生きてるだけでありがたみ

推しくんがずっと好きな仕事をしていられますように

舞台俳優応援スタンス

 ■基本情報

社会人/いいトシのババア/関西在住/薄給多忙

特定推し偏愛だけど「特に好きな俳優」は推しくん以外にも結構いる

あと気に入った舞台は座組箱推しになるので、そういう意味ではDD

 

■推し

最推し→アラサー美少女フェイス関西人。

特に隠すつもりもないしブログ読めばバレバレですけど、実名は出さない方針。万が一の本人関係者のエゴサや、同担をサーチしてヲチしまくるタイプの人に検索で見られるのがいやなので避けてます。

わりとdisというか口が悪いし推しに対してもダメなことはダメってはっきり言っちゃう方なので、関係者や盲目系同厨が読むと気分害しそうで純粋に申し訳ないってのもあり。

 

最推し偏愛だけど好きな俳優さんはたくさんのクソDD。 優先度は

最推し>(超えられない壁)>二推し複数>>過去のお気に入り座組関係者&仲良い友人の推し 

 

■好きになる基準(上から優先度順)

・顔 とにかく顔

(・2.5次元萌えキャラからの場合はキャラへの愛とリスペクト)

・仕事への姿勢

人間性(いい人かどうかではなく、ダメな所も含めて好みかどうか)


とにかく面食い。リアコじゃないし推しはいつでも愛で対象なので、まず見た目が好みであることが興味を持つ第一条件。顔が気に入って観察対象に入った結果、SNSなどから伺える性格だったり仕事への姿勢だったりで正式に推したくなる感じ。

顔に関しては、例外もあるけど基本いわゆるロリ顔が好き。中性的を通り越して写真によっては女に見えるくらいの、かつ童顔。元推し②と現推しはこのタイプ。


■雑誌を買う基準

最推しに関しては、写真が好みorそこそこの長さのインタが載ってたら100%買う。

上記以外だと、雑誌そのものに興味があるかもしくは同時に載ってる人によって買ったりスルーしたり。

 

■映像を買う基準

生で見て気に入った公演は普通に買う。これは推し関連以外でも。

見に行けなかったものや推しの過去作に関しては、感想とかを読み漁って自分の好みっぽいものはちょくちょく買い足してる。

基本的に舞台はナマが一番好きなので、見てないやつに関してはよっぽど見たかったものか、ビジュアルが好きそうなものでなければはスルー気味。

 

■現場に行く基準、遠征に行く基準

舞台>

貧乏暇なしな地方民だしガッツでもない上に、推しの方も「私が推さねば誰が推す…!」みたいに売れてない人でもないので、今の所は見たいやつを見れる時に見たいだけ見る、というスタンス。もともと芸人オタとかジャニオタだった頃は全通しないと気が済まないタチだったけど、金銭以上に精神的にも体力的にもすっかり老いが勝ってしまった。多ステ普通にしんどくない?あとそこまで趣味に全力をかけてられない程度にはいい大人なので……。

今はチケ売れてない!とか言われない限り1公演2〜3回見れれば十分。楽は取れなければライビュで十分。無駄遣い予防のための今現在の自分の中のおおよその縛りとしては

・推しが出てて東京でしかやらないものは、よほど無理がない限り1回は上京

・推しが出てても関西があれば関西公演複数優先、東京はスケと金に余裕があれば一回は行く

・理想は初日・中日・楽(楽はあればライビュでもいい)の3回から

・推しが出てない舞台に関してはよほどの例外を覗き関西公演があるもののみ

 

イベント>

接触そのものにはそこまで執着がないんですが、「推しの顔面を間近で見たい」「推しに(物理的に)触れたい」「推しの話を聞きたい」という欲望はとても強いので、トークありのイベントや握手・ハイタッチには行ける範囲で参加。

ツアー系イベントは行きたくない。推しへの俳優とファンのレベルを超えた過度接触もあまり好まないし、同担との馴れ合いも認知マウント合戦も地雷なので、推し会いたさよりも同担と交流することへの苦手意識の方が勝ってしまう…

 

