをグループと紐づけます。

f:id:korilakku:20180109105624j:image

 

先にも書いたように私がやり方を見つけられてないだけかもしれないんですが、今のとこPC版からしか出来ない気がするのでとりあえずPC版からの説明です。

パソコンを持ってない方は、スマホのブラウザでブログの管理画面を表示し、ページ最下部の画像の部分の「PC版」をクリックしてPC版画面を表示してください。

すると、以下のような画面になると思います。(ちなみに私はiPhone・クローム使用です)

 

f:id:korilakku:20180109112515j:plain

こちらの「グループ」というところをクリックすると以下の画面になります。

ここで、どのカテゴリに投下したものをどのグループの新着に表示したいか、を設定することが出来ます。(画像の「参加する記事のカテゴリー」という部分)

f:id:korilakku:20180109105635j:image

ちなみに今のところ1グループ=1カテゴリしか紐づけ出来ないっぽいのですが、1つのエントリに複数のカテゴリは設定出来るので、例えば私の場合、同じエントリを「若手俳優について」「舞台俳優のオタク」の両グループに投稿したい場合は、上記の状態でエントリに設定するカテゴリを「舞台・イベントの話」と「推しとわたし」の二つ選べば可能です。

 

以上の説明でわかってもらえましたでしょうか?

 

 

重ねて言いますが、これは強制ではありません。

ただ知らずにグループ違いの投稿を表示させていてグループから抜けたほうがいいのかどうか悩んでる人がいるなら、こういうやり方で解決出来るよ、というアドバイスですので、よろしければご参考いただけますと幸いです。

 

【追記】

こちら若手俳優グループで気になったのと私がほぼそれに関するブログしか書いてないため若手俳優関係のグループに限定した話となっていますが、内容そのものはグループに限らない話かと思いますので、万が一全く関係ない界隈でも参考になるようであれば引用していただいたりしても大丈夫です。

また逆に私が推しを明らかにしている関係上などから私のブログをあえて読まないグループの方もいらっしゃるかと思いますので、なんか同グループの方々も気が向いたら似たようなことを啓蒙していただけたらなあ、と思ったりする次第であります。

 

 

*1:グループ作成者さんはどちらも投稿内容は自由というスタンスは大前提として下さっていますが、当時の流れとしては「若手俳優について」=舞台の感想や若手俳優推し本人の話、「舞台俳優のオタク」=若手俳優を推す自分自身の話、「推し事について」=舞台や若手俳優に限らない広義の推し推し事について、という分類(あくまでざっくりですが)になったかと。今では推し事グループさんのおかげで声優推しの方ともお知り合いになれたりしてありがたいです。

師走明治座ゆく年く・る年

そういえばすっかり書くの忘れてましたが、ステフェス前日の30日、初めてのる年祭に参戦して来ました。

というか元々2017年の推し事納めは完全にこれのつもりだったのに、ステフェスが後からぶっこまれたんでした。

 

 

はじめてのるひま、はじめての明治座楽しかったです!

戦国は好きなんですが真田丸は履修してないのでどの程度パロだったのかはわかんないんですけど、すごく笑ったしすごく泣いたなあ。良かった。

当たり前だけど人が簡単に死ぬ時代のお話で、わりとコメディ寄りの作品でも死の尊さに重きをおかれがちな時代背景なんだけど、終始一環して「生きる」という事をテーマに据えてる脚本が本当に好みでした。前半はどちらかというと笑い寄り、後半に行くに連れてシリアスになる展開も良かった。

特に大好きなのはラスト直前の、亡霊が消えていくシーンと、あそこの重長のセリフ。重長はアホの子だけど、そのアホさに政宗はきっとずっと助けられて来たんだなあ、としみじみと感じたラストシーンでした。

 

ぶっちゃけ完全にゲスト目当てでマチソワ取ったけど前半が思っていた以上に楽しくて、二回観れて良かったなあと思ったし来年…じゃなくて今年か、もゲスト関係なく観たいな〜と思いました!まあ今年末の推しくんの予定にもよりますけど、少なくとも年明けの大阪はあれば行きたいなあ。

けどるひまそのものはもちろん、明治座が楽しかったので出来れば次回も明治座で観たいんですよね〜!お弁当も御前も美味しかったしもなかも最高でした!もなか二回も食べてしまった><

ずんだシェイクが飲めなかったのだけが2017年最大の心残りです…マチネ前に飲んでおけば良かった…;;来年はずんだシェイクはないだろうしなあ。宮城に飲みに行かねば…(?)

 

2部のゲスト出演も時間こそ短かったもののすっっごい楽しかった〜!