■グッズや写真を買う基準

舞台だとパンフ(プレ席についてくる場合は買わない)と俳優またはキャラの推しとその公演でよかった人の個人ブロ各1セット、最推しくんがいる舞台なら推しくんのみ2セット。ペンラ等本番で使う公式応援グッズがあればそれも。これはまず最低限必ず買う。

気に入った公演や、原作で元々好きなチームなんかは個人ブロは全員分箱買い+推しのみ追いブロ。ランダムグッズは場合によるけどランブロは運試し程度に買う。推しのレートが高いことが目下の悩み。

顔面のついてるグッズ以外はあんまり買わないけど、現場のテンションや現物見てデザインが可愛いと買ってしまうことはあります。二次元ではアルミ大好きっ子だけど三次元の缶バッジは正直いらねーーって思いつつ、あるとつい買ってしまう悲しい性。


舞台以外では予算がゆるせばあるもの全部って感じ。ブロはあまりにも種類が多かったり金がない時は取捨選択する。

 

■プレゼント/手紙について

手紙は今のとこ一現場1〜3通程度。郵送はしない主義、現場のプレボに突っ込む。だいたい初日(初日行けない場合は自分的初日)にそれまでの仕事の感想+今回のここが楽しみ的な内容。楽行ける時は楽にも一通。どうしても伝えたいことが出来た時や旬の感想を届けたいと思うくらい気に入った舞台は、楽までにガチの感想文を一度入れる。

認知も特に求めてないので、純粋に手紙が推しくんの肥やしになればいいと思っている。ので、あまり媚びた内容は書かない。もちろんdisったりはしないけども、自分が推しに媚びるのではなくてあくまで「推しを良い気分にさせる言葉選び」に気をつけてる。具体的にここがよかったとかなるべくきちんとお芝居の内容を分析して書く様にしています。

プレゼントは、お高いものは貢ぎたい人たちがあげればいいんじゃねえの派なので、あんまり高いものはあげない。あくまで手紙のついで程度なので金券が一番ラク。金券禁止されてない推し助かります。元推しには毎回ハーゲンダッツのギフト券あげてた(抹茶ダッツが好物だったので)。

たまにネタで入れるファッション系は着てくれたことないけど、それ以外のプレは何度か私信あり。

 

■同担について

同担さんたちの存在自体は大歓迎。推しにたくさんお金を落としてくれる人、特に私より前から応援し続けてた人は尊敬も感謝もしてる。今の推しがあるのもその人たちのおかげですからね。新規も大歓迎だけど、ただド新規の私よりもっと新規のくせに多ステマウントとかプレ金額マウントするようなやつはさっさと他界して欲しい。

存在は歓迎だけど、解釈・スタンス違いの同担とは推しの話を絶対したくないタイプなので(これは二次元でも同じ)、こちらから積極的に同担と交流するつもりはない。

同担と一切関わりたくないわけではなく、近いスタンスで推しを好きな人とは機会があれば年齢問わず仲良くしたい派。同担のお友達がいないわけではないです、もともと別界隈で人となりを知ってる同担さんとは推し解釈も合うし仲良くさせてもらってる。

 でも、そもそもぼっち現場が平気なのであんま積極的に交流する必要がないんですよね。あと確実に若い子が多い世界だし。

推しくんかわゆすな話を聞いてくれる、推しくんのこと好きな年齢の近い他担の友達が複数いるので、それで十分というのもある(お互いに)。

 

■総合的な応援スタンス

ツイッタやブログなど他人に見える所では一切コメントしない。推しに言いたいことは手紙に書く。自分が推しにあてた文面は、例え挨拶程度でもなるべく他人に見られたくない。

 

無理のない範囲で金落とす。

俳優に限らず好きなものには貢ぎたい芸人なので2兆円あれば全舞台全通するし円盤もブロもうず高く積むけど、あいにく2兆円ないので、今無理して息切れするよりは適度な負担で末長く応援して行きたい。

抽選のための円盤は一切積まない派。もれなくのイベントの場合は積む時もある。

 

 

 

■総括

今の推しはハマッて日が浅いニワカだし、若手俳優界隈自体私がガッツ気味だった頃に比べるとずいぶん様子が変わってるので、過去の推しへのスタンスも思い出しつつ今の自分がどうしたいかという視点で書いた。

 

今のババアな私は、ただただ推しが毎日可愛く美しくいて、それなりにステップアップしつつ可能な限り健やかに良い気分で好きな仕事をやっていられればいいなと思うだけで、それ以上は特にもとめてはいないのです。

別に綺麗事言ってるわけでもなく、私はそのおこぼれを推しにもらって日々幸せにすごしているので、あくまでそこに発生するお金だったり労力だったりは『自分のため』の応援であり課金である。ということ。

 

「応援している」というスタンスである以上、年下であっても敬意を払っているし、同じ高さに立ちたいと思わない。手紙は常に敬語で当たり前だと思っている。

 

そんな感じですね。

ああ、今日も推しがかわいくて幸せ。

 

 

刀のやつ

なんか壁打ちのつもりなのに結構ブログ読まれててビビる…
閲覧スターありがとうございます!
 
刀ミュ発表されましたね。阿鼻叫喚ですね。
むしろほぼ再戦キャラなのでホッとした人の方が多い気がしますけど…。推しに来て欲しくなかった人多いでしょうしね。
阿津賀志箱推しの友人が死んでます。取れても取れなくても地獄しかない…ってうわ言のようなラインと死骸じみたスタンプが送られてきて正直めっちゃ笑ってるスマン。
がんばって。可能な限り手伝うから…。
刀ミュはもともと友達のヘルプのためにFC入ったのが最初だけど、普通にエンタメとしてとても好きなので余分に取れたら私も行きます。楽しみ!
 
推しくんはもともと年末の予定がすでに埋まってたのでミュに来ないことはほぼ確定してたのですが、そうでなくても万が一来るならステかな〜と思ってます。
若手の中ではわりとニュートラルな方ですが、どちらかというとマベの申し子なので刀みたいなモロ競合コンテンツではネルケ派の方には行かないのではないかな〜と個人的には予想してるんですよね。大人の事情が透けて見えるゥ〜

まあ絶対来ないだろうとは思うんですけど意外とベテランも押し込んでくる界隈なので結構ビクビクものですね。
 
もともと昔から二次元も三次元も中間も分け隔てなく好きなオタなので、てんごにおいて原作そのものへの偏見は全くないのですが、刀なんかは『チケ取れなさすぎて病む』というただその一点において推しには絶対に関わって欲しくない舞台のひとつです。
ああいうコンテンツは、まったり原作オタとして「取れたら行きたい〜^^」くらいの感覚で平和に楽しみたい…

そういう意味で緑の野菜の会社が原作作ってるアレも二度と関わって欲しくないんですが(あれはしかも配信もライビュもないっていう地獄)、まあ推しはもう禊はすんだのでお役御免で安心です。
決して原作disではないし件の舞台そのものはもうめっちゃくちゃよかったので、周りが色々改善されて原作厨がおとなしくしてくれてキャパがUPするなら次作も見たいとは思ってます。

でもさー…もうすでにキャストとチケ発告知遅すぎない?9月の舞台を8月入ってから発表ってどういうこと…大丈夫かよ…

 

 
自己紹介代わりにやるものっぽいので今度推し推し方?みたいなやつやりたいです。応援スタンスだった。推し推し方ってなに…まあ同じような意味だけど


あれ系見るたび思うんですけど、100質とかバトンみたいじゃない?

ウワッインターネット老人会…わかる?なんとかバトン……。
 
ああいうの特に面白くは書けないけど、人のを読むのは面白いです。
好きなのでちょいちょい読み漁ってます。

推し①との再会の話

初回のエントリに書いた推し①の話にちょっと触れようと思う。

 

推し①から担降りしたのは、推し①をきっかけに好きになった推し②に推し①以上にドボンしてしまったのが最大の理由ではあるんだけど、まあ彼の目指したかった方向性と私が見たかった彼の仕事との間にかなりの齟齬が出来てしまった事がひとつの要因でもあった。

ありていに言えば、公式解釈違いというやつだ。

もちろん生きた人間である以上、正しいのは間違いなく本人なのだけれど。

 

 

初回のエントリの流れの中でもちょっと触れたが、私は今の最推しくんにハマるきっかけになった舞台の原作アニメ以外に、もうひとつとても大好きで大切なジャンルがある。そしてその作品は、去年、最推しくんにハマるより少し前に舞台化している。

大好きな作品が念願の舞台化をして、とても嬉しかったし楽しんだけどその時は2.5沼には出戻る事はなかった、と書いていたそれだ。

 

この夏、その舞台の第二弾があった。

第二弾の発表があったのは遡ること昨年暮れのファンイベントで、そして年明け1月、先駆けて発表されていたメインキャラ以外の全てのキャストが発表された。

 

……ん……?