もうまずゲスト席に食べ物が用意してあるのがすごいですよね。w 推しが普通にモノ食ってるところ生で見れる機会とかそうそうないよ……?バスツアーとかならあるだろうけど板の上でってwww

推しくんが出されたのは御膳でしたが、ソワレのわだくんはお弁当でした。回によって違うみたいですね。ソワレの時は紫吹さんはコラボ弁当ですらなかったっぽいし。聞いた話ではちゃんともくんはお弁当をほぼ綺麗に平らげたらしくw人それぞれで面白い。

マチネは席が上手2バルの端っこで上手側が見切れまくる席だったけど、その代わり下手側にくる審査員席はほぼ真正面だったので、ユニットの全体はソワレでじっくり見る事にしてマチネでは完全に双眼鏡で推し定点ガン見に徹してました。

もうすっごい可愛かった……マンカブの歌中にそっとひとつひとつラップを外していく推しくん。はずしたラップを一旦丸めてから何故か雑巾のようにねじる推しくん。一応打ち合わせとかあったと思うんですけど、なんか終始「マジで普通に食べてええの……?」って感じで困惑してたの最高に可愛くてマジで目が離せなかった。最初に口をつけたのは椀物のお汁でした。あとお茶の置き場所がしっくりこないらしく、飲むたびに配置を変えてたのも可愛くて笑った。

真弾でゆうやさんにRAPの合間に食べ物を取られていくのも可愛かったwww

まだ大阪があるのであまり多くは語りませんけど、優一のアレに関しては「よお俺の前でやったな!?」っていう一言が全てを物語ってますよね。w

優一ではまあツッコミに忙しくて(そりゃあアレがアレですからね……www)全然食べ物に手をつける余裕がなかったけど、マッゼの歌中に少し余裕が出来て何か食べておかなきゃ!と思ったのか肉巻きおにぎりに手を出した上に一口で食べてしまって、飲み込みきれなくてほっぺをハムスターみたいに膨らませてずっとモゴモゴやってたのあまりにバブちゃんすぎてどうしようかと思った。子供か!?!?!?まあ紫吹さんにマジで子供だと思われてましたけど。w

突然の「おいくつですか?」からの「アッ28です」「まあ、意外といってらっしゃるのね」に大爆笑。「楽屋に挨拶にいらしてくださったのだけど、私最初どちらのお子様がいらっしゃったのかしらと思ってしまって…」って言われてて、紫吹さんネタでそういう事言える人じゃないから本気でそう思ったんだなと思うとほんと奇跡の28歳頑張って…www

でもびしっとスーツでキメてたけど、ああいう格好するとかっこいい!ってなるよりも却って童顔が際立ってしまうというか、マジで中学生の卒業式みたいに見えたので……w むしろ可愛らしい格好する方が実はわりとそこそこの年齢に見えたりするんだけど、そういうとこやっぱ自分では全くわかってないところが可愛くて好きです。

ちなみにソワレのわだくんもフォーマルって言ってたけどフォーマルというよりはエリートサラリーマンって感じだった。二人してスーツ似合うけど似合わないのかわいい。

 

本当前半のお芝居もすごく良かったしゲストも思った以上にいじられまくって楽しかったし、お弁当も御膳も推しと同じもの食べた〜って喜び以上に普通に美味しかったし、翌日のステフェスも合わせて最高の年末でした。

ステフェスの感想は元旦のあけおめブログに少し書きましたが、その後思った以上にお店がどこもあいてなくてオイ東京どうなってんだよ!ってクダ巻きながら友達と深夜に都内を徘徊し(元旦の深夜に働いてる人が少ないのは良いことです…( ˘ω˘ ))、早朝にスパ銭行ってまったり風呂に入り、その後ネカフェで夜まで寝るっていう都内にいながら非常にダラダラした元旦を過ごしたけど、それはそれで楽しかったです。私たちがネカフェで爆睡してる間に友達の最推しがすぐ近くの初売りに来てたのはめっちゃ笑ったし、全く遭遇厨じゃない友人でもさすがにちょっと呆然としてたけど。w

 

 

そういや推しツイッター貯金の査定をかなり厳しめに見直したにもかかわらず、推しくんは昨日大好きなメンバーと小旅行に行ったとかで画像いっぱいつけた楽しそうな連ツイしまくってきたので、今日もまた千円近く取られました。お休みだから浮かれてるだけだと思ってこのまま行くべきか悩むな……!

 

今年の目標は冗談抜きで『ゆるオタになる』なんですが、ゆるオタになる宣言するってことは今までより推しにお金かけなくなるみたいでなんとなく嫌なんですけど、無理なく末長く推し続けるためには疲弊するような推し方は良くないと常々思っているので。収入や仕事や生活の範囲内で昨年はちょっと無理しすぎたなあという自覚がありますし、今年は他人を羨まない、他人と張り合わない、私が推したくて推してるだけをモットーに、無理も我慢もし過ぎない方向で楽しく推し事して行きたいなあって思ってます。

あと推しの名前はズバリ出してないからエゴサとかでかかることはまあほぼないとは言え、推しを明らかにしてる以上はそれなりに責任を持って文章を書いていきたい。なるべく推しのイメージが悪くなるような事は書かないように、楽しいブログを書こうというのが今年の目標です。

が、基本歯に衣は着せないタチなのでどうかな!