 

私はその発表を三度見返した。いや、10回くらい見返したと思う。

何度見ても理解の出来ないキャスティングが、一箇所あった。

 

推し ① が いる

 

????????????????

 

どう見ても、何十回見ても推し①がいる。

 

めちゃくちゃ動揺した。いやそんなはずないでしょ?同姓同名の別人か??と思ったが、間違いなく本人。なぜ???????お前なにやってんの???????

若手俳優(年齢的には全く若手ではないが便宜上)を推しているのなら、そんなに不思議な事ではないでしょ?と思うだろう。でも、不思議なのだ。

何故なら私が彼を好きになったきっかけは確かに某テニスのミュージカルで、卒業までの間彼はそのキャラを大切に演じてはくれたが……それ以降、彼は一切の2.5舞台に出ていないから。厳密にはもしかして漫画原作の舞台はあったかも知れないが、俗に言う今時の『2.5次元もの』からは完全に離れていた。

もともとサブカル拗らせ野郎で熱血演劇野郎で映画オタクだった(しかも単館上映ものみたいなマニアックな映画を好んだ)彼は、テニミュを卒業するとさっさとストレートプレイと映画の世界に行ってしまった。人気のあるうちにやりたい世界に飛び込んでおきたかったのだろうし、その判断が間違ってるとは思わないけど(だがドクソみたいな映画に出た挙句クソみたいなスキャンダルで経歴にゴミをつけたことには今でも怒ってる)、私の見ていたい彼はそれではなかった。

いくつかの現場に行ってやがてそっと離れ、時々ブログの様子を見に行って元気なのを確認する程度のうっす〜〜〜いファンになった。

 

1年前(その発表時点では半年前)、突然フリーになったとお知らせがあった。

そんなに売れてないのにフリーって大丈夫なのか…と、とっくに離れておいて上からな心配もした。

ももう若くない、色々心境の変化はあったのだろうと思う。そんな中での2.5出戻りだったので、正直下衆の勘ぐりもあったりした。

 

それでも、あのサブカルこじらせ俳優が今更2.5次元の、しかもいまだ超人気な原作の舞台作品に出るなんて本気でビックリした。

確かにその原作の該当スポーツの経験者(しかもハイレベル)で、そして2.5次元大型コンテンツの経験者でもある。文脈ヘンだけど若手の世界ではベテランの域にあたる俳優。ファンの欲目抜きでも、作品を引き締めるのには良いキャスティングだろう。

頭ではわかっていても、メンタルがついていかない。嫌なわけでは決してない、むしろ嬉しい。大好きな作品に、大好きだった俳優が出るのだ。こんなに嬉しい事はない。

でも顔は良いがいい加減おじさんである。しかも若者向けの舞台にコンスタントに出続けた上での加齢ではない、最近の若手俳優オタからしたら確実に突然湧いてきたおじさんである。作品ファンの若い子に、誰このおじさんって思われてるんじゃないだろうか。該当キャラのファンに◯◯はこんなんじゃないと言われたりしないだろうか。

何よりあの気難しい男が、若い子も多いカンパニーで溶け込めるんだろうか。

大きなお世話すぎる心配を山ほどするくらいには、まだ彼の事が好きだった。

 

けど、スポ練、顔合わせ、そして稽古が始まるにしたがって今までになく楽しそうにツイッターを更新する推し①。

チームの垣根をホイホイ超えていろんなメンバーと日々メシに行き、若い子だったりかつての同期だったりのメンバーと「青春時代に戻ったみたい」と言って楽しげに過ごす元推しの姿がそこにはあった。

 

当たり前だが私の心配は杞憂に終わり、舞台を見た人は口々に推しの演じたキャラの事を「あまりにも本物」と褒めちぎっていた。

推しの事を知らない世代のファンに、推しの事が褒められている。

なんだか不思議でくすぐったくて、でもとてもとても嬉しかった。

 

日々カンパニーの絆は強くなる中、舞台は大千秋楽を迎えた。

もっとこのカンパニーを見ていたい。今すぐ次を約束して欲しい。前回には感じなかった大きなロスを感じた。同時に、本当によかったな、とも。

大楽の挨拶時にダブル座長の片割れくんからアダ名っぽい名前で呼ばれてるのを聞いて、なんか泣いてしまった。仲間なんだなあ、と。

推しは確かに、私が箱推しで大好きなカンパニーの家族になっていた。

 

その後立て続けに2.5仕事を入れたりもしているので、やはりフリーになったタイミングかもしくはそれが原因で心境の変化があったのかなとは思うし、私が勘ぐった理由もゼロではないのだろう。

それでも、現役の推しだろうが元推しだろうが一度好きになったら完全には見放せない私にとって、本当に楽しそうに仕事をしているところを久々に見れたのは心から嬉しい。誰だって、少しでも好きな相手にはできる限り楽しく過ごして欲しいもの。

 

ゆる〜〜〜くうす〜〜〜くでもずっと好きで居続けてたら、ほんと何があるかわからないもんだな。

一応該当作品では主人公ファンだし、その中の人は声のお仕事の人たちの中での最推しでもあるから、件の舞台に対しては限りなく箱推しDDとは言え推しが誰?と聞かれれば主人公を挙げていた。

でも、もう認めちゃうけど、あのカンパニーで今公演中に私の最推しだったのは、とにかく私が目で追っていたのは、主人公ではなく確かに元推しのおじさんだった。

最優先ではないけど、また予定が合ったら別の現場にも行きたいと思うくらいには再燃してしまった。

あんまり推し増やしたくないんだけどな、ケチの癖に金落としたがりなのでw

 

 

私の大好きなチームを支えてくれてありがとう。

このメンバーを日本一まで連れて行きたい、って言ってくれて嬉しかった。

きっと日本一のその瞬間まで、一緒にいけるといいなと思う。

 

体調管理には気をつけようねというはなし

せっかくブログ開設したので、今年の現場でも振り返るかな〜って思ったんですけども。

 

まったりオタババアのそんなに回数のない今年の現場を振り返るに、まずいきなり年始最初のトラウマを掘りかえす事になる。

 

今年最初の観劇は、「ミュージカルしゃばけ」でした。

中日と楽マチソワ。

ババアは貧乏暇なしな社会人の地方民な上に推しくんに100%全力な厨でもなく二次オタでありかつ軽いDDなので、推しくんの現場だけ行っているわけではない。なのでそもそも東京しかやらない舞台にはあまり行けない。

もういいトシして趣味で精神と肉体と貯金を削りすぎたくはないので、基本関西に来ないものに関しては「よほど原作が好き(非2.5の場合は推しがメインか脚本演出が好きな人)でスケジュールが合う場合のみ」行く事にしています。

そんな中、原作小説が好きで推しが出てるしゃばけはとても楽しみにしていた舞台だった。

 

楽一週間前の中日を観劇。昼行バスで上京し夜行バスで帰るというババアには鬼のようなスケジュールだったけど、それはもう素晴らしい、楽しくてそして泣ける舞台だったのでしんどさは苦になりませんでしたとも。

一週間後を楽しみに、ニコニコして帰路につきました。

 

さて、それから三日ほどして異変が訪れます。

な〜〜んか、漠然と「しんどい」。

けど、咳も鼻水もなく、熱も平熱。なのにとにかく漠然と「しんどい」としか言い様がない体調。だるい、ともちょっと違う。起き上がると猛烈な疲労が襲ってきて、長い間起きていられない。

どうしよう、と思ったのはもちろん週末のしゃばけでした。この体調で上京はかなり厳しいのでは…?というくらいやばい体調だった。いやでも、行くのは週末だしまだ数日ある。明日には良くなるかもしれない。仕事も忙しかったし、ここのところのハードスケジュールで体調を崩しているだけではないか。休ませてもらえれば良くなるのでは?