というかつまんないものは普通にdisると思うしはらたつことははらたつって言いますけど、それも含めてただの愚痴みたいな感じの悪い文章は、推しを明らかにしてる限り出来るだけ書きたくないなあという個人的目標です。 

ハローハローハッピー2018

あけましておめでとうございます!!!

あけました!2018年!!イエー!!

 

 

旧年中はこのような、自己満足に思うところを垂れ流しているだけのおたくのブログにお付き合いいただきありがとうございました。

今年も推しくんと私と時々元推しをどうぞよろしくお願いいたします。

 

推しくんとともに2017年を見送り、推しくんとともに2018年を迎えました。

推しと同じ空間で年越し出来るの最高だな!!!しかも目の前1メートルとかで仲良し俳優さんたちとわちゃわちゃ楽しそうにしてるところを年明け早々に見れてほんと幸せだった。

 

そういやなぜかイベント前に推しのマネさんと顔を合わせてしまい(普通にロビーにいらした)、動向の親友以外で昨年最後に挨拶した人間が推しのマネージャーというなかなかにジワることになった。しかも今回連番した友が推し事フレンズエントリで書いた親友ちゃんで、まさに私の2017年を表してる大晦日でした。

 

ステフェスくんについては、一作を全く未履修かつ生で見たのは推し出てる二作だけだったこと、そうでなくとも4作品合同ライブ(しかもうち一作はガチめのミュージカル)ということで、楽しくないとは思わないけどどういうテンションで見れば良いんだ…?と若干戸惑いもあったんだけど、蓋を開けてみればほんとーーーに楽しいライブイベントでした。

知らない作品も生で見てない作品もめっちゃ楽しかったし沸いた!見たくなった〜!推し関連作品は言わずもがな、めちゃめちゃに盛り上がった。推しの二作はもちろんとして、キンプリはやっぱりすごいな。なんかキラキラ感が突出しているというか…プリズムの煌めきを感じる…アニメの方でも思ったんだけど、なんだろうな、おたくな自分が許された気がして泣くような場面じゃないところでなんか泣けるんだよねキンプリ。

 

早着替えがんばる推しくん、引率の先生がいなくなった(よそ陣営のガチ先生になってた)ことでブレーキがなくなるむつごにハラハラする推しくん、帰らない客に教育的指導しに出てくる推しくん、相変わらずで大好きでした。今年も大好きです。

 

親友ちゃんと、今年はマジでゆるおたになる!具体的には一つの公演にアホみたいに連ステすんのやめる、関西公演がある時は余程のことがない限り東京に二回以上行かない!!と誓いを立てあったんだけど、もうすでに松ステのチケットわりと手元にある時点で、その誓いは…。大丈夫これは去年の遺産なので!!

あと親友ちゃんとは、今年はまた推し共演連番したいよねー!と言い合ったけどこればっかりは推したち次第だからな〜!w

 

 

フォロワーさんが、推しツイッター貯金を計画してたので私もこれなら楽しく貯金出来そう!と査定を考えました。

 

基本料金
  宣伝ツイート 10円
  通常ツイート 50円
  画像付き +50円(1枚につき)

 

加算
  自撮り +50円

  フワッとした加工 +50円
  顔がかわいい(好み) +100円
  ツイートかわいい +50円
  一人称「わたくし」 1回+10円
  好きな俳優との2ショ以上 +100円
  好きな俳優へのリプ +100円

 

私信(と私が勝手に判断したもの) +200円

ブログ更新 500円

 

私のテンションによるボーナス  時価

 

推しくんほぼ毎日ツイートするからかなり厳しめに値段設定考えたのに元旦からいきなり1000円近く持っていかれて早速破綻しそうです。年末にはグアムに聖地巡礼いけるくらいには溜まりそう!パスポート持ってねえけどな。

ちょっと査定見直ししないといけない…いやでも呟かない日もあるからな…とわりと真剣に悩み中です。

 

2018年もこんな感じでくだらないことばっか考えて過ごしそうな予感がひしひしとするなと思いつつ、元旦の夜は更けて行くのでした。

 

 

 

 

余談。

発言は個人の自由だし言いたいことは概ね同意だし批判ってつもりはないけど、推しのフルネーム出して意見されたからには同担としてちょっと思うところあったので…

人気のてんごしか行かない人だらけ問題に関しては、別に全然推しくんに限ったことじゃなくてもっとずっと顕著な人もいるし、まだ推しくんはそういう人種がわりとわかりやすくミーハーなファン層で、一部のもっと極端な人気作品のあたりだと人気作しか行かないのにめちゃくちゃ知った口聞く人だらけですし、その点推しくんはマシな方じゃないかなあと思う。だから良いという話でもないけど…

そもそもそういう人たちは私は推しくんのおたくだと思ってないです。それに趣味にどれだけ金かけるかは人それぞれなんだから言っても行かない人は行かないし、結局そういったミーハー層をいかに「役者としての自分のおたく」に取り込めるかってのは本人の実力や営業努力であって、おたくがどうこう言うことではないと私は思ってます。あくまで個人の意見です。