仕事を休んで二日間ほど寝込んだが、一向に回復せず。上司に医者行けと言われて、しぶしぶ内科へ。医者までの徒歩がもうめちゃくちゃきつくて、普段10分かからない距離に30分近くかかった。

 

私の症状の説明を聞いた医者

「ああ、たぶんインフルエンザですね」

しゃばけは1月、そう、ちょうどインフルエンザが大流行していた時期でした。

「エッ、いや、熱も咳も関節痛もなんもないですけど…?ただわけもわからず異様にしんどい、ってだけで」

「今年のA型は全体的にそんな感じの症状なんですよ。人によっては高熱が出ますけど。念のため検査しましょうねえ」

 

…A型でした。乙。

人生初タミフル、処方されました。

 

さすがに菌を撒き散らすわけにいかないし、そもそもこの感じで週末までに体調が戻る保証もなく。ギリギリすぎると同行者に迷惑もかけるため、その時点で私はしゃばけの楽を断念しました。半泣きでバスをキャンセルし、同行の友人に譲渡先を探してもらい、かわいかった数日前の推しを想い泣きながら配信のネッチケを買って、楽日はずっと寝てました……。うう…。

 

私ここ10年くらいインフル罹患したことなくってですね。だから真冬の人ごみにいくのに、完全に油断してたんですよね。普段の通勤や買い物ではめちゃめちゃ気をつけてたのに、旅先では完全に油断してしまってた。

おそらく潜伏期間からして、貰ってきたのは最初の観劇時だと思うんですよね…。確証はないですけども。もしそうだったらなんという不運か。しゃばけでインフル拾って、しゃばけに行けなくなったっていう。笑えねえよ!!

最初のエントリでも書きましたが、若手俳優にハマる前後にも芸人や舞台演劇、ジャニと色々三次元を通ってきてる私ですが、現場を病欠したのはこれが初めてでした。

悔しいとかいう話じゃない、もう思い出すとひたすら辛い。

チケは引き取っていただけて空席も作らなくてすんだし、1回は生観劇出来てグッズも手に入ったし、配信もしてくれて円盤も出るので、ガッツでもない私にはそういう意味ではそこまでダメージじゃないんだ。けど…「推しの現場を病欠」というのはそういう物理的なあれこれ以上に精神にクるものがある。

何より純粋に楽しみにしていたもの、見れるはずのものが見れなかったというのがあまりにも辛い。

 

また奇しくもその後別件で連絡をとった別俳優推しの知人もちょうど同時期にインフルで現場飛ばしたって言ってて、お互いに「ああ……;;つらかったね;;」となりました。

 

体調管理には気をつけよう。伝染病が流行っている時期は油断しないこと。推しを見るにもまず身体が資本です。金があろうが時間があろうが、体力がついていかなければ見る事は出来ないのだ、ババアは特に。

また、インフル等が流行している時期に少しでも体調がおかしいな、と思ったら病院行ってください。無理して現場に行くな。菌を撒き散らすな。あなたが無理して行った1回のために、誰かの1回が台無しになることだってあるんだよ。

いや、別にしゃばけで貰ったと確定したわけではないですけどね、可能性の話としてね。確か当時、別の舞台で本番中に吐いた客がいたって事件もありましたよな…。

 

ほんと気をつけよう。皆。

私も、この冬はインフル拾わない様に最新の注意を払いたい。

 

いやババアはまず、夏を乗り切ることが先決ですけども。

 

出戻りババアの戯言

こんにちははじめまして。

限りなく単推しに近いDDのババアです。みんなかわいくてみんな好き。でもリアコじゃないけどだいたい特定の一人にめちゃくちゃ偏愛してしまう。これは二次元でも同じで、俳優厨関係なく根本的な性癖なんだろう。

 

いろいろ混ざった場所でしか、推しや舞台俳優に関する雑談する場所がなかったのだけど、個人サイト日記〜ブログの時代に育ったいにしえのババアは長文語りしたすぎて耐えきれなくなったので好きに語れる場をとりあえず作った。

あちこちでつぶやいてる内容も含まれるのでわかる人にはわかると思うけど、あくまで匿名ですのでそっとしておいてください。

 

 

もう今から10年以上も前、某ミュでいわゆる「若手俳優」といわれるジャンルでの最初の推しに出会った。もともと芸人や舞台演劇(てんごなんてジャンルが出来るより前です)、ジャニなどまんべんなく通ってきてるので素養はあったのだけど、それはもうまっさかさまであった。ただ、好きになった時にはもうそのシリーズの舞台で推しが出演する部分は終わっていて、私は映像でしか推しがそのキャラを演じているところが見れなかった。

 

それが後に、そのキャラの再登場で推しが再び某ミュに出てくれる事が決まった。初めて生で見れる、と色めき立った……が、同時に推しがやってた大好きなキャラがダブルキャストになると知る。

絶対受け入れられない推し以外の◯◯くんなんて無理つらいほんとむり〜〜〜〜;;;;;と大暴れしたのも今は良い思い出。

そのキャラがデビュー作となる二代目の彼の顔がとんでもなく好みで、結果…1ヶ月ほどでド茶の間だった最初の推しを軽く超える回数会い、生まれて初めてのジャニ以外での接触イベントにも足を運び、うっかり認知されたりもした当時。

リアコとは程遠い感覚の持ち主なので基本あまり推しに認知してほしくないタイプなんですけど、それでも覚えてくれてるのは嬉しかったな。まあわかりやすくオタな見た目のデブスなので見た目が可愛いからとかでは全くない。考察厨な上に遅咲きの推しよりも年上だったもので、多分手紙でも接触でも他の同担と確実に視点の違う話をするところが当時の推しのお気に召したのだと思う。

推しが可愛くて毎日楽しかったし、何せ遅咲きのデビューから見守ってたからめきめき成長する推しを見るのが嬉しかった。

やがて加齢もあったり、根っこが二次元オタなのもあって他ジャンルにハマったのと推しが本格的に売れてきたのとが合わさって段々茶の間になってしまったのだけど。

 

しかし、一度でもどっぷりそういう経験をしていると、簡単に沼に足を取られるものなんだよな。長年2.5からは離れていたので完全に油断していた。

 

離れていた……というより、正確には「完全に離れていなかったからこその油断」というか。推し②の担を降りて(正確には茶の間になっただけで降りたわけではないけど)以降、私の中で2.5次元舞台は「興味はあるし全然嫌いではないけど今のところ最優先ではないもの」という位置付けになった。

すごく好きな原作が舞台化され面白そうなら偏見なく見るという程度のポジションに落ち着いた。あれほど通った某ミュもやがては1公演1回、しまいには円盤のみになり、やがてそれすらも買わなくなった。

だから油断していたのだ、もうすっかり二次オタに返り咲いてしまったババアの私が再び足を取られる推しなど存在しないと。

実際その後、生涯でもベスト3に入るほどハマッた大切なジャンルが満を持しての舞台化をした時も、それそのものはすごく楽しんだものの、めちゃくちゃ通いつめたり終了後にロスったりは一切しなかった。

だから、油断していた。

 

 

ちょうど一年ほど前、今も大好きな某アニメの舞台化が発表された。

発表当時は「あれが舞台になんか出来るわけがない」と非難轟々で、普段てんご舞台を見ている人ですら「これだけは許せない」とかほざいてたほど。アッ言葉遣い悪くてごめんね。だって当時めっちゃハラ立ったんだよね。メディアミックスの一部が受け入れられないのは勝手だけど、だったら黙ってろよって思う方なので。こっちは金落としたくてウズウズしてんだよ。文句言うなら申し込むなよ、絶対にな。と思ってました。(この考え方は今も変わらない)

また、一部の厨のせいで各所で悪名高いジャンルでもあったため、「原作嫌いだけど推しが出てるから行く」と平気で発言する俳優オタも山ほどいました。やはり、文句言うなら来るなよクソが、って思った。興味ない、ならいい。これから興味持ってくれればいいから。嫌いっていうやつが来るな、お前の推しにも無礼だわ。

 

失礼、思い出しヒートアップした。

 

まあ、そんなこんながあったので、てんごに全く偏見がない自分は舞台化そのものはすっごくワクワクしたのだけど、正直モヤモヤもしていた。さらに、推しキャラの配役が私がちょっと苦手な俳優だったのもモヤモヤの原因のひとつだった。

彼は私がどっぷりだった頃よりは少し売れたのが後な事やこの枠の俳優にしては珍しくテニミュを通っていないのであまり馴染みがなかったのだが、とにかく顔が好みだったので印象は強かった。

ただ、当時すでにかなり売れていた俳優で痛々しいオタも多く、またその頃別件で相互フォロー関係だったこの俳優のファンがかなりクソで、他の俳優を平気で名指しでdisるタイプだった。私の声の推し(どちらかというと声優だが俳優もやってる)もdisられて正直かなりムカついていた。

そのくせ何かと言うと舞台と関係ないTLでしきりに自担のガチマをしてくるので、全く本人のせいではないところでめちゃくちゃ彼の印象は悪かったのだ。顔は好きだけど絶対好きな作品には関わって欲しくねえな、と思っていた俳優の一人だった。

 

それはそれとして、舞台の推しキャラくんは素直に楽しみでもあった。顔はそりゃあタイプだし、まあキャリアはあるからそんなに外す事はないだろうと。でも、よりによってが来ちゃったなあ…ってのが最初の正直な感想でした。

 

けどそこはオタク気質なので、毒食らわば皿までというか…見るのならちゃんと愛を持って受け入れたいし、少なくともよく知らないで敬遠はしたくない。中の人に対してそう思うくらいには、私にとって大好きで大切なキャラだったから。

そう思って彼に触れ始めた。

 

蓋を開けてみれば、彼はとても綺麗なひとだった。見た目ではなく。いや見た目もめっちゃ綺麗なんですけども。どちらかというと人間性。性格はめちゃくちゃ泥臭いし腹黒そうなところもあるけど、その泥臭さ黒さも含めて全てが綺麗なのだ。

芸に真摯で努力家で、でもそれをのらくらと表に出さない。本当の意味で「見えないところ」で努力をする。見た目は可愛いのに内面は正反対の、年上にも一目置かれるとんでもなく老獪した性格。この手の俳優には珍しい芸人並みのトーク回しの上手さ、頭の回転の速さと周囲への配慮の細やかさ。

知れば知るほど、良いところもそしてダメなところも全部、徹底的に好みでしかなかった。今思えば避けまくってたのはむしろ自己防衛が働いてたんじゃないか?と思うほど…

 

何より、私の大好きで大切な推しキャラくんに全力でぶつかり、掛け値なしに愛情を注いでくれたこと。

君があの子で良かった。むしろ君しかいなかった。二次元の、しかもリアルな人間とは似ても似つかない絵柄のあの子を、この世に確かに顕現させてくれてありがとう。

幕が開いて、私は彼を避けてたことを恥じた。全てが素晴らしい舞台で、気づくと毎日当日券に並んで通い詰めた。こんなのいつ以来だろう。

十年ぶりくらいに、芸能人に手紙を書いた。もう書き方も覚えてない。ただひたすら、ありがとうと感謝を込めた。

 別に読まれなくても喜んでくれなくてもいい、ただもし読んでくれるなら感謝を伝えたいと思った。渡したものの画像が上がって、ああ届いてるんだなあと思った。久しぶりの感覚だ。

ここ数年の経験から、彼が演じる推しキャラを好きにはなったとしても続編があるまではきっと彼とはこれっきりだろうと思っていた私が、気付くと足を運べそうな次の仕事を探していた。

 

いつの間にか、人として役者として彼をとても好きになっていた。

 

これは二次でも三次でも言えることだけど、全てのジャンルやキャラにハマるのなんて本当突然で、何がきっかけである日ストンと落ちるかわかったもんじゃない。過去の経験なんてアテにならない。

それでもそこにはいつも、大げさに言えば運命というか巡り合わせみたいなものがあるように感じる。

この先またいつか(言葉は悪いけど)彼に飽きて茶の間になるのだろうけど、基本一度好きになったものからは完全には離れられないタチなので、またどこかで再燃したり、別の子に沼ったりするのかもしれない。

でも今はとにかく今の推しを見ているのが楽しくて幸せで、そして彼のおかげで推し①や②が大好きだった頃の自分もちょっと思い出して再燃したりもして、それもまた気恥ずかしくも嬉しい。

 

日常に疲れたオタクババアに潤いをくれてありがとうね。

 

とりあえず私が好きになって以降ほぼ切れ目なく仕事をしててビビるので、ほどほどに身体には気をつけて欲しいです。